ヒカンザクラが、きのう、満開となりました。
このヒカンザクラは、国鉄時代に当時の駅員が、南国の雰囲気を出そうと、沖縄から取り寄せたもので、観光客たちは一足早く、春の訪れを感じていました。
今月20日ごろまで楽しめます。
(黒柳)何といってもこれはお2人がお若いデビュー当時のお写真でございます。
女性ベテラン漫才師でいらっしゃいます今いくよさんとあちらくるよさんでいらっしゃいまして…。
どうもこんにちは。
どうもこんにちは。
くるよさんの今日のおめでたい…宝船。
宝船ですねんテーマは。
すごいですよね。
でもよくお似合いなんでねびっくりいたしますよね。
今いくよさんくるよさん。
色々お話伺います。
よろしくお願いします。
よくいらしてくださいました。
ありがとうございます。
今いくよさんがご病気になったって伺った時本当にびっくりしたんですけどお仕事にお戻りになれてね本当にまあとにかくうれしいと思っております。
ありがとうございますもう。
本当お元気になったんでね。
どんなにくるよさんは心配なさっただろうと思います。
まず初めにです。
私いつも大阪で芝居を…東京でやったあとドラマシティ…。
おたく…お2人からこんな大きなお寿司をね。
あれねあんなに上等なお寿司って見たことないお寿司で。
いつもそれを…すごくうれしくてみんなで分けてそれで出演者も全部分けてそれでみんなでスタッフもみんな分けていただいているんですよ。
それで時々そこに「ありがとうございました」なんてちょっと書いたり。
それからお寿司屋さんに電話したり。
それがなんかおたくのあれですよね?おたくの会社の向かいにあるお寿司屋さん?そうなんですそうなんです。
でね若いお笑いの人に「あそこのお寿司屋さん行ったらね私がくれぐれもよろしくって…言ってください」って言ったらね「いや私はあのような上等な寿司屋には行かれません」って言われちゃってやっぱり上等なんだと思ってたんですよ。
あそこはねやっぱり私たちのステータスですの。
ああやっぱり。
だからもうね私たちがまあ吉本でまあまあこう段階上がってきますよね。
そしたら会社の方と色々契約したりとかそういうのがありまして。
それが終わったあとそこのお店へ連れていっていただいて。
偉いさんがね連れていってくれますねん。
そやからギャラの安い分ここのお寿司屋さんでお前たちは食べておけと。
それをプラスマイナスにしよういうことで。
もう自分たちのギャラで行くのが私たちは夢やったんですよ。
本当にあれいいお寿司ですよね。
おいしいお寿司でね。
いかにも上等じゃありませんかね。
もうあれいつも毎年ねいただいてるんでねうれしいなと思って。
もう勝手に私らね黒柳さんの本当にファンで。
2人で本当に…。
大ファンで。
迷惑かもわかりませんけど…。
いきなりお2人からのお寿司が来たんでどういうこと…?どういうこっちゃろうと思って。
でもとにかく早く食べないと悪くなるからみんなでいただきましょうって。
そのたび…毎年行くたんびにくださるじゃないですか。
本当に申し訳ないと思って。
いえいえ。
とんでもないですよ。
そしたら今度あなたがねがんにおなりになったって。
そうです。
大変って思って私お手紙をね…。
届きました?徹子さん大感動ですねん。
ちょっと今日もでも…ちょっと待ってください。
テレビご覧の皆さんもちょっと待ってください…。
これ大感動大感動。
夢にも思わなかったんですよ。
ここから出しますわね…。
大感動。
これいただいて。
本当に…。
皆さん信じてくれはらないんですよ。
本当に黒柳さんからもらったん?とかいうね…。
ここにちゃんと持ってきまして証明しますから。
よかった。
届きました。
私ね吉本大きいからね…。
そうなんですよ。
届かないね…。
そうそう。
どうしようと思った。
よかった。
「ちゃんと届けてください」「お渡し下さいませ」ってもう…ここに一生懸命書いていただいて。
「今いくよ様お渡し下さいませ」ってちゃんと書いてある。
はい。
届きました本当に。
ちょっといいですか?見て。
はい。
えー私どんな…。
もう元気100倍。
あっそうですか。
これの今のあそこの後ろのね。
あっ本当だ。
そうなんですよ…。
自分の書いたものなのに読んだりして。
えー。
「おいしい上等のお寿司差し入れてくださってるのにお礼のお手紙も差し上げてなくて。
おいしくいただいてます」だって。
でもまあとにかくいずれにしましてもこういうことでお元気におなりになって。
