この冬一番の寒気が居座り、北陸地方を中心に大雪となっている。
新潟県では、24時間の降雪量が60cmを超え、多いところでは積雪が一時3m50cmを超えた。
大雪のピークは超えたが、交通障害や雪崩などに注意が必要。
北陸地方は昨日から雪が降り続き、新潟県の多いところでは、今朝までの24時間に新たに60cm以上の降雪を観測した。
こちらのお宅では2日前までほとんど雪がなかったそうなんですが、2日間でおよそ70cm、そして昨日から今日にかけて40cmほど新たに雪が積もったということです。
積雪は津南町で3m51cm、魚沼市で3m29cmなどとなっていて、各地で平年の倍以上の積雪を記録している。
この強い冬型は午後にはいったん緩む見込みだが、明日朝までに、山沿いでは最大50cmの降雪が予想されている。
一方、福井県敦賀市の国道では今日未明から明け方にかけて、一時トラックなど300台ほどが立ち往生した。
立ち往生が発生したのは、国道8号線の福井県敦賀市と越前市までの区間で大雪により動けなくなった車などが道をふさいだため、近畿地方整備局が車を移動させるなどの作業を行った。
現在は立ち往生は解消されていて、除雪作業が完了次第、通行止めも解除する方針。
平行する北陸自動車道の木之本から敦賀ICの間も下り線で通行止めになっているほか、舞鶴若狭道でも一部の区間で通行止めが続いている。
敦賀市では午前11時現在、64cmの雪が積もっていて、過去24時間で50cmほどの積雪があったとのこと。
一方、岐阜では、スリップが原因と見られる死亡事故が起きた。
昨日午後9時過ぎ、岐阜県坂祝町の県道で乗用車がセンターラインをはみ出し、対向してきた大型トラックと衝突した。
この事故で、乗用車を運転していた岐阜県関市の会社員、杉山靖英さん37歳が全身を強く打ち死亡した。
現場は片側1車線の直線道路だが、当時5cmほど積もった雪でシャーベット状になり、政府は今朝の閣議でODAの新たなあり方を定めた開発協力大綱を決定した。
これまで原則禁じてきた他国軍への支援を非軍事目的に限って可能にする内容が盛り込まれ、日本の途上国支援にとって大きな転換となる。
開発協力大綱はこれまでのODA大綱をおよそ11年半ぶりに呼称変更し、改定したもの。
大綱には、非軍事目的に限って相手国の軍への支援を可能にする内容が新たに明文化された。
相手国の軍への支援は、支援物資の軍事転用の可能性も排除できないことなどから、途上国に対する開発支援というODAの理念が骨抜きにされるのではないかとの懸念もある。
これに対し、岸田外務大臣は、基本的な原則は今までと全く変わっていない、国民の理解されるよう運用すると説明した。
トルコで開幕したG20の財務相・中央銀行総裁会議で麻生財務大臣はテロ資金に対する規制を強化するよう各国に呼びかけた。
トルコのイスタンブールで現地時間の9日開幕したG20の初日はデフレへの懸念に直面しているヨーロッパを初め世界経済の動向や財政緊縮策の見直しを掲げてギリシャの新政権が発足したことを受けた債務問題などについて議論が交わされた。
また、イスラム国による日本人人質事件などを踏まえて麻生財務大臣は、テロ資金対策の取り組みを各国が強化することが必要だとして、テロ資金に対する規制の強化を各国に呼びかけた。
テロ資金対策については、現地10日の2日目の会議でさらに詳しく議論される見通しで、共同声明などでどこまで具体策が打ち出されるかが焦点となる。
こうした中、政府は、過激派イスラム国による日本人人質事件に関する検証委員会の初会合を開いた。
検証委員会は、杉田官房副長官が委員長を務め、関係省庁が参加し、去年8月に湯川遥菜さんがシリアで行方不明になってからの政府の対応について検証する。
具体的には、事件発生時の政府の初動態勢や、情報収集の態勢、関係省庁間の連携や国民への情報発信のあり方のほか、安倍総理がエジプトでイスラム国対策として2億ドルの支援を表明したスピーチの影響についても議題となる見通し。
検証委員会では今後、中東や危機管理に関する有識者からも意見を聞いた上で、4月メドに報告書を公表する方針だが、機密情報も多いことから、どの程度の内容が公表されるかは不透明。
政府は、昨日決着した農協改革について、速やかに法制化することなどを新たな成長戦略の実行計画に明記した。
