news every. 2015.02.10


この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
この冬最強の寒波が、日本海側に大雪をもたらしています。
新潟では3.5メートルを超える積雪となったほか、車の立往生や、スリップ事故も相次ぎました。
滋賀県の琵琶湖。
これは、しぶき氷という現象です。
見られないということです。
また和歌山県那智勝浦町の那智の滝では、3年ぶりに滝の周りや滝つぼが凍りつきました。
各地で冷え込んだけさ。
全国の観測所の8割に相当する732地点で、気温は氷点下となりました。
新潟県十日町市。
こちらには3メートルほどの雪の壁があります。
下のほうは氷で非常に硬いんですが、上のほうは、柔らかい雪が積もっています。
それがずっと連なっているんですが、こちら、雪が落ちてきたのでしょうか。
えぐられたようになっています。
十日町ではきのうからの24時間で、50センチ以上の雪が積もり、きょうの午後2時現在、3メートルの積雪となっています。
日本でも有数の豪雪地帯である十日町。
これは、平年の最深積雪を示したものですが、今シーズンははるかに上回る積雪となっています。
この大雪の影響できょう、列車は一部区間で、始発から運休となっていて、線路の除雪が行われていました。
屋根の上には、腰の位置より高く積もった雪。
一気に一晩で積もったんで、軽いんですけど、軽い分、崩れちゃうんで。
たまに滑ります。
北日本を中心に、荒れた天気となったきょう、原因は、昨夜から日本列島に流れ込んだ、今シーズン最強の寒波です。
上空500メートル付近では、マイナス42度以下の非常に強い寒気が北日本に入るなど、日本列島の広い範囲を寒気が覆いました。
午前5時過ぎの富山市です。
通勤・通学の時間帯までに除雪作業を終えようと、作業が進められています。
きのうからの24時間で、30センチ以上の雪が積もった富山。
まだ夜も明けきらぬ中、除雪作業が行われていました。
子どもの方々も、歩道のほうも、スムーズに学校へ行けるように心がけてます。
高く積もった雪の中、歩く人々。
鳥取県の大山は、平年の2倍近い212センチの積雪となっています。
旅館の窓の外には。
窓を覆うほどの大きなつららが何本も。
いや、ほんと危ないです。
落ちてきたら、頭にでも当たりますので、落としちゃいます、玄関先は。
日本列島の広い範囲に影響をもたらした寒波。
福井県越前市。
一晩に20センチを超える積雪となり、自力で動けなくなる車が続出。
国道8号線で、一時300台以上の車両が立往生しました。
3時過ぎから、5時間ぐらい、5、6時間。
どうしようもない、Uターンも何もできんで。
事故も相次いでいます。
きょう午前1時40分ごろ、富山県射水市では、トラックが交差点でスリップし、信号機の柱に衝突しました。
また岐阜県坂祝町では、きのう午後9時過ぎ、乗用車が大型トラックに衝突しました。
この事故で、乗用車を運転していた杉山靖英さんが、出血性ショックでまもなく死亡しました。
警察は事故の原因を調べています。
岐阜県警によりますと、きのう午後6時からの12時間で、スリップ事故に関する110番通報が133件あったということです。
雪山では、遭難事故も起きています。
八ヶ岳連峰の阿弥陀岳に登山をしていた、学習院大学山岳部5人のうち、男女2人ときのうから連絡が取れなくなりました。
朝から、警察や大学の山岳部OBが捜索をしています。
昨夜から冷え込んだ東京都心。
きょうの最低気温は氷点下2.4度で、この冬一番の冷え込みとなり、皇居のお堀も凍っていました。
列島を、今シーズン最強の寒波が襲う中、青森県の八甲田では、陸上自衛隊の冬山訓練が行われました。
隊員たちは重さ20キロの装備と小銃を背負い、5人1組で、重さ80キロのそりを引いて、スキーで移動します。
きょうの八甲田山中の気温は、氷点下12.6度。
7.5キロ先の茶屋を目指しました。
連日、雪かきに追われる北国の人々。
春の訪れを待っています。
本当にもう、やり場がね、なくてね、困るような状態ですね。
あと10日くらい。
頑張れば、また春が来ます。
咲き始めた淡いピンク色の桜。
きょうから、静岡県河津町で始まったのは、河津桜まつりです。
樹齢60年を超える原木は現在、ようやく1分咲き。
祭りは来月10日まで行われ、見頃は今月中旬以降になりそうだということです。
あす、建国記念の日は、上空の寒気が東へ抜けます。
朝はまだ冷え込みますが、日中の気温は東京で13度の予想となるなど、春の暖かさになりそうです。
雪がとけ、路面の凍結や、屋根からの落雪などに注意が必要です。
こちらの魚、アジは、一年を通して店頭に並ぶことから、家庭の食卓に上る機会も多いのではないでしょうか。
フライやたたき、そして塩焼きにしてもおいしい、オールラウンドな魚が、ピンチを迎えています。
さくっとした食感、青魚特有の香りが楽しめるアジフライ。
庶民の味方ともいうべき魚に今、異変が起きています。
漁業が盛んな神奈川県小田原市に行ってみると。
アジを探しているんですが。
アジはここですね。
これがアジ。
地元産のものは旬ではないため、近海の静岡で取れたアジが並んでいました。
アジが欲しいっていう人はもうこれ目当てで来ますから。
見て、あっ、これは高いと、そういうふうに感じて買っていかないです。
3、4年前には、1匹50円で売っていたというアジ。
年々水揚げ量が減少し、仕入れ価格も上昇。
現在は100円から200円で売っているというのです。
さらに、長崎産のアジの干物は、去年11月に価格を改定。
それまでの200円から、50円値上げしたといいます。
年々少なくなってきちゃってますね。
一体何が起きているのか。
専門家に聞いてみると。
定置網のほうに回遊して回ってくるマアジですね、これが減ってきているというふうに感じています。
6、7年前に比べますと、最近では7割ぐらい減っていると。
