FNNスピーク 2015.02.06


午前10時25分ごろ、四国地方で強い地震が発生し、徳島県南部で震度5強を観測しました。
こんにちは。
2月6日金曜日のスピークです。
きょう午前10時25分ごろ、徳島県南部を震源とする最大震度5強の地震がありました。
これまでのところ、けが人や建物の被害などは入ってきていません。
これは地震が発生したときの徳島県阿南市の映像です。
カメラが小刻みに揺れているのが分かります。
一方、こちらは同じく地震が発生したときの高知市の映像です。
大きな揺れの中で、市街地を走る車の姿が確認できます。
午前10時25分ごろ、徳島県の南部を震源とする強い地震がありました。
震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5と推定されます。
この地震で、徳島県南部の牟岐町で、震度5強。
海陽町で震度5弱の揺れを観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
1度、大きな揺れが来たあと、5秒ぐらい置いたあとに、2回目の揺れが来たといったような状態です。
事務室のほうも被害は受けておりません。
ではけが人などの状況も、今のところないということでしょうか。
今のところありません。
下からどーんと突き上げるような感じで、地震やねて言ってたら、がたがたがたがたって、結構な感じで揺れたんですけど、比較的軽いものが陳列棚から、ばーっともう落ちて、瓶が割れたりとか、そのようなことはなかったです。
今のところ、地震によるけが人の情報は入っていません。
各自治体が、詳しい状況の確認を進めています。
また高知県でも震度4を観測しましたが、今のところ、徳島県以外の地域でも、大きな被害は出ていないということです。
きのう、和歌山県紀の川市で、小学5年の男の子が何者かに刺されて殺害された事件で、男の子は、複数の凶器で襲われた疑いがあることが分かりました。
では、現場から中継です。
森田君が殺害された現場に来ています。
奥に見えますえんじ色の屋根の家、あちらが森田君の自宅になります。
そしてその手前に家が2軒ありまして、今、警察の規制線がある空き地が見えるかと思うんですが、あちらで森田君が倒れていました。
ですから、自宅から数メートルほどの場所で、殺害されたということになります。
きのう午後4時ごろ、紀の川市の空き地で、すぐ近くに住む小学5年の森田都史君が、何者かに刃物のようなもので刺され、殺害されました。
その後の調べで、森田君の死因は胸を刺されたことによる失血死で、傷は右の胸から入り、心臓を貫通していました。
さらに頭には骨が割れるほどの傷が2か所あったことが分かりました。
傷は全部でおよそ10か所に及び、森田君は即死状態だったということです。
警察によると、凶器は複数あった疑いがあるということです。
現場では、身長170センチぐらい、紺色の作業服に、作業用のゴーグルのようなものをつけた30歳前後の男が、のこぎりか、なたのような刃物を持って逃走するのが目撃されています。
警察は、きょうも100人態勢で捜査に当たっていて、現場近くの河川敷などで遺留品などの捜索を行っています。
以上です。
一方、亡くなった森田君が通っていた小学校では、保護者が見守る中、けさ、児童たちが登校しました。
学校の門の前には警察の方、そして奥には学校の職員の方がたくさんいらっしゃいます。
非常に厳戒態勢になっています。
森田君が通っていた名手小学校では、児童の安全のため、保護者が車などで付き添って登校しましたが、重苦しい空気が広がっていました。
すごく明るくて、いい人です。
すごくショックで、ショックでした。
下校の時間には一応、職場を抜けて、迎えに行くようにきょうはしてます。
とにかく捕まってほしい。
早く何かもう、今の現状をとにかくもう普通の日常に、また戻ってほしいのがあれですけど。
小学校では、午後7時から緊急の保護者会を開き、学校が把握している事件の経緯や、今後の児童の安全確保について、説明することにしています。
