「SWITCHインタビュー達人達」。
異なる分野の達人同士が聞き手と語り手をスイッチしながら語り合う。
本日顔を合わせるのはこの2人。
社長やるんだったら糸井さん…。
普通の人がすごいっていうのが僕理想だと思うんですよ。
糸井は自分のサイトで番組についてこうつづっている。
確かに中井貴一が誰かにインタビューする姿は見た事がないかも。
向かった先は東京・青山にある糸井の事務所。
すごいですよ。
「ITOIshigesato」って書いてあるもん。
(チャイム)「はい糸井事務所でございます」。
中井と申します。
「こんにちはお入り下さい」。
こんにちは。
こんにちは。
今日すみません。
申し訳ありません。
こちらこそどうも。
すみません。
え〜っと僕はまず中井さんを案内するっていう。
そう。
何かね基本的に…。
何を隠そう中井は糸井重里的生き方に憧れているという。
いろんな事やりますよっていう…何か何て言うんだろう…糸井さんの中に僕はあるんですよね。
「ああこれ面白そう」「ああこれ面白そう」と思う事はできるけどそこに…立派な木だなあ〜。
「となりのトトロ」のサツキとメイのお父さん。
実はこの声糸井だったりする。
昔々は木と人は仲良しだったんだよ。
お父さんはこの木を見てあのうちがとっても気に入ったんだ。
大学を中退し広告業界に飛び込んだ糸井。
「不思議、大好き。
」「おいしい生活。
」など時代を象徴するコピーを次々と生み出した。
キーワードはくうねるあそぶ。
糸井によってコピーライターという職業が一躍注目されるようになる。
皆さんお元気ですか?若者に絶大な人気を誇ったテレビ番組「YOU」。
糸井は独特な間合いで番組を進行。
こんばんは〜。
こんばんは。
土曜日の夜10時半です。
ちょうどナイターを見て居眠りしてたら今頃の時間になるっていう時間でみんなちょっと寝ぼけた顔してるんですけど。
実は僕の事ですけども。
若者をスタジオに集め緩〜く討論するスタイルは後の番組に大きな影響を与えた。
外国にたくさん輸出してるらしいんです。
そういうボールのメーカーに…。
インターネットが世に普及し始めるといち早く独自サイトを立ち上げた。
現在も一日140万ページビューを誇る人気サイトであり続けている。
中井を案内した先は和風モダンな部屋。
ここ社長室でしたっけ?一応名前はそうなんですけどまあミーティングですね。
そうなんだ。
ミーティングの部屋ですね。
中井さんこちらに座るそうです。
はい分かりました。
自由に。
自由でいいんですね。
分かりましたよ。
こんな感じでスタートしたトークは…という訳でレギュラー版では泣く泣くカットした未公開トークも一挙放送!うちの犬は特にそうなんですけど…中井さんなんかも…そうですね。
あれが僕らにはまだギリギリあった。
だから俺らは何となく…それはそうなんですか。
お金とかはいいから。
俺払うしみたいなね。
実は今回の収録はこんな話から始まりました。
「あまちゃん」好きでしたね。
楽しかったですね。
毎日ね。
よく出来てたと思う。
中井が目ざとく見つけたのは「あまちゃん」のDVD。
大きかったすごく。
俺久々に何かこう…好きだって思ったですよ。
久しぶりにそうかもしれない。
久々感あるかもしれない。
そんなばかな!2人してすっかりはまった能年玲奈ちゃん。
天野春子が鈴鹿ひろ美のフリをして歌ってたなんて
実は糸井も「あまちゃん」に出演していた。
それでは映画の名場面と共にお楽しみ下さい。
「潮騒のメモリー」。
鈴鹿ひろ美さんです。
どうぞ。
自分ちに息子がいないんで嫁をもらうっていうのがないんですよ。
僕は…へえ〜。
例えばうちに息子がいたら能年玲奈ちゃんが嫁に来るかもしれないじゃないですか。
そうね。
可能性としてはなきにしもあらずですもんね。
そしたら僕は…ちょっと言ってみたかったんです。
何考えてんだ本当…。
そういうのは中井さんはないですよね?まだ若いし。
いやそんな事ないですよ。
だって能年さんなんてもう娘でも全然おかしくない訳でしょ?だから…でもそういう目線ではまだ何かこう…。
自分に子どもがいないっていうのもあるんでしょうけど…何かその…下の子とやっても…別にあわよくばとは思ってないですよ。
あわよくばとかそういういやらしい下心のある目では見ないけど「ああ娘がこんななあ」とかっていう感じではないですね。
だからどっちかっていうとスケベな目線の方がまだ強いのかもしれないですねそういうのって。
スケベな目線というのもよ〜く考えてみるとそうでもないんじゃないかと僕最近思うんですよ。
昔から自分で誤解してたんじゃないかな。
そういうふうに割りふらないと収まりが悪いからスケベな目線だって事にしてただけで…美しく言えばね。
俺もそう言いたいですよ。
映画なんていうのは。
囲まれてます。
ここというのは僕がいつも決めてるのは失恋の期間って僕は言ってるんです。
