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大韓航空機、翼の破損に気付かず離陸…緊急回航

中央日報日本語版 2月14日(土)11時7分配信

ミャンマーのヤンゴン空港を出発した大韓航空の旅客機が翼の破損に気付かず飛行し、緊急回航した。

この航空機は13日0時30分(以下、現地時間)、ヤンゴン空港を出発し、仁川空港へ向かっていた大韓航空A330航空機KE472便。

大韓航空によると、ヤンゴン空港で滑走路に移動中、誘導路近くに駐機されていたバンコク・エアウェイズの小型航空機の尾翼と接触し、左翼の先の部分が破損した。しかし機長は事故に気付かずそのまま離陸した。

大韓航空側は「周辺が暗いうえ、移動中に発生する騒音に衝突音を聞くことができず、計器上の問題もなかった」と説明した。その後、会社所属の地上要員が接触事実を確認し、管制塔に連絡した後、機長に回航指示を与えた。大韓航空側は「翼が破損したが、正常に飛行し、けがした乗客はいない」と伝えた。

事故飛行機の134人の乗客は大韓航空側が提供した空港付近のホテル8カ所で約13時間待機した後、午後2時ごろ代わりの航空便に搭乗した。

最終更新:2月14日(土)11時7分

中央日報日本語版

 

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