(3人)おはようございます。
今月も菜園ビギナーチームと同じテーマで野菜作りに取り組んでいきます。
今回は「寒さに負けない」をテーマに頑張りましょう。
やる気はあるしもちろん寒さになんか負けませんよ。
はい頑張りましょう。
今月も3週目のプランター栽培チームが第2週に登場し…魅力的な栽培をご紹介!という事で…。
今日は寒さに負けないスペシャルな放送にしたいと思いましてこの方をゲストにお迎えしていま〜す。
ハローサムシング!It’sbeenalongtime.久しぶりです。
そう!今回菜園に来てくれたのは昨年度のプランターチームゲスト歌手のダイアモンドユカイさんです。
ユカイさんよく来てくれましたね〜。
うれしいっすよ。
いや〜俺もね久しぶりにやって来てねまた栽培をできるかと思うとうれしくてしょうがないっすよ。
深町さんよろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
今日は今まで俺が育てた事のないものをやるって事でね。
ユカイさんがないって事は多分僕はないんじゃない?うん。
そうですね。
はい。
ないと思います。
取って置きのものこちら。
(ユカイ)え〜!番組初登場のキノコ!栽培期間はおよそ2年と少し長いのですが育て方はとても簡単。
本日はキノコ栽培の基本を丁寧にご紹介します。
では北澤さん今日も元気に挨拶お願いしま〜す。
じゃあユカイさんもお願いします。
OK!今日も…
(テーマ音楽)本日挑戦するのは…栽培開始の適期は冬。
皆さんも育て方をしっかりと覚え大収穫を目指して下さい。
きましたね〜キノコ。
キノコのオールスターじゃないですかこれ。
ほんとですね!ちょっとびっくりですね。
(ユカイ)俺キノコ大好きなんですよ。
あっそうですか!僕も好きですよ。
うん。
ねえ!キノコはだって永遠のアイドルですよ。
けど…あの…野菜なの?キノコ?野菜じゃないの?実はキノコは野菜ではないんです。
それどころか植物でもありません。
えっ!何か今日は「失礼しま〜す」とか言って…。
でもね野菜売り場に売ってるじゃないですか。
売ってます。
何か強引な感じがするんだけど。
北澤さんユカイさん大丈夫です。
今回このキノコ自分の手で育てる事ができるという事なので「やさいの時間」でも取り上げるんですね。
大丈夫ですか?分かりましたか?川瀬さんがそこまで言うんだったら育てたいね。
やりますか。
やろう。
育てましょう。
うん。
今回育てるキノコは…さてその栽培法は?ユカイさん今何て言いました?シイタケがどうやってできるのか…ユカイさんにみんな拍手!
(拍手)すばらしい!何だか分かんないけど。
大正解ですね!ん?こちらご覧下さ〜い。
はいこちらで〜す。
川瀬さんありがとうございます。
今回は…シイタケは森の中などにある落葉広葉樹の倒木などに菌が付着し表面から徐々に木を分解しながら養分を得て生育していきます。
今回はこの状態と同じ原木栽培という方法に挑戦します。
原木シイタケの栽培の方法をお教えします。
ではこちらをご覧下さい。
工程は全部で5つ。
全てを終え初収穫までには2年ほどかかりますがそのあとは?一度育て始めれば…そして大体…え〜!いや〜ユカイな栽培…ではシイタケの原木栽培5つの工程を学んでいきましょう。
まずはこちらから。
では早速栽培を始めていきましょう。
まずは…植菌を行います。
シイタケは菌を植えつけた木片を原木に打ち込み栽培します。
打ち込んだ木片から徐々に菌が広がりシイタケはご覧のように育っていきます。
種駒と呼ばれるこの木片は園芸店などで手に入れる事ができますよ。
栽培に使う道具はこちら。
それでは作業開始。
まずは小口から10cmほど離れた場所にシールを貼ります。
そこから20cmずつ間隔を空けシールを貼っていきます。
そして列の間隔を5cmとりジグザグになるように木全体にマークします。
