おはようございます。
2月7日土曜日、ウェークアップ!ぷらすです。
おととい、静かな和歌山の町を震撼させた小学校の5年の男の子が、刺された事件なんですが、きょう未明、急展開をいたしました。
22歳の男が逮捕されています。
現場から早速中継を結びたいと思いますが、五十嵐さん、容疑者と被害に遭った男の子、同じ地区に住む住人だったんですよね。
そうなんです。
私の後ろにありますこの空き地、こちらで森田都史君が殺害されました。
住宅と住宅の間にある空き地なんですが、ここから歩いて、ここに角があるんですが、この角を曲がってすぐ見える警察車両があるんですが、この警察車両の横にあるピンク色の建物に住む男が、殺人の容疑で逮捕されました。
殺害された場所からこの家まで歩いてみますと、30秒ほどで行ける、非常に近い場所なんです。
この家で、きのう午後11時過ぎから家宅捜索が始まりまして、午前2時40分ごろに終わりました。
それではまずはきょうの朝、行われました警察の会見、ご覧ください。
小学生被害殺人事件の被疑者を本日、通常逮捕いたしました。
無職、中村桜洲。
殺人の疑いできょう未明に逮捕されたのは、現場近くに住む無職の中村桜州容疑者22歳です。
警察の調べによりますと、中村容疑者は5日午後4時過ぎ、紀の川市後田の空き地で、森田都史君の胸を突き刺すなどして、殺害した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、中村容疑者は、私は男の子を殺していない、その男の子を見たこともない、知りませんと述べ、容疑を否認しています。
警察はきのう午後11時過ぎから中村容疑者の自宅を捜索し、刃物数点を押収しました。
凶器収納箱と書かれた箱も運び出されました。
この押収された刃物が犯行に使われたものかどうかは断定されていませんが、警察は裏付け捜査を進める方針です。
五十嵐さん、逮捕された容疑者なんですが、どんな男なんでしょうか?
近所の住民の方にお話を伺っても、静かだという印象ですね、そういった声がかなり聞こえました。
その一方で、この住宅、中村容疑者の家の前で、竹刀であったり木刀を振っている姿というのも、たびたび目撃されていたんです。
そういうことで言うと、そんなに近所に住んでいればですね、今の五十嵐さんのリポートでいうと、その男の子を見たこともないと言ってるという話なんですが、見たこともないはずはないですよね、常識的に考えて。
そうですね。
本人は見たことないって言っているんですけど、ただ、近所の人の話によりますと、その森田君の家をたびたびのぞき込んでいる姿というのも、目撃されているんです。
そしてまた森田君には、お兄さんがいるんです。
中学1年生のお兄さんがいるんですが、そのお兄さんをですね、傘を持った中村容疑者が追いかけていたという姿というのも見られたということなんですね。
そうですか。
じゃあ、いったんこちらで引き取りますが、もういっぺん、中継つなぎますんで、まずこちらのスタジオで、事件の概要をお伝えしてまいります。
この事件を振り返っていきましょう。
ちょっとまず、場所の関係だけご覧ください。
こちらが大きな紀の川市の地図で、通っていた小学校と、森田君の殺害現場ですね。
500メーターぐらい離れてます。
その殺害現場のアップなんですが、森田君の自宅のすぐ横の空き地で殺害されたと。
そして今回、逮捕された容疑者は、ご覧のように角を曲がってすぐの所にあるという位置関係です。
では犯行の背景には、一体何があるのでしょうか。
これまでを振り返ります。
なんか、きゃーきゃーって感じの悲鳴がした。
衝撃の事件が起きたのは、おととい木曜日、和歌山県紀の川市の閑静な住宅街。
住民から119番通報があったのは、午後4時20分ごろのことでした。
小学5年生、森田都史君は、自宅から50メートル足らずの空き地で倒れていました。
およそ10分後、消防が現場に駆けつけると、都史君は右胸を刺され、心肺停止の状態。
そして、まもなく死亡が確認されました。
司法解剖の結果、死因は心臓を鋭い刃物で刺されたことによる失血死。
ほぼ即死状態でした。
また頭蓋骨が折れていて、両腕や右の手首など、およそ10か所に傷がありました。
現場周辺は細くて入り組んだ道路が続き、袋小路になっていて、近所の住民によりますと、事件があった空き地は、暖かい時期には子どもたちの遊び場になっていたといいます。
そんな地元の人しか知らないような場所で、不審な男の情報が。
2つの刃物を持っていたとの目撃があったのです。
警戒が続く中、子どもたちは車で送ってもらうなど、保護者に付き添われて登校していました。
きのう、警察車両に先導され、自宅に無言の帰宅をした都史君。
白い布に包まれたひつぎを、関係者らが沈痛な面持ちで運び入れていました。
下の子が同級生だったので、ちょっと動揺してしまって、泣いてましたね。
都史君が通っていた小学校では、きのう夜、緊急の保護者集会が行われました。
集会は黙とうから始まり、緊急対応として、臨床心理士などによる児童の心のケアに当たることが説明されたということです。
そして昨夜から急展開を見せた今回の事件。
全容解明への捜査が大きく動きだしました。
もう一度、現場から中継でつないで、五十嵐さん、事件から2日のスピード逮捕になったわけですが、逮捕の決め手というのは、なんだったんでしょう?
やっぱり現場からですね、逃げた男の目撃者がいたというのが大きいですね。
その目撃した人にですね、こういう男かと、写真などを見せていって、特定していったということです。
住民の方にやっぱりお話を伺いましても、犯人が逮捕されてよかったけれども、すぐ近くの人が逮捕されたというのは、複雑だという声も聞かれました。
そうでしょうね。
今のところ、どうでしょう、本人は否認しているということなんですが、揺るがない物的証拠のようなものはあるんでしょうか?
警察のきょうの朝、行われました記者会見によりますと、あるとも言わない、ないとも言わないというような表現、あるともないとも言わないという表現に終わりました。
そうですか。
ご苦労さまです。
岩田さん、日頃から不審な行動を取っていた人物だということで言うと、物的証拠が出てこないと、えん罪ということも、当然、今の段階ではまだ考えられなくもないわけで。
警察もね、押収した証拠物件からいろいろこれから立件に向けていくんだと思うんですけれども、ただ不審者情報といっても、近所に住んでいた人物なわけですね。
一部ではなんか、堤防でね、凶器っていうか、なたのようなものを持ってたなんていうのがあったとしたら、もう少し早い段階で、これをですね、なんとか方法なかったのかという気がしますね。
そうですね。
今回逮捕された中村容疑者が真犯人だとすると、五郎さん、やっぱり日頃から、それだけ不審な行動があって、放置されていたというところの問題点というのは。
しかももう一つ、要するに10か所も切りつけるっていう、ある意味では、小学生相手にですよ、この異常さですね。
それは相当大きな何か背景がなければ、普通、考えられないことですよね。
そうですね。
通り魔的に襲われたものなのか、それとも特定の人物としてこの少年が狙われたのか。
五十嵐さん、まだ中継つながってますか。
そのあたりの話というのは、入ってきてますか?たまたま襲われたのか、それとも狙われたのかという点については?
