当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫月曜日の「報道ステーション」です。
明日は、全国的にこの冬ピークの寒さになりそうだということです。
これは気をつけなくてはいけませんね。
後ろに映っているのは北陸・富山の空港。
現在の情報カメラの映像ですがかなりの雪が見られています。
北陸、そして新潟、東北北海道と猛吹雪の1日となっています。
明日も心配です。
≫全ての音をかき消す暴風。
視界も吹雪で奪われるほどだ。
≫ここは昼間、除雪された道路なんですがすでにもう雪が70cmぐらい積もっていますね。
そして、この雪の壁の向こう側は住宅なんですが全く見ることができません。
≫今シーズン最強といわれる寒波。
午後0時半ごろ地吹雪が吹き荒れる青森市の国道でダンプカーに別のダンプカーが追突。
その反動で1台が対向車線にはみ出し乗用車に衝突した。
1台は運転席のドアが外れるほどの衝撃だった。
1人が怪我をして病院に運ばれたが命に別条はないという。
事故当時路面は凍結していた。
現場では近づく車に警察官が止まるよう指示するがあまりの視界の悪さに車がほとんど見えない。
このほかにも各地で事故が相次いだ。
東北道では20台以上が絡む玉突き事故が起きた。
秋田県鹿角市。
≫事故当時、周辺では吹雪のため見通しが悪く玉突き事故の原因になったと思われます。
≫午前11時ごろ青森県との県境に近い十和田インターチェンジ付近の上り線で大型車を含む20台以上が相次いで追突。
4人が軽い怪我をした。
事故当時は猛吹雪で視界が悪く時速50キロの速度規制をしていたという。
三重県では鈴鹿市をはじめ路面の凍結などによるスリップ事故が138件にも及び15人が怪我をした。
今朝の最低気温が氷点下となり路面凍結で滑りやすくなっていたとみられる。
強烈な寒波の影響は西日本にも及んだ。
四国・愛媛。
松山市内では大粒の雪が舞った。
≫日本海側の鳥取砂丘は猛吹雪でほとんど視界ゼロの状態に。
新潟県十日町市。
午後9時までの24時間降雪量が83cmと今日、日本で一番多く雪が降った。
≫今、1時45分です。
十日町市内なんですがかなり雪の降り方が激しくなってきました。
大粒の雪が降り続いています。
視界も悪くなってきていますね。
道路の両側なんですが2mから3mぐらい雪の壁が出来上がってしまっています。
大雪が続いています。
≫この地域では住民が協力して高齢者の自宅の除雪を行っている。
≫車が通る道路は除雪が終わっているが玄関から道路までの除雪は住民が自力でやらなければならない。
≫ほうっておくと、こういう雪の山になっちゃうわけですね。
ですからこうやって取り除かないとお宅が孤立しちゃうということですね。
地域の方が除雪機で入り口までやってくれてましたけどああいうのはやっぱりすごく助かると思うんですよ。
≫この地域が抱えるもう1つの問題。
それが雪の重みによる空き家の倒壊だ。
≫屋根の上に2mから3mぐらい積もってますよね。
≫実際、去年の年末に雪で潰れてしまった空き家があるという。
≫こちらの雪の山の向こう側には民家があったそうなんですがこの大雪のために潰れてしまったということなんですね。
最後は倉庫として使われていたそうです。
雪かきができない中この雪の重みで潰れてしまいました。
今はその上に更に雪が積もりましてもう、何があったのかわからないような状況になっています。
≫倒壊したのは大みそかだった。
その瞬間轟音が響いたという。
持ち主は1人暮らしの高齢者だ。
≫夜になっても雪の勢いは強いままだ。
福島県会津坂下町ではJR只見線が雪のために立ち往生した。
乗客およそ100人が4時間にわたって列車に閉じ込められた。
午後9時ごろ線路上で乗客を降ろしてバスによる振り替え輸送が行われた。
幸い、気分を悪くした人はいなかった。
≫今シーズン最強といわれる今回の寒波。