ですからここで…やっぱり実際好きになる訳ですから擬似的にでもそれの失恋の期間を…時間をとるというふうに決めてるんですよね。
いいですね〜。
それはもうやむをえないというふうに思います。
その擬似的にでもって本当に分かんないですよね?分かんないです。
分かんないですよね。
それ言ったら現場が台なしになるから言わないでしょうけど。
そういうもんですよね。
本当に。
こっからスタートだそうです。
あっスタート?俺ねさっき質問を受けてね「糸井さんって何者だと思いますか?」って言われたんですよ。
うん。
難しいですね。
はい。
それで俺…埋蔵金というと遺跡を掘るみたいなイメージがあって…。
あったあった。
徳川埋蔵金。
あちこちで土をほじくり返しちゃってねえ。
そしてついに岩盤の下に奇妙なものを発見する。
穴!穴〜!やっぱりここだよね絶対にここだよね。
糸井さん絶対に埋蔵金はあると4年も探し続けてました。
線から上は自然だとするじゃない。
分かんねえよ〜!ある時ニュースでよく日本の持ってる埋蔵金っていう話がよく出てきた時に最初…ずっと思ってニュースを見てた事があった訳。
全然違う埋蔵金だけど俺はず〜っと「えっ政府もそうか…」。
面白いそれは。
糸井さんと同じ事を考えて…あれは糸井さんのせいですからね。
面白いですね。
面白くしましたよ。
あんまり面白くないやつってすぐやめるんですよね。
埋蔵金っていう面白い事があるとしたらだってあれ…挙げてる数字が。
400兆円って笑うじゃないですか誰だって。
それが出てきてほしいっていう望みはありますからねみんな。
コツンっていう生番組中に「何かが当たりました」って。
ドックンドックドクドクドクッドックンドックドクドクッ。
「あれ?そのドクドクドクッは何だ?」みたいな事で…開いたら「何でもなかったですね」。
みたいな事で続いてっちゃった訳だから。
「どうなんでしょうね?」っていう…だから後ろの席の人とか横でポップコーン食べてる人が「出ますよね?」って言ってる。
僕も「ねえ。
異音がしたんですよ」。
こう…。
「落ちそうになったんですよ僕も」とか。
「そうですか」って言われると「面白いですよね」ってなって。
だから…そんな糸井が17年前に立ち上げたのが独自サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」。
通称「ほぼ日」だ。
インタビューやコラムなど多彩なオリジナルコンテンツは全て無料。
主な収入源はオリジナル商品の販売。
広告収入には頼らない。
毎年50万冊を売り上げる手帳やおしゃれな腹巻きなど多くのヒット商品を生み出してきた。
うちでよく企画ものとかで…会議でね?うん。
どういうのを室町時代って言ってるかよく分かんないんですけど別に飛鳥時代でも何でもいいんですけど…そういう事をやられると…糸井さんって…人間に割と2パターンあると思うんですけど理論先行から技術を学ぶ人と技術いってから理論が出てくる人っていると思うんですよ。
要するに理論をやっておいて体験する人と体験しておいてから理論を作る人と。
どっちですか?無理に言えば前者でしょうね。
それを心に留めといて違うな…とか。
それ持ってる人と僕ねつきあいやすいんですよね。
ちょっと中井さんそれ感じるんですよ。
僕まさにそれです。
いや全くそうですね。
その一人の時間がなくて絶えずこう…ワサワサ友達といたいとかというような時間割りが全部見えてるみたいな人見ると…。
俺絶対駄目。
それは敬して遠ざけてしまうというか…。
そうなんですよ。
糸井重里の仕事哲学の一つが公私混同。
老眼の特集とかさ…。
ある日の社長室をのぞくとジャムの試食タイムが始まっていた。
マーマレードジャムです。
ジャムは糸井の子どもの頃からの大好物らしい。
糸井さんそろそろお願いします。
は〜い。
オレンジレモンなどかんきつ類をミックスし1年掛かりで開発してきたこだわりのジャム。
試作を繰り返し6種類に絞った中から商品化する1つを選び出す。
ジャム作りはもともと糸井の趣味だった。
あらゆるジャムを試してきた糸井が素材や製法にとことんこだわって開発した究極のジャム。
それをお裾分け感覚で売る事にしたのだ。
どれでもいいな。
う〜悩ましい〜。
弱ったな。
AとBだったら食べやすいのはBの方が食べやすい。
めちゃくちゃうまい。
全ての企画の出発点は社員自身が好きとか面白いとか「こんなのあったらいいな」と思う気持ちだという。
糸井の事務所を探検してみると…。
大丈夫そのままでいい!そのままでそのままでいい!そのままの方がいいんです。
そのままね。
何をしているんだかですね。
ここは何ですか?これは何のためにあるの?みんなで座って…。
そうですそうです。
社内の売りたいものとかあった時に並んだり…。
なるほどね。
僕のイメージの…糸井さんのイメージっていうのはこういう事なんですよ。
