「バン活!」コーナーの「ロックバンドもファンクラブをつくろう」という回で
LINE@はLINE上で企業や店舗のアカウントが持てるサービスです。現在、実店舗があるアカウントしか開設できませんが、LINEミュージックもはじまりそうですし、ミュージシャンに解放されれば強力なインフラになることは間違いないです。
と書きました。
つい先日、いよいよ「LINE@」が個人にも開放されたんですよ。
「LINE@
」とは通常のLINEよりも開かれたビジネス向けのラインアカウントを作成できるサービスです。
はっきり言って、ロックバンドはすぐにアカウントを開設すべきです。
その理由を3つ挙げます。
①国内最大のコミュニティに露出せよ!
LINEは国内利用者数は5000万人。アクティブユーザーは3000万人です。
世界ではなんと5億人のユーザーを抱えています。
この市場に露出しない意味はないです。
②LINEミュージックの開始に備えよ!
2015年は日本では「サブスクリプションサービス元年」となりそうです。
月額定額制のストリーミングサービスが日本でも定着しそうなんです。
その一端を担うのが去年発表された「LINEミュージック」であるというのは間違いない。
海外ではもはや当たり前な「ストリーミング試聴⇒ライブに集客」というビジネスモデルが日本でも確立され、またそれがインディーズミュージシャンにとっても一般化するでしょう。
LINE@では「メッセージ」によるPUSH広告、「タイムライン」によるPULL広告、また、クーポンの発行など多用な宣伝、告知が可能です。
LINEミュージックが始まる前に、是非LINE@に慣れておくと良いでしょう。
③クリエイターが生きるにはこれだけで十分!?その他のLINEのサービス
LINEには誰でもスタンプを販売できる「クリエイターズスタンプ」やECサイトを気軽に持てる「LINE MALL」、さらに決済機能の「LINE PAY」など様々なサービスがあります。
自分の商品を
流通できる機能、
販売(決済)できる機能、
そして今回の「LINE@」の開放により、
宣伝できる機能
が実装されたのです。
そして、それがLINE内だけで完結するという。
「バン活!」では多用なサービスを組み合わせてバンド活動を充実させることを提案してきました。
しかし、もはやLINEだけで全てが完結するかもしれません。
それくらい強力なインフラです。
「LINE@」の位置づけは?
「バン活!」コーナーで用いているこの図。
「LINE@」はどこに位置付けられるでしょうか?
青い部分、つまり「ファンクラブ」で良いと思います。
新規顧客にアプローチする機能は今のところありませんし、プライベートのメッセージをやり取りするLINEですからLINE@でもマナーが求められます。
ともかく、最大規模のユーザーを抱えるLINEです。
ロックバンドも今すぐ「LINE@」を開設して充実した音楽活動をしていって欲しいです。
以上、『Bの人』でした。