実は、これまでの寒波とは大きな違いがあるという。
≫今回の寒波は北極からの直行ルートで南下してきています。
実際の動きを見ると先週の木曜日北極付近に蓄積された寒波が日にちが進むとともに日本列島にほぼ一直線に南下してきていることがわかります。
ほとんどの寒波は北極からシベリアを経由して多少、弱まりながら日本列島にやってくるんですが今回の寒波は北極から最短距離ダイレクトにやってきている分より一層強い寒波になっているわけなんです。
≫明日にかけても強い寒波は北日本に居座る見込みで更に積雪が増えそうだ。
雪のピークは明日昼ごろまでで急に雪の勢いが強まるところもあり車の立ち往生などに警戒が必要だ。
≫今画面、山口豊アナウンサーが立っているところは季節が変われば美しい棚田の風景が広がっている新潟・十日町の地区なんですね。
そちらから伝えてください。
≫こちら非常に冷え込んでいます。
マイナス5度ぐらいですね。
非常に細かい粒子の雪が降り続いています。
私の後ろ、道路なんですが大体両側は3m以上の雪の壁になっているんですね。
この道路自体も今日の午後3時ぐらいに地域の方が除雪したばかりなんですがもう、すでにこれだけ40cmから50cmぐらいは雪が積もってしまっています。
大体、この地域の方は今日1日で4回ぐらい除雪をしているそうです。
もう、そうしないと家から出られなくなってしまうということなんですね。
もう1つ心配なのがあちら、屋根の上の雪です。
こちらのお宅では2〜3日前に雪下ろしをしたばかりだそうなんですがすでにもう80cmほど雪が積もってしまっています。
今年は雪の降りはじめが去年の12月から今シーズンは早かったですよね。
すでに今シーズンだけで8回ほど雪下ろしをしたそうです。
これは例年の倍ぐらいにあたるということなんですね。
この地域、非常に皆さん高齢化が進んでいます。
ですので、やっぱり皆さん自分の家の周りの除雪をするだけでも大変なんですよね。
なかなか自分の家の屋根に上がるのはもう難しいという方も多いんです。
それから、もう1つ。
先ほどVTRでもご紹介があったんですがかなり、この辺りは過疎化が進んでいまして亡くなられて空き家になってしまう家も多いんですね。
今、向こうに見えてきました巨大な雪の山に見えるかもしれませんがあちら、空き家なんですね。
1階の上と2階の上それぞれ3mぐらい雪が積もってしまっているんです。
ああいう家もこれ以上雪が降ると潰れてしまう恐れもあるということなんですよね。
この周辺だけでここ数年で6〜7軒は家が潰れてしまったそうです。
今日1日だけで80cm以上この辺りは雪が降りました。
明日の夕方にかけて更に80cm降るという予想になっています。
このあとも十分な注意が必要ですし皆さん大変この雪のこと今回、心配されています。
≫山口さん。
山口さんの取材でお伝えしましたがVTRに出てまいりましたが60歳の方がもっとお年寄りの方々のお宅の周辺の除雪を懸命に、雪を降る中やってらっしゃる。
本当に住民の方々ともども頭が下がりますね。
≫そうですね。
皆さん、この地域の方助け合ってなんとか雪をしのいでいるということなんですがそれでも若い方でも60代の方となってしまうんですよね。
ですから手が回る範囲というのも限られてしまっています。
なかなか手が回らなくてそういう中で家が潰れてしまうということが続いているわけです。
≫ありがとうございました。
明日のことはまた、お天気に関しましては後半にお伝えするとしまして小川さん、本当に次のニュースは悲しいですね。
≫痛ましいですね。
和歌山県の紀の川市で小学5年生の森田都史君が殺害された事件です。
逮捕された近所に住む22歳の男はどういう人物なのか。
取材しました。
≫殺害された森田都史君11歳。
事件は未然に防げなかったのだろうか。