分かります?このあいまいな感じを作るっていうところが僕糸井さんのイメージなんですよね何か。
雨は降らないけど。
なるほどね。
どこでもいいんです。
ここで食べてもいいし…。
これは何か…。
ここはここでミーティングに使ってます。
何か1個ずつがおしゃれに見えるもんね糸井さん。
えっそんな事ないですよ〜。
何となくさ…。
何かこういうのいいな〜。
働きやすそう。
このチームは今はこうなんですけどついこの間まではこのチームじゃなかったんです。
それどういう事?くじ引き?あっ席を。
固まらせないっていうね。
固まらないで。
固まんなきゃなんない時は無理やりそういう事もしますけど基本的には隣にいる人が違う種類の仕事っていうのが多いですね。
そうなんですか。
へえ〜。
通りますか。
本当に?これ。
あんまり不機嫌な顔をしてるとばれますからね鏡はね。
なるほどね。
ありがとうございました。
すごいすばらしいじゃないですか楽しいって。
仕事してて楽しくない人?挙げたら大変な事になるでしょう!いやまあおおむね大丈夫だと思いますよ。
ああそうですか。
本当に何が一番すげえなって思ったかっていうとさっきも聞いたんだけど…はあはあはあ。
ねっ。
垣根が低いっていう事と…好きに見えたの。
実際分かんないですけどね。
でも彼女たちや彼らがすごく面白がってる仕事を。
僕それが何かね…。
僕はサラリーマンとか会社員になった事がないんですけれどもそれがすっごくとっても僕は羨ましくって。
よくって。
多分…「こういう楽しいオフィスを作ったからさあ楽しめ!」って言っても楽しめる訳じゃない訳で…。
それは…赤ん坊から動物からおじいさんからみんなそうやってる時は一番生き生きしてるんですよ。
罪悪感っていうかね…。
僕糸井さんのこういう仕事を拝見していて…俺はトイレ入るじゃないですか。
最近…書いてある訳。
だってさトイレなんて流すのが当たり前だった訳でしょ。
当たり前な訳でしょ?それを全部自動化されていく事によって立って出てくやつがいる。
それって…だから糸井さんがこういうのをおやりになってる時に便利っていうものをどうやってお考えになってるのかなと…。
流れるんだよって…何て言うんだろう「バ〜ンなんだよ」みたいなのと同じようにバ〜ンだからその人と一緒にいたいとは思わないじゃないですか。
思う場合もあるし。
だからほとんど縁がないんだと思うんですよ。
だからそこは「流れたよ!」って…。
だからそっちに感動した方がいい訳よ。
そう面白がって。
でみんなが飽きたらなくなった時に「なくなったな〜」。
だからさ俺さそういう時にね…そうですね。
何か書いてくれると「えっ後ろ?あっ流れねえんだ」っていう事が。
だからその僕は人生ってユーモアだって。
ふっと思ったんですけど…
(笑い声)何でそんな事思うか分からない。
何て言うんだろう…。
確かに…。
バカじゃないの!
(笑い声)うん。
そんな事考えて…。
「流れません」も「餅は餅屋」っていうか…韻を踏んだりしてる督促状が嫌だって言うんでしょ?それとかすごい読んでるうちにいい気持ちになって人間愛を感じるっていう督促状が来たら何か何て言うんだろう違うものだと思うんですよね。
ストレートに来るって事が。
いいんでしょうね。
だからさっきの「流れちゃうトイレ」を面白がればいいんじゃないのっていうのと同じように…ああそうですか。
ここからはレギュラー版には入りきらなかった…あのね僕最近しみじみこれを思って人生が楽になったのはね…ああそうですね。
そうですね。
それが分かってから…。
「あっ大丈夫ですか?あっ大丈夫ですか?」って言ってたってそんなに好かれない。
それが分かってから「大丈夫?」ぐらいにしようかなと。
若い時には分かんないですもんね。
分かんないもん。
「あっおみ足は…」みたいな事やってましたよね。
だからそれやったからってどうも思われねえんだっていう事が…臨床例ですね。
だから年を取るっていう事僕それしかないと思う。
連続でしょ?だから僕20代の時に50の人に多分偉そうな事言ってたと思うんですよ。
「僕はそう思わないです!」みたいな事をね。
今恥ずかしいもんね。
あの人たちはキチッと…ここまで経験すると「あ〜あのおじさんの言ってた事正しかったな」って思ったりするって…。
でも俺最近…自分で考えるじゃないですか。
そうすると確実に俺がやりたい事は…50っていう年を過ぎて…50を過ぎた時も別に思わなかったんですけど50をトントンって…3つぐらい来ると…最近すごく思うようになったんですよ。
だから今までは先輩からバトンを渡される渡されるっていう事ばっかり考えてたのが…もらったバトンはね。
…って思ってきたんですけど。
そうすると今から勉強しないと。
今度は教えられる勉強のしかたから教える勉強の方法を取らないと駄目だってバトンが渡せないって事にはたと気付いてきて…。
