世界の村で発見!こんなところに日本人 中東イラン荒野の果て!日本女性が涙の告白 2015.02.06


中東・イラン
正式名称イラン・イスラム共和国
皆さんはこの国に対してどこかマイナスなイメージを抱いてはいないだろうか?
亀梨くんどういうイメージあります?そうですね戦争であったりっていうイメージがちょっと先行…われわれはねあるかもしれないいやいや中東そのものが初めてだったからやっぱりちょっと怖いっていうイメージがありましたけど
(せいじ)あららら…えっ?治安いいんですか?たぶん国境辺りは何かあるかもしれないけどその真ん中辺はそれで
(スタジオ内騒然)バスに乗って振り向くじゃんはいえぇー!
(スタジオ内騒然)なんかがぜん今回日本人女性がいるのはそんなイランの果ての地・シーラーズという町のサドラーという地区だということです
日本からイランの首都・テヘランへは飛行機でカタールのドーハを経由して15時間
到着しましたええ…イランでございます
現在空港はテロ対策や機密情報の漏洩を防ぐため敷地内での撮影はNG
重々しいスタートとなったが…
今回探し求める日本人が住むイランという国は一体どんなところなのか?
まずは市街地へ
この日の気温は10℃
砂漠の暑いイメージがあるが実はイランも日本と同じ四季があり今は冬
公用語はわれわれになじみのないペルシャ語
数字もこんな形
(ラサール石井)最後にやっと分かりましたこれ6が9みたいなの9が9…
19世紀フランスとの交流が盛んだったこともあり「メルシー」は外来語として定着したという
空港から1時間到着したのはアルボルズ山脈のふもとに広がる首都・テヘラン
山脈に積もった雪が豊かな水を供給し東西貿易の要として栄えてきた
その戒律は厳しく男性は女性に対して紳士でなければならずそれを惑わすとされる女性の髪や体のラインは布で隠さないといけない
女性の外国人旅行者もスカーフの着用が義務づけられている
また公共の場では女性が歌ったり踊ったりしてはいけないなど男女の格差があり女性の社会進出は遅れている
テヘランの街を歩いていると…
(ラサール石井)「DOWNWITHTHEU.S.A」
そこには「打倒!アメリカ!」さらに…
…という危険な言葉が
アメリカとの国交を断絶しているイラン
こうした反米のメッセージは政府によって描かれイラン国民に訴えかけているという
この現状を若者たちはどう思っているのか?
あっプリズンブレイク分かった分かったおおっ
イスラム革命以降西洋文化は一切排除されてきたが近年は緩和され特にアメリカの映画や音楽が人気のようだ
…とラサール石井気になることが
イランの人は鼻梁の高い鷲鼻が多い
鼻を高くするのではなく低くする手術とはわれわれ日本人には考えられない!
(ラサール石井)これがはやってる
イランの意外な一面に驚きの連続!
さらに…
街の公衆トイレにも日本では考えられない習慣が!
男子トイレの様子がおかしい
なぁみんな
またトイレットペーパーがないのもイランの特徴
そう!あぁ…こうやってそれでもここ…ズボンここにあったらここバーッてこれぬれるバカだなぁ
日も沈みかけてきたのでそろそろ本題へ
日本人女性がいるシーラーズについて聞いてみる
おぉー!
今いるテヘランから南へ700km行ったシーラーズ
さてどうやって行きましょう?
電車もあるけど
シーラーズへの行き方は分かったが時刻はすでに午後6時
夜も更けてきたので移動は明日にして夕食をとることに
あてもないので目に留まった店に入ってみる
メニューのペルシャ語がさっぱり分からない
文字数が多いほうがいろいろ出てきそうだとその長さでチョイス
イスラム教のイランではお酒は一切禁止
販売はもちろん外国からの持ち込みもできない
戒律が緩かった革命前はビールやワインを作っていたイラン
今はフルーツフレーバーのノンアルコールビールが主流
種類は豊富にある
見た目はビールでお味のほうは?