≫森田都史君が殺害された現場周辺では事件直前に近所の人が不審者を目撃していてどうしたんですかと声をかけていました。
≫声をかけられた不審者の返事は…。
≫先週5日和歌山県紀の川市で起きた事件。
逮捕されたのは中村桜洲容疑者22歳。
逮捕後、移送されるときには顔を上げたままで時折頬を膨らませるなどしていた。
≫容疑者の自宅は現場から70mほどの場所にある。
事件が発生する少し前自宅から外を見ている都史君の姿が目撃されている。
そのすぐあと路上にはスケートボードで遊ぶ都史君の姿があった。
遺体発見現場には血痕がついた都史君のスケートボードが残されていた。
中村容疑者は任意同行を求められたときにゴーグルを所持していた。
警察は更に、自宅からナタのような刃物3点木刀、竹刀などおよそ100点を押収。
ナタのような刃物は刃渡り40cmほどの長さのものだった。
刃物には見た目には血液が付着しておらず洗い流して証拠隠滅を図った可能性もあると警察はみている。
だが、げた箱からは血痕が見つかっていてその血痕のDNA型は都史君のものと一致していた。
中村容疑者とはどんな人物なのか。
≫剣道の素振りをしている姿を見かけた人は少なくない。
しかし、近所の人と話すなどの交流はあまり、なかったようだ。
一方で、こんな証言もある。
≫中村容疑者の父親は大学教授だ。
地域の世話役も務めている。
そして母親は民生委員。
2人の近所での評判はいい。
≫小学生のころは素直な子に見えたという中村容疑者。
しかし、第一志望の高校受験に失敗し地元の工業高校に進学。
その高校も中退して引きこもるようになっていったということだ。
中村容疑者は1年ほど前から小学生のときに通っていた剣道場に再び顔を出すようになったという。
≫小学生のころとは雰囲気が変わったという中村容疑者。
この剣道場には都史君も一時通っていた。
しかし12〜13年ぶりの中村容疑者と11歳の都史君の間でどこに接点があったのだろうか。
それは、やはり中村容疑者が自宅で素振りをしていたときのことのようだ。
≫近所の住民によれば最近の中村容疑者は近くの河川敷でナタを刀のように脇に差し草木に切りつける姿が目撃されている。
先月には都史君の兄を傘で追い回していたことも確認されている。
警察の調べに対し中村容疑者は現在も犯行を否認している。
警察は押収物の鑑定を進めるなど調べを急いでいる。
≫恵村さん、驚愕の事実を前に何一つ言うことが見つからなくなっちゃったりするんですけどね。
≫そうなんですよね。
子どもさんたちが安心して遊べるような環境暮らせるような環境ですね。
それを作るのが大人の役割であり社会の役割だと思うんですけど。
じゃあ、どうすればそういう環境が作れるのかというと答えが見つからないですよね。
暗たんたる思いになってしまいます。
今回、容疑者は不審な行動をとっていたということがVTRでありましたがじゃあ、どうすれば今回の事件を防げたのかというとわからないですよね。
せめて、今後の捜査で動機などが解明される中でこのような事件を少しでも減らす手がかりみたいなものが見つかればいいなとは思うんですけども。
≫今後ですね。
次のニュース、まいります。
前々からよく日本はある意味では農家を守り続けてきたけれども日本の農業のほうは守ってこなかった。
こういうような言い方もするところがあると思うんですが今ご覧いただいているのはいわゆる耕作放棄地です。
ある意味では、耕作放棄地場所によっては肥料なしでまず耕せばすばらしいものができる可能性が秘めているなどともいわれるわけですが日本全体で滋賀県の面積に匹敵するともいまやトータルでいわれているわけですね。
さて、日本の農業改革は待ったなしをいわれている中で1つの動きが見られております。
今日の動き、どうなんでしょう。
≫これから始まります会合で農協改革法案の骨格が決まるということで幹事長など自民党の議員が続々と集まってきています。
≫農協改革の法案化に向けた議論の最終局面に大勢の自民党議員が集まった。