ものすごく知識をつけたいなって思うようになってきたのがこの53なんですよ。
その世界中の人間一人一人が全部自分の役柄の対象だから。
その意味ではどっかの専門の領域にいる人に比べて知っとかなきゃって思わされる事が多いですよね。
多いんですよ。
それは気の毒なんですけど。
だってどっかの議員の人がね泣いて謝ったじゃないですか。
謝った訳ではないんだろうけどあのオーバーなね何とかさんっていう人がね。
そうこの方がね。
あれを僕たちが芝居で「あこのケースはあれだな」と思ってやった時に酷評しかないですよ。
だからね僕昔ね新幹線乗るんで東京駅にいたんですよ。
僕が20代の頃ですけど。
それでホームで立ってたらねまだ当時赤電話っていうか公衆電話が駅にあった時にあるおじさんが電話をかけ終わってそのままその人のイメージではその電話にこうやって寄りかかろうとした時にこれが無かったんですよ。
それでそのままそのおじさんがこのまま床に倒れてったんですよ。
それで僕「はっ!」と思ったんだけど…。
いいなぁ。
そこにぶち当たった時に…悩む事があるんですよ。
でもその悩んでる中井さん像は僕が映画の中で見てる…だから面白いんじゃないですかね。
だからそれを…僕の割と勝負なんですよね。
楽しみにしてますよね。
中井さんからこんな話が出てくるのはとても面白いんだけど中井さんがやってる芝居見て僕らが面白がってるのはそこのところで…つまりここはお父さん…大体お父さんを演じる事が多い方なんでお父さんっていうのは本当の心を隠したりする事が多いもんですから本当の心を隠す。
じゃあ本当の事を丸出しにしちゃったらもっといいのかっていったらやっぱりそれをする事で不都合があるんですよね。
その線をしょっちゅうこう…高速で引き直してるみたいな。
そういうお芝居をしてるのを僕らはこれやってる本人楽しいだろうなとか。
僕ねリアリティってそこにしかないような気がする。
震えてますよねそれこそ。
だから人間ってそんなに決まった形の中でリアリティってあるもんじゃないような気がするんですよね。
だからさっき言ったそんなオーバーな事をやられた時に俺らのリアリティはどこにいくんだみたいな。
だから本当にそれが常にこう線の位置が変わってくる事を瞬時に理解をして…それがものすごい僕には面白くて一回その事を考えてここに立ってる人がいるって思うだけで人って面白いなって。
やっと来ました!食欲イコール「サラメシ」の秋。
こんばんは中井貴一です。
中井がナレーションを務める「サラメシ」。
糸井の事務所で週に1度社員が食卓を囲む給食の時間を紹介した。
出会う顔ぶれが毎回ちょっと新鮮です。
うわっ社長の隣になっちゃった!大丈夫か?今週もほぼ全員が集まりました。
糸井さんっていつごろから自分の将来って考えたんですか?考えてないですずっと。
本当に駄目でした。
やっぱり糸井さん引退考えるんだ。
考えます。
へえ〜。
その人たちが僕が終わったら終わりだよっていう訳にはちょっといかないなと思って。
だから将来の事は今…今まで人生の中で一番考えてると思う。
その伝えていくっていう今姿勢に入られた訳じゃないですか。
いや〜それがね言えれば一番いいんですけど…言葉としてすっごい恥ずかしい言葉でつまり「愛をもって」っていうのと同じぐらい恥ずかしいんですがいろんな人に問いかけたら必ずやっぱりやさしくされるとうれしいんですよ。
うんうれしい。
僕もそうなんですよ。
ただ…それは…やさしく弱くでふにゃふにゃっともろともに倒れちゃったらおしまいなんでそこはつよくで…やさしくつよく。
もう一つはやっぱりそれが…うちの会社は社是みたいに…「やさしくつよくおもしろく」って書いてある会社になればいいのかなって。
…で僕がいなくなった時にやさしくない事を考える事あると思うんですよ。
その時に「ちょっとちょっと」って言って「やさしくだよ」って言った時に「え〜そうするとつよくに関わっちゃうんだけど」っていう事ありますよね。
ありますあります十分にある。
「うちはやさしくが上なんだよ」って誰かが言うんですよ静かに。
すると「そうかそうだよな」って言って「分かりました。
ここはちょっと弱くなりますけど利益も出ません。
でもやさしくの方とりましょう」って言って…理想的ですねそれ。
何だろう…クジラが潮吹いてるのを撮るっていうよりはサンマをクジラの大きさに一回してみようとか要するに口から出任せでもいいんですけど…あとの順番は…ずっと別に要らないしなって思ってたんですよ。
だけど…来た?うん。
人手欲しいんです。
ああ分かる分かるすごく分かる。
いや大丈夫。
これがオンエアされれば必ずすごく来ると思います。
(小声で)いや数は来るんだけどね…。
(笑い声)シ〜ッ!本当?それを…まじ?うんそこで入れてるの。
えっらい大変なんですやっぱり。
本当。