続いて…え?俺たちプランターチームだけど。
工芸みたいだね。
そうですよね。
ドリルにはシイタケ栽培専用ビットを付けます。
また植菌用ポンチで穴を開けてもかまいません。
原木が動かないように注意しながらマークした場所に穴を開けそこに細い方を下にし種駒を打ち込みます。
種駒の縁が原木の表面と同じ高さになるように注意しましょう。
穴に種駒を全て打ち込めば植菌は完了。
長さ85cmの原木に20個の種駒が打ち込まれました。
続いては植菌が終わりましたらすぐに仮伏せという作業に移ります。
「仮伏せ」。
第2の工程だ。
そうです。
それはこの菌が早くにこの木に活着しなければならないんです。
ここからこう活着するって事?そうです。
ジメジメした環境…仮伏せ。
そうです。
そこで使うのが…こちら水ゴケです。
水ゴケ?はい。
ランの栽培などにも用いられる水ゴケは保水性の高い園芸用資材です。
使う前にしっかりと水に浸け全体を湿らせましょう。
湿らせた水ゴケは木口の上にのせネットをかけます。
飛ばされないようにゴムで固定すれば…。
原木が乾燥せずシイタケが育ちやすい環境をつくる事ができます。
ほだ木。
プランターは重さがあるものを用いそこに土を10cmほど入れます。
この上にも木口からの乾燥を防ぐためによく湿らせた水ゴケを敷きます。
湿度をキープ覚えておいて下さいね。
ほだ木をプランターの中に立てかけたら…。
木の表面にもしっかりと水をかけます。
表面が湿ったら乾燥を防ぐために透明の袋をかぶせて下さい。
袋の裾をプランターの中へ入れれば仮伏せの作業は完了です。
これで仮伏せは終わりです。
はい。
このあとはどうなります?ベランダの中でも日陰に置くというところが大事なんですね。
はい。
直射日光が当たらないようにするという事です。
それと…しっかりと水をあげるようにして下さい。
それ分かりやすいですね。
そうですね。
気温が上がる4月下旬ごろまでは乾燥させないように注意しながらこのまま管理しましょう。
ここからは4月下旬以降の栽培法を少し早めにご紹介します。
まずは本伏せの作業を教えて頂きます。
本伏せという作業は最低気温が10℃以上になったら行います。
どのように?こちらの遮光ネットをかけます。
気温が上がり原木が蒸れすぎないように遮光ネットを使います。
これまで付けていた透明の袋を外しほだ木全体を遮光ネットですっぽりと覆います。
ネットの上下は麻ひもでしっかりと留めましょう。
野菜に比べ病害虫の被害が少ないシイタケ栽培ですが一つだけ注意してほしいのが…。
ナメクジによる被害。
ほだ木に寄生するといずれ菌を食べ尽くしてしまいます。
ナメクジを寄せつけないように用いるのがこちらの忌避剤。
今回はシート状のものをプランターの下に敷きほだ木を守ります。
忌避効果には期限がありますので時期が来たらこまめに交換しましょう。
続いては長きにわたる本伏せ期間中にやってほしい管理法をご紹介します。
2〜3日に1回水をやる事。
あと夏場はすごく乾燥しますので夏の暑い時には毎日水が必要かもしれませんね。
本伏せの期間中に天地返し上下を入れ替えて下さい。
天地返しとはほだ木の上下を入れ替える作業。
6月と9月に必ず行って下さい。
天地返しのタイミングで水ゴケも新しいものと交換しましょう。
続いては来年の9月下旬以降の作業を教えて下さい。
ふた夏越えたところですね。
このあとするのはほだ倒しと浸水という作業になります。
ほだ倒しと浸水というのは具体的にどんな作業なんですか?シイタケを発生させるための合図ですかね。
(川瀬ユカイ)合図?強い刺激を与えられると中の菌に刺激が伝わるのでより一斉にシイタケが発生するんです。
面白いね。
はい。
ここからは来年の9月下旬以降に行うほだ倒しと浸水の作業を紹介します。
まずはほだ倒し。
金づちを使いほだ木全体を満遍なくたたきます。
