80代男性:逆走気づき…また逆走 東北道を3キロ

毎日新聞 2015年02月16日 10時59分(最終更新 02月16日 11時32分)

 15日午前8時5分ごろ、青森県平川市の東北自動車道下り線で軽トラックが逆走していると、通行中の車などから110番があった。警戒中の警察官が約20分後に、同市碇ケ関西碇ケ関山の東北自動車道弘前線の上り線で軽トラックを発見した。事故やけが人はなかったが、逆走距離は計約3キロに及んだ。

 高速道路交通警察隊によると、運転していたのは岩手県内の80歳代の男性。碇ケ関料金所から下りランプウエー(RW)を逆走したうえ、本線を秋田県方面へ約1キロ逆走。その後逆走に気づいてUターンし、同料金所内側の駐車場に戻ったが、今度は上りRWを逆走し、上りの本線を走行した。このトラブルで、下り線の小坂インターチェンジ(IC)−碇ケ関IC間は約20分間通行止めとなった。【石灘早紀】

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