そうして入れ方が分かったんでだったらあらゆるジャンルこれできるぞって思ってるのが今なので。
人が入るとすれば俺…今そんな時期なんですね。
2人が夢について語ったくだりは大きな反響がありました。
未公開トークを含めてお送りします。
その好奇心に向かって…それ僕糸井さんはあるって思うんですよ。
それが多分つよさなんですよね。
例えば「ちょっといいや。
寒いもん表」っていう事を一歩踏み出していくっていう事の…。
寒いんですよね。
「やだよ寒いの。
俺死んじゃうもん」なんて思ってる時に…。
口ではさんざん言ってますけどね。
そう。
だからそれがやっぱりすごいなって思うとこですね。
あの〜それは…大きい夢を語って駄目になってきたものってやっぱり長年生きてくるとたくさん見ててやっぱり…本物だよね。
本物。
それこそ本当に天下を制するやつですよね。
なかなかいない。
あれは吹いてたと思うんですよ大きい意味で。
そんな人はなかなかいなくて。
そこに運が来てバンと上がったりとか。
そういうのはいっぱい見てるんでその意味では夢を語るっていう事を僕はあんまりしないんですね。
僕ね最終的にここでね糸井さんにお聞きしようと思っていた事があってね「夢の持ち方が分からない」って若い子たちからね「夢を持つためにはどうしたらいいでしょうか?」っていう質問が来たんですよ。
割とそういう声が最近よく聞くようになった。
そうかもしれないですね。
「夢を持てない」って。
でねそれは社会のせいだと言って一刀両断に断ち切ってしまって政治が悪い制度が悪いっていう…。
人のせいにしますよね。
そう。
僕絶対ないような気がするんですよ。
それで…よくその夢の話はテーマになりますね。
僕は小さい夢ほどいいと思ってんですよ。
だから世界一になるぞっていう時にみんな半端に夢を持った人は英語を習い始めるんだけど…。
えっ習おうと思ってる!世界にとかね今世界もインフレして宇宙になったりするんだけど「あの子を物にする」でも「両親に家を建てる」でも「大きい会社に勤める」でも…「世界一の大金持ちになる」とか言ってる限りは風の中に出ていかなくて済むんですよね。
遠すぎるから。
だから…そうそう…。
すぐ分かるんですよ本気かどうかって。
そうですね。
うちの犬は特にそうなんですけどよだれを垂らす訳。
ああ垂らしますね!そう!そう。
何かこうなってる自分みたいなのがいた方がいいなと思う。
昔それ僕作詞した事あるんですよ。
「PATAPATA」っていう。
松本伊代ちゃんの歌で「PATAPATA
(パタパタ)」っていう歌があるんですけどB面なんでみんな知らないんですけど。
ごめんなさい。
知らなかった。
ほぼ知らないですよ誰も。
ああ。
しっぽがあってね俺はそんなつもりないんだけどさパタパタパタパタって。
バレちゃう。
本当に。
こういうとこぶつかって痛いんじゃないかというぐらい振るじゃないですか。
すごいきれいな女の人が入ってきた時に「いや俺別に…」って言いながらしっぽが振れてるみたいなもんでしょ?それ。
「お前喜んでんじゃねえか!」というやつね?それそれ!気が付くべきですよね?俺もそう思う。
1時間余りに及んだ前半パート。
終了間際には男と女についての深〜い話も。
僕はね…だって母親から生まれて母親が男の子を教育する訳じゃないですか。
それは…そこにはある見栄を張る訳ですよね男は。
そうすると見栄を張り続けていかなきゃいけないという事は女性に言われる。
だから…あれが僕らにはまだギリギリあった。
はあ〜!今の女の人たちはあんまりそういう教育は多分男の子にはしないんじゃないかな。
だから見栄がなくなっていく。
だから俺らは何となく女子の前で「頑張ります」みたいな。
それがそうなんですか?「気張っちゃいますよ」みたいな。
「お金とかいいから。
俺払うし」みたいなね。
何かそういうのがどっかにあるじゃないですか。
でも最近の子たちは「割り勘ね」みたいになる訳でしょ。
俺はおやじが早く亡くなっていたのでおふくろに教育されてきたじゃないですか。
だから幼稚園の頃から家の外でガタンと音がする…。
幼稚園ですよ僕。
幼稚園生ですよ。
「ねえ貴一。
行って見てきて」。
はあ〜。
この靴ベラを持って例えば本当に何かがいた時に何ができるんだって。
幼稚園生に…。
ちょっとできないですね。
だからそういう事の教えを僕は多分受けてきてしまったんでしょうね。
どっかにね。
だから何かそういうところの見栄を張ったりとか意地を張ったりとかというのは僕は女目線のそういうものがあるような気がする。
面白いな。
そこは強さ弱さとか優しさじゃなくて…そうしていくと嫌な気がしないもんね。
後半は舞台をスイッチ。
中井は1961年俳優佐田啓二の長男として生まれた。
貴一という名は映画監督小津安二郎が付けた。
しかし大スターだった父は中井が2歳の時37歳の若さでこの世を去る。
中井は大学在学中に映画「連合艦隊」で俳優デビュー。