続いてレンガやブロックなどにほだ木を数回強く打ちつけ更に刺激を与えます。
ほだ倒し後すぐに行うのが浸水。
ほだ木を袋に入れたらそこに冷水を入れこのまま12時間ほど浸け込みます。
20時間以上浸け込むと菌が死んでしまう事があるので注意して下さい。
このあと約1〜2週間でシイタケが顔を出します。
顔を出したものが…こちらです。
すご〜い。
わあ〜。
(ユカイ)きれい!こんなにたくさん出てくるんですね!ご自宅でシイタケ狩りができますよ。
やりたくなりますね〜このゴールを見せられるとね。
皆さんもシイタケ栽培チャレンジしてみて下さい。
続いてはこちらのコーナー。
今回私は東京都立川市に来ています。
(有村)
見通しの良い大きな遊歩道をしばらく歩いていくと…
こんにちは〜。
こんにちは〜。
「やさいの時間」の取材で伺ったんですが。
お待ちしてました。
これ早速ですが着て下さい。
はい。
これを着ればいいんですか?はい。
お願いします。
こちらへどうぞ。
え?何があるんでしょうか?行ってみます。
着替え終わりました〜。
鴻地さん着替えが済んだんですけどどうしたらいいですか?はい。
こちらへどうぞ。
え?こちらって言っても何もないですよね?こちらなんですけども。
えっ!何ですかこれ!井戸みたいな穴が開いてますよ。
この中に入るっていう事ですか?はい。
早速入りましょう。
はい。
わ〜ドキドキします。
とは言ったもののこの細くて小さな穴本当に大丈夫なんだろうか?
え〜!な何これ!すごい広い!鴻地さん何かあるんですけどあれ何ですか?ウドですか〜。
なんと穴の中で栽培されていたのは…
穴蔵で作られた良質なウドは全国にその名が知られる逸品です
とてもおいしいと思います。
穴の深さは3m。
中は冬でも18℃ほど。
真っ暗な穴蔵で育てたウドは繊細な歯触りと上品な見た目から高級料亭などにも出荷されているそう
よかったらウド食べてみますか?えっ。
そんな簡単に食べられるんですか?はい。
今収穫します。
え〜。
お〜すごい。
わっすごい水分量ですね!はい。
きれい。
いただきます。
んっ!うんうんうん!おいしい〜!パキッて食べられるサラダみたいなみずみずしさにびっくりしました。
甘みもありますね。
何で東京でウド栽培なんですか?今経験してもらってますけどこの穴蔵栽培関東ローム層のこの赤土が結構この辺広がってまして…
立川では江戸時代には既に栽培が行われていたそう。
今のような穴蔵栽培を始めたのは昭和20年代。
露地物とは異なる真っ白な見た目は大変な評判になりました。
穴蔵栽培を可能にしたのはこの辺りの粘土質が多く含まれる土のおかげ。
穴が崩れづらく地下水がしみ出る事もほとんどありません。
評判の高さも手伝ってか東京都は全国有数のウドの生産地となっており全国各地にその味が届けられています。
中でも立川は東京一の出荷量を誇り年間およそ86トンものウドが栽培されています
そもそもウドはどういうふうに栽培するんですか?こちらにウドの根株があるんですけど。
これが根ですか?大きいですね。
大きいです。
これを先ほどの穴蔵に植えて1か月ぐらいで大体80cmぐらいになりますのでそれを収穫していろいろ市場に出したり直売所に出したりしてます。
ウドは根株を植えつけ育てます。
先のとがった部分から出ているこの場所が芽です。
ウドはまず春に畑へ小さな根株を植えつける事から栽培が始まります。
植えつけたウドは夏の間にしっかりと葉を茂らせ根も大きく育てます。
地上部の葉が枯れたら根株を一度掘り起こし今度は穴蔵で育てます。
大きく育った根にはたくさんの養分が含まれており冬場に再び茎が伸びます。
穴蔵で冬場にじっくりと生育させたウドはみずみずしく軟らかな食感になりさまざまな料理でおいしく頂けるそうです
このウドって私たちみたいな一般家庭でも手に入るんですか?
