和歌山県の男児殺害事件で、押収された凶器から検出された血液と、男の子のＤＮＡ型が一致しました。
こんにちは。
２月１１日水曜日、建国記念の日のスピークです。
和歌山県紀の川市で、小学５年の男の子が殺害された事件で、逮捕された男の自宅から押収された刃物に、男の子のＤＮＡの型と一致する血液が付着していたことが分かりました。
中村桜洲容疑者は、紀の川市の空き地で、近くに住む小学５年の森田都史君を、刃物で刺して殺害した疑いが持たれていますが、当時は自宅でテレビを見ていたなどと供述し、否認を続けています。
中村容疑者の自宅からは、刃渡り４０センチほどの刃物３本が押収され、うち２本は狩りや軍隊で使われる、
アメリカ政府は１０日、過激派組織イスラム国に拘束されていた２６歳のアメリカ人女性の死亡を確認したと発表しました。
オバマ大統領はテロリストを裁きにかけるとの声明を発表しています。
死亡が確認されたのは、シリアで人道支援活動を行っていたケイラ・ミュラーさんです。
ミュラーさんはおととし８月、シリアで拘束されて、イスラム国は今月６日、ヨルダン軍が行った空爆で死亡したと主張していました。
アメリカ政府は、イスラム国側から先週末、家族に新たなメールと画像が届き、分析の結果、ミュラーさんが死亡したとの判断に至ったとしていますが、死因や時期については明らかにしていません。
オバマ大統領はまた声明で、いかに時間がかかろうと、テロリストたちを捜しだし、裁きにかけると強調しています。
一方、ミュラーさんの親族や友人が会見を開き、その死を悼むとともに、功績をたたえました。
また、ミュラーさんの両親は声明を発表し、ケイラが命を失ったことが分かり、打ちひしがれていると、悲しみに暮れる胸の内を明かしています。
政府は来週、ワシントンで開かれるテロ対策について話し合う国際会議に、中山外務副大臣を出席させる方針を固めました。
中山副大臣は、イスラム国を名乗るグループによる日本人人質事件で、ヨルダンの現地対策本部で陣頭指揮に当たりました。
１８日からの会議には、欧米諸国は閣僚級を派遣する方針で、このため、日本としても国際社会と連携してテロに対じする姿勢を示すため、岸田外務大臣ら、閣僚級を派遣する方向で調整していました。
しかし、国会で１９日からすべての閣僚が出席する来年度予算案の審議が始まる予定であることから、政府は閣僚級の派遣を断念し、代わりに中山副大臣を派遣することにしました。
一方、ＵＡＥ・アラブ首長国連邦は１０日、過激派組織イスラム国に対して、中断していた空爆を再開しました。
アメリカ主導の有志連合に加わっているＵＡＥは、去年１２月に、ヨルダン人のパイロットが拘束されて以降、空爆を一時見合わせていましたが、ヨルダンが報復の空爆を強化したことに合わせ、空爆を再開しました。
ＵＡＥの軍司令部は、ヨルダンの基地を出発したＦー１６戦闘機が、複数の標的を攻撃し、無事に帰還したと発表しています。
空爆の標的は明らかになっていません。
アメリカの週刊誌、ニューズウィークのツイッターアカウントが１０日、イスラム国に同調するハッカー集団によるサイバー攻撃を受け、一時ダウンしました。
ニューズウィークのツイッターアカウントを一時乗っ取ったのは、サイバー・カリフと名乗るハッカー集団です。
ツイッターには、フランスの新聞襲撃事件に関するスローガン、私はシャルリをもじって、私はＩＳ・イスラム国だとフランス語で書き込まれましたが、１４分で復旧しました。
また、ツイッターには、流血のバレンタインデー、ミシェル・オバマよ、あなたや娘たち、夫を監視していると、オバマ大統領一家を脅迫する内容も書き込まれていて、ＦＢＩ・アメリカ連邦捜査局が捜査を始めています。
長野県の阿弥陀岳で、おとといから行方が分からなくなっている、学習院大学山岳部の２人の捜索がきょうも行われていますが、今のところ、見つかっていません。