姉さんや妹たちが戦火に追われて逃げ惑う事になってもいいのですか?そうさせないために私たちは戦っている。
違いますか?お父さん。
父と常に比較されるという重圧を背負いながら俳優の道を歩み始めた。
こたびは武田の軍勢いかなるものか天下に示す!26歳で大河ドラマ「武田信玄」に主演。
最高視聴率は49.2%を記録した。
今のお前は…平氏に飼われている…犬だ!デビューから34年。
押しも押されぬ正統派俳優であり続けている。
強くなれ!今度は糸井が有楽町の映画館にやって来た。
関係者用の試写室で中井と待ち合わせ。
・どうも。
間違えましたか?ここまで来るのにどんだけ間違えるんだろうってぐらい間違えました。
どうもどうも。
どうもどうもすみません。
どうぞどうぞ。
ここに…お座りになる所です。
中井の最新作「アゲイン28年目の甲子園」の予告編を鑑賞。
なぜ予告編なのか実は深〜い理由があるのですがそれは後ほど説明するとして…。
マスターズ甲子園って知ってる?見に来てくれないか?今更見に行く訳…。
映画「アゲイン」。
元高校球児の中年男たちがマスターズ甲子園を目指す中で自らの人生や家族と正面から向き合う姿を描く。
中井が演じたのはバツイチのさえないサラリーマン坂町晴彦。
かつてチームメートが起こした傷害事件によって甲子園への夢を絶たれた苦い思い出がある。
明日の県大会決勝戦は辞退する事に決まった。
本当に申し訳ない!スポーツ新聞社に勤めるもののもはや仕事に張りはなく離婚した妻が亡くなって以来一人娘ともぎくしゃくしている。
笑えないよ。
そりゃあなたは笑えないでしょうけど。
甲子園で野球をしませんか?そんな坂町の前に一人の女子大生が現れマスターズ甲子園への参加を促す。
私は松川典夫の娘なんです。
彼女はかつて傷害事件を起こしたチームメートの娘だった。
お前はやれよ!だったらお前がやりゃあいいじゃねえかよ!それぞれの思いや事情を抱えながら彼らは28年ぶりに甲子園を目指す事になる。
負けるならちゃんと負けてけりをつけたいんです。
打て〜!坂町さん!あの夏に決着をつけて男たちは前へ進もうとする。
あっ本当ですか?予告編を?予告編もまだ見てないんですけど…そうそうそうそう。
だから公開して…じゃあ教えてあげたいですね。
だからいつもキャンペーンで回るでしょ。
いろんな所を…。
そうすると映画について話すんですけど自分が話したところがカットになってる可能性がある訳ですよ。
見てない訳ですから。
「中井さん一番力を入れたのどこですか?」なんて言われて「あそこのシーンですね」って言われた時に相手の反応が…。
そんなのないよと。
…みたいな事だと困るじゃないですか。
だから何となく周りの様子を伺いながら探りながら「そんなシーン僕やったんですけどありますかね?」みたいな感じでいつもキャンペーンをやるっていうのが映画の公開に合わせてなんですよね。
それ結構驚きました今。
そうですか?うん!へえ〜。
何かこう見ちゃうじゃないですか前に。
そうすると…ですからもうすごくテンションが下がるのと同時に…自信を…。
失うので。
そこはお客さんにはあんまり伝わってないほどのあれにしてるんだけど自分ではそこに絶望する訳ですよ。
本当にそこに来るんですよね。
もうそれで…落ち込んじゃって。
だからもうどっちかっていうと見なくていいですって言いたくなってしまってキャンペーンにならない。
「見て下さい」って言えるような状況を作っとこうというのが…。
今はじゃあもう「見て下さい」の。
今はね。
はあ…予告編は大丈夫ですか?予告編はなかなか面白そうじゃないですかっていう感じですけど。
だから10年後ぐらいに見ると「あれ?意外と頑張ってたな」とかって思ったりするんですよね。
そうですか。
僕はこの映画を見たんですけど中井さん面白かったです。
本当ですか。
よかった。
ご安心下さい。
あっ本当ですか。
よかったです。
せっかくだから聞いてみたかったんですけどこの「アゲイン」の中井さんがずっと追っかけ回してた…あそこすっごく面白かったんですよ。
あれ考えたでしょうね。
中井の撮影秘話も併せてご覧下さい。
坂町さん。
私とキャッチボールしてくれませんか?甲子園で。
喜んでするよ。
私で悪いけど。
典じゃなくて悪いけど。
甲子園への夢を絶たれた夏から28年。
坂町はかつてのチームメート松川典夫が起こした傷害事件の真相を知る。
松川の娘美枝も亡き父のチームメートや自分に対する思いを知る事になる。
何だろう?「抱く」じゃないという抱きがあるんですよね。
それは多分包むとか力をかけるとか…はあそうですか。
あの女の子からの要するにその…僕の役に対しての恋心みたいなのが。
でもそれは…はあ〜。
そこはね…ずっと言ってて…だから限定をつけずにみんなが「えっ何これどう思ってるの?この2人」っていうふうに思ってもらいたいな。
そのとおりに思いました。
