名探偵コナン「吹雪に消えた恋人」 2015.02.07


(元太・歩美・光彦)わ〜!
(元太)お〜やった〜!
(元太)雪だ雪だ〜!
(阿笠)お〜い気をつけるんじゃぞ。
(3人)ようこそペンションアイスルームへ。
どうもお世話になります。
(コナン)よろしくお願いします。
お〜いお前らも挨拶しろよ!
(元太・歩美・光彦)お願いしま〜す。
雪玉作ろうぜ!
(歩美・光彦)うん!ハハハすみませんな〜。
(氷室涼子)いいですよ。
私達3姉妹も子供の頃雪遊びは大好きでしたから。
(氷室綾)そうそう。
子供は風の子。
元気が一番ね!元気すぎると思うけど。
(灰原)元気のない子もいるけどね。
(氷室樹里)ウフフ!雪合戦ね楽しそう。
あっ。
ん?ぐわっ!
(元太)大当たり〜!やってくれるじゃねぇか〜。
元太ぁ〜!フーまだまだ青いわね。

隠した手相は導火線推理に火がつけ感情線。
手がかり消える雪の中で残った不思議なトリックとは
たった1つの真実見抜く見た目は子供頭脳は大人その名は名探偵コナン!

(コナンたちの遊ぶ声)
(いびき)ハッハッハッ。
それ〜!どあ〜!灰原は雪合戦やんねぇのか?私はパス。
雪遊びってガラでもないし。
あ?じゃあそれは何だよ?これは遊びじゃないの。
芸術活動よ。
フフフ…芸術活動ね〜。
当たった当たった〜!すごいです歩美ちゃ〜ん。
ったく…!あら小嶋君は?ん?姿が見えないけど。
ああ〜元太なら…。
うりゃ〜!ぐわ〜!ハッハッハッ顔拭きにペンションにぃ。
悪魔…。
へっへへ。
遅いですね〜元太君。
大丈夫かな?わぁったよ見てくりゃいいんだろ?元太ぁ。
(綾)ふざけんな!樹里私は反対だからな。
こんな奴とは早く別れろ!ややめてよ綾姉ちゃん。
(雅彦)ハッ!お前にそんなこと言われる筋合いはねぇよ。
(綾)あんたねぇ!
(雅彦)うるせ!フン…!あ…ハハ…。
待って!雅彦さん!うっ!あっ。
クッ…ハァハァ…。
樹里大丈夫か?ひどいよ綾姉ちゃん。
あ…。
ハー。
あ…変なトコ見せちまったな。
ハハ…。
さっきの人は?藤田雅彦…!樹里の恋人さ。
地元じゃ有名なワルでね私も涼子姉も反対してんのに樹里の奴…!
(ドアの開く音)あっ元太!あっ!ココナン!あれ?まだ顔に雪ついてんぞ?ええっ!ややべえ。
それに洗面所はここだぞ。
おおう。
(ドアの開閉音)ったく…何やってんだよ。
ん?
(涼子)何してるの?うっ!あううん。
別に。
子供は入ってきちゃダメよ。
刃物とかあって危ないんだから。
は〜い。
(歩美)わあ〜!哀ちゃんすご〜い!ほう〜見事なもんじゃのぅ。
大胆にして繊細…まさに芸術ですね!ま!上々の出来ね。
《おめえも結構楽しんでんじゃねぇか》
(グゥ〜)そろそろ戻ろうぜ。
ハラ減ったしよぉ。
お〜い。
あっ綾お姉さん!雪遊び楽しかったか?うん!楽しかった。
最高でした〜!姉ちゃんもやれば良かったのに!そうもいかないんだよ大人は。
(涼子)さあ皆さんお待ちどうさま。
(元太・歩美・光彦)わあ〜!
(歩美)これ全部お姉さんが作ったの?ウフフ。
涼子姉はめちゃくちゃ料理がうまいんだ。
妹2人は全然だけどな。
なんだと〜!まあまあ。
