生字幕放送でお伝えしますおはようございます。
イノッチ⇒2月16日月曜日の「あさイチ」です。
だからさあ土曜日の予告とか見ていない人のためには言わないけれどそんなことになっちゃうのという。
予告だけでもね。
今の、お母さんの目が沈んだ感じその辺はどうなんでしょうか。
俊夫兄さん。
八嶋⇒ほうじゃのう。
すみませんね。
もう少し明るい感じでいきたいんですけれども、話がどんどん大変なほうにいってしまいます。
その中でも僕はどじでまぬけな役をやっています。
俊夫兄さんは俊夫兄さんのままですね。
聞きたいことがあります、告白したじゃないですか。
あのときにマッサンとエリーが物陰に隠れている雰囲気でしたけれどがん見できるぐらいの位置にいらっしゃいましたよね。
2日連続でした。
あれは、本当に見えていなかったんですか。
マッサンとエリーが見ているのは。
なんて言うんでしょうか気持ちが集中していますから僕は見ていませんよ。
2人だけの世界ですから。
よかった聞いて。
ドラマのことですからちょっとぐらいのことは許してつかあさい。
きょうは八嶋智人としてきています。
そうなの?よろしくお願いします。
ゲストは、八嶋智人さんと室井佑月さんとともにお伝えしていきます。
最初のコーナーは水戸からの出張アナ岩野吉樹君です。
岩野⇒きょうは、おしゃれなおばあちゃんです。
おしゃれなおばあちゃんのスナップが今世界的にきているんです。
いったいどういうことなのかこちらをご覧ください。
きのう銀座でおばあちゃんたちの街角撮影がありました。
この4人全員がモデルではないんです。
街でたまたま声をかけられて集まりました。
想像以上におしゃれで正直、圧倒されちゃいました。
こちらは、暗めの服を鮮やかなスカーフで演出。
自然な白髪もアクセントです。
続いての方は、大好きな黒い服にお気に入りのアクセサリーと春らしい籠を組み合わせて。
最後の方は、10年以上前の服をおニューの帽子とコーディネート。
堂々たる着こなしと相まって最先端と言われても違和感ないですよね。
撮影しているのは20代のマサさんとマリさん。
2人ともサラリーマンで休日を利用して撮影をし写真をブログにアップしています。
仕事で高齢者と接することの多かったマサさん。
若い人たちが抱いている歳を重ねることへのネガティブなイメージを変えたいと撮影を始めました。
ブログには、おばあちゃんたちの姿を見た若い世代からかっこいい、元気をもらったなどの声が多数寄せられています。
予想以上の反響に、昨年秋にはなんと、書籍化もされました。
でも、これだけじゃなかったんです。
おばあちゃんのファッションイラスト集も。
全身デニムに、モード系さらに、巣鴨によくいる金髪のおばあちゃんまで。
ちなみに、ことし1月には男性シニアの本も登場しました。
えー柳澤さんは…載っていませんでした。
こうしたおしゃれなシニアに注目するきっかけとなったのがこちら。
ニューヨークの街角でおばあさんたちをスナップした写真集です。
モデルは60歳から100歳まで。
共通するのは、年齢に関係なく自分を表現する姿勢。
自信にあふれたチャーミングな笑顔すてきですよね。
この本も足を止めるのはやはり、若い女性ばかりでした。
写真集としては異例のロングセラーを記録。
2年で4万部以上を売り上げました。
支持されている理由の1つが自分を貫き通している姿とそこから見える生きざまだとか。
実際に、この本がターニングポイントになったという東京に住む加藤由佳梨さんです。
ネイルサロンを営む加藤さんはモヤモヤしたときすぐ手に取れるようにと仕事場に写真集を置いています。
好きなページを見せてもらいました。
この本に出会ったのは2年前。
加藤さんが結婚したタイミングで友人からネイルサロンの開業を誘われたときでした。
仕事と家庭の両立は難しいでも、夢も諦めきれないと悩んでいました。
そのときこの写真集の女性たちを見て吹っ切れたといいます。
いかがですか、女性から見て。
室井⇒やっぱりいいなと思いました。
たまに街でかっこいいおばあちゃんとすれ違ったりするとやっぱり目をひきますよね。
若い人でかっこいい人よりもお年を召してかっこいい人のほうが断然かっこよく見える。
確かに、どうしてなんでしょうかね。
柳澤⇒決して若作りではないんだけれど自己流というか個性をぼんと打ち出しているというか、その潔さみたいな感じ。
ご年配の方にお話を聞いたときに年々人の目が気にならなくなってきたから格好も気にしなくなったと言っていたんです。
今までやりたかった服装やってみようという感覚があるのかもしれません。
岩野⇒まさにそうなんです。
60代70代になってもこういう格好ができるというところに30代40代の若い世代が憧れている。
自分もやりたいことをやってみようということなんです。
有働⇒これは派手だと思われるじゃないかとか周りの目が気になりますよね。
室井⇒ちょっと前まで着ていた服が合わなくなってしまったりそういうことがあるのよ。
もうちょっといくとそれもいけるわみたいな感じ。
八嶋⇒ファッションってもともとはやりを追いかけるものじゃないですか。
流行というかそんなものはたぶん関係ないから逆に、1本筋が通っているんでしょうかね。
室井⇒やっぱり年配になってくると洋服に負けないんじゃない?自分のほうがすごいから。
下手をすると着られてしまう鏡の前でよし、と言いながら出かけるという方もいらっしゃいました。
白髪というのは明るくなるから下はもっと明るくなるというのがあるかもしれませんね。
有働⇒顔に刻み込まれた人生みたいなものがあるかもしれませんね。
八嶋⇒これは一般の方々なんですか?ニューヨークの街を歩いていて、スナップ写真を撮られた方々です。
この方々の写真展が今週から東京渋谷の百貨店で行われることになっています。
また撮影風景を映した映画も日本でことし6月から公開される予定だということです。
銀幕のスターって古くないですか?八嶋⇒あえてその年代の方に合わせて言ってみました。
ありがとうございました。
「あさイチ」アンケートでは保護者の44%が子どもの先生に困った経験があると回答。
わが子にばかり厳しくする。
面倒くさいと平気で口にしてやる気がない、など。
その教育方針や態度に悩む保護者は少なくありません。
また、改善を求めようと思ってもその伝え方も難しいんです。
担任の息子に対する態度が急に冷たくなったというこの女性。
それでも何も言えなかったといいます。
また、こちらの女性は学校から泣いて帰ってくる娘を心配して連絡帳で相談しましたが担任の思いもよらない対応に驚きました。
一方、先生は先生で保護者とのつきあい方に頭を抱えています。
今回、小・中学校の先生たちに本音を語ってもらいました。
最近では、保護者からの訴えに備えた先生向けの保険も登場。
不登校や成績の下落まで先生の責任だという苦情にも対応します。
東京都では、およそ7割の先生が加入しているという浸透ぶりです。
深刻さを増す、親と先生の関係。
きょうはその幸せなつきあい方を考えます。
これはどうでしょう。