そのあたりというのは、ちょっとまだ分からないんですけれども、ただ、先ほどもお話しましたように、中村容疑者は森田君のことを知らないと言っているんですけれども、森田君の家をのぞき込む姿というのも目撃されているので、特定しているという可能性も、この家を狙ったという可能性も、考えられるということはあります。
何かの心理的な背景がある可能性があるということのようでありますが、竹田さん。
今のところそういう話というのは出てきていません。
住宅街でも不審者情報って、なかなか共有されにくい部分があるんですが、日常的には難しいと思うんですが、やっぱり発生からここまで1日半かかったっていうのは、ちょっともう少し早くできなかったかなという気はしますけどね。
なるほど。
弁護士のお立場で福島さん、いかがでしょう。
今、被疑者段階で否認してるので、なんとも言えないんですが、やはりこういう事実解明が進むことを望むことと、もう一つは、いろんな殺害事件を見ると、もっと手前の段階で、難しいけれども、カウンセリングとか、もっとアウトリーチ的な本人への接触や、何かできなかったかというのはあるので、こういう事件をきっかけに、やはり何が社会としてできるかというところを、もう少し進めていきたいと思います。
岩田さん、まさにそこなんですよね。
よくほかの事件でも、前からこういうことがあったっていうようなことを聞くと、それまでになんかの処置っていうのは、できなかったんだろうかっていうのを、やっぱりそこはこれから今、福島さんおっしゃるように、すごく対策、考えないといけないと思いますね。
さあ続いて、こちらです。
今週、日本人ジャーナリスト殺害を明らかにした、過激派組織イスラム国。
罪を償わせると述べた安倍総理。
日本が進むべき道とは?
日本が標的となる真の可能性は。
イスラム国による日本人人質事件を受け、イスラム国に屈しないという決意を示した安倍総理大臣。
今回の事件がテロへの日本の対応の転機になるという見方も出る中、それに伴うリスクについての議論というのは、まだ深まっていません。
残虐非道なテロリストたちを、私たちは絶対に許しません。
1日にはジャーナリストの後藤健二さんの殺害映像を配信。
日本時間4日未明には、ヨルダン人パイロットを、生きたまま火をつけて殺害する映像を配信した過激派組織イスラム国。
これを受けてヨルダンのアブドラ国王は、イスラム国に対して、容赦なく戦うと強調。
同じ日、ヨルダンのテレビ局は、パイロットとの交換条件になっていたリシャウィ死刑囚の絞首刑を執行したと伝えた。
さらにおととい、去年12月から停止していたイスラム国への空爆も再開した。
報復の連鎖が懸念される中、日本では国会で、政府が決定した支援策への議論が高まっている。
世界中の人が、有志連合にどこの国が参加してるのかなっていうと、検索すると、一番に出てくるのが、これです。
これは10月1日の分ですけど、参加国というのが、日本が入っております。
この段階から日本は狙われるリスクが非常に高くなったというご認識は、お持ちでしたか?
この有志連合に入ることが間違っているかのようなご意見でございましたが、日本としては空爆とか、そうした軍事支援はしませんが、しかし周辺国に対する支援をしっかりとしていく、過激主義を止めるということの有志の連合であれば、日本もその一員であるわけであります。
イスラム国と相対する60か国の有志連合も、長期化する戦いで変化が。
おととい明らかになった、UAE・アラブ首長国連邦の空爆参加中断。
去年、ヨルダン人パイロットが拘束されたことで、墜落した場合のパイロットの救出体制の強化を、アメリカに要求しているという。
一方で日本はことし、イスラム国対策で2億ドルの人道支援を表明したが。
最悪の事態を想定したかと聞いてるんです。
さまざまな政策判断をするというときについてはですね、さまざまな状況を想定するのはこれは当然のことであろうと。
有志連合への参加。
2億ドルの支援表明。
果たして、これが日本人が狙われてしまった直接の原因となったのか。
後藤さんの殺害後、安倍総理は、イスラム国に罪を償わせるとの表明を日本語、英語、アラビア語で発表。
平和主義の日本では、異例だと海外のメディアも注目している。
驚きましたね、罪を償わせるという表現は初めて見ましたね。
2億ドルを供出したということに関しては、どう受け止めていますか?
一つの政策判断ではないかと思います。
いろんな国と有志連合を組んで、イスラム国を撃退しようとしてるんですね、アメリカが。
日米同盟を組んでいる日本の首相が、中東に行ったら、やっぱりアメリカの支援をしないと、ちょっと、むしろワシントンで嫌な顔をされるかもしれないと。
日本の支援を肯定するアメリカ。
一方で、日本で取材を続けるシリア人ジャーナリストによると、アラブの人々の間では、日本の人道支援に懸念も広がっているという。
支援先の使いみちによっては、事実上の軍事支援になりかねないという心配だ。
日本だけは、本当にその経済成長にすごく力を入れてて、お金を出してたという印象ですね。
でも最近はちょっとそれが変わってきて、日本は積極的に軍事的なことをやろうとしているんですね。
ですから、アラブ人から見ると、いいことだとは思わないんですね。
アラブ人の心の中では、パレスチナ問題は非常に大きいですね。
ですからずっと、パレスチナ人をいじめてるイスラエルと仲よくしてる日本を見て、その同じ日本が、イスラム国だけを戦うとすると、それはちょっと不公平に感じます。
ですから都合のいいように、現地の人たちの意見を無視しながら敵を選んだりしてるような感じがするんですね。
おととい、国会では、テロ行為を非難することを全会一致で決めた。
今回の人質事件によって、世界が注目する日本のスタンス。
安倍総理が掲げる積極的平和主義の先には何があるのか。
日本は今、大きな岐路にさしかかっている。
まず、こちらですね、後藤さん殺害映像に付けられていたメッセージで、どこであろうとお前の国民を殺りくするであろう。
日本にとっての悪夢が始まるのだ。
一つはこういう脅迫をどの程度、重要視すべきかという論点はあろうかと思います。
五郎さん、どうお考えですか?
それは最大限のことばで、そういうことを言おうとするでしょう。
ただ、私、今度の事件でずっと思うのは、後藤さんの非常に高い志、それから国家はどんなことがあってもそれは国民の命を守らなきゃいけないということです。
それからもう一つ、これは演説があったからこの事件が起きたわけじゃないんですね。
それは2人の人が、ここに入ったから事件が起きたっていう、そこはやっぱりきちんとまず確認しておかなければ、私はいけないと思う、それは。
そのあたり、福島さんは。
後藤健二さんと知り合いの人や友人、彼は子どもたちやイラクの白血病の子どもたちをとても支援していたので、周りにたくさん、知り合いがいるんですね。
やはりそれは伝えたいとか、湯川さんを救いたいと思って行ったわけです。
後藤健二さんのお母さんと先週の水曜日、一日中、いろんな所に働きかけをしました。
亡くなったあと、お母さんは、ぞうおと報復の連鎖はしないでほしいと訴えている、後藤健二さんもそうです。
私は日本がそもそもイラク戦争でテロとの戦いとやったことによって、モンスターのようなイスラム国が出来てしまった、イスラム国と敵対する国に、2億ドルの拠出をするといった安倍総理のは、やっぱり少し、身柄が拘束されている中では、問題があったんではないかと思うんです。
日本は憎悪と報復をこれから拡大していく方向ではなく、やはり日本が戦後70年間、戦争してこなかった、人を殺さなかったということを生かしながら、やはりやっていくべきだと、それは後藤健二さんも言っていたことで、後藤健二さんの思いを、二度裏切ってはならないというふうに思います。
小野寺さんはいかがですか。
まず2人が拘束されたというのは、これは昨年のことであります。
ですから安倍総理の発言の前に、もうすでに彼らは2人を拘束していたということです。
そして日本がやはり戦後70年、平和国家としてずっと今まで保ってきたこと、これも何も変わりません。
日本はやはりこういう難民や人道支援をするということ、これも正しいことです。
やってることが実はすべて正しいことを私ども、やっている中で、相手があのようなテロリスト、そして殺りくを繰り返す、こういう相手だと、そこはちゃんと区別をして考えなきゃいけないんだと思います。
大野さん。
人道支援は正しい、そしてテロとの戦いに立ち向かうことも、私も当然だと思います。
しかしながらその一方で、だからといって彼らのロジック、つまり日本を敵に置くようなロジックの中に乗るような不用意な発言だとか、そういったことが位置づけられるわけで、総理の発言が引き金を引いたわけではない。
しかしながら、そういった流れの中での不用意さ、今回の罪を償わせるも同じですが、あれ、実は英語はあとから2日後に出ているんです。
外務省の訳はそのあとに出ているんで、罪を償わせるという日本語だけが先行したために、各国の新聞が、リベンジと翻訳したり、テイクプライスと翻訳したり。
欧米メディア、ニューヨークタイムズなどは、…、当然のことながら、あとに武力がついてきますが、日本の総理大臣が言うと、日本の社会では即、岩田さん、武力に通じては、普通は考えないんだけれども、そう取ると。
われわれからいうとね、武力に通じると到底考えていないんですけど、向こうから見るとね、アメリカの発想から見れば、これは軍事力っていうのは背景にするんだろうということになってしまうんだと思うんですけどね。
竹田さん。
事件を点よりも線とか面で捉えたほうがいいと思うんですけども、今、リビアが第2のシリアになるんじゃないかという危険があると言ってますけど、人道支援という呼びかたしてますけど、結局はそのやっぱり国や地域が不安定になる要因を取り除くことに日本が貢献しているんだということは、以前からやっていたことだし、それを今後も続けていくっていうことが大事だと思います。
だから、大野さんおっしゃったように罪を償わせるっていうことばはただ、それが別なニュアンスで世界に広がってしまうという可能性はあるので、そこを意識したメッセージの送り方をいかに引きつけるかということが大事だと思いますね。
という一部の批判に対して、小野寺さんいかがです?
