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岩落下のおそれ 付近50世帯に避難勧告
2月15日 5時13分

14日夜、宮城県石巻市で住宅地の裏山の斜面が崩れて直径5メートルほどある岩などが複数落下し、高齢者の福祉施設の壁が壊れました。
けが人はいませんが、石巻市は、さらに岩が落下するおそれがあるとして、付近のおよそ50世帯に避難勧告を出しました。

14日午後9時40分ごろ、石巻市新成3丁目で住宅地の裏山の斜面が崩れたと近くの住民から警察に通報がありました。
警察と消防が駆けつけたところ、最大で直径5メートルほどある岩などが複数落下して、一部が高齢者の福祉施設の建物にぶつかり、壁に直径20センチほどの穴が開いているのが見つかりました。
警察によりますと、施設のお年寄りと職員の合わせて10人にけがはなく、市内の別の施設に避難したということです。
警察によりますと、裏山の斜面の高さは30メートルほどで、中腹あたりが縦5メートル、横10メートルほどにわたって崩れたとみられ、現場には小さな岩が多数落ちているということです。
石巻市はさらに岩が落下するおそれがあるとして、15日午前0時50分、付近のおよそ50世帯に避難勧告を出しました。
午前3時までに3世帯の9人が現場から1キロほど離れた渡波公民館に避難しているということです。
石巻市によりますと、崩れた斜面はかつて採石場だったとみられるということで、現場の監視を続けるとともに岩が落ちた原因について調べることにしています。
近所の人によりますと、これまでにも何度か斜面が崩れたことがあったということです。

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