われわれ親世代なわけですけれど自分たちが子どものときの先生と親の関係とかって考えると今、時代が違う感じがしますよね。
室井⇒先生が絶対ではなくなりつつありますよね。
先生は絶対でしたよね。
お互い様だと思うの。
親も変な人は変だし先生も変な人は変だし。
きょうのこの話はもめ事って両方の話を聞かないと分からないじゃないですか。
まずお母さんの話が、出てきましたけれど先生の話も出てくるんですよね。
中谷⇒先生の本音も出てきます。
先生と保護者の共通点は子どものことを考えているということなんです。
だけどすれ違ったりどうも意見が対立しているという構造があるわけです。
そこできょうは両者の本音を聞くことで新年度、新しい人と出会うという人もいると思います。
そこからヒントを考えていただきたいと思います。
有働⇒ファックス、メールをお待ちしています。
先生とのつきあいに関するお悩み私はこうやって先生とうまくつきあっているというヒントがあったらぜひお寄せください。
さらにたまたまご覧になっていらっしゃるお子さんですとか先生がいらっしゃれば本音もぜひお寄せいただければと思います。
中谷⇒先生とのつきあい方に悩んだ例です。
保護者の側から見るとどんなことが悩みの種になってしまうのか。
2人の母親の証言です。
3人の子どもの母親、Aさんです。
これまで、どの担任の先生にも自分の本当の気持ちを言えなかったといいます。
特に忘れられないのが長男が小学4年生のときに担任だった30代の先生です。
息子は担任からの評価が高く成績も良好。
通知表では学習面だけでなく生活態度も褒めてもらっていました。
ところが5年生になったころから担任の態度が変わり始めます。
きっかけは、中学受験。
息子が、私立の中高一貫校を目指したことです。
まず、通知表の評価が急に変わりました。
学習面は相変わらずよかったのですが生活態度の評価が驚くほど悪くなっていたのです。
また、息子に聞くと授業中に手を上げても当ててもらえないなど態度もひょう変したといいます。
さまざまな不信感を抱きましたがそれでもAさんは、理由を尋ねることはできませんでした。
一方、先生に思いを伝えてもうまくコミュニケーションを取れなかったという母親もいます。
安川眞紀子さんです。
娘が小学1年生だったときの担任が今でも忘れられないといいます。
皆さん、きょうはご入学おめでとうございます。
担任は、40代で経験豊富な先生。
学年主任だったこともあり安心して娘を任せられるとほっとしたといいます。
(子どもの泣き声)しかし入学してまもなく娘は泣いて帰ってくるようになりました。
その後も泣きながら帰ってくる日が続きます。
ついには夜泣きまで始まってしまいました。
学校でいじめられているのではと不安になった安川さんは連絡帳で担任に相談。
面談を申し込みました。
しかし担任は相談に乗ってくれなかったといいます。
さらに、意外な発言が。
あの…。
担任は娘に忘れ物が多いことなどさまざまな生活態度について家でも注意してほしいと伝えたといいます。
そんな中安川さんと担任の関係が悪化する出来事が起きました。
娘が担任の指し棒を、家に持って帰ってきてしまったのです。
先生、このたびは本当に申し訳ございませんでした。
担任は、娘を叱るだけでなく安川さんの愛情不足に原因があるのではないかと伝えたといいます。
しかし安川さんは、娘が担任の関心を引こうとしたのが理由だと思っていました。
2人の考えは完全にすれ違ってしまいました。
不信感を抱いたまま2年間を過ごした安川さん。
担任が替わるのを機に言えなかった思いを手紙で伝えることにしました。
当時、どんなことを書いたのか教えてもらいました。
覚えてます。
結構、勇気がいったので。
なんか今思い出したんですけどここだけ赤いペンで書いたのを覚えてます。
手紙に書いたのはあの指し棒事件のことでした。
(着信音)しかし、担任からの返事は思いがけないものでした。
あ、先生。
担任は、こうした手紙をもらうのは初めてで勉強になったと伝えたといいます。
結局、娘が卒業するまで担任と和解することはありませんでした。
どう思いましたか、今のVTRを見て。
室井⇒ちょっとお互いに根に持ちすぎ。
そのときの状況を見ていないから分からないですけどね。
手紙で、赤い線で私ももらったら怖いわ。
そこにいく前に先生こうなんじゃないの?という感じで明るく話していればあそこまでならなかったんじゃないかな。
そういう感じでフランクでいれなくなってしまった、つまずいてしまった部分があったんですかね最初のほうで。
八嶋⇒最初は主任だしいいと思ったんじゃないんですかそれで裏切られた思いがあってよく聞くとそういうふうに言われたような気持ちになりました、ような、ということばにいいことも悪いことも入ってるような気がします。
室井⇒生徒も先生も人間だから相性って絶対あると思うんですね。
相性が悪いときもあるさ、といつも思ったりする。
中谷⇒今回は保護者側から見た目線でVTRでご紹介しました。
いろんな悩みがつきません。
そういう悩みをよくご存じの方にゲストに来ていただきました。
漫画家の又野尚さんです。
母親たちへの取材をもとにママ友の日常を漫画にしています。
又野⇒よろしくお願いします。
先生ママ友の悩みというのは尽きないですか。
特にこの時期は春から新しいクラス、新しい担任になります。
お母さんたちの間ではどんな先生だろうねあの先生に当たればいいね外れたら嫌だねとか外れたら1年間しんどいのでそういう話題が多いです。
今言った人と言わない人がいましたよね。
なかなか先生には言えないものですか。
言えないですね。
10思っても言えるのは1ぐらいです。
それもこそっという感じです。
あまりきつくは言えないです。
柳澤⇒言う機会がないんですか。
機会があっても言えないんですか。
室井⇒学校に子どもがいるからじゃない。
二者面談は年に2回しかないのでそのときに言うか保護者会とか参観日に先生がお暇そうだったら言うみたいな。
柳澤⇒もうちょっと踏み込んだコミュニケーションを取って思いをぶつけたら先にいけたような気がするんですよね。
1年生とおっしゃっていました。
幼稚園から来て、小学校だと先生が冷たく感じるんですね。
幼稚園のときは先生はもっと優しいじゃないですか。
それで言えなかったのかなというところは私は思いました。
誤解の部分もあったのかもしれないですね。
八嶋⇒過剰にこちら側が思っているというのは僕も小学校1年生の息子がいるんですが確かに幼稚園と小学校の先生は違います。
小学校は6年間もあるしというこちら側の思いもあるしよけい過剰に構えるのかもしれません。
お互いになかなか本音が言えないのかもしれません。
いろんな悩みがアンケートでありました。
中でも取材している中で聞いた声がこちらです。
保護者にとってはモンスターペアレントと思われたら嫌だなという悩みがあります。
番組アンケートに寄せられたある母親の声です。
「私自身がモンスターペアレントと思われているのかもという不安がありました。
学校への要求が正当なことなのか言いがかりなのか区別がつかなくなるのです。
