（内村）世の中のムカッとをスカッとに変える…。
（内村）おとといがねバレンタインデーということで…。
この番組は目指せポスト『水戸黄門』ということで悪い人たちがやっつけられるスカッとする話をお送りする番組でございます。
テレビの前の皆さんもリモコンのｄボタンデータ放送にするとムカッとボタンが押せますので押していただきたいと思います。
それではまず最初の投稿は１７歳の方からの投稿です。
ムカッとする父親を成敗します。
夫はなぜ…
私をこんなにイラつかせるのか？
ついでだから言わせてもらいますが…。
（めぐみ）陣内って面白いよね。
（智子）うん面白いよね陣内。
・
（健介）ちょーいちょーいちょーい。
（めぐみ）ママ。
（智子）うん？また始まったよ。
（智子）えっ？嘘？
（健介）ちょーいちょーいちょーいちょーい。
どうしたの？パパ。
「どうしたの？パパ」じゃないよママ！これってこの前ママが買ってきてくれたカッターシャツだよね？そうだけど。
（健介）ほら分かる？こっちが綿１００％でこっちが１００％じゃないやつ。
お願いしたよね？ワイシャツは綿１００％にしてくれって。
綿１００％じゃないと襟がビシッとならないんだよ。
ほら分かる？この違い。
どっちも変わんなくね？ちょーい。
そういう若者みたいな言葉遣いやめていただきたい。
分かった？
（めぐみ）はいはい。
いい？いい？カッターシャツは襟元が命なんです。
（めぐみ）
パパの口癖は「ちょいちょいちょい」
普段は優しいんだけど気に入らないことがあるといつもこうなんです
頼むよちょーい。
（健介）ちょーいちょーいちょーいちょーい。
ママ！ママ！ちょーい来てちょーい。
（めぐみ）《今度は何？》ちょーい見て。
（智子）何？「何？」ってママ！毛布はちゃーんとマットの下！ホテルのベッドみたいにしてもらいたいの。
あのベッドに滑り込むような感じ？包まれて眠りたいの！いい？毛布はちゃーんとマットの下！はい。
（健介）あとちょいちょーい。
（めぐみ）ハァ…。
（健介）ハンガーの向きが１つだけ逆なんですけど。
（健介）かわいそうじゃーん！
（健介）この子だけ向きが逆さまだなんて。
おーい！今助けてあげるからね〜！ほーら！奇麗に並んでる方が気持ちいいと思いませーん？パパが自分でやればいいじゃん。
ママだって大変なんだから。
ちょーいちょーい。
今ママと話してるんですけど。
娘だからって勝手に入ってこないでいただきたい。
何それ？
（健介）はい！おやすみなさい。
あしたも早いのでこの部屋から速やかに出てってください。
おやすみなさい。
こんなパパに耐えてるママがホントにかわいそう
代わりにいつか私がブチギレてやろうとその機会を待っていました
そして次の日の夜
（めぐみ）ただいま。
（智子）あっおかえり。
今日のお弁当たこ焼き入ってたんだけど。
あっごめんね。
けさ寝坊しちゃって。
意外とよかった。
（智子）えっ!?ありってこと？全然ありじゃない。
・
（物音）
（めぐみ）パパかな。
・
（健介）ちょーいちょーいちょーいちょーい。
（智子）おかえり。
「おかえり」じゃなくてママ！今日のお弁当はどういうつもりなのか説明していただきたい。
たこ焼きのこと？
（健介）そのとおりです！まず言っておきたいのはたこ焼きはおかずではありません。
僕は北関東出身であって関西人ではありません。
よってたこ焼きをおかずにご飯は食べません。
（めぐみ）いいじゃん！おいしかったんだし。
ちょーいちょーい。
今はママとお話してるんですけど。
分かりました！もう入れません。
すいません。
（健介）ちょーい。
「すいません」という日本語はありません。
使いたいのであれば「すみません」でしょ。
すみません！ついでだから言わせてもらいますがこれからは冷凍食品は禁止！何か愛が感じられない。