とにかくいただこうじゃないか。
(灰原・コナン)いただきま〜す。
いっただきま〜す!ん?歩美ちゃん食べないの?小声だってニンニクのニオイがするんだもん。
小声お泊りするのにくさくなったらヤだし。
(クンクン)ホントだ。
《でも変だな。
ニンニク使った料理なんてなさそうだけど》ぷは〜!食った食った。
いや〜さすがですなぁ。
とってもおいしかったです。
ありがとう。
ハー。
そうだ!樹里。
薬の時間だけど飲んだか?あっやだいっけない。
ありがと綾姉ちゃん。
しっかりしてよ樹里。
のんびりしているのはいいんですが頼りなくて。
(樹里)うそ…どうしよう!え?ない!ないわ。
どうした?ないみたいなのお薬。
え?よく探したのか?あ…うん…。
そのお薬がないとマズイんですか?多少飲まなくても大丈夫だと思うんだけど今まで切らしたことなかったから。
ったく何やってんだよ。
よし!町の病院まで取りに行くか。
あそこなら出してくれるだろ?でも…悪いよ。
ごめんなさい。
お願いできるかしら。
涼子姉…!たまにはカッコつけさせてくれよ。
な!雅彦さん…。
わかった…お願い!じゃ!すぐ戻ってくるから。
気をつけてね!ああ。
結構降ってるわね。
ああ。
(電話のベル)はいペンションアイスルームです。
ええそうですが。
え?雅彦さんまだそちらに着いてないんですか?ウソだろ!?もうとっくに着いてる頃だぞ!私連絡してみる。
わかりました。
どう?ダメ…つながらない。
まさか…何かあったんじゃ。
捜しに行くにもこの雪じゃ…。
(綾)雅彦の車が残っているな。
歩いて行ったのか?雪の予報が出てたしね。
車で行ったら危ないと思ったのよ。
きっと。
(涼子)雅彦さ〜ん。
(綾)雅彦〜。
あ…。
まさか…!あれは!そうですか。
わかりました。
警察は雪でしばらく来られないそうじゃ。
「現場は保存しとけ」じゃと。
ああ。
はぁ…!足を滑らせたのかしら。
…みたいだね。
土が削れている。
きっとあそこから転落したんだよ。
ウッ…ウッ…。
ふ〜む…まあ事故と考えて間違いないじゃろ。
雅彦さんが転落したとこ…。
どうかしたのか?あそこだけ雪の積もり方が変じゃない?山側が高くて崖側が低いみたいなんだけど。
うむ…確かに。
別に変じゃないわ。
陽の当たらない山側の方に雪は多く残るものよ。
確かにそうだけど…。
おい危ないぞ。
わあっ!うっいっ…。
ほ〜れ言わんこっちゃない。
大丈夫か?うっ…うん大丈夫ん?《これは?》どうかしたのか?やっぱり変じゃない?どうして雅彦さんは危険を冒してまで険しい脇道の方へ行ったんだろう。
そんなの決まってる近道だからだろ?そうなの?ええ車は通れないけどあの道を行けば早く町へ行けるわ。
危ないから普段は滅多に使わないけどね。
じゃあ綾さんも夕方町へ?お〜いあっああちょっと用があってな。
(樹里)ウッ…ウゥ…。
私のせいで私が薬を失くしたせいで雅彦さんは…ウワー!誰のせいでもないさ。
(樹里)ウゥ…ウッウゥ…。
きっとこうなる運命だったのよ。
ツイてなかったよなあの兄ちゃん。
(樹里)ウッウゥウッ…。
近道なんか行かなければ良かったのに。
(樹里)ウゥウッウゥ…ウゥ…アァウゥ…。

