賢者の知恵
2015年02月05日(木) 週刊現代

大人気! 松岡修造の「笑われ力」に学ぼう 「打ち上げてごらん、心の花火を」エリート御曹司の言葉にファン急増中

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エキジビジョンマッチで、アガシ、錦織と    photo Getty Images

「彼が日本を離れると気温が下がる」と噂されるほど熱い男・松岡修造。変な人にも見えるが、いつだって本気の彼をなぜか嫌いになれないという人が増えている。類まれなる松岡の魅力の秘密とは。

ウケようと思わない

〈失敗しても全然OK!〉

〈後ろを見るな!前も見るな!今を見ろ!〉

〈次に叩く一回で、その壁は破れるかもしれない〉

これらはすべて、カレンダー『〔日めくり〕まいにち、修造!』に掲載されている、松岡修造の言葉だ。このカレンダーが今、異例の大ヒットとなっている。

出版元のPHP研究所の広報担当者が言う。

「13刷50万部に達しました。購入者からは、『言葉の意味はさておき、見ているだけで元気が出る』、『最初は笑って見ていたけど、今は修造さんの言葉に励まされている』など、多くの喜びの声をいただいています」

松岡修造といえば、数年前から、その熱すぎるキャラクターが若い世代を中心にウケていた。

最初は「うるさく騒いでいるだけだろう」と冷ややかに見る向きもあったが、最近になってそうではないことが中高年世代にも浸透してきた。

「松岡修造は実はただのバカではないと、多くの人が気付いたのです。熱いコメントも、ウケようと思ってやっていたら飽きられますが、彼の場合は本当に思ったことを言っていますので、むしろ聞く側は徐々に耳を傾けるようになる。一過性ではない、本当の人気を感じます」(民放テレビ局プロデューサー)

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