冷めたお弁当がより！いっそう！なお！冷めて感じられるので遠慮していただきたい！以上。
パパ！いいかげんにしてよ！何を偉そうに…。
めぐみ大丈夫だから。
もうたこ焼きも冷凍食品もパパのお弁当には入れません。
はいお願いします。
明日も早いので速やかに眠りにつきたいと思います。
ママ何で怒んないの？私もう限界なんだけど。
怒っても何にも変わんないわよ。
あの人は昔から口で言っても分からない人だから。
おはよう。
（智子）あっおはよう。
あれっ？パパは？
（智子）もう出たわよ。
あっお弁当のふた閉めてくれる？ママ。
（智子）うん？
（めぐみ）これ…。
ママやるじゃん！何のこと？今日のおかず冷凍食品ばっかりでしょ。
（めぐみ）私は全然いいけどこれって昨日の仕返し？
（男性）お昼行ってきます。
（健介）はいいってらっしゃい。
（クロイワ）お疲れさまです。
クロイワ君またコンビニ弁当か。
奥さん作ってくれないの？かわいそうに。
（クロイワ）先輩の奥さんってすてきですね。
毎日ちゃーんと愛妻弁当ですもんね。
（健介）クロイワ君いいか？愛は形にできないっていうができるものもあるってことだ。
（クロイワ）はぁ…。
（健介）写メ撮る？
（クロイワ）はい！さあ！
（シャッター音）
（クロイワ）ああっ!?
（健介）うん？
（智子）《もうたこ焼きも冷凍食品もパパのお弁当には入れません》ちょい…。
（クロイワ）あらら…。
（シャッター音）
それ以来パパの「ちょいちょーい」はすっかり影を潜めました
さあどうでしょうか？押してください。
どうぞ！北斗さんいかがでした？
（北斗）あれぐらいの仕返しで済んだだけよかったよね。
私何すんのかなと思って。
鼻くそでも入れんのかなと。
（陣内）何でやねん！
（濱口）やめてください。
（千秋）ああいう細かい人すごい嫌だ。
よくあれで夫婦生活が成立してるよね。
（筧）ああいうこだわりの強い人は自分で解決してほしいですよね。
（筧）ああやって奥さんに何でも頼まないで毛布とかも自分で入れれば済むのにって。
（陣内）でも僕もちょっと分かる気はするんです。
あ〜分かる分かる。
（陣内）強要はしないですけど…。
ちょっと…互い違いになってるの嫌やったりするんすよね。
俺もハンガーはね同じ向きじゃないと嫌だから…。
（陣内）分かります。
（北斗）そうすりゃいいんだよ。
「ちょーいちょーい」とか。
「おいちょーいハンガーちょーいちょーい」私殴られてしまいます。
北斗さん…。
お前みたいなやつがな老後捨てられんだよ！うわ〜！ありがとうございます。
それでは参りましょう。
続いては子供みたいないたずらをするムカッとする男が登場します。
ご覧くださいどうぞ！
あなたの近くにも必ずいるネタバレ野郎見参！
（大沢）
僕は大学のミステリー研究会に所属しています
好きなミステリー作品を薦めたり面白かったところを語り合う緩いサークルなのですが…
（男性）秀夫君最近何読んでるの？
（大沢）これ！マジお薦めだから。
（男性）あっ『須加戸村』!?僕も今読んでます。
（女性）私も！どこまでいった？
（大沢）昨日から読み始めたけどもう止まんなくて一晩で１００ページぐらい読んじゃってさ。
僕も僕も！陣内警部がいきなり殺人犯として追われてるってさあの冒頭がかなり秀逸です。
（女性）すごいよね。
けどわがミス研には１人だけとんでもなく困った先輩がいたのです
（北村）ごきげんよう諸君。
（大沢）祐介先輩またそんなに買ったんですか。
まあな。
最新刊は発売日にすぐ買ってすぐ読まないと。
僕副部長ですから。
ハハハハ。
あれっ？お前まだ『須加戸村』とか読んでんの？祐介先輩も読みました？もう終盤なんですけど全然犯人が分からないんですよ。
陣内警部の相棒の刑事が犯人なんだよな。
えっ!?ちょっ…。
