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山中教授、京都マラソンで4時間切る自己ベスト

2015年2月16日6時0分  スポーツ報知
  • フルマラソンで初の4時間切りを達成し笑顔の山中伸弥教授
  • フルマラソンで初の4時間切りを達成し笑顔の山中伸弥教授

 京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授(52)が15日、京都市で開催された「京都マラソン」に出場し、自己ベストの3時間57分31秒で完走した。昨年11月以来のフルマラソン挑戦。2012年にノーベル医学生理学賞を受賞して以降、練習時間が思うように取れないというが、「死ぬ前に切れて良かった」と悲願のサブフォー(4時間切り)に充実感をにじませた。

 昨年は、理化学研究所の元研究員・小保方晴子氏(31)によるSTAP細胞問題が話題に。不正に揺れた日本の科学界について質問が及ぶと、神妙な顔つきで「マラソンでも足をくじいたり、いろいろある。そういうことに動じず、走り切ることが大切」と、マラソンに例えて科学者のあるべき姿を説いた。

 昨年4月には、自身も過去の論文について画像切り貼りなどがインターネット上で指摘され、釈明に追われた。その後、研究所は「不正なし」と発表したが、自身への戒めの意味も込めるように「私たちとしては、自分のチームが完走できるように頑張りたい」。小保方氏個人に言及することはなかった。

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