政府は今朝、日本経済再生本部の会合を開き、新たな成長戦略の検討方針と実行計画を決定し、昨日決着した農協改革について速やかに法制化するという方針を盛り込んだ。
農協改革では、JA全中の一般社団法人化と地域農協に対する監査権限の廃止などを盛り込んだ農協法改正案を3月中にも国会に提出する方針。
西川農水大臣は閣議後の会見で、農協それぞれ受けとめ方が違うが、自由度を高めた方がいいというのが我々の結論、農協それぞれが個性を生かして農業生産額を上げていけるようにやっていきたいと述べた。
こうした中、農林水産物の去年の輸出額が前の年よりも11%増えて6117億円と過去最高を更新した。
農林水産省が発表した去年の農林水産物の輸出額は前の年と比べて11.1%増えて6117億円で過去最高の記録を更新した。
国別では、中国やカナダ、アメリカ向けの輸出が大幅に伸び、丸太などの林産物が前の年と比べて38.5%と、大幅に増えた。
また、リンゴや牛肉、緑茶などの輸出が引き続き好調だった。
さらに、世界的な和食ブームの影響で、めんつゆや焼き肉のタレなどの調味料の輸出も伸びている。
政府は2020年の農林水産物の輸出額を1兆円とすることを目標としているが、農林水産省は、前倒しでの目標達成を目指すとしている。
和歌山県紀の川市で小学生の男の子が殺害された事件で、逮捕された男が所持していたナタのような刃物は、インターネットで購入した可能性が高いことが捜査関係者への取材でわかった。
和歌山県紀の川市の無職、中村桜洲容疑者は近所に住む小学5年生の森田都史君を刃物で刺して殺害した疑いが持たれている。
中村容疑者の部屋からは刃渡り40cmのナタのような刃物が3本押収されているが、刃の部分が湾曲しているなど、一般のホームセンターや金物店では売られていない特殊な形状をしていて、インターネットを通じて購入した可能性が高いとのこと。
また、中村容疑者の自宅からは複数の血痕が見つかっているが、このうち下駄箱にあった3つの血痕のうち1つが森田君のDNAの型と一致していることも新たにわかった。
押収した刃物からは今のところ血痕は確認されていないとのことだが、警察は詳しい鑑定を進めていて、中村容疑者の部屋にあったパソコンなどの解析も急いでいる。
東京・府中市の信用金庫で職員の男性が殺害された事件から間もなく10年を迎える。
警視庁への取材で、現場に残された腕時計から犯人のものと見られるDNA型が検出されていたことが新たにわかった。
この事件は、10年前の2005年2月、府中市の信用金庫の駐車場で、職員の後藤博樹さんが残業を終え、通用口から外に出たところ、男に刃物で刺されて殺害されたもの。
事件発生から間もなく10年を迎えるが、男の逮捕には至っていない。
これまでの調べで、現場には男のものと見られるGUESS製の腕時計が残されていたことがわかっているが、警視庁へのその後の取材で、腕時計のバンド部分の遺留物を最新の技術で鑑定したところ、男のものと見られるDNA型が検出されていたことが新たにわかった。
警視庁は、犯人につながる有力な物証の1つと見ている。
調べによると、男は血液型がO型、身長は170〜180cmでやせ形だとのことで、警視庁は情報の提供を呼びかけるとともに男の行方を追っている。
インド北部、ラジャスタン州で日本人女性が性的暴行の被害に遭っていたことがわかり、警察当局が容疑者の行方を追っている。
AP通信によると、被害に遭ったのは観光でインドを訪れていた20歳の日本人女子学生。
この学生は、外国人にも人気の観光地、ラジャスタン州ジャイプールで8日、観光ガイドを装った男と知り合い、男にバイクで郊外の農村に連れていかれ暴行されたとのこと。
地元の住民が女性の泣き声を聞きつけ、警察に通報した。
容疑者は20代の男と見られるが、現在逃走していて、警察が行方を追っている。
インドでは1月にも東部コルカタで20代の日本人女性をおよそ1カ月にわたり監禁し、集団で性的暴行を加えたとして6人の男が逮捕されていた。
インドでは性犯罪が社会問題化していて外国人旅行者が被害に遭うケースが相次いでいる。