（北村）確かにプロットはうまくできてんだけどさ主人公に一番近い人間が犯人っていうのは古典中の古典じゃね？あっ！あとこれこれ！
（北村）『ホテスカ』密室トリックのやつ読んだ？
（大沢）まだっすよまだ！
（北村）これさ…。
鍵が２つあんのが反則だよな。
なっ？なぁ〜？何で言うんですか。
（北村）はいはい『蝶殺』
（北村）これねマジで気を付けた方がいいよ。
結末聞くと一気につまんなくなるから。
そうなんですか。
（北村）うん。
これ語り手の私が犯人っていう禁じ手中の禁じ手なんだけどさ。
（北村）反則だよな。
なっ？なぁ〜？つうか何で全部ネタバレしちゃうんですか!?ひどいっすよ先輩！
（北村）あのさあのさ…。
それでも君たちミス研の部員ですか？ミステリーのトリックなんてだいぶ昔に出尽くしちゃってるわけ。
（北村）だから結末が分かんのが当たり前なのね。
だからって…。
（北村）俺だったらだいたい１０ページくらい読んだら分かっちゃうわけよ。
こいつが犯人だ！って。
あっまあでも君たちのここじゃ無理か。
（北村）さっ本日発売の内村探偵シリーズ最新刊は後のお楽しみに取っといてつまらない講義でも受けてきますか。
（北村）あれっ？あいつらもう帰ったのか。
よし。
いや〜しかしさすが内村探偵シリーズだな。
この俺が最後まで犯人分かんねえし。
この作者マジで天才だな。
ハハハハ…。
「どうやら家に着くなり布団に倒れ込みそのまま眠りについたらしい」「翌朝二日酔いで痛むこめかみを指でもみながら事務所の階段を上ると内村は目にした光景に思わず息をのんだ」「寂れたビルには不釣り合いな真っ赤な血のような色のワンピースを着た小柄な女が立っていた」おいおい！誰よ？誰よ？なるほど。
こいつが犯人か。
って違えよ！まさか他にも…。
（北村）これも…。
（北村）これも…。
これも…。
あ〜！
これで先輩も僕らの気持ち少しは分かってくれた…かな？
さあどうでしょうか？押してください。
どうぞ！気持ちいいですよねちょっと笑えますしね。
仕返しのしかたが。
でも何かああいうのって悪気なく言ってしまう人もいるわけじゃないですか。
（濱口）昔千秋に『ショーシャンクの空に』というＤＶＤ…。
そのときはビデオかな？借りたことあるんですけど。
その説明が「これね…」いたわ！そうやって貸したの？
（濱口）そうやって貸してん俺に。
で周りが「それオチやんけ！」って言って。
ええっ!?って。
（陣内）千秋犯人やったんや。
（千秋）私が犯人だ。
さあそれでは北斗さん…。
やっぱりスカッとはしましたけどああいうやつはね一発ぶん殴るしかねえんだよ！やっちまえ！続いて部下にチョコを強要する嫌みな上司が登場します。
そっか今日はバレンタインデーか。
こんな習慣誰がつくったの？
ムムッ。
（丹沢）
今日は２月１４日
女性社員にとって１年で最もうんざりする日です
（玉村）馬場課長。
（馬場）何？今忙しいの。
見て分かれ。
経理課の玉村です。
何だ玉ちゃんか。
ごめんね。
いえ。
あの…これチョコレートです。
あっ！そっか今日はバレンタインデーか。
ありがとう。
君が一番乗りだよ。
いつもお仕事お疲れさまです。
では失礼します。
はい。
んっ？何これ？えっ？何ってチョコレートです。
それは分かる。
もしかしてこれそこら辺のコンビニに売ってるようなチョコじゃないのかな？そっか！君はこの馬場をコンビニレベルの課長だって思ってるわけだ。
あ〜そっかそっか。
（玉村）いえそういうわけでは…。
コンビニで買ってきたチョコを俺に渡したの君が初めてだよ。
あれか〜！わざとくそみたいなチョコ渡しておいて逆に目立っちまえってパターンかそうでしょ？違う？図星？いえ。
（馬場）ねえ玉ちゃんさこういう小セコいことしてるから彼氏できないんだよ。
自覚してる？ねえ？玉ちゃん玉ちゃーんねえ？失礼します。
（馬場）でも１等賞ありがとうね。