喜んでいただいたのはうれしかったです。
本当にありがとうございました。
もう本当にね夢のようでした。
本当?うれしい。
もう宝物ですわこれはもう本当。
私なんかね手術なんかなさってねなんか…。
まさか思うてました私は。
もう今まで入院とか病気とかそんなことはしたことないんでね。
もう至って丈夫やったんです。
どんなことでわかったんですか?それが。
血液検査とかするのは毎年やってるんですけども。
たまたまその時は胃の消化が悪かって。
ほんでいつもでしたら薬局にお薬買いに行くんですけども。
お薬でちょっとアレルギー反応がちょっと起こしやすいんでいつもかかってる町のお医者さんに行きまして。
でそこで診てもらってね。
もう軽い気持ちですわ。
「ちょっとねなんか胸焼けがするんですけど」…。
なんかいつもよりもいっぱい食べてご飯食べたとかなんか…。
そうなんです。
ちょっとお弁当を1つねまとめて食べたんですけど夜になっても消化しきれてなかったんでそれでもうお医者さんにたまたま行ったら…。
ほんならまあ…横になったらねおへその周りに…こう押さえはったんですよ。
ほんなら「あっ硬いな」言わはって。
「あんた気ぃつかなかった?」。
「いや私仰向けで寝て」…。
「それ筋肉じゃないですか?」って…。
ほんま筋肉や思うたんですよ。
そうよね。
「あのね筋肉ここまでつけよう思うたら…オリンピックの選手やないですがな」言わはりましてね。
「そやけどこう起き上がったらぶよぶよです」「これ脂肪違いますか?」言うたら「これはしこりや」。
えー!ほんでもうエコーねかけよういうことに…。
バーッとかけていただいて。
ほんなら「ひょっとしてがんかもわからんな」って。
でもう大きな病院をちょっと紹介状書いていただいて。
ほんならもう早いほうがいい言うんで即行かしていただいた。
そうでしょ。
お仕事お忙しいからその間大変ですよね。
そうですわ。
「もう先生あと2週間待ってください」「それで仕事の調節します」。
「何言うてんの。
そんなん言うたらきりない!」「もう1日も早く!」。
1日も早く。
前日まで漫才の仕事してましたやん。
ね。
「明日もまた仕事ですしとりあえずその点滴をね外してまた終わったらまたつけますので」。
「そんなつけたり外したりするもんちゃう」言うて先生がね。
あなたも心配なすったでしょ?くるよさんも。
心配…びっくりしたんです。
いくよさんね楽屋でね「ああしんど」とかね「ちょっと横になるわ」って言わはったことないんです。
長い付き合いだけどね。
そうそうそう。
すごい長い。
だって高校生の時からお友達でしょ?そうなんですはい。
そんなの見たことない。
でもそれでどうなったんですか?それで…。
そしてもう1週間の間は検査とお仕事との往復でして。
それからもうエコーとかPETですか?MRIとかもうね…。
内視鏡とかもう全部撮りまして。
あなた今までやったことないこと…。
だからもう「がん」ってねあっさり言わはるんですよ先生は。
「あっ胃がんです」。
えっ!「胃がんです」って一番聞きたくない言葉やってね。
父親も兄もこれで亡くしてますからね。
あっそうなんですか。
もうそういうがん筋かもわかりませんね。
あらら。
ほんでもうくるよちゃんも一緒にね付き添ってくれて。
大変でしたね。
それで結局最終的にはどのぐらい仕事お休みになったんですか?そうですね。
やっぱり3か月4か月ぐらい休ませて…。
その間あなたどうなすったの?お1人で。
だから漫才師って2人で1つの仕事いうのがつくづくその時わかったんですわ。
やっぱり1人で漫才できませんので。
今いくよ・くるよっていう名前ですからね。
今くるよだけが来ましたって…ちょっとね。
そうですねん。
ものすごい…私の仕事はそうなんやと。
あなたが具合が悪かった時あなた1人でやってましたってね仰ってましたよね。
もうその時はやっぱり皆さんがね「くるよちゃんは?」「くるよちゃんは?」言うてみんな心配してくれはって。
私1人だけでは悪いんかな思うたりね。
コンビっていうのはね…。
あなた心臓が悪かったんですよね。
そうなんです。
そうですわね。
ペースメーカー入れはってバイパスの手術したんです。
「入れはって」って入れたんですね?あなたがね。
そうですそうです。
そこで敬語がきたからちょっとどなたが…。
