私たちの手で団地を彩ろう――。住民の約3割が外国人という川口市のUR都市機構「川口芝園団地」で14日、住民間の交流を進めようとパブリックアートをつくるイベントがあった。約60人の親子らが旧芝園中学校の一室で会話を楽しみながら、熱心に筆を動かしていた。

 芝園団地には約2500世帯が住んでおり、うち3割にあたる約800世帯が外国人だ。だが、互いの住民が交流する機会は少ないという。そこで、自治会長の平光四郎さん(86)らが「子どもも一緒にふれあえる機会を」と企画した。

 集まった親子は、講師役で、アトリエ「アプリュス」の藤原彩人さん(39)から説明を受けると、約20センチ四方の素焼きのタイルにアジサイやヒマワリなどを描き上げていた。娘と参加した会社員の鄭斌(テイヒン)さん(30)は8年前、就職を機に中国から来日した。「娘にはいろんな人と交流してもらいたい」

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