フランスの新聞社、シャルリ・エブドの襲撃事件を受け、東京の出版社が新聞に掲載されていたイスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画などを転載した書籍を出版した。
この書籍をめぐっては、日本のイスラム教徒らの団体が抗議をしていて、波紋が広がりそうこの書籍は、新宿区の出版社、第三書館が編集したもので、「シャルリ・エブド」の風刺画など48点を掲載し、ヘイト表現そのものでしかないとした上で、絵の解説や識者による分析を行っている。
出版社によると、初版は3000部で、全国およそ500の書店で販売される予定だとのこと。
この書籍をめぐっては、先週、イスラム教徒らの団体が風刺画を載せること自体が私たちへの侮辱だなどとする抗議の声明を出していた。
一方、出版社側は、風刺画がどんな意味を持っているのか日本の皆さんに知っていただくのが最大の目的だなどとコメントしている。
警視庁は出版社に対する抗議活動などに備えて伊豆半島に春の訪れを告げる恒例の河津桜まつりが開幕。
静岡県河津町で開かれる河津桜まつりは今年で25回目。
町内には早咲きで知られる河津桜8000本が植えられていて、一部の木には濃いピンク色の花が咲き始め訪れた人たちは、一足早い春を感じていた。
見頃は今月下旬で、まつりの期間中およそ100万人の観光客が見込まれている。
愛媛県立宇和島水産高校の実習船の「えひめ丸」がハワイ沖でアメリカ海軍の潜水艦に衝突され、生徒を含む9人が死亡した事故から今日で14年を迎え、今朝、高校では追想式典が行われた事故に対する憤りと深い悲しみは決してぬぐい去ることはできないという校長のメッセージの後、出席者が慰霊碑に花を手向け祈りを捧げていた。
ブラジル・サンパウロで8日、地元サッカーのライバルチームの対戦を前にスタジアムに向かっていたサポーターと警察との間で衝突が起きた。
催涙ガスを使う警察に対し、サポーターらは、瓦礫を投げるなどして応戦。
10人以上が逮捕された。
この直前には当局が暴動を避けるため、サポーターの入場規制を決定したが、選手やサポーターの猛反発を受けこの決定を取り消す事態となっていた。
強い寒気の影響で近畿地方でも北部を中心に大雪となり、交通機関にも乱れが出ています。
兵庫県豊岡市ではおとといから雪が降り始めて37センチの積雪を記録、正月の三が日ほどの量ではありませんでしたが、地元の人は朝から雪かきに追われました。
京都府舞鶴市では、この冬一番の寒さとなり、けさの最低気温はマイナス2.4度、滋賀県の柳ヶ瀬では159センチの積雪となりました。
雪の影響で舞鶴若狭自動車道は若狭美浜インターから敦賀ジャンクションまでが一時通行止めになったほか、東海道新幹線も新大阪駅に到着する下り線が最大で30分の遅れが出ています。
兵庫県伊丹市の梅の名所で樹木を弱らせるウイルスが見つかったとして、感染していない木も含めたおよそ400本すべてが伐採されることになりました。
伊丹市の緑ヶ丘公園の梅林は、面積5600平方メートルにおよそ50種類、400本の梅の木が植えられていて、関西でも有数の梅の名所です。
ところが、このうち2本の梅が、梅や桃を弱らせる「プラムポックスウイルス」に感染していることが国の調査でわかりました。
伊丹市は梅の苗木の有数の産地でもあり、感染拡大を防ぐため、今年の見ごろを終えた来月半ばに緑ヶ丘公園の梅およそ400本全てを伐採する方針を決めました。
伐採されれば3年間は植えることができず、市は今後、地元住民に説明する方針です。
神戸市兵庫区で、老朽化し、倒壊のおそれのある空き家の解体が始まりました。
神戸市による行政代執行は今年度3軒目です。
今回の対象は2年前から空き家になっている神戸市兵庫区湊川町の木造平屋建て住宅で、少なくとも50年以上前に建てられ、屋根や外壁の一部が崩れていました。
地域の住民から「危険だ」との通報が相次いでいましたが、入院中の所有者から解体の了解が得られず、市は建築基準法に基づく行政代執行に踏み切りました。
市によりますと、少子高齢化などで放置される空き家は増えていて、これまでに通報されている軒数は100を超えるということです。
2015/02/10(火) 11:30〜11:55
MBS毎日放送
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