Samsung、14nm FinFETのモバイルプロセッサを量産開始

　韓国Samsung Electronicsは16日(現地時間)、3次元構造の14nm FinFETで製造されるモバイルアプリケーションプロセッサの量産を開始したことを発表した。

　同社によれば14nm FinFETプロセスのモバイルアプリケーションプロセッサは、従来の20nmプロセス製造のものに対して、性能が20%向上、電力は35%削減。そして、生産性が30%向上するとしている。

　同社では、この14nm FinFETプロセスを、まずはCortex-A57/53のbig.LITTLEコアである「Exynos 7 Octa」に導入。その後、1年を通してほかの製品に拡げていくとしている。