じゃあ次はパイナップル味を…
せっかくなのでいろいろと試してみたものの
ビールの気分は味わえず
ちょっとアップルいって!いただきますライム…あっレ…レモンか
(スタジオ内笑い)だからやな…
(亀梨)だから…あー来た
そしてさっき頼んだ長ったらしい料理「チェロ・ホレシュテ・フェセンジャン」が登場
確かにカレーのようだが…
うん!
ザクロは暑さの厳しいイランでもよく育ちビタミンも豊富メジャーな食材だ
「チェロ・ホレシュテ・フェセンジャン」とはチェロが「ご飯」ホレシュテが「煮込み」フェセンジャンが「チキンとクルミのザクロペースト」という意味
まぁシチューのような料理
首都・テヘランでイラン独特の食文化に触れ
そして翌朝10時
日本出発から39時間首都・テヘランをあとにする
日本人がいるシーラーズまでは700km
市街地を出ると…
窓の外には国土の4分の1を占めるイラン最大のキャビール砂漠が地平線のかなたまで広がっている
この辺りはかつてヨーロッパとアジアを結ぶ交易路
かのマルコ・ポーロも旅したといわれている
そんな景色を眺めながら歴史ロマンに浸っているのかと思いきや…
どっか途中ちょっと
急に民家に泊まりたいと言いだすラサール
寄り道してまで日本人がいる未知の国をもっと知りたいようだ
親切にも知り合いの人に掛け合ってくれるという
異国から来た日本人のお願いに親身になってくれるイランの方
何件も電話してくれて…
一人目見つからなくて「ごめんねダメだった」と言って終わっちゃうよねう〜ん…
急遽予定を変更し目指すはイランの一般家庭
カーシャーンはテヘランから200km南下した町
日本人がいるシーラーズへの道すがら
で10分ほど待っていると…
ラサール石井を受け入れてくれたのは
突然のお願いにもかかわらずOKしてくれたのにはイスラムのある教えが…
聞けばメヘディさんの仕事はバスの運転士
月収は5万円でイランでは平均的な収入だ
ご自宅は町の中心から少し離れた住宅街
メヘディさん一家は奥さん14歳と5歳になる息子さんにお父さん・お母さんの6人
急遽泊めてもらうことになったイランの一般家庭はどのようなものなのか?
興味津々のラサール
そうイランも日本と同じこたつがある文化
寒い冬に家族が集まる場所だ
冬は氷点下夏は40℃になるイラン
その環境でも暮らせるように家は土で作られている
冬は暖かく夏は涼しいという
家を案内してもらったあとは…
ご夫婦と一緒に買い物へ
確かに商品が全く見当たらない
すると…
小石の上で焼く「サンギャック」は毎日食される国民食
焼き上がりを買うのがイランの常識
で熱々をちょっとつまみ食いしてみると…
これで家族6人1日分
おうちに帰ってくると…
ちょうどお昼時
お昼ごはんにしてはちょっと豪勢に見えるが…
イランでは昼食をしっかりとる
家族が集まって食べるのが習慣となっている
お昼休憩は一般的に午後1時から4時の3時間
その後午後の仕事に出かけるのだという
ヨーグルトは昔から羊や牛などを飼っていたイラン人の重要なタンパク源
その食べ方は日本とは違って…
ほかにもキュウリやホウレンソウを入れたヨーグルトもあり日本のようにデザートではなくおかずとして食べられている
食事も終わりかけた頃
おじいちゃんが仕事から帰宅
とはいえ同世代の2人はすぐに意気投合
やがて日も傾きなぜか一緒に…
お風呂へ…
日本と違い浴槽はなくシャワーだけ
イスラム教は男性も女性も脇毛はNG
この除毛剤を使えば成分の水酸化カルシウムによって毛を溶かしてくれるのだという
体をきれいに保つのもイスラムの教え
5分後
シャワーで洗い流すだけで…
その後はもうされるがまま
年下のおじいちゃんに身を預けゴシゴシゴシ
お礼におじいちゃんの背中もゴシゴシゴシ
一体なぜこんなところで日本人が体を洗われているのか?
