個人にも解放されたLINE@を使ってみた結果
殆どの人は意味不明だと思うが、少数の人には刺さったニュース来ました。
ビジネスや情報発信に! 誰でも利用可能なオープンなLINE、LINE@アプリをリリース 2/13
このたび、ビジネスや情報発信に誰でも利用可能なオープンなLINE、LINE@アプリをリリースしました。個人、団体、ビジネス問わず、誰でもオープンに利用が可能なコミュニケーションツールとして、お客様や取引先、ファンの方に向けた情報発信やお問い合せ対応、ビジネス利用にお役立ていただけます。
皆さま、LINE@とLINEの区別がついてない方も多いと思います。被害者(笑)も出ています。
LINE@ と LINE の違いがよくわからん…( ꒪⌓꒪)
— ノリロウ (@norirow) 2015, 2月 15
とりあえず、LINE@ のアカウントを作って、LINEのアカウントを消してみたけど、それは間違いだったか…(,,-_-)
— ノリロウ (@norirow) 2015, 2月 15
大間違いですよ!!
LINE@とはいわゆる公式アカウントみたいな感じのヤツです。数千万払わないといけない公式アカウントはLINEアプリの一覧に入るけど、LINE@は入りません。いままでは実店舗があるところがあるところだけに限られ、ネットショップや個人は申請しても却下されました。それが解放されたんです。で、普通のLINEとどう違うのかというと答えは簡単で、普通のLINEは1対1なのにたいし、LINE@は1対多数を目的としたサービスなのです。以前は完全にこれで、多数側が返信しても定型文が流れるだけでしたが、今は1対1の対応も設定すればできるようにはなりました。
さくっというと、LINE@は従来のメルマガと置換される性質のものと考えると分かりやすい。emailが死に絶えつつある今、メッセンジャーでの一斉多数送信ができることは非常に価値がある。メルマガの開封率は、かなり人気があるもの以外は1%を遙かに下回るというのが普通だが、LINEなどのメッセンジャーはほぼ開封はしてもらえる。
受け取るほうにもメリットがある。emailの世界はスパマーが潰したといってもよく、毎日届く大量のスパムは世界中のネットワークの大きな負担(本当のメールよりスパムのほうがずっと多い)だが、メッセンジャーは自分が友人にならないと届かないので、スパムをしようと思うとアカウントを乗っ取らないといけない。LINEも同様でスパムを受け取りたくなかったら変なヤツに友人登録された通知が来たら、すかさずブロックすればいいだけの話です。
そしてなにより、楽天から大量に来るメールを止めるのは手間が大変だが、LINE@を止めるのはブロックすればいいだけなのでとても簡単。よってどうでもいいネタをLINE@で投げると即座に止められます。従来のメルマガ運用のようには行きません。
そんなわけで自分もLINE@でアカウント作ってみた
最初に書いておくと、LINE@はブロガーが趣味的に使うのには向いてません。というのは基本、無料で使える範囲が狭いからです。以前のLINE@も月5000円でしたがあとで無料版が追加されたわけですが、今回のもそれを踏襲しています。
無料版はあくまでお試しで、月間1000本のメッセージしか送れないので、友達が500人いたら2回で終わり。有料版は5万通まで送れますが、5万超えると1本あたり1.08円なので、たとえばホリエモンが使うと一気に50万人くらいは友人になるので1回の配信で50万近くかかってしまうわけです。この場合は公式コンテンツをやるしかないわけですね。
よって一番使えるのは、月5000円の範囲で友達数が数千の単位までということになります。ネットショップや中小規模のネットサービスくらいがせいぜいですね。売り出し中のミュージシャンまでは使えますが有名になった瞬間に爆死です。
スマホアプリのみのサービス
今回、無店舗にも公開されたのは、スマホのアプリです。
従来の店舗版はデスクトップからだったので文章書いたり管理が楽だったのですが、こちらは現在スマホアプリのみ。早くデスクトップ版かブラウザ版が欲しいです。とりあえずさくっと自分の公式LINE@創ってみました。
↓スマホからコレをクリックすると友達になれます。
今見たら、昨日から247人でした。すでに1人がブロックでワロタ。
なんかバグがたくさんある気がするよ
スマホアプリしかないのでiPhone6 Plusより入力が楽なズルトラでやろうと思い、ズルトラに入れてあったIIJのSIMでサブアカウント作りました。↓このSIMね
ただしMVNOなのでdocomoの管理画面に入れないから年齢確認ができない。ID検索がされないタイプです。これを管理者にしてLINE@を生成しました。
で、かなりバグだと思うのがあります。
これが管理画面。この時点では友だち219人ですが、上の「友だち」押しても1人も出ません。管理画面の友だちとメニューの友だちは違うのか???
iPhoneの本アカウントを検索して呼び出して友だちになりました。自分で自分を友だち。www
しかしほかは一切出ません。で、管理者に本アカを追加したいと思い、メンバーの追加をしようとしましたが、「友だちは0」になっていて本アカは登録できません。↑上の友だち一覧に出てるのにだ。アカウントを検索してそれで追加しようとすると「すでに追加されてます」と出ます。されてませんから。
次に最初のIDは勝手に振られます。
「nagae-test」なのでこれを変更したい。でも変更するのは有料です。プレミアムIDといいまして、年間2592円、4/30までだと1296円です。2年目からも1296円。
別に支払ってもいいから変えたいので、LINEペイの登録とカードの登録を行い、本アカからLINEペイで5000円をズルトラのサブアカ(LINE@管理者)に振りかえました。
しかし・・・その前に・・・決裁者のところを押すと・・・
どういうアルゴリズム使ってるのか仕事仲間が2人出てきます。www なんで候補に挙がってるのかわからないよ。
で、自分のサブアカに決裁者チェックを入れまして、IDを変更しようといろいろ記載してLINEペイで支払おうとしますと・・
こうなります ↓
意味が分かりません・・・・www 課金できません。
で、現在はお試し期間中で4/30までは有料プランに自動で入っています。自動と言うことは解除しないと有料プランのママで課金されます。4/30になって課金されたなければいまのうちに解約してください。
そんなわけで、遊び半分ではちょい無理で、あくまでビジネスとして使うのが吉です。塾とか学校は人数も決まってるのでいいかもです。「本日は三限が休講」とか使うにはいいと思います。それではこれをLINEの中の人に投げて聞いてみてあとで補足したいと思います。
で、なんでiPhoneでLINE@を設定しなかったかといいますと、実はYモバイルの策略か、Googleplayでいつまでたっても売り切れのNexus6が待ちきれずに、エキスパンシスで注文しました。まだ着いてないけど、Googleplayで買うより1万数千円高いだけ。85567円+送料2300円で、到着時に消費税が徴収される。ちなみにこの価格はホワイトのみのウイークリーセールでした。
nexus6についてはAmazonは少し高めです。
Nexus6が到着したらメイン機をiPhone6 Plusから移すつもりなのでした。使用レポートを楽しみにね。