農協改革はアベノミクスの成長戦略の目玉とされ安倍総理肝煎りの案件だ。
≫JA全中は脇役に、とはどういう意味なのか。
まず現在の農協の組織について知る必要がある。
JAグループの頂点に君臨するのが全中・全国農業協同組合中央会だ。
その傘下に保険、金融農産物販売を行う組織がある。
更に、その下に都道府県別の組織と全国およそ700ある地域農協がある。
全中はこうした傘下の組織に対して指導・監査を行い監査費用などの名目で毎年およそ80億円を集めている。
政府は、全中の全国一律的な指導や監査が地域農協の自主性、独自性を奪いそれが農業衰退の一因と捉えている。
この監査権を廃止できるかどうかについて各JAは猛反発していた。
≫JA側が反発する中水面下では妥協点を探る調整が続けられ昨日の夜の段階で大筋での合意を見た。
そして、今日午後JA全中は役員会を開いた。
≫JA全中が了解した農協改革の内容を自民党も受け入れた。
≫JA全中は2019年3月で一般社団法人へと組織を変えるが名前もそのままだ。
JA全中が地域農協に強い影響力を持つことができたのは各農協に対する監査権限を持っていたからだ。
改革案ではJA全中の、この監査部門を組織から切り離し新たな監査法人を設ける。
各地域農協などはこの監査法人の監査を受けるかそれとも、別の一般の監査法人の監査を受けるか選択することができる。
しかし、各地域の農協などはJAとは関係のない監査法人に監査を依頼するかどうかは不明だ。
≫今回の農協改革で先送りされたものもある。
農協の組合員には農家でもない人が会員になれる准組合員という制度がある。
しかし、その人数は准組合員のほうが農家である正組合員よりも多い。
准組合員が主に利用するのは住宅ローンや車のローンなどの農協の金融事業だ。
いまや、農協の事業利益のうち7割はこの金融や共済事業で稼いでいる。
本来ならば農業の規模拡大などに融資されるべきお金が農業とは関係のない分野に使われそれが農協の経営を支えているのが現実だ。
当初、この准組合員の利用制限も改革案の中にあったが今回は見送られた。
誰のための農協なのか。
これが農協改革の原点だったはずだ。
≫恵村さん変わらなくてはいけない規制改革の第一歩と思いたいんですね。
TPPのこともいろいろとあると思いますしとにかく日本は高齢化が進んでいて多くが兼業農家である。
じゃあ、高齢化が進んでいって今後のことを考えたら社会保障としてどういうふうにケアするかがありますけど日本の農業を強くしなきゃいけないということには改革が必要だ。
さあ、第一歩となっているかよく見なきゃいけないと思うんですが。
≫今回の構図というのは成長戦略第3の矢の柱にしたいというのが官邸側ですね。
全中は地方議員を敵に回すと選挙に響いちゃ困るというのがあってその綱引きの中でどっちかというと足して2で割るような折衷案になったと思います。
残念なのは組織いじりの議論が先行する中で農業をどう強くするかという原点の議論が横に置かれた印象がある。
日本農業の立て直しには何から何まで農協任せという現実を変えなきゃならない。
そして個々の農協や農業者が競争する。
創意工夫を発揮するという意識改革が必要だと思うんです。
それを阻んできたのが全中を中心とするピラミッドだとするなら組織の見直しというのは欠かせないと思いますし一方で全中の組織をいじっただけでは後継者不足であるとか国際競争力が弱いといった農業の問題です。
これを解決することもまたできないと思いますのでTPPの交渉も大詰めに近いわけですから原点に立ち返った議論ですね。
これがこれからも必要だと思います。
≫いろんなことがありますがその一例が先ほどお見せした耕作放棄地。
大変な面積。
飛び飛びにあるのでアメリカみたいに平地をまとめるわけにもいかないと。
でも変わらなきゃいけないですね日本は。