これは総理がおっしゃっているということは、当然、日本人をこういう、非道な形で殺害をした犯人ですから、その罪を償ってもらう、これは当たり前のことを言っているわけです。
その中で、やはり体外的に発信することは十分注意をして発言すべきですが、言ってることが何も間違っていないこと、これを逆に日本人自身が、いや、こういうふうに言っているから、ああいうふうに言ってるから、国内でこういうさまざまな問題が表面化することがむしろ、逆にアイシルのほうから見たら、日本というのは、何かつつけば、国内がざわざわして、一枚岩じゃないんじゃないか、むしろそういう意味が相手に伝わると、私は日本は弱く見えて、かえってまたテロの標的になりやすい、こういうときはやっぱり国が一枚岩になって、悪いことは悪い、きっちり発言することが大切だと思います。
ただですね、10年前、高遠さんたちが拘束されたときに、アルジャジーラやいろんなのに出て、日本は敵ではない、彼女たちも敵ではないって言って、宗教のトップが動いてくれて、解放されるわけですね。
今回もそのことをすごく努力をしました。
日本が、もともとイラク戦争そのものが大量破壊兵器がないのにやった。
今、まさにイラクの中で、弾圧や民兵による虐殺も続いているわけですよね。
そこからの検証も必要だし、日本がかぎかっこテロとの戦いと、アメリカと一体となって、やっぱりやっつけるぞっていうような形でやるとですね、それは私は日本はある意味、ずいぶんスタンスを変えたというふうに見えるんではないかというふうに思っています。
福島さんと論争するわけではないんですが、もっとシンプルに考えて、ああいう非道なテロリストが日本人を捕まえて、そしてあのような残虐な形で、殺害をしたということ、そのことを私どもは、正面から受け止めていくべきだと思います。
私はもう全くね、罪を償わせる表現は何が悪いのかと、そう思うんですよ。
と言いますのは、あんな残虐非道な殺され方をしてですよ、黙る手はないんじゃないですか。
それがなんか、報復の連鎖みたいに言うこと自体が、私は変だと思いますね。
罪を償わせることは、僕は言うべきだと思います。
実際、実は2006年か、ヨルダンで100人以上が死んだときも必ず刑に服させると、アブドルラルも言っているんです。
普通のことばなんです。
ただしそれを英語が後から出てるんです。
したがって、各国の新聞がおもしろおかしく、これを報復と、リベンジと訳してしまったり、あるいはその対価を払わせると訳させてしまった、実はそのときに外務省が訳を出していれば、きちんとしたそれを使うわけですね。
それは逆にうまく使われると、結局、対決姿勢をあおられるようなことになってしまうので、これはあまりにも不用意だと思いますね。
日本は、とてもいいポジションに今まであったと思うんです。
敵対していない、要するに人を殺したり、殺されたりしていない。
そのことによって人道支援や日本の平和貢献は意味を持った。
むしろなかむらてつさんたちもいうけれども、日本人で憲法9条を持って戦争をしない、敵対しないということが、日本の命を守ることにつながっていた。
それを有志連合、ごめんなさい、イスラム国と敵対するところに人道支援するとか、日本がこちらに加担するという。
イスラム国のやってることはいいことなんですか?
そんなことはないですよ。
そうではなくて、日本が発信しているメッセージなんですよ。
ですからね、総理もそうですが、日本政府が一貫してメッセージを出してるわけです。
テロとの戦いをしっかり、これはしなきゃいけない、ですが、日本のやる対応というのは、人道的な援助をするんだ、非軍事的な援助をするんだと、一貫してこれを言っているわけです。
福島さん、福島さんのお立場としては、対イスラム国に対して、どうするべきか、どういうスタンスであるべきか、これについてはいかがですか?
イスラム国がテロリストであり、それから残虐非道であることはそれは間違いないと。
ですから資金源や、いろんなところを絶つことと、もう一つ、こういうのがモンスターというようなものが出てきた背景には、イラクの中におけるスンニ派とそれからシーア派の対立、それからたくさんの政府系民兵による殺りくなども、こういうイスラム国に頼らざるをえない状況も生んでしまったわけで、そこはしっかり赤十字やいろんなところとも連携しながら、パトロールするとか、こういう残虐非道なこともやめさせるっていうようなことも、両方必要だと思います。
五郎さん。
そのとおりなんですけどね。
あんまりそもそも、なんでこんなのを生んだかっていうとか、そういう話になりますと、今、現に行われていること、どうやってストップさせるかという。
現に行われているということで言うと、先ほどの有志連合の話ですが、ご覧のように約60か国がこれ、アメリカの、きのう国会で辻元議員が見せたのと同じものですけれども、ご覧のように、60か国が有志連合に名前を連ねてると、日本もあると。
この青線引っ張ったり、赤で色変えたりしてるのは、これはこの番組でやりました。
もともとには、こういう表記はありませんが、この棒を引っ張ってるのが、実は武力行使、こちらですね、軍隊による貢献をしているところが、実は大半の国は日本もそうですけれども、別に軍隊による貢献ではありません。
ぱっと見てみますと、それこそスウェーデン、スペイン、アイスランドなどなど、もうヨーロッパの国はほとんど全部入っているという状況ですが、ここに名前を連ねることの意味、これについては岩田さん、どうお考えですか?
