１１時になりました。
ニュースをお伝えします。
ドイツ北部で、大勢の市民が町なかに繰り出す恒例の祭りが、イスラム過激派によるテロ攻撃の対象になるおそれがあるとして、開催の直前に急きょ、中止に追い込まれ、ドイツでもテロへの警戒感が高まっています。
ドイツ北部の町、ブラウンシュバイクでは、１５日、大勢の市民が仮装して町なかに繰り出す恒例の祭り、カーニバルのパレードの開催が予定されていましたが、地元の警察は、イスラム過激派によるテロ攻撃の対象になるおそれがあるとして、中止すると発表しました。
警察は、テロ計画の情報は、国防機関が入手した信頼性の高いものだとしていて、すべての参加者に対して、祭りの会場に足を運ばないよう呼びかけました。
地元メディアによりますと、ブラウンシュバイクのカーニバルはドイツ北部で最も大規模で、ことしは最大で２５万人の来場者が見込まれていたということです。
中止が発表されたのは、祭りが始まるおよそ１時間半前のことで、祭りを心待ちにしていた市民の間には、突然の中止に驚きや落胆の声が広がっていました。
ドイツでは、先月にも首都ベルリンやドレスデンの駅などを狙ったテロが計画されていたとの情報が報じられたばかりで、デンマークで起きた銃撃事件も併せ、テロへの警戒感がさらに高まっています。
アメリカのオバマ大統領の夫人のミシェル氏は、来月初めて日本を訪問し、発展途上国の女性への支援策などについて意見を交わす方向で調整を進めています。
これは日米の外交筋が１５日明らかにしたものです。
それによりますと、ミシェル・オバマ大統領夫人は、来月中旬にも日本を訪問する方向で調整を進めているということです。
ミシェル夫人は、オバマ大統領が去年４月に国賓として日本を訪問した際には、同行しなかったため、今回が初めての日本訪問となります。
滞在中、ミシェル夫人は、シンポジウムなどに出席し、みずからが取り組む発展途上国の女性のための教育支援策などについて意見を交わすことを検討しています。
また安倍総理大臣の夫人の昭恵さんなどとも面会するものと見られるほか、京都も訪れる意向です。
ミシェル夫人は去年、２人の娘と共に、中国を１週間の日程で訪問し、習近平国家主席や彭麗媛夫人と面会するなど、各国との関係強化に一役買っています。
１９７２年のミュンヘンオリンピック、柔道で２階級を制覇したビレム・ルスカ氏が１４日亡くなりました。
７４歳でした。
これは１５日、国際柔道連盟が発表しました。
ミュンヘンオリンピックの柔道で、オランダのルスカ氏は、重量級と無差別の２階級で金メダルを獲得しました。
オリンピックの柔道で、同じ大会で２階級を制したのはルスカ氏だけです。
また世界選手権の重量級でも２回優勝し、２０１３年には、国際柔道連盟の殿堂入りを果たしました。
脳出血のため、２００１年から闘病していましたが、１４日、亡くなりました。
７４歳でした。
では全国の天気、雲の様子です。
低気圧に伴う渦を巻いた雲は、北海道から次第に離れつつあります。
西日本や沖縄には次の低気圧が近づき、雲が多くなっています。
きょうの天気です。
2015/02/16(月) 11:00〜11:05
ＮＨＫ総合１・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース／報道 – 定時・総合
ニュース／報道 – 天気
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