≫景観を守ったり地域を守ったりする農業の側面もあるしまた成長という言い方も好きじゃないんですけども地域を守っていく日本のためになっていく農業者のためになっていくそういう農業でなければ≫今日、放送倫理・番組向上機構BPOが意見書をまとめました。
それに関してのお伝えなんですが当番組「報道ステーション」では昨年の9月10日の放送になりますが九州電力の川内原発についてその新しい規制基準を川内原発は満たすという正式な決定を原子力規制委員会がしたとそのニュースのお伝えの中で我々の番組は2つの間違いを犯したんです。
1つ目に関しましては火山のいわゆる審査基準に関する規制委員会の委員長と記者とのやり取りというところでお伝えしたところ実は、火山の審査基準のデータに関してではなくそのやり取りは竜巻の審査基準に関するやり取りであった。
大きな間違いを1つ犯しました。
そして、もう1つに関しては火山の予測に関する記者と委員長のやり取りに関してこういうふうにお伝えをしてしまいました。
2人の記者がそれぞれ火山の予測に関しての質問をした。
この2つの質問に関してあたかも最後、田中委員長が答える必要がありますかとあたかも答える必要がないというような印象の発言がつづられて放送されました。
しかし、実は間があったんです。
記者A、B、この質問の間には実は、記者Aの質問に対する答えも含めまして3種類の田中委員長の答えがありました。
そして、記者Bの質問がまたあったうえであたかも答える必要がないんじゃないか的なニュアンスの発言が委員長からあったんです。
それをこの3つのやり取りをこういう形で編集・圧縮をしてお伝えしたと。
この大きな2つ目の間違いがありました。
BPOの今日の会見の模様です。
≫また記者会見での質問を重ねて編集したことについては質問に対する田中委員長の回答が割愛された編集は実際の質疑応答とは異なる内容を伝え視聴者の誤解を招いた。
取材対象の田中委員長に対してもフェアな報道姿勢とは言いがたい。
2つの質問について回答を拒否したような発言をつなげたVTR原稿や編集に対し担当記者を除く番組関係者の大半がその不自然さに気づかなかった事態も深刻に受け止める必要があるだろう。
委員会はこの不適切な編集についても客観性と正確性、公正性を欠いた放送倫理違反と判断する。
≫私たちテレビ朝日は今回の決定の内容を真摯に受け止め今後も正確で公平・公正な報道に努めてまいります。
そして今日の意見書なんですがBPOのホームページに全文が掲載されています。
≫本当にご覧になっている方々に申し訳ないことをいたしました。
本当に申し訳ありません。
≫ヨルダン軍が過激派組織、自称イスラム国への空爆を再開していますがそういった中ヨルダンを訪問したアメリカ政府高官がイラク軍が近く、イスラム国に対して大規模な地上作戦を行うと言及しました。
≫ヨルダン人パイロットが殺害された報復として過激派組織自称イスラム国への空爆を強化しているヨルダン軍がこの3日間で56の拠点を破壊したと発表した。
破壊したとした拠点はイスラム国の司令部や訓練施設、武器庫など。
ヨルダン軍は空爆でイスラム国の戦闘能力を20%低下させたと主張している。
≫また去年12月にヨルダン人パイロットがイスラム国に拘束されて以来空爆を中断していたUAE・アラブ首長国連邦はF16戦闘機の部隊をヨルダンに派遣した。
UAEの国営通信社は空爆を支援するためと伝えている。
こうした中、対イスラム有志連合の調整役を担うアメリカのジョン・アレン大統領特使がヨルダンを訪問。
ヨルダンの国営通信社に対してイスラム国への反撃が近く始まる。
有志連合の支援を受けたイラク軍の地上部隊が大規模な攻撃を行うと述べた。
CNNはアメリカ中央軍当局者の見通しとしてイスラム国の主要拠点であるイラク北部の都市モスルの奪還を目指す作戦が早ければ今年4月にも開始されると伝えている。