（宮野）あの…これ。
（馬場）俺に？チョコを？アハッ驚いたな。
いえ大した物じゃないので。
あっ本当だ大したやつじゃないや。
えっ？
（馬場）宮野さん。
このメーカーのチョコ箱は上品でいいんだけど中身が…肝心の味がいまいちっていうか最悪で。
そっか。
宮野さんはこの馬場のこと外見だけの男って思ってるわけだ。
もう宮野さんは物事を表面でしか判断できない残念な人だから仕方ないか。
・
（シャッター音）確かに俺年のわりに肌つるっつるで奇麗だから。
でも中身ぺらっぺらか…。
（馬場）ありがとね。
馬場課長はもらったチョコレートで女性社員を査定する最低最悪の上司です
さあことしも地獄のバレンタイン
通称馬場レンタインの始まりです
なあ山下。
バレンタインデーってめんどくさいよな。
チョコもらうこっちもいちいちリアクションしなきゃいけねえしかばんはかさばるし。
（山下）はぁ…。
課長先ほどクライアントから連絡がありまして夕方おみえになるそうです。
ぜひ課長にご挨拶したいと…。
お前今んとこ何個？
（山下）はい？チョコだよチョコ。
俺なんてもう６個フフッ。
何個？８個です。
あのさチョコっていうのは量より質だから。
質！お前どうせろくなチョコもらってねえんだろ？偉そうに。
フン。
でもほとんど義理だったんで。
（馬場）普通義理だよ。
俺も義理。
（丹沢）課長！
（馬場）おう丹沢。
ジャーン！これチョコレートです。
（馬場）えっありがとう。
しかもでかっ！山下の顔よりでかいよ。
（丹沢）課長の器の大きさを考えたら当然です。
いいこと言うね。
いいこと言うね。
（丹沢）恐縮です。
あっ知ってる。
なあ山下。
これデンマークの老舗ブランドのやつだよ。
高かったろ？いえいえ！課長にはいつもお世話になってますので。
そっか。
君はこの馬場のことこんなふうに思ってるんだ。
はい？これはいわゆる一昔前にはやったやつなわけ。
つまりは時代遅れ。
歴史はあるけど歴史しかない。
あっ俺にぴったりだ。
無駄に年を重ねてきたこの俺には…。
すいません！そんなつもりは…。
（馬場）山下！はい。
（馬場）これは俺の持論だけどチョコレートのセンスのないやつは仕事のセンスも恋愛のセンスもゼロ。
だからこの人いまだに平社員だし独身だしいい年だし。
（山下）はぁ…。
（馬場）あっ！俺「チョコレートを見れば女が分かる」って本執筆しよっかな。
出せば売れると思うよ。
印税生活印税生活。
ちょっとトイレ行ってくる。
持ってて。
フフフフ。
（水田）課長！
（馬場）ありさちゅわーん！どうしたの？こんな所で。
（水田）あの…これ！
（馬場）んっ？何？これってもしかしてチョコレート？んっ？あっ！今日バレンタインデーだ。
俺仕事に熱中していたからすっかり忘れてた。
ありがとう。
ただ時間がなくてコンビニで売ってるやつなんです。
申し訳ありません！全然まったく何の問題もないよ。
いい？大事なことは何をもらうかじゃなくて誰からもらうかってことなんだよ。
うまっ！甘過ぎず苦過ぎずちょうどいい絶妙なバランスの取れた味で完璧！さすがありさちゃん。
センス抜群の素晴らしい女性の代表選手なり〜。
（水田）ありがとうございます。
（馬場）いいえ。
失礼します。
（馬場）失礼じゃないよ。
アハハハハ。
（丹沢）
そんな課長についに天罰が下るときが来たのです
（馬場）うれしい！うれしい！うれしいぞ！ランラン！ハーイ！
（山下）あっ課長。
うん？これ何？えっ？
（馬場）お前がもらったチョコ？
（山下）そうですが。
（馬場）プププ…ケルトローチョコプププ…ダセえ。
プププ…聞いたことねえし。
いや課長それは…。
