ここから本文です

ソチ五輪のキム・ヨナ判定に抗議、持ち込み禁止のプラカード掲げる―ソウル・フィギュア4大陸選手権

FOCUS-ASIA.COM 2月14日(土)21時50分配信

鳳凰網は14日、ソウルで開催されたフィギュアスケート4大陸選手権で一部観客が「ソチ五輪で韓国のキム・ヨナが不公平を受けた」として抗議するプラカードを掲げたとする韓国・聯合ニュースの13日付報道を伝えた。

【その他の写真】

同選手権で一部観客が掲げていたプラカードには「2017年までにスポーツ仲裁裁判所(CSA)に抗議するぞ」、「われわれは絶対に忘れない」、「ソチはまだ終わっていない」、「国際スケート連盟は改革が必要だ」などの標語が書かれていた。

韓国メディア・OSENによると、同選手権では観客のプラカード持ち込みが禁止されているという。大会組織委員会関係者は「発見した場合は強制回収する」としている。

同国のスケートファンからは、これらの行為に対して「キム・ヨナを心配するファンによる抗議だが、こんなことをしても仕方がない。韓国のスケート協会は動かないから、ファンたちはプラカードで意志を示すことしかできないのだ」といった声が聞かれている。

同国メディアは「ソチ五輪から1年が経つが、女子フィギュアの不公平はいまだに忘れることができない」と指摘。また、同五輪で金メダルを獲得したソトニコワのマネジャーによる「キム・ヨナは韓国で一定の人気があるに過ぎない」との発言が「再び韓国人を激怒させた」とした。

この発言に対して同国ネットユーザーは「まだガマンしなければいけないのか。世界で認められているヨナに対して、ソトニコワのマネージャーは目を閉じて耳をふさいでいるのか」と反発している。

同国メディアはまた、ソトニコワがソチ五輪以降目立った成績を残しておらず、先日の欧州選手権でもロシア代表から漏れたとも伝えている。

(編集翻訳 城山俊樹)

最終更新:2月14日(土)21時50分

FOCUS-ASIA.COM

 

PR