≫かねてより空爆だけでは、あの組織を殲滅させることはできないといわれておりました。
しかしながら地上戦を交えても≫卓上のしょうゆ瓶から秋田新幹線「こまち」まで心に残るデザインを数々生み出してきた日本の工業デザイン界のパイオニアが亡くなりました。
≫昭和の時代から食卓にいつもあった赤い注ぎ口のしょうゆ瓶。
デザインを手がけた栄久庵憲司さんが亡くなった。
日本の工業デザインのパイオニアだった栄久庵さん。
1961年に発売された卓上しょうゆ瓶。
時代を越えて世界中で親しまれている作品だ。
手がけたデザインは多岐にわたる。
秋田新幹線「こまち」。
首都圏と成田空港を結ぶ成田エクスプレス。
企業などのロゴマークも栄久庵さんの活動範囲だ。
デザイン文化への貢献が高く評価され国際的な賞も受賞している。
デザインを通して企業や道具の持つ機能と消費者をつないできた栄久庵さん。
その作品は今も私たちの生活とともにある。
≫「報道ステーション」が週末に行った世論調査。
安倍内閣の支持率は先月の調査よりも5.3ポイント上昇し5か月ぶりに5割を回復した。
イスラム国による日本人人質事件について安倍内閣の対応が適切だったか聞いたところ回答をいただいた450人のうち適切だったと答えたのは37%の167人。
わからない・答えないとした人は36%の162人。
適切だったと思わないと答えた人は27%の121人だった。
安倍総理が日本人が拘束されていると知ったうえでイスラム国と戦う周辺諸国への人道支援を約束した判断については正しかったと答えた人は46%の210人。
わからない・答えないとした人は30%の134人。
正しかったとは思わないと答えた人は24%、106人だった。
オーストラリアの東海岸で9日朝サーフィンをしていた日本人男性がサメに襲われた。
ニューサウスウェールズ州のバリナにあるシェリー海岸。
男性が海の中でサーフボードに乗っているとボードの下からサメが現れ両足をもぎ取られたという。
≫男性は引き揚げられ救護措置を施されたが出血が多くその場で死亡が確認された。
複数のメディアによると男性の名前はナカハラ・タダシさん、41歳。
バリナで1人暮らしをしサーフィンの愛好者だったという。
近隣の海岸では昨日も別の男性がサメに襲われて怪我をしていた。
≫エジプトの首都カイロで8日サッカー場の外で場内に無理やり入ろうとしたファンとこれを規制していた警察が衝突した。
警察が催涙弾などを使ったため詰め掛けたファンが将棋倒しとなり地元のメディアなどによると少なくとも40人が死亡した。
エジプトでは3年前にもサッカー場で74人が死亡する暴動が起きている。
エジプト当局はそれ以来入場者の数を制限していて会場に突入しようとするファンと治安部隊との間でたびたび衝突が起きている。
≫ご覧のように本当につらい出来事を次々とお伝えしなくてはいけないんですが冒頭でお伝えしたデザイナーの方お亡くなりになった。
だけど僕、生まれて初めて耳にしましたね。
卓上しょうゆ瓶。
普通しょうゆを取ってとしか言ってこなかったんですけど卓上しょうゆ瓶。
確かに、そのとおりなんですが。
今後も使わないと思いますけどね。
だけど本当にあらゆるものが無常で移り行く中であのフォルムは≫今日、日本海側では次々と雪雲が流れ込んで大雪となっています。
そして現在も同じようなところで降り続いています。
ニュースでもお伝えしましたが大荒れの原因となっているのがこちらの寒波なんですね。
特にマイナス42度というのはひと冬に一度あるかないかの強烈な寒波なんです。
これが、どんどん上がってはいきますが明日にかけてもまだ北日本に居座ります。
今日、大雪となったころで積雪が更に増えそうです。
明日までに北陸で80cm東北で70cmの雪が降る予想です。
これが、すべてそのまま積もるわけではありませんが除雪が追いつかないほどになるかもしれません。
念のため時間の余裕を持って出かけたほうがよさそうです。