（馬場）皆さん注目！
（馬場）これが今平社員にぴったり似合う俗に言う平チョコでーす！パッケージは安っぽいしネーミングはダサいし見てるだけで毛先まで鳥肌が立つ勢いだよ。
あっちょっと持って。
いい？はいじっとして…笑って。
はいチーズ！ってチョコだよ！ハハッ…。
（馬場）平社員が笑ってるウケる！
（山下）いやあの…。
（馬場）平チョコをもらった今の気持ちはどうですか？
（山下）あの課長…。
しかしさこれもらう方ももらう方だけどあげる方もあげる方だぞ〜。
センスがないにも程がある。
（馬場）誰だ？このチョコあげたの。
んっ？
（馬場）誰だ？フフフハハ。
どいつだ？出てこーい！
（神林）私ですが！あっ。
（馬場）んっ？どうして神林さんここに？こんにちは。
（神林）先ほど山下さんにお電話でご挨拶に伺う旨お伝えしたはずですが。
（馬場）んっ？
（神林）そのチョコちょうど御社にＰＲのお仕事をお願いしていたわが社の新製品ですのよ。
えっ…ええ？
（神林）でもパッケージも安っぽくってネーミングもダッサい平チョコのＰＲを御社にお願いするのは気が引けますのでこのお話はなかったことにさせていただきます。
いや…。
（神林）それではハッピーバレンタイン。
うん？うんおいしい。
んっ？課長〜！
（山下）ちょっと課長！
次の年から社内でチョコを渡すのは禁止になりました
（山下）課長！さあどうでしょうか？押してください。
どうぞ！「チョコのセンスで女性のセンス分かる」って言うのはひどい。
ですけどうれしいもんですけどねもらったら。
でもあれって義理チョコでも返さないといけないもんですか？
（陣内）します？内村さん。
（千秋）何で？
（千秋）何で？
（千秋）そんないい人のウッチャンが何で？
（濱口）やめなさい。
（千秋）何で？さあ続いてもバレンタインにまつわる投稿です。
前回の放送で女優デビューを果たしたあの人が再び登場します。
どうぞ！
（千秋）誰？
こんな女上司いかがですか？
演技なのか？それとも…
（濱口）えっもう!?早い！まだ！
（古川）おはようございます。
（男性）おはよう。
（古川）
スポーツメーカーに就職して２年
私はずっと希望を出していた広報部に配属されることになりました
（部長）今回広報部配属となった古川君だ。
よろしく。
（古川）古川綾乃ですよろしくお願いします。
（部長）じゃあ彼女の教育係は美樹ちゃんよろしくね。
（美樹）はーい！
（美樹）どうも美樹でーす。
もし何か分からないことがあったらなーんでも聞いてね！ウフッ。
はいよろしくお願いします。
（部長）よろしくね。
そのとき私はまだ知らなかったのです
この笑顔の裏に潜む恐ろしい魔物の存在を
会議の議事録まとめました。
（美樹）あっありがとう。
お願いします。
（美樹）はい。
（美樹）あっ綾乃ちゃん。
（古川）はい。
はい。
これも今日中にお願いね。
あしたの会議までに集めてもらいたい資料だからよろしくね。
何か問題ある？終電までたーっぷり時間あるよ。
（古川）えっ？私もやること山ほどあるし。
新人のうちはこうやって仕事覚えていかないとね。
ファイト！分かりました。
ハァ…。
（女性）ついてないわね美樹さんが教育係なんて。
えっ？
（女性）気付いてるでしょ？美樹さん自分より立場が下の同性にはめちゃくちゃ厳しいって。
（古川）それは…。
その逆で自分より立場が上の異性には…。
部長ネクタイ変えました？見てのとおり。
（部長）気が付いた？
（美樹）とーってもお似合いです。
でも絶対に敵に回しちゃ駄目だよ。
会社の上層部のハートをがっちりつかんじゃってるから。
分かりました。
