次回も土曜日夜7時30分にお会い致しましょう。
今週の逸品はこちらで〜す。
幸せサプライズ。
今回の舞台は…360人が暮らすこの島には…ここで島の人たちの健康を守り続けてきた名物看護師が今回のターゲット。
その看護師が今年3月定年を迎え島の診療所を退職する。
島にとっては一大事。
子供たちも大ショック。
そこで島一丸となって感謝のサプライズを贈る事に。
果たしてその行方は…。
(一同)エイエイオー!今回の仕掛け人はこの人。
父ちゃん!父ちゃん!「おしん」の演技で世界中を泣かせた女優小林綾子さん。
父ちゃん!父ちゃん!
(小林)あちらをご覧下さい!あそこに見える島。
あれがですね粟島です。
新潟県の沖合35キロにある粟島。
船に揺られる事1時間半。
(小林)到着しました〜。
(小林)あここですね。
ターゲットには「発見!離島の名物看護師さん」という架空の番組で取材を申し込んでいる。
さてその看護師さんは…。
お電話中です。
ちょっと待って下さい。
ごめんなさ〜い。
すいません。
グッドタイミングで長電話…。
私だけありがとうございます。
「おしん」の大ファンだったという…松浦さんはこの島で…島の人たちの事は何でも知っている。
ホントに涙が出て出て止まらなかったよ。
松浦さんは島で民宿を営む夫との結婚を機に粟島にやってきた。
看護師の仕事は辞めるつもりだったが医師がいない島を助けてほしいと役場から頼まれた。
看護師を続ける決意をしたものの待っていたのは想像以上に重い責任だった。
この診療所で働く医療スタッフは松浦さんと後輩看護師の2人だけ。
(テレビ電話)「お元気だね」。
診断は週に2回。
テレビ電話をつなぎ本土にいる医師が行う。
(松浦)131と49です。
正確な症状を伝え医師の指示を受けて処置にあたるのが松浦さんの仕事。
時には止血のために傷口を縫う。
しかし医師がその場にいなければ対処できないケースもある。
4年前の冬脳出血の疑いで倒れたお年寄りが診療所に運ばれてきた。
緊急手術が必要だったが海が荒れ…本土までの距離は僅か35キロ。
それでも運ぶ事ができず…海が荒れ本土と結ぶ船の欠航が多くなる冬場は要注意だ。
症状が重くなってからでは間に合わない。
松浦さんには気の抜けない日々が続く。
・
(松浦)はい診療所です。
はい。
そこに心臓病を抱えるお年寄りから電話が。
家にあるはずの薬が見つからないという。
そのままでは症状が悪化しかねない。
松浦さんは急いで薬を届けに向かった。
(松浦)お邪魔します。
余ったのあったわけ。
松浦さんが到着する前に薬が見つかったという。
正しいものかどうか確認し更に新しい薬を渡す。
そんなわけにいかねえ。
私化石なってられないから。
高齢者が7割以上を占める粟島。
悪天候で診療所に来られない人のために松浦さんは一軒一軒訪ねて回る。
(松浦)ごめんね〜。
(松浦)上がっていい?血圧を測ったり会話をしたりする事で体調を確認する。
こうして島の人たちの健康を37年間守り続けてきた。
(松浦)じゃあおやすみなさい。
(松浦)夜分に押しかけてね。
ごめんね。
そんな松浦さんに感謝の思いを伝えたい。
失礼しま〜す。
あ〜こんばんは。
松浦さんと一緒に働く…本保さんには幼い2人の子供がいる。
急な発熱など子供が体調を崩した時には松浦さんだけが頼り。
病気の時だけでなく育児で悩んだ時も相談してきた。
まず島で一番大きな施設小中学校の体育館に松浦さんを誘導。
更に小林綾子さんが指揮を執り…
(本保)じゃあ次ここ行きます。
早速本保さんたちが島の人たちに協力をお願い。
松浦さんのためならと島の人たちもやる気満々。
小林さんが再び東京から粟島へと向かった。
(小林)うわ〜すごい雪。
ふぶいてきた。
ところが…。
(小林)あ…お知らせ。
フェリー…「欠航致します」?え〜!この日波の高さは5m。
仕掛け人が島に渡れないという事態に…。
あ〜…でも最後にちゃんとサプライズさせたかったんだけどな…。
悔しい!お〜い粟島!お〜い…。
しかも用事で本土に来ていた依頼人の本保さんも島に帰れない事に…。
しかし既に大勢の人が乗り気になっているサプライズ。
人文字作りは島に残っていたスタッフとともに小中学校の先生が指揮を執り予定どおり行われる事になった。
島の人たちが体育館に集まってきた。
先生たちが誘導し人文字の形を作っていく。
360人の島で平日にもかかわらず108人が集まった。
島でこれだけの人が集まる事はめったにない。
(スクリーンからの声)小林綾子です。
島に渡れなかった小林綾子さんは東京から中継で参加。
是非ですね松浦さんを驚かせるために皆さんのお力をお借りしたいと思います。
(スクリーンからの声)せ〜の!