そして寒波がもたらすものは雪だけではありません。
明日朝の気温ですね氷点下になるところを水色で塗ってみました。
ほとんど水色になって全国の8割にも及びます。
更にマイナス5度を下回るところ見てみますと北海道や東北、そして九州も青くなっているんですね。
寒い朝となりそうです。
この冷え込みで路面が凍結しやすくなりますので安全運転を心がけるようにしてください。
≫スポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫はい、お伝えします。
まずプロ野球キャンプです。
先週稲葉さんは宮崎で精力的に取材をしていたんですが沖縄へ移動しました。
今日は古巣・日本ハムのキャンプを初取材です。
≫稲葉が初めて訪れた古巣・日本ハム。
紅白戦で大谷がピッチャーとして3回から登板するとこのストレートがマックス155キロを記録するなど快速球を連発。
2イニングをヒット2本に抑えた。
しかし、稲葉が驚いたのは大谷ではなくセンターの、この選手。
≫稲葉が驚いた強肩を見せたのは横浜高校からドラフト3位で入ったルーキーの浅間大基。
≫先発ピッチャーを5人で回す方針の巨人、原監督。
菅野をはじめ4投手がすでに当確といわれている中今日、熱視線を送ったのは最後の1枠を争う宮國椋丞。
≫楽天のキャンプ。
センターからのバックホーム。
このナイスバックホーム。
誰だ?松井稼頭央、39歳だ。
ショートでゴールデングラブ賞を4回も獲得した内野の名手が今シーズンから外野手一本に絞った。
≫こちら、高梨沙羅選手。
昨シーズン15勝を挙げ圧倒的な強さで総合優勝を果たしたんですが今シーズンはといいますといまだ2勝。
そして、ここ6戦は勝てていないんですね。
今日、ようやく納得のジャンプです。
≫ワールドカップ10戦目。
強風の影響で大会は何度も中断したが高梨は集中を切らさないことに心を注いだという。
1回目。
K点を越える95mでトップにつける。
その後、更に天候が悪化し2回目が中止。
高梨が7戦ぶりの優勝。
個人総合でも2位に浮上した。
≫それでは松岡さんよろしくお願いいたします。
≫今日は、宮里藍さんです。
藍さんといえばアメリカツアーに参戦して10年目の年になるんですね。
まさに節目の年なんですが昨年は彼女の人生最大の不振に悩みました。
今年、復活なるか。
ポイントはこちらです。
パター。
これ、誰にでも入りそうな距離ですよね。
これなんです。
≫宮里藍さん。
アメリカに渡って10年目のシーズンが始まりました。
ここまで、ツアー9勝。
2010年には世界ランキング1位。
その藍さんが世界と戦うための絶対の武器。
それは…。
パット。
シーズンの平均パット数は常に世界トップクラス。
しかし…。
去年の藍さんは信じられませんでした。
≫決まらない…。
≫短いパットがことごとく入らない。
平均パット数はなんと138位。
試合も優勝どころかトップ10さえ一度もなく予選落ちの連続。
世界ランキングは過去最低の104位まで落ちました。
パットという絶対の武器を失ってしまった藍さん。
一体、どんな思いで戦っていたのでしょうか。
≫普通だった入るのにとか考えることがどんどん…。
前は武器だったんでしょ。
≫こんなふうに急にゴルフって変わったりするんだっていうゴルフの怖さというか昨日まではなかったことが今日、いきなり恐怖心でうまくいかないというそういう怖さを経験した感じですかね。
≫自信から恐怖心へ。
不振のきっかけはささいなことだったといいます。
≫すぐに元のパターに戻したもののフィーリングは狂ったまま。
そこで藍さん、失ったフィーリングを取り戻すためさまざまな練習方法を取り入れました。
これは去年夏の映像。
キャディーに頭を押さえてもらい目を閉じてボールを打っています。
視覚に頼らないことで体の感覚を鋭くしフォームを見直すのが狙いです。
そして、こんな練習も。