お風呂でリフレッシュしたあとは…
寝床は日本と同じお布団スタイル
イランの暮らしをたっぷり体験できた
翌日…
お世話になったメヘディさん一家に別れを告げ…
いよいよ日本人女性がいるシーラーズを目指す
シーラーズは今いるカーシャーンから500km南下したところ
この時間は直行便がなくエスファハーンという町で乗り換えていく
日本出発から62時間午前9時
カーシャーンをあとにする
町を抜けていくと…
窓の外には乾いたキャビール砂漠の大地が広がる
午前11時半途中の町・エスファハーンに到着
エスファハーンでの乗り継ぎは慌ただしくすぐに次のバスへ
正午ここからシーラーズまではまだまだ7時間かかる長旅
ブツブツ言いながらも前に進む
エスファハーンの町を抜けると…
岩肌がむき出しの山を駆け抜ける
移り行く景色を眺めながらバスは南へ南へ
シーラーズにいる日本人女性もこの道をたどったのだろうか?
どんな思いでどのような目的があってこの地にやって来たのだろうか?
エスファハーンを出発し7時間
行く手に町の明かりが見えてきた
日本出発から72時間午後7時
日本人女性がいる町に到着
ザーグロス山脈のふもと・標高1500mに位置するシーラーズ
人口は146万
町の歴史は古く紀元前500年頃までさかのぼる
当時ペルシャ帝国の中心地として繁栄を極めたこの地にはペルセポリスと呼ばれる王宮が築かれその古代遺跡はかつての栄華を物語っている
今も古都として伝統や文化を大切にする歴史都市
翌朝10時
日本人女性がいるシーラーズの北西部にある
この乾いた土の町のどこかに日本人女性が住んでいる
その女性を見かけたという通りを目指す
探し求める日本人はもう近いはず
一体なぜこんなところに?
このあと実際日本人女性に会われていかがでしたか?そうですねやっぱり…
(ラサール石井)帰ろうと思えば帰れるんですよなのに帰らないでそこにいるっていうその気持ちがね
教えてもらったほうへ進んでいくと住宅街に入った
日本人女性はもう目の前
あっこれか!これか!いい家じゃん
日本出発から89時間ついに日本人女性の家を発見!
(ブザー)
すると…
やった〜!
日本出発から89時間ついに日本人女性の家を発見!
(ブザー)
イラン南部の町すいません
確かに立派なお宅だ
みきさんはこの家でどのような暮らしをしているのか
(阪野)どうぞお入りください失礼します
(阪野)散らかしてますけど…
みきさんのご自宅はゆったりとしたリビングとダイニングそして寝室が3つある3LDKの間取り
そうなんですかそうなんですか
ご主人・シャムスタッシュさんを9年前に亡くし2人の息子さんは成人して日本で生活している
なぜ今もこの地に残りたった一人でこの家に暮らしているのか?
専門学校を卒業後東京の英語学習関係の出版社に就職したみきさん
ご主人との出会いはその時だったという
シャムスタッシュさんは7歳年上の27歳だった
その後彼からの猛アプローチもあり交際に発展
翌年プロポーズを受けたみきさんは結婚を決めた
大反対?お父さんとしては
当時イランはイラクとの戦争の真っただ中
父が心配するのも無理はなかった
それでもみきさんは父の反対を押し切り親子の縁を切られてまで彼との人生を選んだ
そして1980年21歳の若さで結婚
日本で暮らし始めた
ダメ?はい
両親との雪解けは息子さんの出産がきっかけだった
当時の日本はイラン人のビザ無しで入国・滞在を許していたため多くのイラン人が暮らしていた
ご主人もその一人で1989年みきさん30歳の時横浜でペルシャ絨毯のお店を開店
バブル経済だったこともあり商売は軌道に乗り安定した生活を送ることができた
でもみきさんは今日本を離れこの地に
一体何があったのか!?