(一同)エイエイオー!準備ができたところでスタッフが松浦さんを診療所から連れ出す。
依頼人の羽下さんは急病人に備えるため診療所に残る。
島の子供たちとの関わりについて聞きたいと学校の保健室でインタビュー開始。
・子供たちと接するのって楽しいですか?どうでしょう?ですね。
未来ある子供たちを目の当たりにするっていうのはすごく楽しい事です。
・
(チャイム)
(校内放送)松浦ユリ子さんにご連絡致します。
これから体育館へご移動下さい。
はい…。
スタッフに促され体育館へ移動。
(松浦)何も見えませんがどっち…。
ついたての向こうには島の人たちが息を潜めている。
ステージに上がるとなぜかそこにはスクリーンと椅子が。
(松浦)え…な…な…何でしょうか…?すると…。
(スクリーンからの声)松浦さん驚かれましたか?びっくりしました〜。
(スクリーンからの声・小林)実はですね今回羽下さんと本保さんが松浦さんのために用意したものがあるんです。
松浦さん今までありがとうございました。
そして37年間お疲れ様でした。
松浦さんにお礼を言いたい人たちからメッセージをもらっています。
どうぞ見て下さい。
(3人)見て下さ〜い!こういう事してたの…。
(小林)医者のいない粟島で37年間みんなの健康を守ってくれた松浦さん。
お世話にならなかった人は一人もいません。
特に強い感謝の気持ちを持っているのがこの人…
(小林)渡辺さんの背中に今も残る手術の痕。
10年前脊髄の病気になった時のものです。
本土に緊急搬送される時松浦さんが…ありがとうございました。
(小林)続いてはこの人。
不安な事があるとすぐに電話をかけたという…
(小林)体が弱くおまけに心配性のユキノさん。
(小林)真夜中にどうきがして突然呼び出し無理なお願いをした事もありました。
ありがとう。
いろいろな人の話を聞いて松浦さんが本当に頼りにされている事が分かりました。
こんなサプライズ…。
・せ〜の!
(一同)松浦さ〜ん!ユリ子さ〜ん!すると幕の向こうから松浦さんを呼ぶ声が…。
そして…。
(松浦)ありがとうございます。
皆さんありがとうございます。
(松浦)アリガトウ。
・せ〜の!
(一同)松浦さんありがとう!