こちらにお2人でおいでいただいた時にくるよさんがお倒れになったという2003年のちょっとVTRがありますのでそれちょっと皆様ご覧くださいませ。
「私ね本当に体は自信あったんです…」「それまで全然病気になったことないんですってね?」「もう全く。
してもね風邪のうちで治るぐらいでしたのにね」「仕事の移動中にねタクシーの中でしたけどね急にもう前が真っ白になったんです」「なんか心臓の下のところが詰まってたんですって?」「血管がね約3センチほど詰まってたんですよね」「そういうような詳しいことはいくよちゃんが全部聞いてくれたんですよ」「そうですわ」「先生がね人体の模型を出されてねそんなん理科の時間以外に見たことないですよね」「相方が…相方がねこんななってるって…」「そうですわ。
“ここが左心房で右心房”とか言わはってね…」「でものすごいねやっぱり脅しはるんですよ」「怖かったですわ私。
その説明聞いてね」「“もう命取りです。
もう死ぬか生きるか”」「そこまで言われてね」「そうですってね」「もうちょっと遅かったらもっともう駄目で…」「手術でも何かなんか…」「カテーテル」「ここを切ってね通しはるんですけど私ずっと心臓…」「心臓はこっちですよね?」「あっすいません。
心臓左やな。
ハハハッ」なるほど。
このあとにまた倒れたんですよ。
そのあとに本当に倒れた…ナイスキャッチの時ですよね。
そこでもうバイパスとそれからペースメーカーですか。
そこからまた元気です。
よかったですよね。
でもそのお洋服もお似合いになってね。
こんな珍しいお洋服…。
ちょっとね…。
そうですよ。
でもにぎやかでいいじゃないですかね。
なんかお花とねとてもよく合ってるんですよ。
あなたのお花とがぴったり合ってて。
それはともかくとしていくよさんがそれで…。
あなたたばこ吸ってらしたんですって?そうですわ。
40年間ねたばことお酒は毎日欠かさず。
でもうお仕事終わったらもうおビール飲む。
これが仕事としてのひと区切りや思うてましたからね。
いくよちゃんすごいんですわ。
みんなね「たばこやめ」言うたかってね舞台の袖…。
みんな大体たばこ吸います。
出番前に一服するんです。
それでガーッと行こか!いう感じなんですけどね。
3本ぐらい吸うんです。
「ちょっと多いんちゃう?出番や出番や」。
ひーふーひーふーって。
それみんなくるよちゃんに勧められてたんです。
たばこもお酒も。
それまで全然できなかったんです。
でもそれをやってとにかく「胃がんです」なんて言われちゃって。
もうやめましたね。
でも色んな抗がん剤とか色々なすったの?本当に。
今も治療中なんです。
今も治療中なの?そうですか。
そしてお薬で抗がん剤…。
抗がん剤ってね私の場合は1クールとか2クールとかあるんですけどだんだん楽になっていくんか思うたら違うんですね。
抗がん剤ってやればやるほど体がしんどくなりはったんです。
そうなんですか。
大変ですね。
おかげさんで私はまだそういうね食欲もちょっと落ちてないですし吐き気とかそういうなのも催さないんで。
ただ手のひらがねちょっとかさかさするっていうのは…。
珍しいですね。
手のひらがかさかさ?かさかさ。
今ちょっとね…。
ああ本当だ。
皮が皮…。
皮が硬いですよね。
クリームでねちょっとこれカバーしてますけどね普段…。
それ抗がん剤のせいなんですか?本当に。
せいなんですよ。
副作用で。
でも気持ち悪くなったりはしないの?そうなんですね。
だったらいいですよ。
仕事の時にね。
そうですそうです。
だからまあ3週間お薬を。
その1週間は点滴の抗がん剤をやり2週間はお薬を飲まなくてもいい。
その間にお仕事させてもらって。
なるほどね。
今日もその間っていう感じ?そうなんです。
本当にありがとうございます。
でも本当にお元気におなりになってね。
でも仕事に戻れたっていうことがね。
そうですよ。
本当にもう全国からね皆さんからもうね。
そうでしょう。
でもまあ今のままでこのままでやっていけばお仕事はやれる?そうですね。
もう一回まあ…まだがんは持ったままですから。
あっそうかそうか。
大きいから今は抗がん剤でだんだん小さくなってきてるいう経過はね先生から教えられたんですけど。
そんな小さいとこによくそんな大きいものが入ってますよね。
ねえそう思いません?もうねだからまた入院したら…もう今の主治医っていうのはおじいさんとかそんなんじゃないんです。
イケメンの若いので。
いいですねいいですね。
イケメンの若い…。