しかし、有志連合という話でいうと、日本がやっぱりこれからやらなきゃいけないのは、要するに人道支援の話、出てますけれども、丁寧にやっぱりあそこの紛争の中でいろんな難民が出てきたり、毎日食べるのも大変だというテント村の生活してるような人たちに、基本は、その支援をするんだと、一番そこで被害をこうむった人たちにわれわれはやってるんですよっていう、その姿勢をきちっとやっぱり、丁寧にやっぱり表明すべきというか、説明を今後も続けなきゃいけないんだというふうに思いますね。
ただ、それで私もパレスチナの取材なんかした経験から言うとね、確かに宗教対立の重み、根の深さっていうのは、見てきて、イスラエルであるとか、出てくるのも分かりますけれども、日本はそのスタンスはちょっと離れてやってるんだっていうのを、きちっとやっぱり。
現実に先ほどシリアの記者の方、おっしゃってましたけれども、この有志連合の中には、いわゆるイスラム系の国もですね、いくつも入っていまして、当然のことながら、今回、日本が大変お世話になったヨルダンなどの名前も入っていると、サウジアラビアも入っているという、こういう枠組みになっています。
有志連合といっても、一緒に戦うわけではありませんので、日本がやるのはあくまでも人道支援。
多くの国はそういうマネロンを防ぐとか、そういう別な対策で中に入っているんで、決して有志連合ということばで何か一緒に戦っていると、そういうふうには誤解されたくないと思います。
あとそのアメリカが出してるからっていうのがあるかもしれませんが、しかし、実は2番と3番については、安保理決議の2178号と2185号、これが実は各国に要請している義務なんです。
したがってこれに答えるのは、当然の話であって。
これに関しては、有志連合じゃなくても、世界国連加盟国の義務であると、そういうことですね。
つまり日本、ここに入っている国だけじゃないんですね、やってるのは。
福島さん、有志連合に名を連ねることについて。
そうですね。
有志連合が一部がやっぱり空爆をしているので、そこの有志連合の空爆と、日本が一体化しているような形にとられるのはやめたほうがいいですし、きょうの話でもさっき岩田さんがおっしゃった、難民への人道支援や、そういうものはもちろん必要だと思うんです。
だから総理が、イスラム国と敵対するところってわざわざ言わないで、日本はしっかり難民支援も含めた人道支援をしますと、拘束されている段階でも、それを言えばよかったし、それからやはり日本が、日本人が敵だとされることも、それはやはり慎重に、実はそこは最新の注意を払ってやるべきだと思います。
小野寺さん。
イスラム国が日本人のお2人を出して、犯人がナイフを持っている映像がありました。
あの映像の前に、実は同じ、向こうが出している映像の中で、イスラム国がつけているキャプションに、日本の援助というのは、非軍事の援助だって書いてるんですよ、2億ドル。
ですから、アイシル自体、イスラム国自身が日本が別に軍事援助をすることじゃないんだって、自分たちが理解をしたうえで、あのようなナイフをちらつかせると、私は、ですから何か政治的な、意図ということを、それをあえて一生懸命かき立ててやっているんで、日本としてそれにあまり乗らないで、もっとシンプルに、あれはテロリストなんだと、ああいう団体にくみしちゃいけないんだと、きぜんとしたメッセージを出すんだと。
だけど日本がするのは、あくまでも非軍事的な人道支援だと。
これ、ぜひ一枚岩でメッセージを発していきたいと思います。
そのテロの脅威がひと事ではなくなった今、私たちは一体どう備えるべきなのか。
多くの国民が海外で働いたり旅行をしたりする時代です。
今回の事件を受けまして、国会では自衛隊による邦人の救出の在り方が論戦の焦点となっています。
企業の海外進出を支援する東京都内のコンサルティング会社。
今回の事件を受け、中東などに拠点がある企業から、問い合わせが増えているという。
これまでテロリスクが高いと思われていなかった先進国や、東南アジアの国々でも起きる可能性があるというところがありますので、そういった意味では、中東、アフリカ地域は確かにリスクが非常に高いんですが、そうでない国、地域でもああいったホームグロウンテロ、ホームグロウンテロ、いわゆる国内にいる人が起こすテロなんですけれども、そういったものが、今後、起きる可能性があります。
それを念頭に対策をしていく必要があると思います。
海外に在留する日本人は126万人。
イスラム過激派による今回の人質事件。
同じような組織は中東以外にも存在し、テロ事件も頻発している。
では、事件に巻き込まれたとき、助けてくれるのは。
これはアメリカ海軍の特殊部隊、ネイビーシールズが任務中に撮影した映像。
イスラム原理主義組織タリバンのアジトに突入。
室内を制圧したという。
各国には、テロ組織などに応戦するこうした特殊部隊がある。
日本の陸上自衛隊にあるのが、習志野駐屯地に本部が置かれる特殊作戦群。
訓練や装備、隊員の名前もすべて非公開。
2007年、一度だけカメラの前に姿を見せたが、顔が分からないよう、黒いマスクで覆われていた。
隊員は300人規模とされるが、部隊は秘密のベールに包まれている。
防衛大臣時代に部隊を視察したのが、小野寺氏だ。
その練度の高さには、正直、大変驚きました。
テロ対策を担う特殊作戦群だが、今回の事件のような海外の日本人を助けに行くことはできない。
自衛隊法では、海外にいる日本人の輸送は行えるが、救出活動はできない。
武力行使の可能性が高いからだ。
おととし、アフリカのアルジェリアでプラントがイスラム過激派組織に襲撃され、日本人10人が殺害された事件。
救出活動を主導したのは、現地のアルジェリア軍だった。
この事件を機に、自衛隊の活動範囲について議論が進んだ。
よって本案は可決されました。
そしてこの年、自衛隊法が改正。
これまでは海外有事の際、日本人を輸送する手段は飛行機と船舶に限定されていたが、この法改正で車両が加わり、陸上の輸送が可能になった。
しかし、活動範囲が少し広がっただけで、まだ不十分との指摘もあった。
今回の人質事件を受けた今国会では、自衛隊による海外での救出活動の在り方が大きな焦点となっている。
政府・与党が今国会に提出予定の新たな安全保障法制。
去年7月の閣議決定で、自衛隊が海外で事件に巻き込まれた日本人を救出できるよう、法整備を進めると明記されている。
もし邦人が危険な状況に陥ったときに救出も可能にするという、そうした議論を、これから行っていきたいと。
日本の自衛隊がテロ組織から日本人を救出できるのか。
隊員の安全を確保できるのか。
今国会の論戦の行方が、今、注目を浴びている。
本当にひと事ではないというのは、過去20年ほどに世界で起きた、日本人が犠牲になった事件、たくさんありましてね。
古くはペルーの、ここは救出されましたですけれども、ここの地図には書かれていませんけれども、例えば、インドネシアのバリ島でも爆弾テロに巻き込まれた日本人がいますし、それから中東に目を向けますと、イラクだけでも2003年以降、大きな事件が4つ起きて、これは今回の事件を除いてということになります。
そんな状況の中で、他国で日本人が拘束されたら、日本として独自に何かの武力を使って、救出することができるかというと、今、こういう議論になっています。
条件1、受け入れ国の同意があって、領域国の権力が維持されている範囲で、テロ組織が国に準ずる組織ではないと。
普通、こういう場合は、その拘束されている国の軍隊や警察が行くんだけれども、そういう力を失っている、岩田さん、国の場合というのを想定されていると。
ですからそのときには、自衛隊が行って、果たして救出活動ができるかっていうような議論、これからするんでしょうけれども。
で、今のところ、今回のイスラム国による人質事件のケースでは、この3条件にまったく当てはまらないので、安倍総理自身も、今回のケースで日本が独自に救出作戦ということはありえないと、こういう見解であります。
これについて実際に、でもね、ここに安倍さん自身がこう言ってるわけですが、任務遂行ができるのかどうかという、基本的な大問題、今回、イスラム国に拘束されているアメリカ人の救出に、アメリカ軍ですら失敗してるという状況の中で、あまり現実的な話ではないかなという気もするんですが、小野寺さん、どうお考えですか?