（美樹）あっ！ネクタイちょっと曲がってますよ。
失礼します。
はいばっちり！
（部長）ありがと！うれしい！
（浅沼）おお古川！浅沼さん！えっ？何でここにいんの？
（古川）今月から。
この人は私が前にいた商品開発部の浅沼さん
入社したその日から私がずっと憧れている先輩です
（浅沼）いつか一緒に仕事できるといいね。
はいぜひ。
（浅沼）じゃあね。
（浅沼）部長作りました。
（部長）ご苦労さま。
（美樹）綾乃ちゃーん。
（古川）あっ美樹さん。
浅沼さんと知り合いなの？はい。
前の部署でお世話になって。
ふーん。
もしかして浅沼さんのこと好きだったりして〜。
いやそんな…すてきですけど私なんか相手にしてもらえるような存在じゃありませんし。
うんうん。
そうだよね。
（古川）えっ？みーんなの憧れの存在だし。
綾乃ちゃんなんかじゃね。
（浅沼）じゃあお願いします。
（部長）了解。
（美樹）浅沼さーん！髪切りました？
（浅沼）うん。
すっごくすてきです。
（浅沼）そうか？男らしさに磨きがかかってまーす！あの…今度また相談があるんですけど…。
（浅沼）分かった。
じゃあな。
（美樹）はい。
ウフフ。
あしたはバレンタインデーだね。
綾乃ちゃんは誰か男の人にあげる予定あるの？ああ…いえ。
（美樹）ふーん。
ウフフ。
そして翌日のバレンタインデー
美樹さんにはああ言ったものの私は浅沼さんに喜んでもらいたくて手作りチョコを用意していました
（美樹）綾乃ちゃーん！
（美樹）どこ行くの？
（古川）あっ美樹さん。
あれっ？それチョコ？
（古川）えっ？ちょこっと見せてちょこっと。
ウフフ。
ああ…。
あっ手作り？
（古川）ええ。
超カワイイ！綾乃ちゃんって料理とか得意なんだ？一応大学時代にケーキ屋さんでバイトしてたんで。
え〜！でもおかしいな。
綾乃ちゃんバレンタインに男の人にチョコあげる予定ないって言ってたよね？
（古川）あっ…。
（美樹）てことは…。
私に？
（古川）えっ!?うれしい！綾乃ちゃんの教育係頑張ったかいがあった！うんうん！ありがと！バイバーイ！ちょ…ちょっと美樹さん…。
（男性）よろしくお願いいたします。
（古川）よろしくお願いします。
（ため息）
（浅沼）話って何？
（美樹）浅沼さん今日もカッコイイですね。
（美樹）みんな言ってますよ。
（浅沼）ホントに？
（美樹）はい。
王子さまみたいです。
（浅沼）ありがとう。
商品開発部は２月大変なんですよね？うんオープン戦始まるからね。
（美樹）あの…今日はバレンタインデーですよね。
だから…。
これ！
（美樹）浅沼さんに喜んでもらおうと思って徹夜で作ったんです。
ああ…そうなんだ。
はい。
これが一番のお薦めです。
そう！美樹さんが浅沼さんに渡したチョコは私が作った物だったのです
しかもその後…
（美樹）つんつん！
（浅沼）ありがと。
あの…浅沼さん。
もしよかったら私と付き合ってもらえませんか？えっ？
（男性）浅沼さん。
（男性）ヤマダ商事のムラカワさんがお越しになりました。
ああ今行く。
あっ大丈夫です。
いいお返事お待ちしていますね。
これに関してはさすがに私も我慢の限界でした
つらいね。
（陣内）いやすごいな。
絶対会いたくない。
もう…。
濱口…。
（濱口）いや陣内さんもね同じこと言ったけど。
（陣内）男は…。
嫌な気はしないです。
（観客）え〜！いやいやそらそうやって！
（濱口）こっちにこられるのもね。
でもだまされてるかもしれんけど嫌な気はしないと思う。
ちょっとうれしいの？
（陣内）「つん」ってかわいかった。
つんってされるのは。
いやまあ…しぐさがね。