だからもう素顔見せるのがつらくてね。
先生すっぴんでごめんなさいなんて感じね。
そうなんですよもう。
でもまあとにかくお仕事そうやってお元気におできになるんだからそれはよかったですよね。
ありがとうございます。
だから今日ご覧になったあなたのファンの方はきっと心配していらっしゃる方いっぱいいらっしゃる…。
そうです本当に。
長いたくさんお手紙もおもらいになったでしょうし。
ひと言ちょっと皆さんにお礼を仰ったらどうですか?正面のあの…。
ありがとうございます。
ねえもうまさかね私もそのがんになるなんて夢にも思わなかったんですけども。
もうちょっと私は人生生かしてほしいなと思ったんです。
そして皆さんからこうして温かいメッセージをいただいてあっ頑張ろう。
頑張らなあかんなとまた思い直してまた頑張ってますんでまあ皆さん心配はかけましたけどこのように元気になってます。
ありがとうございます。
よかったですね本当にね。
おめでとうございました。
ありがとうございます。
本当によくおなりになってねすぐ来ていただいたんで何よりだったんですが…。
ちょっとコマーシャルありますので。
コマーシャルです。
でも今いくよさんは12月3日去年お誕生日。
そうなんです。
その時ちょうど復活ライブをなさいまして吉本で。
はい。
京都の吉本でなすった…。
そうです。
園花月。
園でね。
そこのVTRがちょっとありますので治ったばっかりでどんなのかっていうのちょっとご覧ください。
(拍手)あーすごい。
「どうも」「ようこそいらっしゃいませ」あっすごい拍手。
「今日は急に出てきたんで皆さんもうびっくりしてはると思いますけど」「おかげさんで」「元気になりました本当に」「私がね病気するなんてほんまに夢にも思わへんかった」「そうですね」「ほんまに思わんかった」「長い付き合いになりましたもんね本当に」「そうですわね。
入院中はね…」「色んなメッセージいただきましてね」「そうですわ。
なんとね黒柳徹子さんから」「ねえあの方からねメッセージいただいて“元気になってくださいよ”」「そうですね」「それに福山雅治さん」「あっ福山さん」福山さん!「海外ロケやってはった時にね」「Yahoo!のニュースで見たって」「お花くれはって」「そうですやんねえ」「それに西川きよしさん」「そうですやん」「フルーツの盛り合わせ」「そうですやん」「そのフルーツをくるよちゃんがみんな食べてっちゅうような…アホな」「やかましいわ!」「やかましいわ!」「年を捨て女を捨て…」「捨ててへんっちゅうやん」「ええかげんにしなさいほんまに」でもまああの時でも既にお元気そうですけど今日のほうがまだお元気そう…。
そうなんです。
あれほんまにね去年でしたから復帰したのが。
もうちょっと…。
あれからちょっと何か月ね経ちましたんでますます元気になってきました。
ああよかった。
さて今日せっかくお2人でおいでいただいたのでそれぞれ長いお付き合いで…。
初めて会った学校の時から比べたら今何年ぐらいご一緒ですかね?50年…。
それぐらいになりますよね。
じゃあそれぞれにお互いに自分の気持ちをちょっと書いてきていただいたんで。
ちょっとメッセージの交換ということでよろしいですか?簡単ですわ本当にね。
はい。
「学生時代から40年」まあ40年ね。
コンビ組んでもう40年なんです。
「本当にがむしゃらに生きてきたくるよちゃんです」「漫才が好きで皆さんに本当に喜んでもらえたら笑ってもらえたらっていう気持ちで女性としての魅力はねあまり私は感じないんです」「もう本当仕事ひと筋です」「そのくるよちゃんも病気を抱えながら本当に看病してくれて本当に心から感謝してます」「これからまあお互いねあまり無理をせずに皆さんから心から喜んでもらって笑ってもらえるようなね今までどおりの漫才ができたらいいなと思っております」「まあこれからもくるよちゃんも無理せんと一生懸命頑張っていきましょう」「皆さん応援のほうよろしくお願いいたします」まあよかったです。
素敵なお手紙で。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
じゃあ今度今くるよさんからお願いできますか?「いくよちゃん。
私はあなたに助けられました」「どうしようもない時ネタを忘れた時」「舞台で倒れた時」「ありがとう!」「私は待つよ。
また元気で漫才しよう」「本当に長い付き合いになってありがたい」「これからはできれば100歳までは漫才したい」
