デンマーク・穏健な国民党党首 ピア・キェアスゴー党首
デンマークのカフェで発砲 ムハンマド風刺の画家標的か
デンマークの首都コペンハーゲンで14日、イスラムと言論の自由に関する会合が開かれていたカフェで発砲事件があった。
イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を描いたことがある画家が参加しており、警官3人が負傷したという。
ロイター通信によると、会合にはスウェーデン出身の画家ラルス・ビルクス氏が出席。
ビルクス氏は、2007年にムハンマドを犬にたとえた絵を発表し、イスラム過激派組織から脅迫を受けていたため、治安当局が厳重な警戒を敷いていたという。
http://www.asahi.com/articles/ASH2H0DYJH2GUHBI01Q.html
「デンマーク国民党」は、27%近い得票率を獲得し、欧州議会の議席を2倍に増やした。党首は元介護士のピア・キェアスゴーで、ムスリムに対する差別的発言を繰り返している。 http://www.huffingtonpost.jp/2014/05/28/far-right-europe-election_n_5407924.html
穏健派と書いたのは何も党首が女性だからとか、元介護士だからでは勿論ありません。多くの西欧の極右政党と同じように反イスラムの立場です。反多民族国家であり非白人移民の国外追放を唱えているので、主張的には穏健とは言えないかもしれない。
ただし、オランダのウィルダース党首と同じように親イスラエルであり、親米でもある。この外交スタンスが他の西欧の極右政党とは少し違います。
一番違うのは政権を持つ保守党に協力してきたことです。デンマークは伝統的に左派勢力が強かった為に、それに対抗するには保守政党を支持することが政策を反映させる為に必要と判断したのでしょう。
欧州議会では極右政党の仲間入りを拒み、保守政党への加盟を試みたが、保守政党からは蹴られてしまった。国民党そのものは穏健派と見なされてきたが、下部組織の国民党青年部は急速に勢力を拡大中であり、こちらは西欧極右政党との連帯を目指しており、今後は大きく方針を転換せざるを得なくなると思う。
さて、今回の風刺漫画に対するイスラム過激派のテロは今度はデンマークでも起きました。もう、ヨーロッパのどこで起きても不思議ではなくなった。元々暴力性を秘めている宗教がイスラムであり、風刺漫画を口実に暴力を正当化しているとしか見えない。
これでは一緒に暮らしていけない。このようなイスラム移民が増えれば、別々の場所で生活圏を区切って生活するようになるのは必然的な現象となる筈です。
「すべてのムスリムがテロリストではない」しかし、「テロリストのすべてはムスリムだ」
テロリストにはキリスト教原理主義者にもいる。アメリカには白人のテロリストも多い。だが西欧では上記の言葉が深く浸透してしまった。
キリストVSイスラムの文明の対立が激しさを増すばかりだ。
そう言えば殺害された二人の日本人人質事件でイスラム過激派の殺害した理由が挙げられていた。湯川はるなさんは傭兵、そして後藤健二さんは十字軍と書いてあった。キリスト教徒は間違いなく殺害の対象者となることを示している。
異教徒故に殺害される、これが現実の世界である。平和を訴えても彼らには何の役にも立たない。
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