」私がそう感じたのは息子が小学5年生のとき。
もともとコミュニケーションをとるのが苦手な性格で友達との間で次々とトラブルを起こしていました。
担任の先生からしかられることも増え結局、息子は不登校になりました。
担任が親身になってくれなかったこともあり私は孤立感を深めていきました。
このころから私はモンスターペアレントと思われるかも、という行動を取り始めました。
息子が不登校になって初めての通知表。
見てみると…。
すべての欄に斜線が引かれまるで学校に存在しないかのように感じられました。
担任からのコメントは授業に出ていないので成績はつけられない、というもの。
テストのときは登校するなど息子なりに努力をしているのに全く評価されていないことがショックでした。
私は、学校を訪れ息子にも成績をつけてほしいと担任に要求。
一方的に苦情を言い続けました。
その年の夏休み学校に行けない息子の代わりに私が荷物を取りに行ったときのことです。
息子の机の引き出しいっぱいにごみが詰められていました。
同級生の仕業に違いないと思った私は職員室に押しかけました。
担任に詰め寄り息子のこともクラスの一員として見てほしい、と強く訴えました。
以来、私が連絡するとどんな用件でもすべて校長先生が対応するように。
それをきっかけに、私はモンスターペアレントなのかもという不安がつきまとうようになりました。
不登校になってしまったらお母さんも不安ですからね。
室井⇒でもこれくらいで担任の先生が音を上げて校長先生に任せるんだ。
そうなってしまったということですよね。
成績がつけられないというところでの話し合いも問題だったのかもしれませんけれどもね。
八嶋⇒お母さんが学校に来ている間お子さんが1人で家にいるんですよね。
そこでの何かみたいなことも考える部分もあったほうがいいのかなって気はしましたけれども。
中谷⇒又野さんはどう見られましたか。
又野⇒私もちょっと危ないなと思ったことはありました。
私自身も先生に腹が立ってよけいなことを言いそうになったことが何回かあるのでお気持ちは何となく分かります。
そこに行くか行かないかの問題なのでちょっと犯罪みたいですけれども。
本題からちょっとずれたことも言ってしまいそうになるとあったじゃないですか。
それも感じますか。
子どものことなので、ふだんよりも頭にくるんですよ。
子どものことになると母親はついついよけいなことを言ってしまうのでこの方もちょっと泥沼に入っていかれたのだなと思います。
中谷⇒そうした中で先生とどうつきあうかということでもう1人専門家に来ていただきました。
明治大学教授の諸富祥彦さんです。
スクールカウンセラーとして、保護者だけでなく先生の相談にも乗ってもう25年という方です。
長年の経験から、まずは言ったほうがいいですか?先生に。
諸富⇒絶対に言ったほうがいいです。
これまでの経験から言うと先生がよくおっしゃるのは何だかんだ言ってもよく連絡をしてくる保護者のお子さんはよく見ますよねと。
何も連絡してこないノーマークのお子さんの保護者はどうしても関わりが薄くなってしまうよねという話は先生方はよくおっしゃいます。
有働⇒静岡県の30代の方からきています。
先生は何かあったら小さいことでも相談してくださいと言いますが、いざクラスの子に嫌がらせを受けたことを相談してみると告げ口になるから自分でなんとかしろという返答が返ってきます。
いったいどうすればいいのかということです。
小さいことでも言ったほうがいいですか?そうですね。
伝え方は重要ですね。
中谷⇒伝え方が大事ということで先生とのコミュニケーションのつぼです。
まず信頼を伝える順番として、いつもお世話になっています、おかげで子どもがすくすく成長しています、とまずは信頼を伝えることから始めるというのが大事ということなんですね。
順番が大切なんですね。
いきなりどうしてくれるんだうちの子はいじめじゃないですか、といくと先生は身構えます。
そうではなくて、先生のことは信頼しているんですよ保護者の間でも佐藤先生はよかったね、と言っているんですよ、とまずは信頼しているんだっていうことを最初に伝える。
そうするとガードが少し緩くなります。
柳澤⇒そう思っていなくても言ったほうがいいんですか。
どの先生にも信頼できる点があると思いますので見つけて。
八嶋⇒いいところを見つけるのは大事かもしれないですね。
自分の小学校のときの先生が個性豊かな先生ばかりだから今からしたら問題なのかもしれないっていうのがあるけれども世代も、こちら側もそれを個性としてとらえられるかどうか子どもも親もそれがすごく大事だなと思いますから信頼するという感覚が大事なのかなと思います。
中谷⇒お互いにしゃべったら関係が深くなっていきますからね。
そのあとどうするのか事実に基づいて話していく。
例えば子どもが泣いて帰ってきました。
そのことを先生に電話で聞くときに子どもが泣いて帰ってきたのでいじめとかあったんでしょうかねと推測ではなくちゃんと子どもに話を聞いて子どもが泣いて帰ってきましたA君にたたかれたと言っていますと事実を言う。
そして3番目、要求ではなくお願い。
責めるのではなくお願い口調で言うことが大事ということなんですね。
例えばどんな感じなんですかね?先生方はプライドを大切にする方ですので信頼されていないと思うとやる気を失いますよね。
室井⇒先生。
八嶋⇒まあまあ。
先生は学校でも優等生できている人ですから不信感を持たれていると思うと一気にやる気をなくしてしまいます。
自分が信頼されていると思ったらよし頑張ろうと思うのは事実ですね。
話し合いのときでも保護者側もどういうことですかと言って先生どうすればいいんですか、みたいに一方通行になっている感じがあるんですよね。
どこかでどうします?という話し合いにならないですかね。
先生も、絶対に息子が来たほうがいいですよねとか。
最初から非難ばかりされるともう頭に入ってこないんですよ、自分を守ることしか考えなくなる。
お互いにそうなりますよね。
室井⇒プライドが高くて自分のことばかり考えている人はむしろ教師に向いていない気がします。
八嶋⇒そのかわり、状況が整えば力を発揮するということですね。
そのとおりです。
中谷⇒先生によって個性がありますが基本はああいう姿勢で接することです。
今度は先生の本音です。
こんな本があるんです。
苦情白書?日本苦情白書と言って重々しい書籍です。
本当にある本です。
さまざまな職種の方、およそ5000人にアンケートを取ったんです。
そのアンケート結果です。
例えば自分の職場では苦情が増えていると思いますかというアンケートの結果1位は教育関係者。
非常にクレームが多いと先生が感じているわけです。
保護者のどんな言動に悩まされているのか本音を聞いてきました。
どうも、こんにちは。
よろしくお願いします。
今回、話をしてくれたのは30代から40代の4人の小・中学校の先生。
保護者対応の実情を知ってほしいと全国から集まってくれました。
先生は、親のちょっとした言動も気になるといいます。