(拍手)ありがとうございます。
できるでしょう大丈夫ですよ。
そうですかね。
ソフトボール部であなたはキャプテンだったのね。
そうです。
それでねあなたも…。
はい。
でも本当に本当身につまされるようなお2人。
だって2人で一緒じゃなかったらできないですもんね。
そうですね。
コンビというのは2人でね1つの仕事でね。
そうですよね本当にね。
だからもうねコンビでありながら夫婦を乗り越えてもう姉妹以上の付き合いになってしまいましたかね?だってあなた方がおなりになった時に女の人ってあまりいなかったんでその時ね。
そうなんですよ。
今でこそねちょっと芸人さんっていう形でね増えてきたんですけど本当に少なかって。
その時漫才するって言った時には男の人たちから意地悪はされませんでした?もう全然当てにしてはらへんわね。
まずは当てにしてもらえなかった。
女の子が頑張ったって高が知れてる。
なるほど。
あっこんなだったんですか?2人で。
ああこれ慰問ですね。
可愛いわね。
「万才」って書いてありますけど。
一生懸命やったな。
こんな。
もう老人ホームにちょっと慰問に行かしてもらったりね。
あら可愛いわね。
ハハハ…。
ミニスカート。
えー!体重もそんな変わらなかったんですよこの頃はねくるよちゃんと私。
2人がね。
ほんで漫才ブームとともにだんだんだんだんこう差がね体重の差が開いて。
すごい。
可愛い。
あんな可愛い時からなんですね。
もうあの時はね…。
衣装は大体いくよさんが色々考えたりしたんですけど。
あっこれ懐かしい。
これデビューの頃だってね。
これ師匠についていきましてね全国ツアーに。
先生何ていう方でしたっけ?洋之介・喜多代ですね。
島田洋之介・今喜多代。
ひと組の方がちょっとお休みなさって急きょ2人がちょうどそろってましたんでとりあえず綿パンとジャンパーしか着てませんでしたけど「やれ!」言わはったんですよ。
「えーやるんですか!」言うて。
ほんで何とか10分ぐらいやったんです。
モノマネやって。
平和ラッパさんの「ヘララ〜」こんなんやったりね。
ごめんなさい。
今誰のモノマネ?平和ラッパさん。
「ヘララ〜」そんなんやってね。
2回目のステージにほな出てくれ言わはったんです。
そしたらなんかもう山の中やったからね雑貨屋さん?とりあえずその方がね連れてってくれはって。
ちょうど赤とブルーの…ワンピがあったんです。
これや!言わはって。
同じサイズが入ったんですもんね。
靴も。
当時同じサイズが入った?入ったんです。
ほんでチャカチャンリンって今テーマソングありますでしょ。
そういうのはないんです。
出囃子。
「ピーッはい行け!」言うてね。
笛ですよ笛。
笛。
ピーピー。
おお…これで出るの?運動会みたい。
そんなんでやってそれから…きっかけやったんです。
師匠が「うちの子デビューした」「デビューした」って会社のお偉いさんにも全部言うてね。
「ほなお前」…。
女の子珍しいから「とりあえずうめだ花月出え」言わはってね。
あの衣装で出たんです。
社長横で座ってまして1分も経たんうちにパッと横見たらもういませんねん。
見てられなかった…。
見るに堪えない。
ほんでね正面からダーッと走ってきはるおじさんがいはりますねん。
よう見たら支配人。
センターマイクの前で「早よう下り!」。
「早よう下り!」そんなデビューでした。
まあね男の人のに慣れてるからね女の子がねキーキー何か言ってもちょっとね。
だからまあねなるべく2人一緒にいなさいよと。
彼氏ができたりしたらそっちのほうが楽ですからね女性は結婚のほうがね。
だからまあ2人絶えず一緒にいなさい。
ずっと一緒にいたままですねいまだに。
ご結婚してらっしゃらないんですよね?2人とも。
ないんですよ。
本当にもう。
色んなことはあったでしょうけどね。
でもずっと40年近く。
そう。
もう40周年になりました。
すごい。
おめでとうございます。
(2人)ありがとうございます。
『徹子の部屋』とちょうど同じですね。
『徹子の部屋』も今年で40年になりました。
うわー!おめでとうございます。
50年まではやりたいと思っておりますので。
ぜひともお願いします。
お互い頑張りましょうね。
私たちの夢ですから。
もうそうですね。
憧れですから。
頑張っていただいて。
ハハハ…。
でも全盛の頃のきよしさんとやすしさんとやってらっしゃるのをご覧になってたら本当に命懸けだったんですって?あの方が。