(松浦)ありがとうございます。
ありがとう。
(スクリーンからの声・小林)松浦さ〜ん!こっちです!こっち!ホントにお疲れ様でした。
ありがとうのありがとう。
どうもありがとうございます。
(拍手)何〜すごいいいじゃない。
ほのぼのしちゃったよこれ。
いいですねすごいですね松浦さん。
手術できないからね。
今回こういうハプニングでもあったんですけども皆さんもどうですか?お仕事とかで…私はね昔…神奈川県で行われた湘南国際マラソン。
沿道で応援する人の中に紛れていたのが…。
という事は…。
この企画はありがとうと伝えたい人を教えてもらい感謝を込めた金メダルを届けに行こうと説得。
金メダルを渡した人に今度はその人が感謝したい人を教えてもらう。
「あ」「り」「が」「と」「う」の5文字にちなんだ金メダルのリレーだ。
今回はマラソンを走りきった直後のランナーに突撃インタビューをする事に。
協力してくれる人を探すのにいつも6時間はかかるたかまつ。
果たして今回は…。
優勝した坂本隆哉さんは市民ランナーの世界では有名人。
何とあの高橋尚子さんより速い。
そうですね…あの…職場…あそうなんですか?お仕事なんですか?これから。
フルマラソンの直後なのに職場へ行く?総務省で地方税の制度づくりを担当。
仕事とマラソンの両立を目指してきた。
仕事が終わるのを待つ事7時間。
ご自宅へ…。
ちょっとてれ屋な坂本さん。
初めてのありがとうに奥さんはどんな反応をするのか。
出迎えてくれたのは…。
パパパパ!1歳6か月の娘さん。
こちらが妻の瑛子さん。
辛口なのには訳がある。
実は瑛子さん以前実業団の陸上部で管理栄養士をしていた。
速く走れる体をつくるため知識を生かして…レースを終えたこの日の…特にビタミンEを多く含むアボカドは欠かせないという。
いつも自分の走りを支えてくれる妻にありがとうの金メダルを贈る。
「あきこさんへ。
いつも支えてくれてありがとう。
これからもよろしくね。
たかや」。
(瑛子)え〜うれしい。
ありがとうございます。
(坂本)ありがとな。
ありがとう…。
うれしいです。
次は瑛子さんの番。
メダルを渡したい人に電話をしてみると…。
是非お会いしたいなと思いましてお話伺ってあの…。
瑛子さんは昨年の3月まで徳島県に住んでいた。
その時できた親友に言いそびれていたありがとうを伝えたいという。
(たかまつ)ごきげんよう。
一番大切なママ友…
(中田)は〜いありがとう。
(拍手)
(瑛子)恥ずかしいよね。
里沙さんがメダルを渡したい人は…。
というわけで金メダルの旅は岡山県へ。
訪ねたのは…里沙さんの恩師…
(たかまつ)何か…平成版の…いやいや…見よ!このダンス。
どんな事も生徒と一緒に楽しんでくれる大人気の先生だった。
里沙さんが所属していた地学部の顧問。
よく一緒に星空を見上げた。
先生からは何度も大切なアドバイスをもらったという。
周囲が海外留学に反対した時も先生だけは背中を押してくれた。
その経験を生かし憧れの旅行会社に就職する事ができた。
(中田)「近藤先生へ。
第2のお父さんだと思ってます。
これからも頼りにしています。
りさ」。
ありがとうございます。
(中田)どうぞ。
はい。
うれしい。
さあ次は近藤先生がメダルを届ける番。
え〜っと…ちょっと…連れて行ってくれたのは先生の机がある…
(たかまつ)だいぶ…これ…何ですか…それは化学の問題の解き方をまとめたメモ。
このメモをもらったのは高校生の時。
近所に住んでいた化学の先生が書いてくれた。
その時の感動がきっかけで近藤先生は教師への道を選ぶ事に。
大きな影響を与えてくれたその人は今も近くに住んでいる。
長年の感謝を伝えるため自宅を訪ねた。
あ〜こんにちは。
先生御無沙汰しております。
こちらがメモを書いてくれた…2人はともに天体観測が好きだった事が縁で知り合った。
何度も一緒に天体観測の合宿などに参加し親しくなった。
近藤先生が教師になれるように力を尽くしてくれたのも実は熊沢さんだった。
近藤先生が教員になりたいと両親に告げた時「内気なお前には向いていない」と猛反対された。
その状況を知った熊沢さんが両親の説得に駆けつけてくれた。