(ドアの開く音)ん?誰かいるの?《これって…あっ!》ウッ…ハァハァ…。
ゴホッゴホッゴホッハァハァ…。
大丈夫?えっええ…。
ありがとう少し胸が苦しかっただけ。
お姉さんたち呼んでこようか?なるべく心配かけたくないの。
2人とも私の事娘みたいに大事に思ってくれているから。
樹里さんのためならどんなことでもしちゃうほど?え?ううん何でもない。
(阿笠)よいしょ…。
(光彦)え〜はい…。
(元太)重いよこれ。
(光彦)え〜通りますよ〜。
ん何やってんだお前ら。
(元太)よっこいしょ。
私はいいって言ったんだけどね。
皆を守ってあげるんだよ。
(光彦)溶けちゃったら可哀相ですからね。
《それでクーラーボックスにねハハ優しいこった》あっそうか!そういうことだったのか!えっ?どうしたんじゃ?フッ…。
何ですかお話って。
オッホン実はな…。
(変声機:阿笠の声)わかってしまったんじゃよこの事件の真相が。
えっ?事件?あれは事故だったんじゃ…。
(変声機:阿笠の声)いや雅彦さんの死は事故じゃない。
犯人が脇道に仕掛けた罠で彼を転落死させた計画的な殺人じゃ!
(歩美・光彦・元太)え〜!えっ…。
ちょっちょっと待ってよ!現場に罠なんか無かっただろ?それに雅彦さんが出て行った後私たちは一緒にいました。
罠を処分することなんて誰にもできなかったはずです!
(変声機:阿笠の声)処分などしていないだからその罠はまだ現場に残っとるんじゃ。
ただ皆には見えていないだけでな。
そう犯人は雪と氷を使ったんじゃよ。
ハッ!アッ…。
(変声機:阿笠の声)犯人はまず脇道の雪を山側に寄せておいた。
そうすれば雅彦さんは山側を避け崖側を通ることになる。
そうやって通り道を限定しておきそこに予め冷凍庫で作っておいた氷の板を置いたんじゃ。
なるほど氷なら雪に紛れてわからないしやがては溶けてしまいますからね。
待って!でもそれじゃ…。
(変声機:阿笠の声)ああ物証は何も残らない。
ハァ…。
(変声機:阿笠の声)じゃが犯人はミスを犯した。
雅彦さんの転落現場で見つけた物だよ。
(樹里)何?それ。
それとこれ。
あ〜!それ確か昨日発売されたばかりのモナカアイスの袋。
そうそしてこれはその欠片。
元太がここの冷凍庫からつまみ食いした物だ。
げ〜!なんでそれを!?変だと思ったんだあの時…。
コッコナンあれ?まだ顔に雪ついてんぞ?歩美ちゃん食べないの?だってニンニクのニオイがするんだもんニンニクの料理が無かったのにニオイがしたのは元太がニオイの元だったのさ。
だってよぉ腹減ってたから。
(変声機:阿笠の声)元太君がつまみ食いをした時冷凍庫では氷の板を作るため犯人が水を凍らせていた。
その中に元太君の食べこぼした欠片が混入。
そのまま凍ってしまったんじゃ。
犯人は気付かぬままそれを犯行に使ってしまった。
それ以外にモナカの欠片が現場から出てくる理由はない。
(変声機:阿笠の声)そう犯人はここの住人であるあなた方以外ありえないんじゃ。
(歩美・光彦・元太)あっ!わかりました!犯人は綾さんですね!えっ…。
(変声機:阿笠の声)確かにわしらは脇道の方から戻ってくる綾さんを目撃した。
お〜い
(変声機:阿笠の声)手ぶらでなんの警戒もなく戻ってくる姿をな。
(歩美・光彦・元太)あっ…。
(変声機:阿笠の声)罠を仕掛けるには氷の板を運ぶクーラーボックスや雪を動かすスコップが必要なはず。
手ぶらでは不可能じゃ。
第一犯人ならわしらに声など掛けはせん。
綾さんは犯人じゃない目撃者じゃよ。
(変声機:阿笠の声)恐らく綾さんは脇道から戻ってくる真犯人の姿を見ただけじゃ。
気になって脇道を見に行ったものの犯人が仕掛けた罠には気付けなかったんじゃろう。
気付いとったら止めていたはずじゃ。
違う!私は何も…。
もういいのよ綾。
えっ?そうよ私がやったの私は樹里の親代わりだから樹里につく悪い虫は私が退治しなきゃ。
涼子姉さん…。
わかって樹里あなたのためなのよ…。
(変声機:阿笠の声)この犯行は冷凍庫から氷の板を取り出さなければ実行できない。
そして当時冷凍庫のある厨房にはずっと涼子さんが居たはずだ。
夕食を作るために。
犯人は涼子さん以外あり得ない。
あっ…。
(変声機:阿笠の声)と言いたいところじゃが涼子さん残念ながらあなたも犯人じゃない。
どうして?
(変声機:阿笠の声)あなたは樹里さんを娘のように愛している。
樹里さんを一生苦しめるような殺害方法をとるはずがない。
あなたは庇っているだけじゃ真犯人である樹里さんをな。
(歩美・光彦・元太)え〜!私がやったって言ってるでしょ!そうあのアイスの袋あれだって私が隠したんだから!
(変声機:阿笠の声)樹里さんを守るためにじゃろ。
違う!ねえ綾夕方脇道で私を見たんでしょ!ねっ!そうよね?やめて!もうやめて私を庇うのは…。
そうよ私が彼をやったのよ!
(綾・涼子)あっ…。
(変声機:阿笠の声)それは失くなった薬…。
やはりあなたが持っていたんじゃな。
ウソついてたんだ。
でもあのとき雅彦さんは自分から薬を取りに行くって…。
それにあの兄ちゃんが脇道を使うかわかんね〜じゃんか。
そんなの簡単よ。
しつこいんだよお前どうしたらスッキリ別れてくれるんだ?わかった最後にウソでもいい私のピンチをカッコ良く救ってみせて。
そしたら後腐れなく別れてあげる
(変声機:阿笠の声)その時雅彦さんに脇道を行くように指示しておいたんじゃな?ええ近道だからって言って…。
じゃああの時のウィンクは…。
たまにはカッコつけさせてくれよなっ!彼の確認の合図。
「コレが例のヤツなんだな」っていう…。
あいつが悪いのよ!もう終わりにしようぜ俺たち他に女が出来たんだハハハアッ…お前さ暗いしトロいしつまんね〜んだよ育てられ方が悪かったんじゃね?私…私許せなくて…。
ごめんなさい!ウアー!アァー!ニンニク〜!なんでニンニク味なんだよ〜もう!意外といけますね。
だろ?どうしよう…おいしい。
ハイあなたにはこれ。
ん?ってなんで本物があるんだよ!ってか俺の分は!?
(歩美・光彦・元太)食べちゃった!え〜。
2015/02/07(土) 18:00〜18:30
読売テレビ1
名探偵コナン「吹雪に消えた恋人」[字][デ]