まず救出をすることはできるんですが、武器を使って救出をすることができないということになります。
現実問題として、例えば、先ほどVTRにもありました、自衛隊の特殊作戦群ですが、かなり練度は高いです。
レベルが国際的にも高い部隊だと思います。
ただ、どんなに優れた部隊であっても、全くその地理的などんな状況か分からない場所で、そしてことばも通じなくて、敵がどこにいて、どの人が敵か味方か分からない、そういう所に行って、任務を行うというのは、これは事実上、難しいと思います。
そうでしょうね。
福島さんは現状、この議論についてどうお考えですか?
やはり、実際、ハリウッド映画じゃないけれども、これはやっぱりミッションインポッシブルというか、とてもやはり難しいと思います。
まず、日本は米軍基地があるので、外国の軍隊があるというのはわりと分かるけれども、ほかの国が、日本が行くことを同意するということそのものが、やはりとてもハードルが高い、今、小野寺さんおっしゃったように、分からない、アメリカ、さっき辛坊さんもおっしゃったように、アメリカの特殊部隊ですら救出に失敗すると。
輸送ではなくて、救出なので、必ずそこにやはり武力行使を伴うわけで、日本がそこで武力行使をすると、じゃあそこからまた場合によっては、戦闘行為になる場合もあるので、なかなか難しいと思います。
ただ、整理をするとやはり日本人がそこにいて、そして自衛隊が近くにいて、そして陸上輸送でそれを十分確保できることがあって、相手国がやってもいいですよ、やってくださいという要請があれば、それは行って、日本人を救って帰ってくる、これは自衛隊としてぜひやらなければいけない仕事だと思います。
ただ現実的にはいろんな条件があるんで、それをクリアしたうえで、やるということですから、決して初めからできないというわけではありません。
先ほどの特殊作戦群は、実は、もとから日本に起きていろんなテロがある、いろんな問題があるとき、ある、他国から襲撃があったときに速やかに対応するための部隊ということで、育成をしております。
今後、その国会の議論を経て、一定の法律で自衛隊の役目が新たに付与されれば、今度はそれに向けて、新たにトレーニングをしていくということですので、現時点では国内で起きているさまざまなテロに対抗するための部隊という理解をしていただきたいと思います。
五郎さんはどうですか。
基本的に考えなければいけないのは、国民の命を救うためには、どうしたらいいか。
今度の場合も、情報もない、それから当然ながら、最後は自分たちで、これを助け出すんだよっていう、意思も示すことができない、手段がないんですからね。
そのときに、そういうために、日頃何をしておくべきか、例えば特殊部隊にしたって、それは使えるかどうか分からない。
それはそのときに。
じゃあ少なくともそれはあるんだよという、それは示しておかなきゃ。
全くできないということでいいのかということですね。
いいのかということよ。
今、法律の縛りがあるので、これでこの自衛隊が海外にいる邦人の救出のための訓練をしていたってなったら、恐らく国会で相当の議論と批判を浴びると思います。
ですから、私どもとしては、まず、国会での一つの議論を経てできるようにしていただきたい。
今の議論では少なくとも海外での邦人救出のためにやってるんではないということを前提じゃないと、そもそも訓練自体が、日本では成り立たないということですか?
そうです。
それを想定して訓練をした瞬間に、恐らく、自衛隊は何をやってるんだという批判をたぶん、いろんなところから受けると思います。
私たちがお願いしたいのは、やっぱりできる範囲をしっかり広げていただいて、訓練をしっかりしていくこと。
だけど、できるかどうかというのは、最後の判断になりますので。
大野さん。
駆けつけ警護、先ほどおっしゃった。
これはまた別として、救出に行くためには、実は法制の問題以前の問題として、日本の基本姿勢があります。
それはその実は国際法では、領事に関する運用協定。
りょうじけんでしか、実は国際法では自国民の保護は認めていないんです。
それは各国がそれぞれ考えていて、ほとんどの国が自衛権だと言っていますが、日本の場合には、継続的で組織的じゃない、武力行使の場合には、自衛権行使ができない、つまり在外にいる日本人を救うために、行使ができないと一貫した姿勢なんです。
これをどうするかっていうことがまず一番必要。
それからそのアルジェリアにしても、それからイラクにしても、シリアにしても、情報がほとんどない。
特にアルジェリアに関して言えば、実は今回、政府、一昨年、アラビア語ができる人間、一人も送ってないんですよ。
こんな体制では、実は、部隊を入れるどころじゃない、その前の段階からもう一度見直さなきゃいけないというのがやはり必要なので、その前に今回も検証を含めて、しっかりと立ち上げて法制を考え、最後の能力、これを作らなければ、自衛隊員自体がかわいそうだと思います。
今、ヨルダンの駐在武官、自衛隊員を置くという話が出てますけれども、自衛隊の中で、じゃあ、アラビア語を使える人が何人かいるのかというところももともとの議論としては、必要…、いらっしゃる?
おります。
まず外交官だけじゃなくて、自衛隊員として、防衛駐在官を送っているんですが、やはりこういう中東やさまざまな紛争国では、むしろ情報を一番握っているのは、軍ですので、軍隊、軍での情報が実は一番、確実な情報が入る場合もあります。
ということで、通常の外交官だけじゃなくて、自衛隊員を外交官の立場で防衛駐在官ということで送っている。
ただ、今回このヨルダンには、どうしても人員の限りがありますから、入っていなかった。
今後、それをちゃんと埋めていくのが、総理の発言だろうと思います。
ただそれは、すみません、小野寺大臣時代に、私がお願いをして、レバノンにいた防衛駐在官を、あれはシリアのゴラン高原対策なので、ヨルダンに移してくれと、それをけんかつにするとお約束まで頂いて、実はやってなかった。
今回実は、それびっくりしちゃって、外務大臣にもお願いしたんですが、やはりそういった態勢を事前から整えておく必要があったと私は思いますが。
今回、動画が出るまで増員はしていないし、政府がどのような情報を取っていたかっていうのも、なかなか分からない。
また家族、お母さんが、記者会見したあとも一切、政府からもコンタクトがないんですよね。
ですから、本当にその動画が発信されるまで、政府が本気で2人のことをどこまで念頭に置いて行動していたかっていう検証は、しっかりやるべきだと思いますよ。
昨年の時点で対策本部が出来ていますから、昨年のうちに、すでに官邸や外務省の中に連絡室、対策本部が出来ていますから、そこは人質の問題として対応していたと思います。
後藤さんのお母さんとコンタクト取るべきかについては、若干。
奥さんとはずっとその領事局長がずっとこの問題が発生してから、寄り添うようにという、その指示の下にやってるんですよね。
お母さんの件とは、ちょっと違うと思います。
竹田さん、ひと言。
軍事作戦で人質を救出できた例って、ほとんどないんですよね、過去に。
