10時になりました。
ニュースをお伝えします。
ウクライナ東部で政府軍と親ロシア派の戦闘が激化していることを受けて、ドイツとフランスの首脳が、ロシアでプーチン大統領と会談し、各国首脳の提案を盛り込んだ共同文書の作成を目指して、協議を続けることになりました。
ウクライナ情勢を協議するため、ドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領が、6日、ロシアのモスクワを訪れ、プーチン大統領と4時間半にわたって会談を行いました。
会談のあと、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、協議は継続する。
停戦合意を実行に移すため、実現可能な共同文書に向けた作業が行われると述べ、政治的な解決に向けて協議を続けることになりました。
その上で、ウクライナのポロシェンコ大統領も加えて、8日に電話で会談を行い、すべての首脳の提案を盛り込んだ文書の作成を目指すことで、一致したことを明らかにしました。
ウクライナ東部では、去年9月に政府軍と親ロシア派が停戦に合意したにもかかわらず、ことしに入って戦闘が再び激化していて、国連によりますと、今月1日までの3週間だけで、一般市民を含む200人以上が犠牲になっています。
ロシア軍の部隊が東部に侵入していると主張しているウクライナと、軍の部隊はいないとするロシアの立場は大きく隔たっており、実効ある打開策の策定には難航も予想されます。
日本と中国、韓国の3か国は、およそ3年ぶりとなる外相会議を、来月後半にもソウルで開く方向で、最終的な調整に入りました。
政府は、外相会議の開催を通じて、3か国の首脳会議の実現につなげるとともに、中国、韓国との関係改善を進めたいとしています。
日本と中国、韓国の3か国による外相会議は、3年前の平成24年4月以来、開かれないままとなっています。
去年11月に行われた中国と韓国との首脳会談で、3か国の外相会議の早期開催の必要性で一致したことなども踏まえ、3か国は来月後半にもソウルで開催する方向で最終的な調整に入りました。
3か国は、月内にも外務次官級の協議を開き、外相会議の議題を巡って意見を交わすことにしています。
岸田外務大臣は、日本としては3か国の関係を未来志向に進めるうえでも、外相会議を重視していると述べました。
政府は、外相会議の開催を通じて、3か国の首脳会議の実現につなげたいとしているほか、合わせて中国、韓国との個別の外相会談も行い、両国との関係改善を進めたいとしています。
アメリカのライス大統領補佐官は、アジア重視政策を進める考えを強調し、安倍総理大臣と中国の習近平国家主席に、それぞれアメリカ訪問を招請したことを明らかにしました。
ライス大統領補佐官は、6日、ワシントンでオバマ政権の国家安全保障戦略について講演しました。
そして安倍総理大臣と中国の習近平国家主席に、アメリカを公式訪問するよう招請したことを明らかにしました。
一方で中国については、建設的な関係を築くとともに、領有権を巡る主張を押し通すため、力を用いることなどには立ち向かうと述べ、けん制する姿勢も崩しませんでした。
ではきょうの天気です。
北日本や東日本は、日本海側でも晴れ間が出るでしょう。
西日本は下り坂に向かい、九州北部は昼前後に雨が降る見込みです。
2015/02/07(土) 10:00〜10:05
NHK総合1・神戸
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