トップページ国際ニュース一覧無人機で「イスラム国」幹部らを殺害
ニュース詳細

無人機で「イスラム国」幹部らを殺害
2月10日 5時07分

無人機で「イスラム国」幹部らを殺害
K10053441111_1502100544_1502100552.mp4

アメリカ軍は、アフガニスタンで、イスラム過激派組織「イスラム国」の地域の幹部に任命されていた男ら6人を無人機による攻撃で殺害しました。

アフガニスタン南部のヘルマンド州の警察などによりますと、9日、ヘルマンド州でアメリカ軍の無人機が走行中の車両1台をミサイルで攻撃しました。
この攻撃で反政府武装勢力タリバンのアブドル・ラウーフ元司令官ら合わせて6人が死亡しました。
ラウーフ元司令官は2001年のタリバン政権崩壊後に拘束され、数年前までキューバにあるアメリカのグアンタナモ収容所に収容されていました。
しかし、最近、イラクとシリアで勢力を拡大した「イスラム国」に加わり、「イスラム国」がアフガニスタンとパキスタンを支配することを目指すうえで「副知事」と称する幹部に任命され、戦闘員の勧誘活動を行っていたということです。
アフガニスタンとパキスタンでは、地元のイスラム過激派組織のメンバーが「イスラム国」に加わる動きが広がり始めていて、アメリカとしては、タリバンに加えて「イスラム国」も勢力を広げればアフガニスタンがさらに不安定になると懸念して、早期に封じ込めようとしているものとみられます。

関連ニュース

k10015344111000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