逮捕されたのは東京・渋谷区の日用品卸売会社の社長、山口隆史容疑者ら男女3人です。
3人は去年10月、インターネットのサイトを通じて神戸市の男性に未承認の医薬品を含む液体の危険ドラッグおよそ10ミリリットルを販売したほか指定薬物を含む危険ドラッグを販売する目的で持っていたなどの薬事法違反の疑いが持たれています。
3人は薬物を売ったことは認めていますが指定薬物とは知らなかったと一部否認しているということです。
山口容疑者は去年、危険ドラッグ業者をランクづけするサイトを運営したとして逮捕され不起訴処分となりましたがその後の調べで危険ドラッグを販売した疑いが強まったということです。
警察は山口容疑者らが7年間にわたって5億5000万円を売り上げたとみて調べています。
この事件で殺人の疑いで逮捕された無職の中村桜洲容疑者は男の子を殺していない、見たこともないと供述し容疑を否認しているということです。
警察のこれまでの調べで事件直後に、なたのような刃物を持った男が現場の空き地から走り去る姿が近所の人に目撃されていたことが分かっています。
さらに目撃証言から男が持っていたのは先端がとがった2本の刃物で黒いカバーが付いた状態だったことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
男の子は胸を鋭い刃物で刺されていたほか頭にも強い力で殴られた痕があったことが警察の調べで分かっています。
中村容疑者の自宅からは同じような形や大きさのなたのような刃物とカバーが押収されていて警察は事件で使われた凶器の可能性が高いとみて調べています。
続いて関西の選択です。
田中アナウンサーとお伝えします。
関西が直面する課題と、その解決に向けたヒントを探る関西の選択。
今回は人口減少が進む中地方自治体や地域の活力をどう維持していくのか、そのための取り組みについてシリーズでお伝えします。
1回目のきょうは移住者を呼び込もうという動きを見ていきます。
去年、人口が減少に転じた滋賀県。
このうち減少率が深刻なのは県の北部です。
その1つ、人口5万の高島市も若者が次々に地元を離れて人口はこの10年で8%減りました。
一方で豊かな自然に魅力を感じてこうした地方に移り住みたいと考える人たちも出てきています。
こうした移住希望者をどのように呼び込み、住み続けてもらうのかが地域活性化へ向けた1つのカギとなっています。
そこで高島市では県内の自治体で唯一、移住者を支援する専門の相談窓口を設け新たな取り組みを始めています。
高島市の定住相談員西川唱子さんです。
移住者に提供する物件を探すため市内の空き家を訪ねました。
間取りや周囲の環境といった情報を把握しデータベースにまとめて移住希望者に紹介するためです。
住まいや仕事など移住に関する相談を専門に受け付けこれまでの6年間に112世帯259人の移住者を受け入れてきました。
今後、人口減少が進むとみられる高島市。
移住者をさらに増やすため市は今年度、対策会議を設けて検討を進めました。
自分の生き方のほうを大事にしはるんですよ。
働くってことよりも。
地域の特性というか地域性のある仕事を求めておられるんじゃないかと。
議論の結果、まず相談に来る人たちが高島市での暮らしに何を求めているのか詳しく把握することにしました。
市は相談者340人を対象にアンケートを行いました。
その結果、カフェの経営や農業さらに造形家まで。
希望は多岐にわたることが分かりました。
多様なニーズに応えようと西川さんは住民の中に分野ごとの相談役を置くことにしました。
新たな相談態勢の仕組みです。
まず、西川さんが窓口となり移住者の要望を聞き取ります。
行政では十分に対応できない相談については相談役の住民にボランティアとして協力を依頼します。
その道の専門性を生かしてきめ細かにサポートしてもらうのです。
はじめに探したのは要望が多い農業分野の相談役です。
訪ねたのは地元のベテラン農家の梅村元成さん。
農業をやりたいという方も結構おられまして相談を受けていただく方がいたらいいなと思いまして。
梅村さんが長年培ってきた農業の知識や人脈を見込んで依頼しました。
相談役を引き受けた梅村さん。
移住者を訪ねました。
大阪から移り住み有機野菜作りに取り組むこちらの女性。
農業の経験は、まだ浅く梅村さんから土地の性質に合った作物の育て方などのアドバイスを受けました。
移住者の支援を地域全体で進めようと地元農家と新規就農者を集めた交流会も始まりました。
乾杯。
地元農家との接点を広げてもらい相談しやすい関係作りを促すのがねらいです。
移住者を受け入れて地域の活力を維持するための行政と住民が一体となった支援の取り組みが広がっています。
定住相談員の西川さんは地元の農家やカフェの経営者だけでなくすでに移住して暮らしている人たちにも協力を依頼して相談役を50人まで増やそうとしています。
地方での暮らしに魅力を感じる人たちに移住を促すには移り住む人たちが安心できるサポート態勢を、いかに整えるかがカギになりそうです。
関西の選択。
あすは人口減少時代に地方自治体は公共施設をどう維持していけばよいのか。
神戸市で始まった改革の動きをお伝えします。
続いてスポーツです。
スポーツも田中アナウンサーとお伝えします。
今週はプロ野球の阪神とオリックスのキャンプ情報を中山キャスターが現地から中継でお伝えします。
きょうとあすは沖縄の阪神です。
早速、中山さんを呼んでみましょう。
30年ぶりの日本一へ投手陣の底上げが課題の阪神。
荒木さん注目の石崎剛投手はドラフト2位で入団した本格右腕です。
持ち味は150キロ台の速球。
きょうはキャンプ最多の94球。
唯一1軍キャンプに選ばれた新人投手はリリーフ陣の一角を担う活躍が期待されています。
荒木さんもシュート気味に右バッターのインコースに食い込むボールには威力があると高い評価です。
野手でも荒木さんの目に留まったのはルーキー、ドラフト3位の江越大賀選手です。
守備と走塁が評価されての1軍キャンプでしたが力強いバッティングの評価もうなぎ登りです。
シートバッティングでもホームランを打った江越選手。
元西武の秋山幸二さんのような選手になってほしいと和田監督の期待も高まっています。
2015/02/09(月) 18:10〜19:00
NHK総合1・神戸
ニュースKOBE発▽とっておき・町民スポーツ雪合戦!▽竹田城跡▽関西の選択▽気象
▽とっておき兵庫「町民スポーツ・雪合戦」 ▽竹田城跡 原状回復工事始まる ▽関西の選択 ▽関西のスポーツ ▽県内の詳しい気象情報 キャスター:田代純、荒山沙織
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番組内容
▽とっておき兵庫「町民スポーツ・雪合戦」 ▽観光客急増のために朝来市が歩道を整備したが、その工事が文化財保護法に違反していた問題で、国から指摘を受けた朝来市が原状回復するための工事に取りかかる。 ▽関西の選択 ▽関西のスポーツ ▽県内の詳しい気象情報 キャスター:田代純、荒山沙織
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