保護者の方にアンケートを取りまして。
ごめんなさい保護者側の意見です。
こんな先生に困ったっていうのを聞きました。
あー!次に、保護者のどんな要求に困るのか、聞きました。
しかし本当に困るのは子どもを置き去りにした要求だといいます。
コミュニケーションを取ろうと思っても最初からうまくいかないこともあると言います。
どうでしょう、先生側の意見でしたけれども。
八嶋⇒保護者も先生も話し合いたいということは同じことを言っているのだけれどすれ違っていくというのが。
落ち着いて話し合うというのが。
目的が変わっていったりとか保護者の方は自分の子どもがメインだというのはそうなんですけれども。
室井⇒子どものためにと言ったら絶対に目的はその子がよく育っていくということだからそんな仲たがいするはずはないのにね。
柳澤⇒教師も親も同じですよね子どものためにというのであれば。
どこかで違う方向にいってしまうんでしょうね。
有働⇒プライドのぶつかり合いみたいに。
柳澤⇒先生が保護者に注文されるというのは分かりますが、保護者の側に立ってみると先生側にも問題はないんですかっていう気持ちで見ている人もいると思うんですね。
又野⇒先ほどのVTRにあったように母親も不満があると腕を組むというのは本当なんですね。
参観日でも腕を組んで見ているお母さんというのは、その先生が嫌いな可能性が高い。
八嶋⇒信号になるわけですね。
私もこのVTRを見ていて気付いたんですが当たっていると。
中谷⇒そういうちょっとしたことを先生は気にしているんですがついやってしまいがちな行動で最もやってはいけないことは子どもの前で先生の悪口を言うこと。
状況によって学級崩壊にもつながりかねないNG行動です。
諸富⇒ご家庭で先生大丈夫?変な先生だよね何かあったら教えてね、お母さんは教育委員会に言うからねという会話を家庭でするわけですね。
そうすると子どもは、教師に対する不信感を家庭で植えつけられてしまう。
そうすると学校でちょっと厳しい指導をしようとすると委員会、委員会とか体罰とか。
八嶋⇒ドラマでそういうのがありました。
こういうのがありますと教えられると、びっくりします。
モンスターチャイルドですね。
室井⇒そんなのはたたきたくなるけれどもそうするとね今のは体罰だよ、みたいな。
うるせえ!と言われたらそれで終わりですからね。
八嶋⇒自分の祖母が教師だったんです、戦時中の。
聖職じゃないですか町の人にも先生先生と言われた聖人になろうと思っていたとでも今僕らの世代は常識的に聖職に就いている人が必ずしも聖人ではないという思いが浸透しすぎていてすごく子どもの前で。
教育というサービスを提供する提供者という位置づけで。
普通に、引っ掛かりなく子どもに伝えるのだけはやめようとうちでは決めているんです。
室井⇒すごい子どものことが大好きで子どものことを一生懸命考えているという先生もいるんだけれども意外とお母さん方を私から見ているとそういう先生は先生の中で嫌われている感じよね。
同じ学年で私だけこういうことをしてしまうと周りから疎まれるので本当はしたいけれどもやめておこうという抑制もあります。
八嶋⇒どっちに向いているのか分からないときがありますよね。
校長先生も教師も査定されるというときに先生役をやるときに教えてもらって。
査定の問題は大きいです。
子どもに向き合う時間以外の残業があったり、ものすごく多いなと。
柳澤⇒子どもの成績がどこまで上がったかということまで評価される社会、学校の教育現場自体に問題がありますよね。
ではニュースをお伝えします。
去年10月から12月までのGDP・国内総生産は、消費増税の反動減の影響が一巡したことなどから、前の3か月間と比べ実質でプラス0.6%、年率に換算してプラス2.2%となり、3期ぶりのプラスとなりました。
内閣府が発表した去年10月から12月までのGDPの伸び率の速報値は、物価の変動を除いた実質で前の3か月と比べてプラス0.6%と、3期ぶりのプラスとなりました。
これを年率に換算しますと、プラス2.2%となり、消費増税の影響でマイナス2.3%だった前の期から、回復に転じた形となりました。
主な項目では、個人消費が消費増税前の駆け込み需要の反動減が一巡したことから、0.3%のプラスとなりました。
また設備投資も、企業業績の改善を背景に、0.1%のプラスとなりました。
外需も円安などの影響でアメリカやアジア向けの輸出が増えたことから、GDPを0.2%押し上げました。
お伝えしていますように、去年10月から12月までのGDP・国内総生産は、消費増税の反動減の影響が一巡したことなどから、前の3か月間と比べ実質でプラス0.6%、年率に換算してプラス2.2%となり、3期ぶりのプラスとなりました。
過激派組織IS・イスラミックステートは、北アフリカのリビアで、キリスト教の一派を信仰するエジプト人21人を殺害したとする映像をインターネット上に投稿し、混乱が続くリビアでもISが影響力を強めていることを誇示するねらいがあるものと見られます。
過激派組織ISは、リビアで拘束されていた21人のエジプト人を殺害したとする映像を、15日までにインターネット上に投稿しました。
エジプトのメディアによりますと、殺害されたのは、先月までにリビアでISに忠誠を誓う武装勢力に拘束されたエジプト人の出稼ぎ労働者らで、キリスト教の一派、コプト教徒と見られるということです。
エジプトでは、拘束された人たちの解放を求めて、家族らが集会を開くなど、波紋が広がっていました。
今回の映像の投稿を受けて、エジプトのシシ大統領は、この犯罪に復しゅうするため、必要な手段を講じると述べ、強く非難しました。
リビアでは、ISに忠誠を誓う武装組織が先月、ホテルを襲撃したほか、今月はラジオ局を占拠するなど、活動を活発化させています。
ISは、カダフィ政権の崩壊後、混乱が続くリビアでも影響力を強めていることを誇示するねらいがあるものと見られます。
全国の天気、雲の様子です。
低気圧に伴う渦を巻いた雲は、北海道から次第に離れつつあります。
西日本や沖縄には次の低気圧が近づき、雲が多くなっています。
きょうの天気です。
北海道はところどころで雪が降るでしょう。
オホーツク海側は夕方まで大雪に注意が必要です。
東北や東日本は晴れるでしょう。
九州は一日雨、中国、四国も夜には各地で雨になりそうです。
きょうは親と先生のつきあい方についてお伝えしております。
すでに600通近くファックスをいただいています。
山形県の方からです。
自分のころは、先生は尊敬するものでした。
今は先生の学歴と同様、もしくは以上の学歴を持つ親がいるので先生の威厳は小さくなっていますよね。
息子の同級生のお母さんは国立大学の教育を出ているのよと怒っていました。
先生も信頼してもらえないので大変ですよねということでした。
神奈川県40代の方です。
年齢が上の先生のことばづかいも物事の受け取り方もずれて感じることが多いんですが時代だと思って諦めていることが多いですということです。
広島県40代の方です。