カップの周りにはいくつもの目印。
これは、あらゆるラインから短い距離のパットを確実に決めるためのもの。
ただし、どんな練習をしても結果はついてきませんでした。
≫そこで今度はパットを打つ前の動作を変えてみることに。
こちらは以前の藍さん。
ラインを読んだら立ち上がり…。
そこから構えて…。
そのままパットを打っていました。
よいときはその動作でよかったのですが入らなくなった去年。
ラインを読んだら立ち上がり、ここです。
素振りを入れています。
すぐにパットを打たず、素振り。
実に6年ぶりに打つ前の動作を変えたのです。
そこまで大きな決断を下しても…。
結果は上向きませんでした。
ところが去年11月台湾で行われたシーズン最後の試合。
藍さんにある変化が訪れます。
きっかけをくれたのはキャディーのミック・シーボーンさん。
10年間、藍さんと二人三脚でアメリカでのツアーを戦ってきた人物です。
≫私はそれが、すごく気に入らなくて。
そう言われたのが。
明日、自分のキャディーですけどパンチしてやろうかと思うぐらい腹が立ってたんですけど。
≫パンチしてやろうと…。
あいつ、あんな失礼なこと言ってみたいな。
一番近くで私が努力しているのを見てるのにこれ以上、悪くならないからみたいなことをよく言えるなと思って。
すごい腹が立って。
≫ああって、すごい自分の中で。
ずっと邪魔してたのはこいつだったんだ、みたいな。
ちょっとピッと、とげが取れたみたいな感じで。
≫結果が出ずに募る焦りといら立ち。
そんな中、ミックさんのひと言がいいタイミングになったんです。
≫本当にそこに行く前はなんで、こんなにうまくいかなかったんだろうって気持ちしかなかったんですけどいろいろあってよかったなって。
ミックに、そう言われたあとに整理ができてからはすごい客観的にいろんなことをポジティブに捉えることができたのですごい、よかったですね。
≫今年1月、アメリカ。
シーズンを前に改めてパットと向き合う藍さんの姿がありました。
そして迎えた今シーズン。
藍さんは、果たして…。
去年、散々悩まされた短い距離のパット。
試合は、まだまだ納得できる結果ではなかったもののプレーを終えた藍さんは…。
≫多分二度と使わないですけど。
≫それ私が一番思ってますから。
≫アスリートの心理の中でどうしても陥ってしまうことがあって。
うまくいかないときに本来、味方のものが全部敵に見えてしまうことがあるんです。
今回、藍さんでいえばパター。
キャディーさんですね。
そうなると、悪循環。
全てがいやなものに見えてくるんです。
でも彼女のすごいことはおかしいなと気づいた。
発見してちゃんとそれを修正する。
これは本当できないことなんですよ。
すばらしかったなと思いますね。
≫一度、地獄を見たのでこれから期待がかかりますね。
≫本当です。
やっぱり彼女は世界一になった選手ですしパターって彼女の武器。
それを失ったのを見て≫数は無限ではないかと思えてしまうほどの大粒の雪たちでありますが富山市内です。
富山県内の北陸自動車道雪によるスリップ事故が夜になっても相次いでおります。
どうかお気をつけください。
2015/02/09(月) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
最強寒波が列島に到来…北日本や北陸で暴風雪▽農協の見直しどこまで▽辺野古移転は困難に…アメリカ知日派が驚きの提案▽宮里藍の次なる飛躍▽松岡修造
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
【コメンテーター】
恵村順一郎(朝日新聞論説委員)
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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