ですからあんまり自衛隊をその邦人救出に活用するっていう議論自体、ナンセンスだと思うんですけれども、それよりもやっぱり確率から言えば、そのホームグロウンテロみたいなもので、欧米や中東で日本人が巻き込まれるケースのほうがはるかに確率が高いと思うので、予防措置をどうするか、だからそのインスパイアされた勝手にテロを起こすような人間を防ぐような意味でも、やっぱり人道支援と呼んでますけれども、民生支援みたいなものっていうのは、間接的には非常に重要なんじゃないかと思います。
特に今、在外にいる日本人学校、子どもたち、これがやっぱり緊急にやはり、テロ対策を進める必要があるんではないかということで、早速今、外務省を通じて、在外の特に学校ですね、ここはしっかり対応するように指示を出しております。
そうですね。
あと、たいていのケースでいや、それは想定、考えていたんだけど、動いてなかったということがよくありますが、もうとにかく想定外だけは、岩田さん。
法整備っていうのも、きちっと説明して、だから必要なんだっていうのは、やっぱり政府側もこれはやっぱりきちんと国会の場でやってほしいと思いますね。
決して一番大切なのは、危険な所に行かないことですので、行って、必ず日本の自衛隊が助けてくれるというふうに思わないでいただきたい。
これは本当にかなり、特殊な場合で、いろんな形での救出ができるかもしれません。
基本的には危ない所に行っていただきたくないというのが前提です。
きょうの基本的な論争の中で出てきているけれども、外国で日本人が危ない目に遭うと同時に、日本の中でもテロをやはり起こしてはならないと思うんです。
ですから、日本のさっきおっしゃった人道支援で行くんだ、日本は平和的貢献でいくんだっていう立場を、やっぱりきちっと堅持して、それをやっぱり世界中にアピールする必要があると思います。
それをしたからといって、日本人が狙われないとはかぎらない。
やっぱり守ることは守る、備えることは備える、それが大事だと思います。
そういうことですね。
日頃から備えるべきはしっかり備えておくということが、何より大切だということで、きょう、小野寺さん、大野さん、福島さん、ここまでです。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、続いては日本の医療のこの大問題です。
こちらのワード、デバイスラグというワードがあるんですが、これは承認審査体制の遅れなどによりまして、海外で承認されている医療機器が、国内で使用できない、つまり、国内と海外の承認格差のことなんです。
この問題によりまして、助かったはずの命が助からなかったという患者の家族の声も上がってきています。
ではなぜ、こうした格差が生まれるんでしょうか。
今週、大阪で行われた医療関連の総合展示会。
海外を含む700以上の企業が出展し、会場には大勢の人が詰めかけた。
これだけ大きな規模の医療展示会は、日本では初めてだという。
多くの医療関連メーカーの出展がある中で、目につきますのが、自治体のブースです。
自治体としては補助金などを活用して、医療産業に力を入れていることをアピール。
関連企業の誘致をねらう。
その背景にあるのは。
健康長寿社会の実現は、安倍内閣の成長戦略の柱であり、わが国の急務でございます。
安倍政権が進める成長戦略の柱の一つ、医療改革。
日本の優れた技術をいち早く実用化し、医療現場に届けることなどを目標に掲げている。
そのため、企業や自治体などから注目を集める医療産業。
しかし、解決しなければならない課題は多い。
先月行われた臓器移植。
提供者は脳死と判定された6歳未満の女の子だった。
重い心臓病である拡張型心筋症を患い、心臓移植を待っていたが、その間に装着していた簡易型の人工心臓で生じた血栓が原因で、脳梗塞となり、脳死となってしまったのだ。
このような子どもの患者の場合、海外ではより血栓が出来にくい小児用の人工心臓が多く使われている。
だが現在、日本での使用は承認されていない。
海外で使われている先端の医療機器を日本で使うことができない。
こうしたいわゆるデバイスラグの犠牲者は少なくない。
去年11月、拡張型心筋症の発症により、アメリカでの心臓移植手術を受け、無事に帰国した西條舞ちゃん。
もう、うれしいです。
うれしいね。
実は舞ちゃんには、ともに心臓病と闘う弟がいた。
西條貴翔くん。
舞ちゃんと同じく拡張型心筋症を発症した貴翔くんも、小児用の人工心臓は使えなかった。
代わりに使った機器が原因による血栓で脳梗塞を発症。
心臓と脳梗塞の2つの治療を懸命に進めたが、去年3月、貴翔くんは力尽きてしまった。
たらればを言いだすときりがないですが、小児用補助人工心臓があれば、貴翔も助かっていたかもしれないと思っています。
海外では救える命は、日本でも救える命になってほしい、そう
臓器移植と人工心臓の問題をきっかけに注目された、デバイスラグ。
厚生労働省はここ数年、これまでの薬事法を改正し、医療機器に関する法律を新たに整備したり、承認のスピードを上げるため、審査機関の人員を増やしたりするなど、対策を進めてきた。
しかし専門家は、審査事態の在り方に問題があると指摘する。
学歴は高いけれども、医療現場をよくご存じない方が入ってきたと。
カテーテルの長さを少し変えたものを出したら、なぜその長さになるんですかと、長さを変えたことによって、安全性を確保できますか?そういうデータを出してくださいと。
アメリカ、ヨーロッパだったらですね、同じものじゃないかと、少々長さが変わったって関係ないよと。
医療機器に対する考え方をやっぱり変えなきゃいけないんですね。
では、実際に医療機器を開発している人たちはどう感じているのだろうか。
東京医科歯科大学名誉教授の高谷節雄さん。
4年前に人工心臓を開発するベンチャー企業を立ち上げ、これまで研究してきた人工心臓の製品化を目指している。
これは10キロぐらいの体重の子どもさんを対象に開発した、小児用の補助人工心臓です。
大人用のものに加えて、子ども用の人工心臓も開発。
日本でのニーズもありそうだが、まずはヨーロッパでの実用化を目指すという。
なぜ日本で実用化しないのか。
高谷さんが開発した体外型人工心臓の場合、日本では臨床試験に非常に時間がかかるが、ヨーロッパの基準では、臨床試験を必要としないというのが一番の理由だ。
販売しながら、データを蓄積して、日本でも製品化するような。
時間的に早くできますので、その間のやっぱり経費であるとか、ある程度、節約できますね。
ですからまあ、われわれベンチャーにとって、資金繰り、結構、厳しいので。
デバイスラグの改善は、まだ道半ばの日本。
医療の発展を成長戦略に位置づけると同時に、救うべき命があることを忘れてはならない。
今、日本の医療で何が起きているのか。
こちらをご覧ください。
今回起きたケースですが、子ども用の補助人工心臓が、ドイツのメーカーのものが、欧米では広く使われているんですが、これが日本では2012年から治験が始まって、今2015年でも、いまだ承認されない、今回のケースを受けて、この治験のスピード、上げるという話がニュースになったぐらいで、そうしている間に、どんどん子どもの命が失われていくという、なんか日本って、世界最高の医療水準だと、われわれ信じてるんですが、竹田さん、重い病気になって、初めて、いや、そうじゃないという現状を知るということがあるみたいです。