批判や不満あるかと思いますが子どもの耳に入ることのないように配慮してほしいと思います。
子どもにとっては先生を頼るしかない存在です。
ヒートアップしないで冷静な対応をしてほしいと思いますということです。
教師の立場ですという方からもいただいています。
中学中学受験をする児童の扱いが難しいです。
学力がよければ学校行事を軽視するところがあります。
塾通いで子どもに変化が起きていることを保護者の方に考えていただきたいと思います。
中学受験の例で私も同じような経験をしました。
小学5年生が担任の先生は受験をする子どもに対してあからさまなひいきをしていました。
塾のために帰ろうとすると舌打ちをされました。
受験のストレスだけでなく担任のストレスがあるのは小学生にはつらかったですということです。
子どもからもいただいています。
高校生の方からです。
今の親はうるさい、いちいち小さなことで親は騒ぎすぎだと思うちょっと自分の子に不利益なことが起きたぐらいで先生のせいにしたり自分の子どもを否定されたと、騒がないでほしい。
生徒は1人じゃないんだから先生の立場を分かってほしいということです。
すごい大人な意見昔のことを思い出すとお母さんたちもそうだと思うけれど親が学校に来るとか本当にやめて欲しかったんですよね。
勘弁してくれと思っていた。
柳澤⇒お前のところは親が出てくるのと言われましたよね。
それが原因でいじめにあうからやめてくれというのがありました。
今は違うんですね。
今の子どもたちも、やめてと思っているんだね。
中谷⇒次のVTRです。
親と先生の関係を子どもがどう見ていたのかということを見ていこうと思います。
先ほどVTRで出てきた安川さん娘が先生の指し棒をとってしまったという事件がありました。
安川さん自身、この事件は娘も心に傷を負ってるのだろうと思っていて娘は大学生なんですがずっと指し棒事件のことは触れずにきたんです。
今回の取材をきっかけにいったい当時は何を思っていたのか聞いてみることにしました。
安川さんが娘のもとを訪ねるのは半年ぶりのことです。
大学に通うために、1人暮らしをしている娘の穂さんです。
安川さんは、話を切り出しました。
では、あの指し棒事件のことは覚えているのでしょうか?と聞いて、どうですか?結構、悩まれてましたよね、当時。
いかがですか?そう言われて。
八嶋⇒よかった気づいていただいて。
そういう実際のお話娘さんのほうもいろいろ忘れようとしたのかと思って彼女の人生の中でいろいろあったと思うんだけれどそういう話を親子でできるというのはちゃんと、ありがとうありがとうお疲れさまでしたというのはあるけれど最終的にはよく分かんない女と女の戦いみたいな。
この結果から学ぶべきことはありますよね。
諸富さんは、いかがですか。
あれは実際によくあるんです。
親がものすごく一生懸命やっているんですけれど子どもは全く覚えていない。
そんなことあったっけ?ということが結構あるんです。
けれども全くやらなければよかったのかといえばあれだけ私のために一生懸命やってくれていたということはどこかでお子さんにも伝わっているし決してむだな意味のないことではなかったと思います。
八嶋⇒僕も子どもの前で先生の悪口を言うべきではないと思いますし学ぶ気持ちが減ってくると思うからでもああやってやってもらったということは最終的に伝えるということは自分が親になったときどう思うかということもありますよね。
中谷⇒子ども置いておいて、ということになってしまいますよね。
女と女のバトルというところになってしまいましたけれどついつい熱くなってしまう保護者という方は少なからずいるんです。
自分が熱くなっているのかどうかという判断基準というのがありますね。
熱くなってしまうという判断基準はとにかくその先生の顔を見るだけでもカッとなってしまう。
声を聞いただけでもいらついてしまう。
顔見ただけでいらつく人はいますよね。
そういう相手に先生がなっている。
そうなっているとバトルになってしまいます。
そのときにはカッとなったままでいいことはありませんのでバトルに突入することは目に見えていますので心の一時停止ボタンを押す。
柳澤⇒それはどこにあるんですか。
室井⇒分かるそんなときはメールもしないで一日寝る。
メールもそうだけれど回答を送らないというのはありますよね。
一度寝るというのがね。
諸富⇒教師と保護者でイラっとしてこのままで言ってはいけない決定的なひと言、言ってしまいそうなときがあります。
そのときに気づいて一時停止ボタンを押してトイレに行ってきますと言って深呼吸をしてくる。
一時停止ボタンを押せるかどうか。
中谷⇒どうしても担任が信頼できない場合学年主任のところに行くとかそういった方法もあります。
担任の先生もだめと思ったら学年主任とか別の道にいく方法もあります。
室井⇒相性が悪いなと思っていても一生一緒にいるわけじゃないからと思っている。
結婚するわけじゃないからね。
保護者と先生を見てきました。
それぞれ悩みを見ていきました。
その両方を体験したという方からのヒントを探りたいと思います。
母親のための相談室を主宰している和久田ミカさんです。
実は和久田さんは元小学校の先生。
9年間、教壇に立っていました。
和久田さんが先生を辞めたきっかけは保護者対応に苦しんだことでした。
10年前、1年生の担任になった和久田さんは入学式の日にある児童の名前を読み間違えてしまいます。
その日から1年間その女の子の母親に悩まされることになります。
翌日、その児童の連絡帳を読んでいたときのことです。
母親から名前の読み間違いを指摘され子どもに謝ってほしいと書かれていました。
和久田さんは、児童に謝ったあと母親にも電話をし謝罪の気持ちを伝えました。
しかし翌日からその子の連絡帳には毎日のように、母親からの要求が書かれるようになりました。
スリッパを導入してほしいクラスメートを注意してほしいさらには一緒に下校してほしいなどその内容は多岐にわたりました。
また、たとえ要望に応えてもやり方が不満だと非難されました。
和久田さんは、次第に母親との関わりを避けるようになりました。
あー、和久田先生!こんにちは。
その後、ほかにもクレームをぶつけられることが続き保護者を前にすると、うまく話せなくなってしまいました。
和久田さんは、退職を決めました。
先生を辞めて4年後。
母親になった和久田さんは保護者の心情に気付かされます。
ある日、幼稚園の先生から子どもの忘れ物が多いと注意されました。
懸命に子育てしているのに、なぜ。
落ち込む和久田さんは、このときふと、あの連絡帳の母親と自分の姿が重なったといいます。
そして、先生をしていたころの自分の対応は母親を傷つけていたのではと深く後悔するようになりました。
室井⇒分かった。
褒めてもらいたいとかってさたぶん理由は旦那さんにハグとかされていないとか。
別の回のときにやらないとね。
お母さんも大変だし先生も大変だしというのはね。
中谷⇒ちょっとした発言で意外に母親が傷ついているということに今の方は気づいたということなんです。
