ニュース詳細
南スーダンのPKO 自衛隊派遣6か月延長2月10日 11時28分
K10053500911_1502101310_1502101316.mp4
政府は10日の閣議で、アフリカの南スーダンで国連のPKO活動に参加している自衛隊について、今月末までとなっている派遣期間を、ことしの8月末まで6か月間延長することを決定しました。
20年以上にわたる内戦の末、スーダンから分離独立した南スーダンでは、4年前から国連のPKOが展開しており、日本も国連の要請を受けて平成24年1月から陸上自衛隊の施設部隊を派遣し、首都ジュバ周辺で道路や他国の部隊の宿営地を整備する活動に当たっています。
政府は10日の閣議で、活動の継続を要望する声が現地で強いなどとして、今月末までとなっている派遣期間を、ことし8月末まで6か月間延長することを決定しました。
派遣期間が延長されるのは、これで4回目です。
中谷防衛大臣は閣議のあと記者団に対し、「南スーダン政府からも自衛隊の活動に対して高い評価を受けており、南スーダンの平和と安定のために引き続き参加していきたい。また、より積極的にPKO活動ができるようにするための法整備の検討も進めていきたい」と述べました。