広島空港に到着した黒田は、出迎える鈴木本部長(左)と握手【拡大】
「ボール自体は違和感ないらしい。革がしっとりとしていて投げやすいみたい」と同本部長。昨年末に復帰が決まって以降、日本の試合球を握っており、予習はばっちりだ。
前日14日に自宅のある米ロサンゼルスから成田空港に到着。この日は羽田空港を出発し、広島空港では100人の歓迎を受け表情を緩ませた。背番号「15」のユニホームを持つファンからは「お帰りなさい!!」という声や拍手も送られた。
春季キャンプ前には緒方監督が3月27日のヤクルト戦(マツダ)の開幕投手としてエース前田を指名。黒田の現時点での初登板は開幕カードでの2、3戦目のどちらかが濃厚となっている。
16日に広島市内で入団会見を行い、17日に沖縄入り。18日から広島の2次キャンプに合流予定だ。この日、黒田本人が口を開くことはなかったが、鯉党の期待には快投で応えていく。 (玉木充)
(紙面から)