紀の川市教育委員会では、当分の間、市内すべての小学校を集団登下校とし、中学校のクラブ活動も休止することにしています。
過激派組織イスラム国を名乗るグループを巡って、ヨルダン軍が5日、去年12月にパイロットが拘束されて以降、中断していた空爆を再開しました。
作戦は、殺害されたパイロットにちなんで、モアズ作戦と命名されました。
ヨルダン空軍は5日、イスラム国の複数の拠点を空爆したと発表しました。
戦闘機数十機が参加し、訓練施設や武器庫を破壊。
無事、帰還したということです。
ヨルダン軍は、モアズ・カサスベ中尉が拘束された去年12月24日以降、中尉に危害を加えられるおそれがあるため、空爆を中断していましたが、殺害を受けて、報復の空爆に乗り出しました。
一方、アブドラ国王は5日、パイロットの故郷に出向き、家族に直接、弔意を伝えました。
また、首都アンマンでは、パイロットの追悼集会が開かれ、イスラム国壊滅への機運が高まっています。
ヨルダン軍は今回の大規模空爆について、まだ始まりにすぎないとしていて、今後もイスラム国壊滅に向けて、有志連合軍に協力していくものと見られます。
ヨルダン軍が空爆を再開したことについて、菅官房長官は、記者会見で次のように述べました。
個別の軍事行動でありますから、コメントすることはまあ、控えたいというふうに思います。
ただ、この米国等によるISILへの空爆については、ISILの活動によって、これ以上、事態の深刻化、進化を食い止めるために行われた措置であると、そういうふうに理解はしている。
一方、ヨルダンの現地対策本部で対応に当たっていた中山外務副大臣は、きょう午後、日本に帰国します。
安倍総理大臣や岸田外務大臣に現地の状況について、報告する見通しです。
台湾で乗客・乗員58人を乗せた旅客機が墜落した事故で、現在も不明者の捜索が続いています。
また救助の様子を捉えた映像からは、水中での捜索の難しさが見てとれます。
大破した機体の中で作業する救助隊員。
機体は上下逆さまになっていて、座席の背もたれ部分などが水につかっています。
これは事故直後に機内に入った救助隊員がつけていたカメラの映像です。
暗く、濁っているため、水の中はほとんど見えず、捜索の難しさがうかがえます。
事故の発生から3日目を迎えました。
雨が降る中、捜索は、さらに範囲を広げて行われています。
今回の事故では、31人が死亡、いまだ12人の行方が分かっていません。
きょうも300人態勢で捜索が続けられていますが、悪天候と川の流れが速いために難航しています。
今回の事故は、墜落直前に、機長がエンジン停止の救難信号を発信していたことから、機体トラブルが原因の可能性が高いと見られています。
また地元メディアによりますと、回収されたブラックボックスの解析はすでに終わっていて、午後にも内容が公開される見通しです。
日中韓3か国の外相会談が、来月21日から2日間の日程で、韓国のソウルで開催される方向で、最終調整に入ったことが明らかになりました。
日韓外交筋によりますと、日中韓外相会談は、ソウルで来月21日から2日間の日程で開催する方向で調整を行っていて、日本から岸田外務大臣、中国から王毅外相、韓国からユン・ビョンセ外相が出席します。
実現すれば、2012年以来、およそ3年ぶりで、北朝鮮など、周辺地域の問題や、過激派組織イスラム国の事件を受けて、テロ対策などが議論される見通しです。
また、日本側は尖閣諸島の国有化以来実現していない、日中韓の首脳会談を早期に開催できるよう、中国と韓国に働きかけるものと見られます。
今も激しい戦闘が続くウクライナ情勢を巡って、欧米各国の首脳らが首都キエフに入り、調停に乗り出す動きが活発になっています。
ウクライナ東部では、去年9月に停戦で合意はしたものの、依然として、政府軍と親ロシア派による戦闘が続いています。
ドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領は5日、キエフを訪れ、ポロシェンコ大統領と首脳会談を行いました。
翌6日には、ロシアのモスクワで、プーチン大統領とも協議する予定です。
一方、これに先立って、アメリカのケリー国務長官も、キエフでポロシェンコ大統領と会談を行っています。