なかなか先生はそういったところにまで思いはいかないものなんでしょうか。
諸富⇒先生としては、きのうお子さんクラスでこういうことがありましたよこういうふうにこうなっていますよと事実を伝えるだけのつもりなんだけれども聞いた保護者のほうは被害的になってしまううちの子の悪いことしか見ていない。
私の子育てを否定してると悪いほうに取ってしまう。
又野さんはどうですか。
先生の見方が淡々としていると批判されているような気持ちがします。
先生もお忙しいのでことばが少ないじゃないですか。
こういうふうにVTRみたく先生が反省してという方もいらっしゃいますけれど、正直いえば先生でも子どもがいらっしゃってもあまり分からない方もいらっしゃるような気がします。
先生って優等生なので子どもも優等生だったりするみたいで、うちの子どもは考えられませんみたいな方もいらっしゃいます。
諸富⇒教師のほうもどうしたら保護者に伝わるか伝え方のトレーニングをする必要があると思います。
柳澤⇒向き不向きが、先生の場合はあるような気がしますね。
20代の教師が急激に増えています。
経験が足りない、しかも自分で抱え込んでしまうという先生が多いのでなかなか保護者に伝わらずにトラブってしまうことがあります。
最近ネットワークがすごいじゃないですか。
ママさんたちもSNSでつながったりしていることもありますか。
先生としては1人じゃないですか。
向こうで、話が伝わっていたりすると。
多勢に無勢ですよね。
何でその話を知っているの、ということもありますよね。
八嶋⇒きのうまで楽しい保護者の方々がいたけれど気付くと全員俺のことをどえらい目で見ているとか妄想が広がってしまうというかね。
室井⇒先生も保護者も見ていると繊細すぎるんじゃない?意識しすぎかもしれないですね。
私は被害者だ、とどちらも思ってしまうんですね。
柳澤⇒子どもが抜けていますよね。
子どものためにどうしたらいいかということをしてほしいですよね。
中谷⇒座談会でもありましたけれど、20代だったころはそういった親の言動が気になっていた。
30代40代になってきて自信がついてきたという声もありました。
若い先生がなかなか相談できないという図式はあるかもしれません。
先生の中の縦のラインということですよね。
50代が多くて、中盤が少ないという現状です。
先生について困ったときなんですけれどスクールカウンセラーに相談することができます。
多くの小・中学校に配置されています。
自分の小学校に配置されていない場合は、自分の学区の中学にスクールカウンセラーがいます。
そこにもいなかったら教育委員会ということでスクールカウンセラーに相談をしてみてください。
有働⇒たくさんのファックスがきています。
先生とコミュニケーションをとるアイデアも来ています。
後ほどご紹介したいと思います。
続いては「ピカピカ日本」のコーナーです。
翔ちゃんお願いします。
小堺⇒本番前になったら急に風が強くなって寒いです。
青森県の三沢市からお送りしています。
おはようございます。
きょうは三沢漁港に、お邪魔しているんですがこの寒さの中でも一念発起、一念ホッキして頑張っていきたいと思います。
きょうのピカピカ主役はこちらです。
ホッキです。
お察しのとおりです。
三沢市はホッキの水揚げが全国3位です。
貝を傷つけないようにして水揚げをしています。
見た目もきれいです。
地域の家庭料理にも欠かせない存在になっています。
三沢漁港は東日本大震災でも大きな被害を受けたところです。
津波到達高7.4mという看板があります。
建物のあそこの部分、7.4mまで津波が押し寄せました。
漁船も147あるうちの、80が大破してしまいました。
しかし多くのボランティアと三沢にあります米軍三沢基地の支援によって僅か3か月で港を再開することができました。
今では元の活気を取り戻しています。
この建物ですが、ふだんは競りが行われている建物です。
中にお邪魔したいと思います。
漁師の皆さんにも来ていただきました。
柿本さんと、吉田さんです。
実は風が強いという話をしたんですが、きょうは漁がありませんでした。
ふだんは後ろにホッキの箱が積んである予定だったんです。
残念。
箱はないんですが活気だけは十分にお送りしたいと思います。
柿本さん、ことしの出来はいかがですか。
柿本⇒例年並み、まずまずです。
いつもどおりおいしいんですね。
見ていただきたいんですが大きさが手のひらより大きいぐらいなんです。
すごい大きい貝です。
このぐらいになるまではどのぐらいかかるんですか。
約10年ぐらいです。
10年ぐらいでこの大きさになるんですね。
特大のホッキ貝、新鮮なものをいただきたいということで砂抜きしたものをお隣の吉田さんにさばいていただきます。
さばきっぷりもご覧いただきながらまず身の大きさを見ていただきましょう。
こんなに大きな身なんです。
実はホッキ貝は一年中取れるんですが、三沢含む青森県は12月から3月まで期間を絞って漁をしています。
そうすると品質にもばらつきがない肉厚なものが出てくるということで市場でも評価が高いんです。
漁港では一日1人100kgととる量を制限しています。
乱獲をすることで資源の保護にも力を入れてらっしゃいます。
吉田さん、びっくりした急にたたきつけました。
怒っちゃいましたか?吉田⇒怒ってはいないです。
怒っちゃったのかなと思いましたがこれはどういうことですか?こうすることで身が締まるんです。
手づかみでいいですか。
どうぞ。
失礼して、手でいただきます。
まず、甘い。
おいしいです。
ホッキって独特の香りがあるなと思われる方がいると思うんですが甘さしかないすごくおいしいです。
新鮮だから甘さがあるんですね。
ありがとうございます。
すごくおいしかった。
何ですか、これは。
いきなりちょっと僕はこんなに、もてたことはないんです、びっくり。
ご紹介しましょう、三沢市のマスコットホッキーナちゃんとほきのすけ君。
お隣は異彩を放っています三沢市を守るヒーロー海鮮野郎ホッキーガイです。
いろんな方に来ていただいたんですが、皆さん県内外のイベントで三沢市のホッキをPRしようということで活躍しています。
ホッキーガイは去年の6月にできたばかりということで市民の皆さんによって生み出されました。
ことしが初のホッキシーズンということで気合いが入っています。
肩の部分は貝をイメージしています。
思いのたけをポーズにしていただきましょう。
見事に決まりました。
ほきのすけ君何か持っていますね。
ほきのすけ君は丼を持っているんですけれども実は丼を使ったPRも行われています。
うちわを持っていた皆さんはホッキ丼を実際のお店で出していらっしゃる店主の皆さんです。
それぞれ自慢のホッキ丼を紹介していただきたいと思います。
ホッキを軽くゆでてしょうゆで食べるホッキ丼です。
お隣から湯気が上がっています。
石の器を使った石焼き和風のホッキ丼です。
おいしそうです。
お隣が、鮮やかですね。
私のはいくらをちりばめたホッキいくら丼です。
お隣は?ホッキ丼ならぬホッキリゾットになります。