行方が分からないのは、学習院大学山岳部に所属する東京・杉並区の４年の男子学生と千葉県松戸市の１年の女子学生です。
２人は山岳部の５人で今月７日に入山し、阿弥陀岳に登頂したあと、下山ルートを間違えたため、一晩ビバークし、おとといの朝、再び下山を始めたところ、遅れた女子学生に男子学生が付き添ったということです。
早く見つかってほしいなと。
きょうも警察や山岳部ＯＢなど、１２人が捜索に当たっていますが、今のところ見つからず、また、上空からの捜索は、天候が悪く、見合わせています。
紛争が続くウクライナ情勢を巡り、１１日に開催予定のウクライナ、ロシア、ドイツ、フランスの４か国首脳会談に向けた事前協議が、１０日に行われましたが、協議は１１日も継続されることになり、首脳会談の実現は不透明な情勢です。
１０日にベラルーシで行われた事前協議には、親ロシア派武装集団とウクライナ政府の代表らが出席し、タス通信によりますと、停戦合意の再構築に向け、ウクライナ東部の自治権の扱いなどについて話し合いました。
双方は停戦の必要性や、前線からの重火器の撤去について大筋で一致したものの、具体的な条件を巡っては溝が深く、引き続き１１日も協議を行う方針でこの日に行われる予定の４か国首脳会談開催にも、影響が出る可能性があります。
一方、アメリカのオバマ大統領は、ロシアのプーチン大統領と電話で会談し、ロシアが武装集団を支援していると非難したうえで、
韓国・インチョンの高速道路で、午前１０時前、乗用車など６０台以上が絡む事故があり、１人が死亡、３０人以上が負傷しています。
午前９時４５分ごろ、インチョンの高速道路で、乗用車など六十数台が絡む事故が起きました。
地元警察によりますと、１人が死亡、３０人以上がけがをして病院に搬送されました。
現場はインチョン空港からソウル市内に向かう高速道路で、事故車両が多いため、救急車の現場への到着が遅れています。
事故当時、現場周辺は霧で視界が１０メートル程度だったとの情報もあります。
日本人が巻き込まれているかどうかは不明です。
さて、われわれにとってもとてもつらい、花粉症の季節がことしもやって来ました。
花粉の飛散は、全国的に来月がピークの見込みで関東、東海地方では、去年の２倍から３倍になると予測されています。
そこで対策の最前線を取材しました。
こちらの気象情報会社では、花粉の飛散が本格化するのを前に、花粉の観測を始めています。
気象情報会社、ウェザーニューズでは、リアルタイムの花粉情報を発信しています。
花粉観測の専門家、草田さんに、ことしの傾向を聞きました。
ことしは花粉の飛散の傾向というのは、前年に比べてどうですか？
ことしの傾向としては、全国的に昨年よりも多くなる所が多いんじゃないかなと見ているんですが、特に関東地方ですとか東海地方のエリアで、昨年の２倍、もしくは３倍ぐらいになる所もありますので、かなり多くの飛散量となる見通しとなっています。
どのぐらいの時期からっていうのを教えていただけますか？
少しずつ飛び始めてはいるんですが、少し飛散の開始が遅れていまして、２月の大体１５日前後から西日本、東日本の太平洋側などを中心に、飛散開始になるのではないかなと見ております。
首都圏にも迫る花粉前線。
観測に使われるのが、こちらのポールンロボです。
人の顔の形をしているんですが、花粉の量によって、目の色が変わります。
この観測機は、人が呼吸するのとほぼ同じ量の空気を吸い込み、花粉を計測しています。
花粉が増えるにつれて、目の色が白から青、黄色、赤、紫の５色に変化します。
この会社では、全国およそ１０００か所に設置した観測機のデータを集め、ホームページやスマートフォンのアプリなどで公開しています。
早い地域では、今週末から花粉の飛散が予測されていて、そろそろ対策が必要です。
花粉対策といえば、このマスクですが、正しい着け方を教えてもらいたいと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