そこには皮肉にもご主人と同じく日本にいたイランの人たちが影響していた
それがあって
そんなご主人の願いを聞き入れ1998年39歳の時に家族でこの地へやって来た
当時のイランは物価が安く決してお金持ちではなかったが人並み以上の生活を送ることができた
シーラーズに家を建て新たな生活が始まり自然が大好きだったご主人は家の近くに果樹園を作り始めた
イランで果樹園を持つことは乾いた地に潤いをもたらすものとして小さな幸せの象徴とされている
イランでの暮らしも落ち着き始めた頃…
イランに来て8年
最愛のご主人が心臓発作を起こし他界
日本に帰ろうと思えば帰ることはできた
しかしそれどころではない騒動に巻き込まれてしまう
えぇ〜すごいなこれ
イランに来て8年
最愛のご主人が心臓発作を起こし他界
日本に帰ろうと思えば帰ることはできた
しかしみきさんはそれであっちこっち行ったらでも奥さんになってたら
ご主人の遺産目当てだった弟の一人がみきさんに相続させないように殺人犯として訴えたのだ
まだペルシャ語もままならなかったみきさんだが検察庁に何度も呼び出され事情聴取が続いた
えぇ〜すごいなこれ
ご主人と
みきさんはたった一人異国の地で必死に闘った
身の潔白が証明されたのは半年後
以来9年間夫が家族に残してくれたこの家を守り続けている
そんなみきさんにとって一番大切な場所に連れていってもらった
うわ〜広い
苦楽を共に乗り越えご主人と2人で作り上げた果樹園
みきさんは週に一度はここを訪れ木々の世話をしている
ここにあるのが見せてます
(ラサール石井)やっぱり今
今は亡きご主人の思い
そして最愛の人の誕生日と命日
彼女はその墓前に立つ
元気な姿と果樹園の実りを報告するために
話をねすっごいこう…なんていうのかな…明るく元気にされてるから感じないんだけどすごいつらかったと思うんですよね
(すすり泣き)
(ラサール石井)慣れないまたイランに来てねそれでなんか全然でも明るくされてるのがねすっごいなと思うんですよ
(すすり泣き)なんか強いなと思って
とわの愛を誓ったご主人との約束を胸に今もイランで一人暮らすみきさん
現在はペルシャ語も堪能になりそんな大層なことじゃないですけどやっぱり…
また
みきさんは今第二の人生を懸命に生きている
ありがとうございました本当に頑張って生きてくださいねはいありがとうございます
(ラサール石井)お仕事もいっぱいやってくださいさよならさよなら
イラン荒野の果ての町・シーラーズには…
最愛の人が遺していった場所を安住の地と決め生き生きと暮らす日本人女性がいました
(スタジオ内拍手)すごい!やっぱり長男は「帰ってこい」って言うらしいですけどまだまだ…泉ちゃんどうですか?女性としてほんと旦那さんのこと愛してたのは分かるんだけど…違うんだよ
このあと極寒の世界で新たな日本人探し!
次回の日本人探しは極寒の世界北欧・フィンランド
零下36℃こんな状態でいないとむせ返ります
そこで出会った驚きの日本人女性は…
あっきみさん?はい
(秋野)こんにちは今から思えばなんて無謀なことをしたかなとか思うんですけど…
一体なぜこんなところに?
2015/02/06(金) 21:00〜21:54
ABCテレビ1
世界の村で発見!こんなところに日本人[字] 中東イラン荒野の果て!日本女性が涙の告白

戦争…イスラム教…中東イラン!ラサール石井曰く、実は美人しかいない国!?その荒野の果て…土の町にいる日本人女性が!夫を亡くしたった一人暮らし続ける涙の理由とは!?

詳細情報
◇みどころ
世界には「一体なぜこんなところに?」と首を傾げたくなるような場所に住む日本人が多数いる。旅人となった芸能人が、自力で世界の僻地にいる日本人に会いに行き、そこにあるたった一つの人生ドラマをひもとく。
◇出演者
【司会】千原ジュニア
【旅人】ラサール石井
【パネラー】亀梨和也、千原せいじ、森泉
【データマン】大野拓朗
◇番組内容1
イスラムの国・中東イラン。ラサール石井は抱いていたイメージとは全く違う人々の温かさに触れながら、砂漠を越えていく。荒野の果てに突如現れた土の町、そこで出会った日本人女性は、夫を亡くしたった一人暮らしていた。その地に留まる涙の理由とは!?
◇おしらせ
☆『お願い!せいじおじさん』は
 番組HP
 http://asahi.co.jp/konnatokoroni/

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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