(鴻地)長さがちょっと短い。
(有村)おうちで使い切れるサイズの?
(鴻地)そう使い切りサイズですかね。
(鴻地)お値段の方もちょっと安くなってます。
ウドっていうのは日本の原産の野菜の一つでもあるんですよね。
そう思った時に作り手側として何か思う事ってありますか?減っちゃってるんですけど…
伝統野菜の味を守り続ける鴻地文武さん。
私も東京にこんなにおいしい名産品があるなんて驚きました
ウドのおいしさに出会い感動しました。
今日の内容は「趣味の園芸やさいの時間」2月号に掲載されています。
キノコの栽培方法を詳しく紹介しています。
参考になさって下さい。
今日の作業はこれで終わりです。
北澤さんいかがでした?ちょっと長いんだよね。
2年かかるという事で。
ただ自分のやってる栽培とうまく合わせていくと…。
やれない時期だったりとかするじゃないですか。
…にシイタケを育てる事をすると充実したライフスタイルになるんじゃないかなというのはあるよね。
あと日陰をうまく利用できるからね家のあらゆるところでフォーメーション組めますよ。
フォーメーション組めますね。
ユカイさんは?久々に「やさいの時間」やって来たんですけど今回ねまた新たな一面を見たというか。
だって今までの栽培方法と全然違うじゃないですか。
しかもシイタケを自分で栽培できるというのは画期的。
びっくりしましたね。
是非皆さんチャレンジしてみて下さい。
そしてユカイさんまた来て下さいね。
OK!よろしく!楽しみに待ってます。
という事で今日もこのコーナーでお別れです。
今回は…。
(一同)この方です!
今回は…
「私は3人家族。
4年前から市民農園で野菜を育てています。
以前は私一人で世話をしていましたが最近2歳の息子悠太郎が菜園にデビューしました。
悠太郎はすぐに土いじりに夢中に。
作業をする私をまねてはしゃぐ姿をいつもほほ笑ましく眺めています。
昨年の夏にはこんなにたくさんの野菜を家族3人で収穫。
そのおかげか悠太郎は好き嫌いなく何でも食べる食いしん坊に。
これからも野菜を好んで食べ一緒に育ててくれたらうれしいです。
家族みんなで楽しく過ごす週末の菜園。
それが『私のやさいの時間』です」
「私の野菜の時間」では家庭菜園を楽しんでいる皆さんの写真やエピソードを募集しています。
詳しくは番組ホームページでも紹介しています。
ご覧の宛先までどしどしご応募下さい
という事で今日はこの辺りでお別れです。
それではまた次回も…。
(一同)お楽しみに〜!2015/02/08(日) 08:00〜08:25
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸 やさいの時間「寒さに負けない! 深町流 キノコ栽培」[字]
日陰や庭の隅などのデッドスペースで栽培でき家庭菜園愛好家の方々にも大人気のキノコ栽培に挑戦する。講師・深町貴子(園芸家)ゲスト・北澤豪、ダイアモンド☆ユカイ
詳細情報
番組内容
日陰や庭の隅などのデッドスペースで栽培でき家庭菜園愛好家の方々にも大人気のキノコ栽培に挑戦!切り出したナラやクヌギの原木に種駒を打ち込む 原木栽培の方法を紹介する。【講師】深町貴子(園芸家)【ゲスト】北澤豪(サッカー元日本代表)、ダイアモンド☆ユカイ(歌手)【司会】川瀬良子
出演者
【ゲスト】北澤豪,ダイアモンド☆ユカイ,【講師】園芸家…深町貴子,【司会】川瀬良子,【リポーター】有村実樹,【語り】宮島史年,山口繭
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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