コナンたちは涼子、綾、樹里という三姉妹が経営するペンションを訪れる。夕食後、樹里の恋人の雅彦が崖下で遺体となって発見される。コナンは崖から転落死したと考えるが…

詳細情報
声の出演
江戸川コナン:高山みなみ
吉田歩美:岩居由希子
小嶋元太:高木渉
円谷光彦:大谷育江
灰原哀:林原めぐみ
阿笠博士:緒方賢一ほか
番組内容
コナンは阿笠、元太らとペンションを訪れ、経営する涼子、綾、樹里の三姉妹に迎えられる。コナンは綾が樹里と恋人の雅彦と言い争う現場に遭遇。綾は樹里と雅彦の交際に猛反対。夕食後、樹里は薬がない事に気付く。樹里にはその薬が必要で、雅彦が病院まで取りに行くと申し出る。外は雪が降り始めていた。この後、雅彦は行方がわからなくなり、コナンたちは外へ探しに。崖下で絶命の雅彦を発見、転落事故と考えるが…。
制作
【原作】
青山剛昌(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
【監督】
山本泰一郎
【キャラクターデザイン】
須藤昌朋
【音楽】
大野克夫
【制作】
ytv
トムス・エンタテインメント
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/conan/
音楽
【オープニング曲】
「DYNAMITE」倉木麻衣
【エンディング曲】
「君への嘘」VALSHE
おしらせ
【ytvアニメ情報】
劇場最新作、名探偵コナン「業火の向日葵」
4月18日公開!! 
http://www.conan−movie.jp/

「まじっく快斗1412」★土曜夕方5:30 好評放送中

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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