渋谷すばる　しどろもどろ舞台あいさつ　主演映画「味園ユニバース」

　関ジャニ∞の渋谷すばる（３３）が１４日、東京・ＴＯＨＯシネマズ六本木ヒルズで、主演映画「味園ユニバース」（山下敦弘監督）の初日舞台あいさつに出席し、劇中で歌った和田アキ子の「古い日記」をサプライズで熱唱した。

　同作は渋谷が単独初主演した音楽映画。記憶喪失の主人公（渋谷）が、路上ライブ会場に現れ、マイクを奪って歌い出すのが「古い日記」で、主人公の過去に関わる曲として重要なシーンで繰り返し登場する。

　口下手の渋谷はこの日の舞台あいさつでも終始しどろもどろ。共演の鈴木紗理奈（３７）に「不器用か！」と突っ込まれたり「記憶戻ってるか？」とからかわれる始末。

　渋谷自身もマネジャーに「愛想がない。徹底的に愛想が足りてない」とダメ出しされたことを明かし、反省。締めのあいさつで「あの…あの…何というか…あの…」と一生懸命メッセージを伝えようとしたが「あの…あの頃はッ！　二人ともッ！」と突然「古い日記」を熱唱し始め、観客を大喜びさせた。

　「味園ユニバース」は先月オランダ・ロッテルダム国際映画祭に招待され、現地で好評を得た。さらに渋谷は映画の主題歌でソロデビューを果たし、ソロライブツアーも実現。「この映画がきっかけになって全てがつながっている。すごく自分にとって大きな作品」と作品との出会いに感謝した。