じゃあ成功でした。
いや〜今の話は聞いてもう一回おいしいですね。
小説っていうのはみんなが100人が100人の登場人物を考え…。
違うものを想像してる。
それぞれの自分の好きを想像させる。
だから本当は僕たちの仕事っていうのはもちろん視覚でみんな見てもらうんだけど芝居がうまいっていうのは…だから例えばよく言うのはお葬式の場面でう〜んって泣いてる姿を見てお客様は悲しいと思うのか涙をこらえている人に投影させるっていう事の大事さっていうのが映画の意味。
人間の脳ってそういう構造になってるから…そこはきっと一番プリミティブな手段としてはきっとあったんだと思うんですよ。
でも泣いてるのに対してもらい泣きじゃなくてあいつが我慢してるの見てたら俺は泣けてきたよ。
子どもがけなげなところを見たらとかそこの間接話法みたいな。
だからお客さんに顔を見させるのかここを見させるのかっていう違いになるんですよ。
だからまねで泣いてもらいたいんならここを見させればいい。
でも想像で泣いてもらうんならここを見させる。
だからそういう意味では…今53歳。
俳優中井貴一が目指すカタチとは?ここからは未公開トークです。
非常に抽象的な絵を描くようになったって。
ピカソは最終的にあそこにたどりついて非常に描写がうまい人で細かい絵を描く事がうまい人だったのがなぜあそこにたどりついたかっていう事が最近すごくよく分かるようになってきて。
何か俺が…それは…中井さんが思っているそういう人は既に頭の中にいるんですか?やっぱり!そうですよね。
「そうかい」ってね。
そう。
あの…うちは小津先生と近いという事もあるんだけれど子どもの頃は別にその…あの映画に何も感じなかった。
でも…「やあどう?元気にしてる?」「ああ元気だよ」って言ってるのにそのせりふの奥にものすごい元気だったか…そこが出るまで小津先生はやらせた訳じゃないですか。
でもそれは…だから今僕はそこに向かうための自分の中に習得して…中井が近年意識的に取り組んでいるのが時代劇だ。
はっ!命に代えましても。
「柘榴坂の仇討」では主君井伊直弼の警護に当たる下級武士志村金吾を演じた。
桜田門外の変で主君を守る事ができなかった金吾。
どうか切腹をお申しつけ下さいませ。
ならぬ。
何としても首をあげてまいれ!藩によって仇討ちを命じられる。
金吾は苦悩の末仇討ちは自らの定めと覚悟を決める。
しかし13年の時を経て暗殺者の居場所を突き止めた時時代は江戸から明治へと移っていた。
名を尋ねたいのだが。
直吉と申しやす。
いや。
車を引く前の名を尋ねたい。
佐橋十兵衛と名乗っておりやした。
若い時分にとんだ親不孝しちまったもんで父親どころかおふくろまで生きちゃいられねえような事になっちまいやして。
実はそれがしも同じ親不孝をした。
すごい変な話なんだけど…「柘榴坂の仇討」という映画をやったんですけどもこれも要するに飛び道具を全て持たない人間の心を描いた時代劇だったんですね。
日本人の心を描いた。
今世の中で時代劇がダメだっていわれてる時代にしかもチャンバラ劇でもないコメディーでもない本当に純然たる武士道みたいなものを描いた映画を撮って。
当たる当たらないっていう事でいけばですよお断りするっていう事の方がもしかしたらパーセンテージとしてはいいのかもしれない。
とはいえこれだけ長く映画の世界にやってきたら当たらない映画を続けて出してたら売り上げ的に当たらない映画を続けて出してたら仕事がゼロになるなっていう事も知ってる訳ですよね。
はい。
常に追われるようになってしまってるっていうところはあるなって…。
「オ〜!」って言う訳ですよね。
あらゆる仕事今そうですね。
本当にそうですね。
この努力をしなくなった時点でそれに携わっていた人や歴史を勉強する事それから小道具さんたちで受け継いできたものがゼロになる。
ここから…何やかんや言って歌舞伎は続いてきたんですもんね。
だから俺が今意識的に時代劇をやるっていうのは俺のためっていうよりも…。
つなげたかった?つなげたいっていう事だけなんですよ。
それってその…そうそう水球だとか。
「俺がやめたらどうなるんだ」。
スポーツの人たちのあの本気さってそれがなくなるっていう事って世界がなくなるみたいな事じゃないですか。
池波正太郎原作「雲霧仁左衛門」。
中井が演じるのは大金持ちの金蔵だけを狙う盗賊一味の首領。
岡田は恐らく盗賊改に見張られている。
撮影は京都にある映画会社の撮影所で行われた。
衣装かつら小道具所作やタテに至るまで熟練のスタッフが時代劇を支えている。
だから糸井さんがさっきおっしゃってたみたいに自分がいなくなって…芝居って全部そうですよね。
だから侍はこう持つとか町人はこう持つとかっていう事のしぐさみたいなものとかっていう事の「町人だからこう持った方がいいですよ」とかっていう言い方みたいなものがパッと出てくるか出てこないかっていうのはその事だけを考えているやつがいてくれるから出てくる事なのでそういうものをつなげていくっていう…。