丼からリゾットまでいろんなものがあるんですがスタジオのイノッチさん、この4つの中からどれか食べたいと思うんですがきょうのご注文はどれですか。
僕が食べたいものはあるけれど、君が食べたいものと違うんじゃないかな?いちばん食べたいものを食べたほうがいいんじゃないですか。
イノッチさんが食べたいものが僕が食べたいものです。
最後のやつ。
リゾットですね。
リゾットをいただきます。
お願いします。
仕上げにパルメザンを振ります。
これはまた、いいアクセントになりそうですよ。
では盛っていただきます。
かなりホッキを使っていますね。
いっぱい使っています。
おだしも出てね。
実際にいただきます。
これはちょっと、イノッチさん選んでいただいてありがとうという感じです。
ホッキと一緒にいただきますね。
ホッキ貝もでかい。
入れすぎないようにね、しゃべれなくなっちゃうから。
おいしそう。
おっしゃっていたとおりだしも出ている。
すごいおいしい。
熱が入ると、甘さが増す感じがありますよね。
どんどん食べちゃいます。
ホッキ丼なんですが現在30店舗で…またしゃべれなくなってしまいました。
漁のある3月下旬まで楽しめます。
さらに3月15日には三沢のホッキ祭りも行われるということですのでぜひ皆さん、食べにいらしてください。
三沢市からホッキについてお送りしました。
皆さんごきげんよう!八嶋⇒すごい。
ほきのすけには頑張ってほしいですね。
ホッキーナにも頑張ってほしいです。
ほきのすけがいちばん地味なキャラになっているから。
丼を持っていたからホッキ丼みたいな西郷どんみたいなのでよかったのに、ほきのすけなんだね。
こちらのコーナーです。
行ってきます。
おはようございます。
駒村⇒きょうのお悩みです。
愛知県の方からいただきました。
中国の人ってギョーザとか中国料理に対する熱意がすごいですよね。
友達でも、僕いるんですけどめちゃくちゃむちゃくちゃうまいんですよギョーザを作ってくれて。
奥様としては一生懸命作っているんですよね。
真面目に作っているんだから。
これは、ちょっとしっかりと学んでいただこうということできょうは、この方をお呼びしています。
3シェフグランでおなじみの中国料理店店主の孫成順さんです。
孫⇒おはようございます、よろしくお願いします。
きょうは真面目に作ってくれるはずです。
お願いします。
教えていただくのが、こちらのもっちりジューシー水ギョーザ。
これはおいしそう。
どうして水ギョーザを選んだんですか?あした、あさって中国の旧正月なんですね。
18日が日本でいう大みそか家族みんな家でギョーザを食べます。
食べないところはないです。
そのぐらいです。
年越しそばみたいな感じですね。
お写真をお借りしています。
去年の春節の様子です。
孫さんご一家です。
やっぱり水ギョーザを召し上がっているんですね。
結構作るんですか。
大盛りですね。
この水ギョーザを教えていただこうと思います。
孫さんの家庭の味ということですね。
昔の伝統の料理です。
お母さんもこの味で?専門の人が作るギョーザです。
家庭というよりも。
もうちょっとぜいたくなぐらいです。
孫さんのお父さんも料理人でいらっしゃったということです。
伝統的なギョーザを、本格的なものを教えていただこうと思います。
頑張ります。
実は皮作りを含めて本格的にやっちゃおうということです。
薄力粉と強力粉が入りました。
お塩を入れます。
塩を入れると皮に弾力があるからそれからお水ね。
お水は2回に分けて入れたほうがやりやすいですね。
ちょっとずつです。
混ぜていったら。
固まるじゃないですか。
1つにまとめるんですね。
まとまったらポリ袋の中に入れてしまうということなんです。
これで大体30個から?30個ぐらいですね。
こんな感じで1つに。
そうするとボウルもきれいになります。
こんな感じでまとめていただいてきょうは、お時間がないのでまとめてポリ袋に入れたものを用意しています。
常温でいいんですね。
寝かして30分から1時間ぐらい2時間でも構いません。
塊ができましたね。
1時間ぐらい寝かせたものです。
表面がきれいですね。
次は、具です。
おみそを入れました。
豚ひき肉150gが入っています。
ごま油です。
紹興酒。
これは、おしょうゆ。
これは、手でやりやすいから。
はやいし。
卵ですね。
全卵、そのままです。
お便りくれた方、今晩これを作ったら、旦那さんびっくりするんじゃないですかそこまで真面目にやれなんて言ってないだろうと。
しょうがとねぎのみじん切りです。
喜んでくださると思いますよ。
そこまで本格的。
皮から作っていただいて。
これが本場ですよね。
ギョーザはみんな大好きですよね。
かたくり粉を入れました。
今回はたれがなくても大丈夫な。
味がしっかりしているから。
しっかり入っているからたれなしでもおいしい。
かたくり粉が。
粘りが出てきましたね。
粘りも出てきたしこれを冷蔵庫に入れてちょっと寝かしてそうするとかたくなるから包むときはやりやすいです。
今はやわらかいけれども。
かたくり粉で肉汁をキープしてくれるんですね。
おいしさを保てる閉じ込めて、寝かして包みやすくしたんです。
ここから実はお肉以外にも。
えびを入れます。
正月だからぜいたくですよね。
えびを入れてもおいしい。
ただ、寝かして混ぜるときは入れればいいですよね。
混ぜてお野菜、白菜も細かくして。
塩を入れて絞って。
しっかりと水けを絞るんですね。
さらさらですよね。
相当水けを切っていますね。
えびもそうです。
1回、下味をします。
塩を入れるんですね。
塩こしょうをして紹興酒を入れてちょっと置きます。
なじませていただいて。
作るときは混ぜれば。
冷蔵庫で寝かせたものですね。
それとともに混ぜておいてください。
結構、包みやすくなっていますね。
早めに野菜を入れると置いておくとまた水が出るでしょ。
やわらかくなる。
包むとき混ぜればそれがいちばんいいです。
包む直前に混ぜちゃえばいいんですね。
これは寝かせたものです。
生地作りです。
30分から1時間ほど寝かせた生地です。
結構、やわらかいです。
棒状に伸ばします。
ちょっと触ってみて。
違うでしょ?かわいい。
あとは粘りが出てくる。
置いたからね。
塩も利いているから。
これをまず2cmほどの棒状にするんですね。
そのまま使いますから。
よくみんなクーラーをつけるじゃないですか乾いたらかたくなってしまう。
そうするとビニールをかければいちばんいいの。
わざわざそのためにラップを巻くんじゃなくってそういうの使っちゃえばばいいんだね。
切ります。
慣れているとね。
家庭のお母さんたちは包丁を使えばそうするとすごいやりやすいですね。
このぐらいの分量を目安にして伸ばしていくんですね。
ここからなんです。
伸ばしていきます。
ここで孫さんのレッツショータイム!こうして、丸いですね。
1回、形を作りますね。
棒を、専門の棒をプロはこれを使いますね。
普通の麺棒でもかまいませんね。
家庭だったら普通のまっすぐの棒でも十分です。
1回やってみますね。