（陣内）いや勘弁してください！勘弁してもうていいですか!?引っ張ってやろうか？さあここからスカッとしていただきましょう。
続きをご覧ください。
どうぞ！女子をこんだけ敵に回す人ってなかなか…。
（古川）
憧れの浅沼さんのために用意したバレンタインのチョコレート
しかし…
私に？
（古川）えっ!?うれしい！
（美樹）バイバーイ！
あろうことか美樹さんは私の手作りチョコを浅沼さんに渡して…
私と付き合ってもらえませんか？
告白までしていたのです
その夜
美樹さんに事情を問いただすことにしたのですが
綾乃ちゃんお先でーす。
あの…美樹さん私見ちゃったんです。
なーに？私の手作りチョコ浅沼さんに渡してましたよね。
どうしてあんなことしたんですか？何か問題ある？
（古川）えっ？私ね料理とかあんまり得意じゃないの。
どうせ綾乃ちゃんが手作りチョコ渡したところで落ちる男なんか高が知れてるでしょ。
（美樹）せっかくの特製手作りチョコなんだから有効活用しないとね。
（古川）そんな…。
（美樹）あっ浅沼さんにバラすのとかやめてよね。
（美樹）そんなことしたらどうなるか分かってるよね？この会社の偉い人たちみーんな私の味方だから。
（美樹）じゃお疲れさま。
（美樹）あっ浅沼さん！
（浅沼）ちょうどよかった。
チョコのお礼しようと思って。
わざわざありがとうございます。
ホントにうれしかったよ。
でさ…。
俺と付き合ってもらいたいんだ。
え〜！浅沼さんよろしくお願いします。
あ…あのさ…。
さっきから何？えっ？君じゃなくて俺は彼女に言ってるんだけど。
えっ？えっ？だってこのチョコ作ったの古川だろ？さっき廊下で話してるの全部聞こえちゃったんだけど。
《ありがと！バイバイ！》
（古川）《えっ？ちょっと美樹さん…》《ハァ…》商品開発部にいたころから古川のこと気になってたんだ。
俺じゃ駄目かな？私でよければ。
よろしくお願いします。
チョコのお礼に飯でも行くか？
（古川）はい！
（古川）お疲れさまです。
古いな最後。
さあ押してください。
どうぞ！
（陣内）これ難しいなぁ。
あっ止まった。
（千秋）何で？
（陣内）あれ聞いてなかったらどうなってるねん？っていう…。
（陣内）たまたま近くにおったからあの子のあれが晴れたけども。
この小林さんは…。
何かスカッとが倍増すんだよね。
わ〜！って。
出てきた途端に。
何ていうかな…。
お前が渋滞を巻き起こしてんだよバカヤロー！
筧美和子さん出演映画『テラスハウスクロージング・ドア』絶賛上映中！ぜひ劇場まで
ご主人にイラッとしたこととか。
だから高速今ＥＴＣあるじゃないですか。
でもＥＴＣを入れ忘れちゃったら現金で払う。
そのときに小銭…お釣りもらうじゃないですか。
それをわざわざバッグ取って財布開けて小銭は小銭とか札は札とかってやって閉めて。
バッグにきちんとしまわないと気が済まないやつなんですよ。
（北斗）そんな…。
（北斗）そういうやつなんですよ。
分かる？ちゃんと一個一個しまってから発進するっていうことなんだ。
お前が渋滞を巻き起こしてんだよバカヤロー！『スカッとジャパン』では番組をご覧の皆さんの身の回りで実際にあったスカッと話ムカッと話を募集しております。
採用された方は３万円を差し上げます。
次回の『スカッとジャパン』も悪役ラインアップ超充実
豪華俳優陣があなたをムカッとさせます
番組では毎回大暴れの悪役俳優たちへのファンレターを募集しています
文句でもお褒めの言葉でもリクエストでも大歓迎！
お待ちしています
2015/02/16(月) 20:00〜20:54
関西テレビ１
痛快ＴＶ　スカッとジャパン[字][デ]【主婦必見！亭主に仕返し弁当▽チョコイヤミ課長！】