くだらない事をものすごく一生懸命…今の中井さんのその情熱は何か…っていうかねそれを自分で考える事がある訳。
いや面白いなと思って。
うん。
「俺別に時代劇って時代劇俳優でデビューした訳でもないしいつからこんな事言ってんの」って思う事が度々あるんですけど京都に行って仕事をしている時に…今俺よりも10ぐらい下だったりしてるやつらが今支えている訳ですけどそいつらの…だから結局人なんですよね。
景色っていうと変ですけど単体で中井さんがいる話ってほとんど出てこない。
つまり撮ってるカメラがある見てる観客がいる共演者がいる大道具さんが向こうで控えてる照明が当たってるみたいな環境を含みで自分がいつも立ってるように語ってる事が多くてそれずっと今聞いててそんなような事俺書いた事あるなと思って思い出したんですけど「商品とは何か?」っていう事を考えている時に…これはどういう事かっていうと香水を買った時にその香水が機能としていい香りがするっていうだけだったら石油缶に入れてどっかのガード下で「安いよ」って言って売ったっていい訳ですよ。
それ買わないんですよ。
今の中井さんの話も中井さんが…それが相互に関係し合う事で俺なんだ。
そうそう…そうですね。
クモを一匹ボンと置いても何すんのみたいな…。
でもそれが多分…最近日本という国を見てて政治家を含め企業も含め…だから社会ってもし…糸井さんの会社は別だけどピラミッドみたいな事があるならば…「あんたに引き受けてほしいんです」と。
「だから支えますから行って先頭。
俺らも支えるから」って。
それは強いチームですね。
その支える人たちがみんな親分になりたいと思ってる人たちが増え過ぎて…。
うちの父が最優秀主演男優賞を昔「あなた買います」という映画でとった時にブルーリボン賞だったのかなその挨拶をした時に「非常にうれしいです。
ありがとうございました」って。
帰ってきてうちのおふくろが…「みんな主演男優賞とりたいと思って最優秀助演男優賞なんて嫌らしいわよ」って言ったらね「お前は何にも分かってないな」って。
とらせてもらうものなんだ。
「それは周りがとらせてくれる事なんだ」って。
…って言ったっていうんですけど本当にそういうもんだと思いますよ。
助演の人たちが…立ち回りもそうですよね。
あれ斬り手がうまいんじゃないんですから。
斬られ手がうまいんですから。
だから…周りのエキストラの人たちが本当に隠し撮りしてんじゃないかぐらいに普通に歩いててくれると…本当に人間って成長していく過程の中でいろんなものを経験していく訳じゃないですか。
いるものいらないもの前の自分と今の自分はこう違うんだって比較ができたりするという事がすごく楽しいなって。
だから年取ってよく涙もろくなった人が「年取ったからかな」ってよく言うけど「違うよそれ。
それ言っちゃ駄目だよ」って。
涙もろくなった理由だって思うんだよ人間はっていう事が何か僕は大切なような気がしてそこに…あ〜面白かったな。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
2人だけで会う訳にいかないんですよなかなか。
だから誰か一緒に誘うかカメラ入れてもらうかその方がよくしゃべると思いますね。
何かあの…いい時間過ごせたなと思いますね。
何て言うんですか?その心の余裕みたいなものが何か人間同士って大事なような気がしますね。
だから今回話せた事によって話した事っていう事よりもつながりを持てる事。
この先に進める事の方が大きな収穫だったような気がしますね。
2015/02/08(日) 15:00〜16:15
NHKEテレ1大阪
SWITCHインタビュー 達人達(たち)「中井貴一×糸井重里 完全版」[字]
中井貴一とコピーライター糸井重里による大人のボーイズトーク、本編では泣く泣くカットした面白エピソードや爆笑脱線話などを盛り込んだ75分の完全版!名言迷言連発?!
詳細情報
番組内容
主演作が相次ぐ正統派俳優・中井貴一は、号泣議員を見て芝居のリアリティーについて考え込んだ?!男と女をめぐる深ーい話から、二人して「あまちゃん」にハマった理由まで、未公開トークを一挙出し!“公私混同”がポイントの糸井式仕事術、「EXILEみたい」な社員採用方法、「年とってよかった」と思う意外な瞬間…。酸いも甘いもかみ分けた二人だからこその、軽妙で洒脱(しゃだつ)で熱い会話のキャッチボールが展開する!
出演者
【出演】俳優…中井貴一,コピーライター…糸井重里,【語り】吉田羊,六角精児
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
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