お忙しいから頭に…トップに出はるんです。
その次私らもうスタンバってますわね。
40分ぐらいしはるんですよ。
そうですよ。
普通15分の高座なんですけども。
お客さんもうこれ以上笑えへんでいうぐらいブワー!ブワー!これ以上笑いないでぐらい笑いはるんです。
そりゃもう…。
下りてきたら「すまんな」言わはって。
「すまんな」って40分やってはりますやん思うてましたけどね。
そう言うてはんのに40分…。
もう汗びっしょりですねん。
ほんでお客さんも満足ですねん。
そこへ2人がねか弱い2人がね「ようこそいらっしゃいました」言うてもあきませんねん。
こっち向いてくれはりませんからね。
あの頃横山さんさ体使ってなんかすごい走ったりとかさやってらしたじゃないですかすごく。
そうですねん。
「リーリーリーゴーバック」ってあのネタでもね。
それやりはってやりはってめっちゃやりはったあと「ようこそいらっしゃいました」言うて。
そこでねいくよちゃんが「負けたらあかん。
これ負けたらあかん」「スポーツマンシップで負けたらあかん」って言うて。
くるよちゃんはおなかをたたくわね。
これもね1発ではあかんから。
でもおなかたたいたのはすごくよかったんですって?そうですね。
これがうまくねいい音がしたんです。
バチーンッともうそりゃ。
前であんだけウケはったあとやからね1発はあかんやん。
10発ぐらいたたいてる時にだんだんなんか…バーンッと笑ってくれはったんです。
今までにないね笑いがあってもうびっくりしまして。
ほんでそれからずっとたたき続け。
でもあなた何かさなんか…何ですか?手術する時にどこかここら辺のとこに胸開けるかもしれないからって先生が。
考えくれはってね。
ペースメーカーね。
女性やしやっぱり…。
どうやろ?ここら辺にしようか言うて。
それはあきませんそれ。
これ商売道具やから。
こうたたいたら…。
ここ入れたってあきませんやん!って。
くるよちゃんはこういつもほら身出してるからほなここどうや?言わはったんですここね。
ここやったら…。
おなかはあかんけどここはええんちゃう言うてここやってくれはったんですけど。
ほんでやっぱりこう…これも工夫ですわね。
それで見えないように。
はい。
これは今までね…。
新しいバージョンで。
どこでね…。
何か見えてますよ色んな胸が。
あれこれとこっちから…。
ほんまですか?大丈夫大丈夫。
大丈夫ですけど。
でこれを…。
見えないようにして。
ここからもうねずっと色んなギャグ…。
あっもうそろそろこれで終わってしまいますよね。
でも何でも2人で半分ずつに分けてあれするんだけどダイヤモンドもらった時だけは半分にならなかった…。
いくよさん本当よかったですね。
ありがとうございます。
おめでとうございました。
それからあなたも我慢してねよかったお待ちになっててね。
ありがとうございます本当に。
これからもお元気で。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
どうぞ。
2015/02/11(水) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 今いくよ・くるよ[字]
〜主治医は“イケメン”突然の胃がん告知〜今いくよ・くるよが今日のゲストです。
詳細情報
◇ゲスト
女性漫才コンビの草分け的存在である、今いくよ・くるよが登場!
◇番組内容
昨年、いくよさんは胃がんと診断され3カ月の療養を余儀なくされた。入院中“早くお客さんが待つ舞台へ戻りたい”と焦る中、黒柳さんからお見舞いの手紙が届き、涙が出るほど嬉しかったと語る。一方のくるよさんは、13年前に心筋梗塞を患い、今も胸にペースメーカーを入れている。家族同様に何かあった時は支えあうという2人が、大きな病も笑いに変えユーモアたっぷりに語る。今日はお互いへ様々な思いを込めた手紙を読みあう。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
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バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
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