ウクライナでの紛争による死者は5300人を超えていて、各国の調停の動きが本格化しています。
では続いてワールドトピックス。
スノーボード中に雪崩が発生し、亀裂が入る瞬間からの一部始終をカメラが捉えました。
真っ白な雪原を滑りだす男性。
まだ誰も滑っていない真新しい雪に突如、亀裂が入ります。
そして辺り一面、ひび割れが生じ、男性は雪の中に飲み込まれてしまいます。
カメラは一瞬、暗転しますが、すぐに日の光を捉えました。
これは、スノーボード中の男性が、ヘルメットにつけていたカメラで撮影した貴重な雪崩発生の瞬間で、男性は、自力ではい上がって無事でした。
一方、夕暮れの空に黒い波打つ影が浮かびます。
その正体はムクドリの大群です。
日没時のイスラエルの空に現れて、さまざまな形を見せる群れは、偶然にも、1羽の大きな鳥のように見えることもあります。
ムクドリはイスラエルで冬を過ごすために、東ヨーロッパなどからやって来るということで、群れで動くことで暖かくなり、餌が取れやすいんだそうです。
では株と為替の値動きです。
午前の東京株式市場、前日のアメリカ市場の株高を好感した買いの動きが広がって、日経平均株価は反発しました。
結局、午前の終値は、きのうより102円4銭高い、1万7606円66銭でした。
為替は現在、1ドル117円35銭から38銭で取り引きされています。
さて冒頭、お伝えしたとおり、きょう午前10時25分ごろ、徳島県南部を震源とする最大震度5強の強い地震がありました。
全国のニュースでもお伝えしましたが、徳島県南部を震源とする最大震度5強の地震がありました。
現在、徳島県内のJR線の一部で運転を見合わせています。
JR四国によりますと、徳島駅から阿波池田駅のJR徳島線全線と徳島駅から海部駅をつなぐJR牟岐線で運転を見合わせています。
復旧のめどはたっていません。
一方、国土交通省四国地方整備局によりますと、この地震による事故などはなく、道路にも影響はないということです。
また四国電力によりますと、発電設備などに問題はないということです。
震度5強を観測した牟岐町では、コンビニエンスストアの商品が散乱するなどの被害がありましたが、警察や消防によりますと、火災やけが人などの情報は入っておらず、各自治体が詳しい状況の確認を進めています。
きょう未明、兵庫県川西市の国道で、54歳の男性が死亡しているのが見つかり、警察はひき逃げの疑いもあるとみて調べています。
午前2時20分ごろ、川西市小花の国道176号線で、男性が倒れているのを通行人が見つけ交番に届け出ました。
男性は頭から血を流し道路に仰向けに倒れていて、既に死亡していました。
死亡したのは、近くに住む会社役員二石俊三さん
(54)です。
警察によりますと、二石さんは、黒色のジャンパーにジーパン姿だったということです。
現場は、阪急電鉄の川西能勢口駅から南におよそ200メートルの交通量の多い国道で、警察は現場の状況からひき逃げされた疑いもあるとみて調べています。
兵庫県尼崎市などで起きた連続変死事件で親族5人に対する殺人や死体遺棄などの罪に問われた、角田美代子元被告の次男に対し、検察側は懲役25年を求刑しました。
自殺した角田美代子元被告の次男・優太郎被告は尼崎市のマンションで共同生活をしていた妻の母や姉ら5人に対する殺人・死体遺棄・監禁などの罪に問われています。
裁判で優太郎被告は橋本次郎さんの遺体を岡山県の海に遺棄した罪については認めたものの、ほかの4人への殺人罪などは否認しています。
きょうの論告求刑で検察側は「何の落ち度もない被害者の絶望や恐怖は想像するに余りある」などと指摘しました。
その一方で「美代子元被告が主導した犯行で、角田家に生まれて学校にも通えなかったことなどを考慮する」として懲役25年を求刑しました。
優太郎被告は「虐待を止められず責任を感じる。
くやんでもくやみきれない」と涙ながらに語りました。
2015/02/06(金) 11:30〜11:55
関西テレビ1
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