アジの水揚げ量が減っているのは、小田原市だけではありません。
これは12月に築地市場で取り引きされたマアジの量。
2006年はおよそ1500トンありましたが、去年はおよそ880トン。
6割ほどにまで減っています。
そのため、1キロ当たりの平均卸売価格も、過去5年でもっとも高い、725円となりました。
アジが市の魚に制定され、アジを目当てに遠方から観光客も来るという小田原市。
この事態に多くの飲食店が頭を悩ませています。
お待たせしました。
アジ載せ海鮮丼です。
アジを使った海鮮丼が売りの食堂では、価格は据え置いているものの、仕入れ値が上がっているといいます。
高くても、量は減らさないし、海鮮丼の1100円の値段は変えないし。
上げたいですよ、1100円より、アジが来なかったら。
でも、それはやっぱり、うちはできないですね。
専門家は、アジの生態は謎が多く、原因については、解明されていませんが、漁をし過ぎたことが原因ではなく、自然環境が関係しているのではないかと話しています。
STAP細胞問題で、理化学研究所が関係者の処分を発表し、退職した小保方晴子元研究員は、懲戒解雇相当だとしました。
社会的な影響等も踏まえまして、今回の懲戒解雇相当と判断するのが相当であろうという判断をしております。
理化学研究所によりますと、すでに理研を退職している小保方晴子元研究員は、懲戒処分の対象ではありませんが、STAP細胞問題の社会的な影響の大きさを考慮して、在籍していた場合の処分を検討し、最も重い懲戒解雇相当としたということです。
また元研究員で、山梨大学の若山照彦教授は、出勤停止相当とし、客員主管研究員の職を解除。
竹市雅俊元センター長を、けん責処分としました。
また、理研は小保方氏への研究費の返還請求や、刑事告訴を行うかどうかについて検討していて、来月にも結論を出すとしています。
車が行き交う狭い道路で、子どもを巻き込む事故が起きています。
どうしたら子どもたちを事故から守ることができるのでしょうか。
国土交通省が対策に乗り出しました。
きょう、茨城県つくば市の研究施設で行われた衝突実験。
これから、こちらの柵に実際に8トントラックが衝突して強度を確かめる実験が行われます。
実験に使われたのは車道と歩道の間などに設置されている鉄柵、防護柵の強度を上げた、新しいものです。
今、トラックが動きだしました。
時速40キロのスピードで柵に近づいていきます。
8トントラックは、およそ400メートル先の防護柵へ一直線。
今、トラックが柵に衝突しました。
がしゃんという大きな音がしましたが、柵は少し曲がった程度で、大きな変形は見られません。
きょう、国土交通省が行った、狭い道路に設置するための防護柵の実験。
なぜ、柵を改良する必要があるのでしょうか。
道路にある柵には、車の衝突を想定して作られたガードレールやガードパイプ、歩行者が車道に入るのを防ぐ横断防止柵などがあります。
交通量の多い幹線道路などには、車の衝撃にも耐えられる、強度の高い柵が設置されています。
一方、横断防止柵は。
これは、車が衝突したときの力を受け止めるような強度は持っていません。
あくまで、その名のとおり、歩行者が車道側へ横断するのを防止するための柵。
比較的、幅も狭く、設置できますので、狭い道路なんかでもよく使われている柵になります。
実は、横断防止柵が設置されるような道幅の狭い道路では、歩行者が事故に遭い、死亡する割合は、大通りより高くなっているのです。
おととし、京都府八幡市の住宅街で起きた自動車事故。
このとき、車はガードレールにぶつかったあと、歩道の柵をなぎ倒して、登校中の児童5人に重軽傷を負わせました。
横断防止柵では、車の進入を防ぐことができませんでした。
また去年、東京・世田谷区で起きた女の子の死亡事故では。
こちらは、現在の事故現場前の通りです。
現在はこのように、歩行部分にカラー舗装をして、安全対策を行っています。
この通りでは、道幅が狭く、今も車道と歩道を分ける柵はありません。
歩行者が歩く幅がなくなってしまうので、そういうときにやはり、段差の上に上がったりですとか。
国土交通省では、歩行者の安全を守るため、狭い道でも設置できて、車の衝突にも耐えられるように、強度の高い防護柵の開発を進めているのです。
きょう行われた実験では。
衝突時の防護柵を見てみると、柵は曲がったものの、8トントラックの衝撃に耐えることができました。
生活道路を想定しても、十分安全は確保できる可能性はあるんじゃないかなと。
国交省はこの実験結果を検証して、実用化に向けた新しい設置基準を作りたいとしています。
青山さん。
車から歩行者を守るには、歩道と車道の間に、VTRにもあるような、強度の高い柵を設置するというのが、一つのやり方であることはこれ、間違いありませんね。
しかし、日本の現状は道路が狭かったりして、この柵を設置することが難しい場所があるというのも、これは現状なんですね。
そういった場合、電柱を取り除いたり、一方通行にして歩道を広げる、また車がスピードを出しにくい道路にするなど、子どもを守るためにも、生活道路の構造全般の見直しも進めてもらいたいものです。
学生ら118人が起訴されました。
去年、台湾が中国とのサービス貿易協定の承認を進めようとしたことに反発し、台湾の学生らが日本の国会に当たる立法院の議場などを占拠した騒ぎで、台湾メディアによりますと、検察当局はきょう、運動に参加した学生ら118人を公務執行妨害の罪などで起訴しました。
学生らは去年3月から、2015/02/10(火) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。

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藤井貴彦
陣内貴美子ほか
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