アメリカの医療保険会社大手『アンセム』から、8,000万件もの個人情報が流出していることがわかりました。保険会社が公表する、史上最悪規模のハッキング事件になります。
米国2位の医療保険会社アンセムは8000万人の顧客と従業員の個人情報を含むデータベースにハッカーが侵入し、情報が盗まれたと発表した。保険会社が公表したハッキング事件としては過去最大規模になる可能性がある。
ハッカーによる侵入が判明したのは先週のことで、捜査当局は被害規模を調査中。アンセムは「数千万件」のデータが盗まれた可能性があるとしている。
カード情報の流出はない様子:
ロイターによると、盗まれた個人情報にはクレジットカード情報や銀行口座番号といった情報は含まれていないとこのこと。
不正にアクセスされたのは顧客や従業員、計数千万人の氏名、誕生日、社会保障番号、住所、電子メールのアドレス、収入などの雇用情報。クレジトカード番号や銀行口座番号などは盗まれていないという。
そのため、最悪の自体は避けることが出来ましたが、それともソーシャルセキュリティーナンバー(社会保障番号)やメールアドレスまでが含まれていることを考えると、かなり深刻度の高い漏洩事件になると思います。
医療情報の漏洩もなし:
また、医療保険というと気になるのは、病気や通院歴といった医療情報…ですが、こちらにもついても漏洩の事実はないようなので、アンセムで保険に加入しているという方は少しは安心できるのではないでしょうか?
以上、アメリカの医療保険会社『アンセム』から、8,000万件もの個人情報が流出!保険会社として史上最悪規模のハッキング事件に…という海外ニュースでした。今後、続報が入ってきたらまた記事にさせてもらおうかと思います。