マスクなどを製造販売するメーカーの開発担当者は、花粉の吸い込みを防ぐために、マスクを正しく着けることが重要だといいます。
ワイヤがあるほうが上で、これを２つに折ります。
お鼻に沿うように着けていただきます。
そして上下にプリーツを広げます。
そのときに上もきちんと開くようにしてください。
どうでしょうか？
ちゃんと着いてます。
マスクはどのくらいの頻度で取り換えればいいんでしょうか？
１日１枚の交換をお勧めしています。
正しく装着した場合とそうでない場合、マスクの中に入り込む花粉の量はどの程度違うのでしょうか。
実験してもらいました。
マスクを正しく着けてないと、このピンク色の花粉を模擬した粒子が多く見られ、入り込んでいることが分かります。
正しく着けているほうは、ピンク色の粒子があまり見られず、花粉の入り込みを抑えていると思われます。
マスクなど、しっかりした対策を心がければ、つらい花粉症の季節も乗り切ることができそうです。
インフルエンザの流行もありまして、まだまだマスクが手放せない日々が続きそうですね。
そうなんですよね。
あと、はらったりするとね、予防になるかもしれませんね。
平年の倍以上だそうです。
では続いてワールドトピックス。
サッカー界のスーパースターによる粋などっきりに、街が大騒ぎです。
マドリードの街なかで男の子とサッカーを楽しむ小太りの男性。
ぼさぼさの髪に不精ひげ、サングラスをかけた男性は、その姿からは想像もつかないような華麗なボールさばきのテクニックを見せつけます。
で、
新関空会社は、関西空港と伊丹空港の運営権を民間に売却する手続きについて来週予定していた１次入札の締め切りを３ヵ月先送りすると発表しました。
巨額の負債を抱える新関空会社は、関空と伊丹空港の運営権を民間企業に売却する手続きを進めています。
しかし最低価格が２兆２千億円と高額に設定されている他、期間も４５年と長期に渡ることから入札を希望する企業からリスクを懸念する声が上がっていました。
このため新関空会社は、今月１６日に予定されていた１次入札の締め切りをおよそ３ヵ月先送りし、５月２２日にすると発表しました。
新関空会社は運営を民間に移す時期については「来年の１月から変更しない」と話しています。
去年１１月、神戸市の交差点で貝原俊民前兵庫県知事が死亡した交通事故で、交差点に進入する際に注意を怠ったとして、運転手２人が書類送検されました。
去年１１月、神戸市中央区の交差点で、貝原俊民前兵庫県知事が乗った車が別の車と衝突し、貝原さんは搬送先の病院で死亡しました。
警察は衝突した車の運転手の男性
（６１）を現行犯逮捕しその後釈放していましたが、別の車の車載カメラの映像などから両方の車が交差点に無理に進入した疑いがあると判断。
貝原さんが乗った車を運転していた男性
（５８）と衝突した車の運転手の男性
（６１）の２人を過失運転致死傷の疑いで書類送検しました。
警察の調べに対し２人の運転手は容疑を認めているということです。
シベリアから渡ってきた冬の使者、コハクチョウが飛来のピークを迎え、琵琶湖で優雅な姿を見せています。
滋賀県長浜市の琵琶湖に接する早崎内湖では、ところどころ凍った湖面の上でコハクチョウが羽に首をうずめ、休んでいます。
コハクチョウは、毎年、冬を越すため、２０００キロ以上離れたシベリアから琵琶湖にやってきて、今シーズンも、きょうまでに５５０羽以上が訪れています。
コハクチョウは家族のまとまりが強く、真っ白な親鳥と灰色がかった子供の鳥が寄り添って冬の間、一緒に行動します。
今月末には、大きな群れを作って北の空に帰っていくコハクチョウの姿が見られるということです。
2015/02/11(水) 11:30〜11:55
関西テレビ１
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