11時になりました。
ニュースをお伝えします。
イスラム過激派組織イスラム国の壊滅を目指し、アメリカ主導の有志連合が連日空爆を行う中、パイロットが殺害されたことへの報復として、大規模な空爆に乗り出したヨルダン軍は8日、訓練場や武器庫などを破壊したと、成果を強調しました。
ヨルダン空軍は8日、記者会見を開き、イスラム国によってパイロットが殺害されたことへの報復措置として、シリアとイラクで行っているイスラム国に対する大規模な空爆について説明しました。
それによりますと、今月5日からの3日間の攻撃で、イスラム国の訓練場や武器庫など56か所を破壊し、大きな損害を与えたとしています。
また、去年の夏以降、アメリカ主導で行われている有志連合の空爆の結果、イスラム国の戦闘員およそ7000人を殺害したということです。
ヨルダン空軍のジュブル司令官は、アメリカ軍と協力して有志連合の中で中心的な役割を果たしていく姿勢を示しました。
これに関連し、アメリカ国務省は8日、有志連合に参加する国々との調整役を担うアレン大統領特使が、ヨルダンを訪問してアブドラ国王と会談することを明らかにし、イスラム国の壊滅のため、ヨルダンなどとの結束をさらに強化したい考えを示しました。
北朝鮮がきのう、短距離ミサイル5発を日本海に向けて発射したことを受けて、アメリカ国務省は直ちにあらゆる威嚇行為をやめ、自制するよう求めました。
韓国軍によりますと、北朝鮮は、きのう午後、東海岸のウォンサンの付近から、短距離ミサイル5発を発射し、およそ200キロ先の日本海に着弾したと推定されています。
これについてアメリカ国務省の報道官は8日、NHKの取材に対し、事実なら、北朝鮮に対し、直ちにあらゆる威嚇行為をやめ、緊張を緩和するとともに、交渉を再開するために必要な非核化に向けた措置を取るよう求めるとしています。
その上で、北朝鮮が来月、アメリカと韓国が行う予定の合同軍事演習の中止を求めていることを念頭に、演習は防衛のためのもので、およそ40年間にわたって定期的に実施されているとして、中止する考えはないことを強調しました。
今回の合同軍事演習に向けて、北朝鮮は、軍事的な挑発を活発化させる可能性もあると見られ、アメリカのブリンケン国務副長官が、きょうから韓国、中国、日本の3か国を訪問し、北朝鮮の核とミサイルの問題などについて、協議する予定です。
全国の天気、雲の様子です。
寒気の吹き出しに伴う筋状の雲が、日本海一面に広がり、太平洋側にも流れ出しています。
日本海側の広い範囲に雪を降らせています。
2015/02/09(月) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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