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【芸能・社会】

シーナ&ロケッツのシーナさん死去 61歳、子宮頸がん

2015年2月15日 紙面から

「シーナ&ロケッツ」のシーナさん(左)と鮎川誠(2011年8月)

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 4人組ロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカル、シーナ(本名鮎川悦子=あゆかわ・えつこ)さんが14日、子宮頸(けい)がんのため、入院先の東京都内の病院で死去した。61歳だった。北九州市出身。夫は同バンドのギタリスト鮎川誠(66)。葬儀・告別式は近親者のみで行う。

 昨夏、シーナさんは急病でライブ出演をキャンセル。9月には東京でシナロケ35周年ライブには出演したが、すでに末期の子宮頸がんと診断されていた。その後、入退院をしながら闘病を続けていたが、今年1月に再び入院。最期はシナロケの曲を聴きながら鮎川や娘たち家族に見守られ、息を引き取った。

 シーナさんは、1971年に博多で鮎川と出会い、すぐに意気投合。4年間の同居生活を経て、双子の妊娠を機に結婚した。さらに、鮎川とともに福岡から上京してシナロケを結成。78年に「涙のハイウェイ」でデビューした。

 以後、しゃがれたパワフルな歌声で魅了し、女性ロックシンガーの第一人者として活躍。代表曲は「ユー・メイ・ドリーム」「ピンナップ・ベイビー・ブルース」など。82年にはソロアルバム「いつだってビューティフル」を発表。モデルとしても活躍した。

 夫の鮎川は「シーナはロックが大好きなファンに愛されて、とても幸せでした。シーナは『ROKKET RIDE』(昨年7月発売の最新アルバム)を聴きながら息を引き取ってしまったけど、最高のレコードを作ったことと最高の歌を歌ってくれてありがとうとシーナへ叫んだ。『ROKKET RIDE』はシーナと俺の歌。2人の愛は永遠だぜ」とコメントを発表した。

 

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