こういう形で伸ばしますね。
回しながら。
ちょっとずつ回しながらね。
こうなるんですね。
きれいに丸くなりましたね。
普通の家庭の場合はまっすぐな麺棒でこうして。
うちでやると真ん丸にならないでアメーバみたいにぐちゃぐちゃになるんですよね。
そんな難しくない、簡単ですよ。
均一な厚さにすればそれが第一。
イノッチさんショータイム挑戦してみてくださいよ。
アメーバを作るつもりでやる。
見ていた感じだと手でやりながら。
生地を回しながら。
結構丸いですね。
片手を固定して回していく。
指先と手のひらの近くの手を固定して回していくと安定していく。
でも結構丸いですよ全然いいですよ。
ちょっと手首力を入れないでやるというのがコツです。
さすがだ。
ありがとうございました。
これを包んでいきましょう。
包むのはへらがなければ箸でも全然かまいませんあまり関係ないからね。
包みやすいやつで。
でも1回少し丸くすればちょうどぴったり入るじゃないですか。
それから包んで。
きゅっと閉じて。
これが均一にきれいにいかないんですよね。
そんな難しいことじゃないよ。
コツとしてはちょっと平べったく載せるんですね、生地を。
お時間が迫ってきているのでゆでていただいていいですか。
キュッと空気を抜く感じですよね。
空気を抜くのも大事ですよね。
それをしっかりすれば肉が出ないようにうまくやらないと。
肉が出ているときがありますからちゃんとしっかりあと周りのほうが薄いのね幅ね。
そうすると具がいっぱい入ってるんです。
ゆでても出たりしないんですね。
舌触りもいいということです。
ゆでますね。
たっぷりのお湯。
これをかき混ぜるんですね。
最初1回、お湯が沸いているそこにギョーザを入れます。
かき混ぜてから投入するのがコツなんですね。
そうすると下につかない。
下について混ぜると皮がボロボロになってしまうから。
こうしてゆでていただいて。
火加減は強火なんですね。
強火にすれば、ふたをすればいちばんやりやすいですね。
見てください。
ギョーザじゃなくてお湯を混ぜる。
そうすると、つかないのね。
それでふたをする。
流れるプールね。
流れるプールを作ったらそのままふたをして触らない。
4分くらいゆでてゆで上がり。
こんなにふっくらになるの。
上に上がってきたら出来上がりですね。
ぷっくりしていますね。
具がたっぷり入っているからこれは本当においしいですね。
これはいいですね。
あげるやつ。
かっこいい。
これで出来上がりです。
緑を入れましょう。
あっという間にできましたね。
簡単にできましたね。
ぜひ皆さん本場の中国料理、旧正月ですので作ってください。
もっちり水ギョーザを試食していただきましょう何もつけなくていいんですね。
正月のときに、よくみんなお金を入れるんですよ、中に。
食べたら幸せ。
財が入ります。
フォーチュンクッキーみたいな感じで誰かにお金が当たったみたいな。
お味はどうですか?おいしい。
最初何かをつけたいなと思っていたけれどもつける必要がないですね。
八嶋⇒ジューシーな味が出てきます。
室井⇒皮は手作りのほうがもちもちしていて作りたての感じがありますね。
皮作りも意外と簡単にできるのでご家庭でお試しいただければと思います。
孫成順さんに教えていただきました。
有働⇒たくさんのファックスをいただいています。
冒頭でお伝えしたおばあちゃんの写真集。
たくさんご意見をいただいています。
岡山県の50代の方です。
大阪府40代の方です。
茨城県の50代の方です。
おばあちゃんは、なくしてほしくないな。
岩野⇒親しみを込めて私たちも使いましたが日本人のおしゃれおばあちゃんたちのブログは海外からも人気が高くて今度は、台湾で翻訳されて本として出版されることが決まっています。
有働⇒先生とのコミュニケーションについてたくさんいただいています。
先生側からです。
お母さん側からもいただきました。
たくさんアイデアもいただきました、栃木県30代の方です。
PTAはいいアイデアだとたくさんいただきました。
中谷⇒コミュニケーションも本当に大事ですれ違いを未然に防ごうという取り組みが行われています。
埼玉県川口市の小学校で開かれているのは保護者と先生の座談会。
この日、集まったのはおよそ40人です。
10人程度のグループに分かれて学校生活で気になっていることをぶつけ合います。
保護者と先生が連絡を取るのは普通はトラブルのときです。
ふだんからお互いの考えを知ることですれ違いを生じにくくさせようという、ねらいです。
保護者から連絡帳について質問されると先生も本音をぽろり。
座談会を企画したのは、川口市で先生のカウンセリングをしている土井一博さんです。
まさに第三者が入って指揮をとってくれているからやりやすいんでしょうね。
中谷⇒日常会話からお互いを知ることがスタートだったりするんですね。
こういう取り組みもあります。
学校の説明の冊子を保護者が作っています。
保護者が素朴な疑問、例えば白のバレーシューズでなければ何でいけないんですか普通の白の靴でいいんじゃないですか、という質問に答えていたりして高価なものになってしまったら困るとか盗難にあったら困るという学校の説明が書いてあってこういうものも役立つということです。
有働⇒今の取り組みはいかがですか?八嶋⇒何にも問題が起こる前の状態のときに、コミュニケーションを取っておくというのがいいというのはまさにそうだなと思いました。
中谷⇒これを作ることによって作る段階で先生とのコミュニケーションが生まれてとてもいいということです。
柳澤⇒日常に追われているとそのゆとりが持てないんじゃないかなと思うんですね。
決まりとしてああいう集まりがあったら顔が見えるだけでも違うのかもしれないですね。
又野⇒母親としては子どものことで、ちょっとしつこくなったり熱くなったりするんですが先生方に大目に見ていただけたらなと思います。
有働⇒お互いにということですかね。
お子さんからもいただきました。
高校生からです。
2015/02/16(月) 08:15〜09:55
NHK総合1・神戸
あさイチ「親・先生クライシス」[字]
親・先生クライシス▽「今が旬!肉厚プリップリのホッキ」(小堺翔太)▽解決!ゴハン「春節に水ギョーザ」【ゲスト】室井佑月、八嶋智人、又野尚
詳細情報
番組内容
親・先生クライシス▽「今が旬!肉厚プリップリのホッキ」(小堺翔太)▽解決!ゴハン「春節に水ギョーザ」【ゲスト】室井佑月、八嶋智人、又野尚【キャスター】井ノ原快彦、有働由美子、柳澤秀夫,※「解決!ゴハン」はデータ放送 <中断>9:00−9:05 [字]ニュース・気象情報
出演者
【ゲスト】室井佑月,八嶋智人,漫画家…又野尚,明治大学文学部教授…諸富祥彦,【講師】中国料理店店主…孫成順,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子,柳澤秀夫,駒村多恵,【リポーター】小堺翔太ほか
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