30年以上続く師弟関係。
しかしメモを大切に持っている事を話すのは初めてだ。
あ〜!ありがとう。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
そうなんですよ。
最後のメダル。
熊沢さんが渡したい人とは…。
父栄一さんは2年前から施設で寝たきりの生活を送っていた。
頑固な性格で当初は施設に入る事をとても嫌がっていた。
十分な介護をするためとはいえ慣れない場所に父を住まわせて良かったのか熊沢さんは悩んだ。
しかししばらくすると…。
理由は父の介護を担当してくれた女性だった。
ものすごく何かこう…その表情を見て熊沢さんは安心したという。
父に笑顔を取り戻してくれた女性に感謝を伝えたい。
家のすぐそばにある施設を訪ねた。
(熊沢)こんばんは。
こんばんは。
仕事が終わるのを待っていると…。
みっちゃんこと…突然訪れたにもかかわらず快く応対してくれた。
父がみっちゃんをとても頼りにしていた事を熊沢さんは鮮明に覚えている。
父だけでなく自分も救ってくれた感謝を込めてメダルを渡す。
(熊沢)「みっちゃんこと道繁さんへ父の笑顔をありがとう。
あなたは介護の天使です。
感謝を込めて捧げます。
熊沢一久」。
どうもありがとう。
(道繁)ありがとうございます。
すごい…とここで道繁さんが思いがけない話を始めた。
え〜そうなんですか。
(道繁)それでねいっつもね…当時道繁さんは2年間遠ざかっていた介護の現場に復帰したばかりだった。
若くして主任を任された道繁さん。
それぞれの入居者に合わせた介護の難しさに悩み自信を持てずにいた。
そんな道繁さんに栄一さんはいつも励ましの言葉をかけてくれた。
その言葉が道繁さんにとって大きな支えとなったという。
金メダルのリレーは亡き人へのありがとうで終わった。
(大竹)いや〜すごいわ。
こりゃ。
スタジオにたかまつさんに来て頂いています。
はい。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そうなんですよ。
たかまつさん結構…どうですか皆さんも…
(大竹)何でその「おのののか」って引っ掛かるワードなの?ひらがなで…。
すばらしい!すごい…。
第1回突撃マラソン。
まもなくゴールの瞬間です。
あ〜来ました!トップは三村選手です。
三村選手今ゴール!三村選手おめでとうございます。
あありがとうございます。
じゃ…じゃ…それじゃ。
どこ行くんですか?え…私あの〜…このあとすぐ仕事なんです。
このままですか?はい。
僕市民ランナーだからですねマラソンだけじゃ生活できないんでいろいろ掛け持ちしてるんです。
あはい…。
おっ来た!よし!一旦これ提出しといて。
忙しいですね。
忙しい…。
おっ来た。
絵も描くんですか?うん絵も描く。
よし!5月の山。
また来ました。
よし…よし…。
何してるんですか?何してるんですか?乱れ咲き。
乱れ咲き。
何だこれ!何だこれ!マッサージは下手だね。
何なんだお前は!ハハッ…ハハッ…。
2015/02/07(土) 20:00〜20:45
NHK総合1・神戸
突撃 アッとホーム「離島サプライズ」[字]
日本海に浮かぶ島・粟島で繰り広げられた感動サプライズを送る。ターゲットは医師のいない島で37年看護師を務めた女性。島ぐるみの感謝のサプライズ。
詳細情報
番組内容
番組前半は、日本海に浮かぶ島・粟島で繰り広げられた感動サプライズを送る。ターゲットは、医師のいない島で37年間、看護師を務め、今春、定年退職する女性。お世話になった島民たちが感謝のサプライズを贈る。番組後半は、好評シリーズ・金メダルの旅。マラソンレースのゴール地点から感謝の旅が始まる。
出演者
【出演】おのののか,たかまつなな,ナイツ,南野陽子,小林綾子,【司会】さまぁ〜ず,久保田祐佳,【語り】小野寺一歩,逸見友恵
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
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