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ウクライナ 停戦合意後も戦闘 双方が非難
2月16日 19時23分

ウクライナ 停戦合意後も戦闘 双方が非難
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ウクライナ東部では、政府軍と親ロシア派の停戦合意が発効したあとも交通の要衝デバリツェボ周辺などで戦闘が続いていて、双方が停戦違反だとして非難し合っています。

ウクライナ政府と親ロシア派の代表は、それぞれ現地時間の15日午前0時から戦闘を停止する命令を出し、ロシアとウクライナ、それにドイツとフランスの4か国の首脳は、電話会談で「停戦合意はおおむね守られている」との認識で一致しました。
しかし、幹線道路と鉄道が交差する交通の要衝デバリツェボでは戦闘が続いていて、ウクライナ内務省は16日、親ロシア派が砲撃を再開して警察署が破壊されたとして、停戦違反だと非難しました。
一方、デバリツェボの包囲を続けているとする親ロシア派も、政府軍が包囲網を突破しようとしたと主張し、さらにゴルロフカなど周辺の町も政府軍による砲撃を受けたと非難しています。
停戦合意では、ウクライナ政府軍と親ロシア派の双方が16日中に停戦ラインから重火器の撤収を始めることになっていますが、一部で戦闘が続いているだけに実現するかは不透明な状況です。

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