イヤミ課長のバレンタイン…チョコでイヤミ連発▽主婦必見！ムカッと亭主に弁当で仕返し▽チョコ横取り告白女…小林麻耶を成敗▽あらすじ暴露男に北斗晶ムカッ！

詳細情報
番組内容
私たちの身近にいる、意地悪で自分勝手な人たちを、ナイスアイデアや機転のきいたとんちで、あるいは手の込んだ頭脳作戦で撃退した、「本当にあった」“スカッとする話”をショートドラマ化。

〈こいつが犯人ｗ〉
大学のミステリー研究会の副部長を務める先輩（須賀健太）は、いつも周りの人がまだ読んでいないミステリーの結末や、大事なトリックを「こいつが犯人だよｗ」と得意げにばらしてしまう。いつもばらされる
番組内容２
部員たちによる、仕返しの方法とは!?

〈ちょいちょいパパ〉
気に入らないことがあると、いつも「ちょいちょいちょい」と言って、妻（田中広子）に文句ばかり言う夫（梶原善）。言いたい放題、わがまま放題の夫のいいなりになってきた妻がついに、仕返しに出る！

〈チョコレート事変〉
同性の後輩にはとことん厳しく、異性の上司には猫なで声ですり寄っていくムカつく女子社員を演じるのは、２回目の出演となる小林麻耶。
番組内容３
バレンタインの日、後輩が作った手作りチョコレートを取り上げ、あろうことかそれを渡して男性社員に告白するという、最低女。どう成敗されるのか、お楽しみに！

〈イヤミ課長シリーズ　“チョコ強要課長”〉
今回は、バレンタインデーにチョコを強要しておきながら、もらったチョコで女性社員を査定する、という最低課長が登場！演じるのは、もちろん木下ほうか。見る者すべてを「ムカッと」させる演技力に注目だ！
出演者
【ＭＣ】
内村光良（ウッチャンナンチャン）　

【スタジオゲスト】
筧美和子　
陣内智則　
千秋　
濱口優（よゐこ）　
北斗晶　

【ショートドラマ出演ゲスト】
〈コイツが犯人ｗ〉
須賀健太　

〈ちょいちょいパパ〉
梶原善　
田中広子　

〈チョコレート事変〉
小林麻耶　

〈イヤミ課長シリーズ　“チョコ強要課長”〉
木下ほうか
スタッフ
【チーフプロデューサー】
浜野貴敏　

【プロデューサー】
金井尚史　
田岸宏一（クロスエイト）　
鈴木康祝（イースト・エンタテインメント）　

【企画】
木月洋介　

【演出】
佐藤大輔（佐藤映像）　
和田英智（フリー）　
中澤智有（フリー）　
大橋圭史（イースト・エンタテインメント）　

【ＶＴＲ演出】
長江俊和（ネビュラ）　

【編成】
水野綾子
スタッフ２
【制作協力】
イースト・エンタテインメント

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
サンプリングレート : 48kHz

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