韓国新首相、17日に正式就任 疑惑続出、野党は反発【ソウル共同】韓国の朴槿恵大統領が次期首相に指名した与党セヌリ党の李完九前院内代表に対する任命同意案の採決が16日、国会で行われ、議席の過半数を占める与党の賛成多数で可決した。17日に正式就任する。李氏は自身と息子の兵役逃れや不適切な投機などの疑惑が続出し野党が就任に反対していた。 韓国では鄭首相が昨年4月の旅客船セウォル号沈没事故で政府対応の不手際の責任を取り辞意を表明した後、朴大統領は後任選びに2度失敗していた。朴大統領は大統領府と内閣の一部改造を17日にも行い、人事刷新を強調して低迷する支持率回復を図りたい考えだ。 【共同通信】
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