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韓国のヒラメ輸出 東日本大震災後の不振続く

【ソウル聯合ニュース】韓国のヒラメの輸出不振が続いていることが16日までに分かった。主な輸出先の日本の景気が低迷している上、韓国産水産物の輸入手続きが厳しくなったためとみられる。

 韓国関税庁と水産業界によると、ヒラメの輸出量は2010年の4267トンから11年は21.5%減の3349トンと4000トンを割り込み、12年は3253トン、13年は3368トン、昨年は3350トンと3000トン台で推移した。

 11年に輸出量が急減したのは同年3月に発生した東日本大震災の影響が大きい。9割以上を占めていた最大輸出先の日本の景気が同震災後に急速に冷え込み、対日輸出が急減。韓国のヒラメ養殖業界に打撃を与えた。

 これに加え、東京電力福島第1原子力発電所事故を機に、韓国が日本産水産物の輸入禁止措置を取ったことで、日本側が韓国産水産物の輸入手続きを厳しくしたことも少なからず影響している。

 ヒラメの日本向け輸出量は10年が4005トン、11年が3125トン、12年が2949トン、13年が2967トン、昨年が2819トンと、東日本大震災後は不振が続いている。

 輸出量に占める日本向けの割合も、10年の93.9%から11年は93.3%、12年は90.7%、13年は88.1%、昨年は84.1%に落ち込んだ。

hjc@yna.co.kr