薬や機器以外にも、先端医療治療…などもあって、以前それを取材したときに先生がパソコンのパワーポイントで、日本の臨床プロセスがいかに非合理的かというのを、わざわざ作ってたぐらい、効率が悪いと。
ただ、一方で、どうしてもその先端系のものっていうのは、リスクが出てくるので、それをどの範囲まで取るかという議論がやっぱり欧米に比べるとちょっと足りない部分も、一つの原因かもしれないですね。
それにしても親の気持ち、主治医の気持ち、欧米では当たり前のように使われている機械が使えずに救える命が岩田さん、救えないというところのつらさは。
今、竹田さんのおっしゃった私ね、再生シートの最先端の研究をしている教授に、伺ったことがあるんですが、実は日本で臨床例をやろうと思って、なかなかできないと、いろんな規制があって、ですからヨーロッパ、フランスの病院に頼んで、今、臨床例をやってて、これだと何年たって、最後、実は特許のところ、そういうものも全部、向こうに行ってしまうかもしれないと。
そういうこともあるわけですか。
日本ではなかなか、使用の許可、認可が下りないので、欧米で試験、認証を目指すと、欧米で実績を積んで、日本に持ってくるということになると、開発されてから何年ものタイムラグが生じる、当然その負担になって、途中で開発断念してしまうようなところも出る。
今の特許の話なんかも非常にそういう意味ではありますが。
そうですね。
もしかしたらその教授もね、向こうに行ってしまうかもしれないって、私なんか今でも心配してますけど。
人材流出も考えられると、五郎さん、なんとかしないといけませんね、これ。
リスクを決して冒さないように、慎重にやろうということは、非常に大切なことだと思うんですけれども、考えてみればもう一つ、もっと審査官をね、アメリカなんかに比べればはるかに少ない。
しかも先ほどのVTRにもあるように、よく分からない人たちがもし事実であるとすれば、もっともっと遅れるのは当たり前で、要するにここでも一番大切なのは、それはやっぱり、人の命をどうやって助け出すか、ここが一番大事だと思いますよ。
お役所仕事になっていないか、本当に患者さんの気持ちになってやっているかって、そこがやはり、もしかすると、日本の現状はなんとかしなきゃいけないという状況なのかもしれません。
さあ続いて、こちらです。
開業まで1か月。
北陸新幹線、金沢・長野間開通まであと1か月。
おととい、報道関係者向けの試乗会が行われた。
車窓から見える雄大な立山連峰。
そしてこの季節、一面に広がる雪景色。
金沢・長野間、現在は特急を乗り継いで3、4時間かかるのだが。
長野駅に到着しました。
今回は金沢駅から1時間半ほどで到着しました。
開業は来月14日。
北陸の人たちが長年待ち続けた夢がもうすぐ実現する。
僅か半年で解任。
今回、アギーレ監督との契約を解除するという決断に至りました。
日本サッカー界に激震。
火曜日、日本代表、アギーレ監督の解任が発表された。
去年8月に就任したアギーレ監督。
ところが、その後浮上したのは、八百長疑惑だった。
2011年当時、監督を務めていたスペインリーグの試合で、八百長に関わったとして、去年12月、スペインの検察当局に告発されていた。
日本サッカー協会は月曜日、告発が受理された事実を確認。
本格的な捜査が始まると、代表活動への支障が大きいと判断し、契約解除を決めたという。
来月下旬には、国際親善試合を控える日本代表。
協会はそれまでには、次の代表監督を決めたいとしている。
裁判員裁判やり直しへ。
おととし10月に、東京・三鷹市で元交際相手の女子高校生をナイフで刺して殺害した罪などに問われている池永チャールストーマス被告。
東京高裁はきのう、池永被告に懲役22年を言い渡した1審判決を取り消し、裁判をやり直すよう命じた。
池永被告は、被害女性の裸の画像などをインターネット上に公開。
リベンジポルノ行為を行っていたが、東京高裁は、1審判決では起訴されていないこの行為を、併せて処罰した疑いがあると判断したのだ。
高裁の判断が確定すれば、裁判員裁判はもう一度やり直されることになる。
10歳の女の子が一体なぜ?
首を絞めて殺害した、発覚を恐れて隠した。
福岡県豊前市で、同級生と遊ぶため出かけたあと、行方不明になっていた小学5年生、石橋美羽さん。
日曜日、事件への関与を認めていた男が住む民家の押し入れから遺体となって発見された。
逮捕されたのは、内間利幸容疑者。
美羽さんが一緒に遊ぶはずだった同級生の母親と内縁関係にあり、以前から美羽さんとは面識があったという。
警察は、男が美羽さんを関係先の民家に連れ去り殺害。
遺体を自宅に隠したと見て、動機などについて追及している。
アイドルが一時、意識不明に。
ヘリウムガスが入った声を変える市販のパーティーグッズを使ったゲームを行っていました。
専門医によりますと、原因はそのガスを一気に吸ったことによるものではないか。
事故が起きたのは、アイドルグループ、3Bジュニアが出演するテレビ番組の収録中。
5人のメンバーに1本ずつ配られた缶。
このうち1本に声が変わるヘリウムガスが入っていて、5人同時に吸ったところ、メンバーの12歳の女の子が突然倒れ、一時、意識不明の状態となった。
今回、使われたのは、誰でも購入できる市販のパーティーグッズだ。
なぜ女の子が意識不明になったのか。
原因は特定されておらず、警視庁が捜査を進めるという。
離陸直後に。
ビルすれすれを低空飛行する旅客機。
走行中のタクシーに接触し、道路の側壁に激突。
墜落した。
水曜日、台湾のトランスアジア航空のATR72型機が、台北の松山空港を離陸してすぐ、川に墜落。
中国人ツアー客ら乗客・乗員合わせて58人のうち、35人が死亡、8人が現在も行方不明となっている。
旅客機に接触したタクシーの運転手と乗客は、命に別状はなかった。
きのう、公表されたブラックボックスの解析結果によると、離陸許可の僅か2分後には、旅客機が失速したことを示す警告音が。
左右のエンジンはともに停止したものと見られ、台湾当局は事故原因のさらなる究明を進めている。
半ニート状態ですね。
このままどうなっていくんだろ
続いての特集は、坂木さんです。
内閣府の子ども・若者白書によりますと、15歳から34歳までの労働人口のうち、家事も通学もしていない者、いわゆるニートと呼ばれる人は、全国でおよそ60万人いるといわれています。
そして、その数は年々増えていまして、大きな社会問題にもなっています。
そんな中、この鉛筆1本を使いまして、ニート状態を脱し、世界から注目されるアーティストへと羽ばたいた人が和歌山県にいるんです。
その方の作品というのが、こちらなんですが、絵が飛び出しているように、立体的に見えると思うんですが、全部、平面に描かれた絵なんです。
動画投稿サイトで、600万回以上再生されたというこれらの作品。
一体どのようにして生み出されたんでしょうか。
枝の上に腰掛けるキャラクターに、キャンバスに浮かぶネッシーのような怪獣。
まるで飛び出す絵本のようだが、近づいてみると、このとおり。
これらはすべて平面に描かれた絵。
世界的なブーム、3Dアートと呼ばれるこのだまし絵。
掲載されたサイトのコメント欄には。
すごい!
なんてトリックだ!
この作品の再生回数はなんと120万回以上。
同じ作者のほかの作品と合わせると、全世界で600万回以上再生された。
のどかな景色が広がる和歌山県海南市にその作者は住んでいた。
永井秀幸さん24歳。
どこにでもいそうな普通の若者が、今、世界を驚かせている。
3Dアートは世界で盛んに制作されている。
地面にぽっかり開いた穴。
その中に広がるのは、遊園地。
スケールの大きい作品が海外では多く見られる。
永井さんは、海外と同じでは注目されないと思い、3年前、紙と鉛筆だけで作品を描き始めた。
すると、そのシンプルさがヒットした。
鉛筆で描かれる繊細なタッチにリアルな立体感。
これが世界を魅了する理由の一つだ。
永井さんの3Dアートはどのように描かれるのか。
制作の様子を見せてもらった。
この画面を見て、飛び出てる感を確認しながら描くっていう感じですね。
作品作りで欠かせないのが、デジカメだ。
少し描いてはモニターを確認。
それを繰り返し、少しずつ輪郭や陰影をつけていく。
鉛筆で表現する繊細な濃淡が徐々に立体感を生み出し、キャンバスに描かれた絵が、少しずつ浮き上がってくる。
こんな感じです。
僅か30分ほどで飛び出す手が完成。
平面に描かれた絵は、ある角度から見ることで、さらにまた、レンズを通して見ることで、一気に立体的になり、見る人に大きな驚きを与える。
おととい、大阪市内で開かれた永井さんのミニギャラリーでも。
あっ、すごい、すごい。
あっ、すごい、めっちゃ立体や。
展示会のほかにも、永井さんは去年12月に、3Dアートの絵本を出版。
発売1か月で増版が決定するなど、話題になっているという。
児童書はロングセラーで売るジャンルですので、新刊に関しては正直、あんまりぱっと売れるっていうことはないんですけども、こちらの作品に関しては、おもしろみがあってか、お客様に手に取っていただく機会が非常に多いです。
海外の芸術雑誌でも特集が組まれるなど、仕事も増え、アーティストとして生活できるだけの収入も得られるようになった永井さん。
しかし、3Dアートに出会うまでは、大きな不安
和歌山から世界に発信。
ユーチューブの再生回数、600万回以上。
世界から注目される3Dアーティスト、永井秀幸さん24歳。
自信はあったので、ここまでは想像していなかったんで、自分もちょっと驚きながらやってます。
東京での仕事も増え、制作活動も順調な永井さん。
しかし、3年前、3Dアートに出会うまでには、ある挫折があった。
半ニート状態ですよね。
福祉を勉強しようと、大学に入学したが、本当にやりたいことかどうか分からなくなり、2年で中退。
それからはアルバイト生活。
実家でなんとなく過ごす毎日。
このままどうなっていくんだろうというのはありましたけど、自分で道をひたすら探し続けてたみたいな感じです。
そんな中、インターネットで海外の3Dアートを目にした永井さん。
おもしろいと、独学で制作に打ち込み始め、みずから描いた作品を動画サイトなどにアップした。
すると、海外から徐々に永井さんの3Dアートへ称賛の声が上がるようになり、数多くの制作依頼が届くようになったのだ。
3Dアートがきっかけとなり、変わり始めた生活。
そんな永井さんにとって、忘れられない仕事が、地元、若山であったという。
子どもとかが入るとちょうどいいサイズで。
記念撮影できるっていう楽しい作品になっておりますね。
去年10月、ハロウィンイベントのために作った大型の3Dアートパネル。
不思議なだまし絵に、子どもたちは大喜びだった。
和歌山の子どもたちが、あっ、和歌山にこんなすごい人がいるんやということで、夢をみることもできましたし。
半ニートだったという永井さんに、3Dアートが与えた生きがい。
永井さんのだまし絵が与える感動は、紛れもない本物も感動なのだ。
作者も、見る側もお互いに楽しめるっていう、そこが一番3Dアートのだいご味かなと思ってますね。
喜んでる姿とか、子どもの姿とか、やっぱり作者として一番うれしいですね。
すごいね。
そうなんですよ。
永井さん、大学を退学されてから、なかなかやりたいことが見つからず、半ニート状態だったということなんですが、その状況を脱するきっかけとなったのが、この3Dアートなんです。
きょうはですね、作品の一部をお借りしてきました。
カメラのレンズを通してもやや立体的に見えるとは思うんですが。
見える、見える。
さらにこのタブレット端末を使いまして、カメラでのぞいていきますと、さらに立体的に見えるんですよ。
そしてこれもですね、角度にこつがありまして、この作品ですと、この辺りを。
なるほど、なるほど。
立って見えますよね。
確かに。
そしてその次の作品も。
これすごいね、完全に。
そう、紙の上に立っているような、飛び出しているような。
突き出てきた感じだね。
立体的に見えますけど、皆さんもう一度確認しますが、これちゃんと、紙ですからね。
そして、この最後の作品は、こちら側からお見せしますと、こう、平面に描かれた絵のように見えますよね、ちょっと折れているような感じに見えますが、ぐぐぐっと角度を変えていきます。
すると、ここですかね。
そこがベストポジション。
そうなんです。
鉛筆がこう、立てかけられているような、立体的な絵になるわけなんです。
これももちろん、この2枚の紙を使って、平面に描かれた絵なんですよ。
なんか簡単そうだからって、坂木さんも森さんもきのうの夜やったら、全然できなかったと。
そうなんですよ。
一生懸命描いたんですけど。
芸術的センスももともとないし。
そう、なかなか立体的に見せるには難しいんですよ。
何がきっかけか分からないし。
分かんないし、それからだます、だまされるというのは非常によろしくないことですけど、これだとまだいいですよね。
楽しくなりますからね。
永井さんいろいろと。
いろいろと永井さんも活動されているんですが、今後ですね、子どもたちに喜んでもらえるような作品をどんど
きょうは東日本や北日本を中心に、晴れる所が多くなるんですが、あす日曜日には、全国的に天気が崩れてきそうです。
ではまず、きょうの全国のお天気です。
西から天気は下り坂です。
九州や四国、東海地方は次第に雨が降りやすくなるでしょう。
関東や北陸、北日本はおおむね晴れそうです。
続いて週間天気予報です。
まずは北日本と東日本です。
あすは雨や雪が降るでしょう。
その後も日本海側は雪が降りやすく、荒れた天気になる日もありそうです。
続いて西日本です。
あすは近畿で雨が降る所がありそうです。
月曜日以降は晴れる所が多くなりそうですが、寒気の影響で寒さが厳しい日もあるでしょう。
さて、花粉が飛びやすくなってきています。
花粉症の方は準備を始めたほうがよいかもしれません。
以上、お天気でした。
岩田さん、連日、国会論戦が続いてるんですが、どうも大きなニュースの陰に隠れていますが。
でも今後、日本がどう国際社会で生きていくかということについては、ものすごく大事な議論を今、しているんだと思いますのでね、国民にちゃんと向けて両方とも党利党略じゃなくて、それをきちっと説明するという姿勢が大事だと思いますけどね。
竹田さん、ポイントはどんなところにありそうでしょう?
やっぱり安全保障法制でも、見える中でちゃんとルール決めるっていうのが一番大事だと思います。
それを望みたいですね。
五郎さん、まさしくそこですよね。
そうですよね。
今、現にこういう法律があるから、できないという話ではなくて、どうすれば救えるかというね、そういう観点で論議してほしいですよね。
常にやっぱり平時の間に、そういうことはしっかり詰めて備えておかないと。
冷静な状態にやらないと。
いざというときに何もできませんでは困りますということなんだろうと思います。
皆さん、どうもありがとうございました。
来週はこちらです。
来週、行われる見通しの安倍総理の施政方針演説。
2015/02/07(土) 08:00〜09:25
読売テレビ1
ウェークアップ!ぷらす[字]
いったいなぜ?凶行・小5男児刺殺の衝撃▽熟考「テロとの戦い」の先には何が?報復の連鎖…日本ができる役割▽救える命が救えない!?医療の成長阻むデバイスラグ
詳細情報
出演者
辛坊治郎
森麻季
坂木萌子
岩田公雄(読売テレビ特別解説委員)
【ゲスト】
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
竹田圭吾(元ニューズウィーク日本版編集長)
小野寺五典(自民衆院議員・前防衛相)
大野元裕(民主党参院議員・中東調査会客員研究員)
福島みずほ(社民党参院議員・前党首)
番組内容
和歌山・小5男児刺殺事件…自宅そばの空き地でなぜ幼い命が狙われたのか。捜査の最新情報をお伝えします。▽過激派組織「イスラム国」の事件…日本人が狙われるという現実、「テロとの戦い」の先には何が待ち受けているのか。グローバル時代において日本人の安全はどう守られる?国際社会の一員として果たせる役割は?「戦争をしない国」は変容しないのか?時代とともに新局面に入った身近な「安全保障」について考えます。
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