今行く!生字幕放送でお伝えしますおはようございます。
イノッチ⇒2月6日、金曜日の「あさイチ」です。
泣かないよ。
あんな回想シーンで、ふわっとした光があっても泣かないよ。
でも、あれですよねピン子さん、お母さんといい亡くなった方に本当に押してもらっていますね。
これから、またきますよ。
丸瓶がうまかったんだね。
こちらも飲んだ飲んだ、みたいな気持ちになりました。
国会で8時55分までの放送です。
本日のゲストは石田ゆり子さんです。
どうぞこちらにお越しください。
石田⇒おはようございます。
よろしくお願いします。
1111回目なんですって、「あさイチ」。
記念すべき日にありがとうございます。
光栄です。
ありがとうございます。
石田さんから有働さんに聞きたいことがあるそうですね。
台車、持っていますか?答えますけど、なんで台車ですか。
40代の女性の1人暮らしには台車が絶対に欠かせないんです。
だから持っているかなと思って。
私は石田さんを信用します。
それ、本当ですよね。
大きな電化製品とかごみで出すときにどうやって運ぶの?という話ですよ。
うちにあるのは。
世の中の台車を4種類ぐらい集めています。
最初、いちばん後ろのものを使っていましたけれど、大きいものを載せることがありますので。
大きいものは載せられないんですね。
2回目に買ったのが青い物です。
下にコロコロがついてる家電が、落ちてしまって今3代目は籠付きのものです。
これだと大きいものが入らないじゃない。
長いものとか落ちそうなものを入れて運ぶわけ。
石田さんはどれですか。
2番目のものですね。
籠付きのものは使いにくいんじゃないですか?段ボールが載せられないじゃないですか。
細かいもの、ロッカールームから持ち上げるときに入れて上に箱を載せるんです。
使い分けなきゃいけないんですね。
大丈夫なんでしょうか。
おかしい。
言っていいですか、石田さんが聞いたんですよ!自分が振った話ですからね。
こんなに出ると思いませんでした。
4種類もありました。
1人暮らしで台車を愛用している人はたくさんいるんですよね。
そんなファックスもぜひ寄せてください。
台車持っていますか?テレビショッピングみたくなってしまいました。
石田ゆり子さんへの質問、メッセージお寄せいただければと思います。
まずは、こちらの映像からご覧ください。
どうですか?この美少女っぷり。
石田ゆり子さん18歳のデビュー作NHKドラマ「海の群星
(むりぶし)」。
わんの夫によう似とる。
デビュー作でいきなり名優・緒形拳さんと共演。
この人に褒められたい!という思いで、その後女優を続けた、いたいけな少女は。
朔也さんと同じになりたいの!今や大人の演技派女優に。
最新映画「悼む人」では愛する夫を殺す妻というハードな役を体当たりで演じています。
ところで石田さんのイメージといえば清そで、知的で、奥ゆかしくて…って感じですけど実は意外なものがお好きだそうで。
それは…。
え〜道具フェチ?こんなやつとか、こんなやつとかどんな道具が好きなの〜?さらに、実は根っからの体育会系。
「家族に乾杯」でパラオに行ったときも。
とか言いつつ、すぐにこんな感じ。
小学生のとき水泳で全国8位になった実力見えちゃってます。
ただ、1点心配なことが。
以前出演された番組でこんなことを。
え〜?トークのほうきょうは大丈夫ですか?こんなところから拾ってきて。
改めましてよろしくお願いします。
あのVTR見ただけでもただ者ではないというかおもしろい人なんだなという感じがしました。
結構おもしろい人なんですよ。
自他ともに認めているんですか。
そう思っているんですが、なかなかその部分が出ないのできょうはできるだけおもしろく。
例えば、どんなところがおもしろいですか?妹さんや、周りからなんて言われますか。
自分ではそう思わないんですけれど天然だと言われます。
天然って何だろうとずっと思っています。
何が天然なんだろう?それが分からないそれが天然だと言われます。
天然で何でしょうか。
自分で気が付かないうちにマイペースで行動してしまっているような感じですか。
それはそうかもしれません。
マイペースって感じですか。
それは、そうかもしれません話を聞いているとちょいちょい出るかもしれませんね。
道具フェチと言われていましたけれど、どんな道具ですか。
台車に始まり、工具とかわりと道具がいっぱいあるお店がありますよねとんかちとか。
僕は男だからすごく分かりますけど。
ねじとか見ているのがすごく好きで、フックとか。
フック、かなりマニアックですね。
何に使うんですか。
便利じゃないですか。
S字のものとかね。
フック1つあるかどうかで生活が変わりますよね。
フック1つから始まりましたよ。
電動ドリルとか思ったら、フックからいきましたからね。
とにかく道具から始まって。
わりとそうですね。
男の子っぽい感じもありますね。
わりと男の子っぽいところがありますね。
皆さん結構、女らしいと思ってくださるんですけれどがっかりするぐらい女らしくないんです。
でも、よく女子っぽいってパンケーキ屋さんに行くとかポップコーンに並んじゃうとか。
新しいカフェができたら行きたいとか。
冷めたころに行きたいですね。
すたれたころに。
こなれたころに。
みんなが見向きもしなくなったぐらいに行くという感じですか。
男の感覚でいうと分かりますね。
それはおばちゃん感覚じゃないですか。
女子は並ぶじゃない。
並ぶのは30ぐらいじゃない。
結構並んでいる。
あなたも、男子なんだって。
そうすべておばちゃんにしてほしい男は嫌だな。
並びますか。
並びません並んだ人から、買いたい感じ。
並ぶ人は、自分で食べるというよりは人にあげたがるからね。
きょうはいろいろ聞きたいことがあります。
とりあえず最低限聞きたいというものを用意しました。
順番にこちらからいきますか。
今いちばん、やりたいことこれは何ですか。
これが天然なんじゃないかと思いますけれど、だし。
料理のだしの取り方を正しく知りたかったんです。
料理が好きなんですけれどどうしても、うまくならないです。
基本の基で和食のだしの取り方を正しく学ぼうと思ってちょっと、教わってきました。
初めてですよ。
スタッフも聞きに行っていちばんやりたいことは、だしと聞いて、どうしたらいいのかということで、伺ってみたら実はこの方のだしの取り方を知りたいんだということで名前を出されたのが桜井莞子さん。
この方のだしを使った料理が石田さん大好きということで、いろんなお料理があるんですけれども桜井さん、直接教えてくださいということでお願いしてしかも石田さんにもお願いして「あさイチ」で初めてですけれどご本人の初めてロケです。
じゃあちょっとね、基本の取り方。
だしの取り方はね、人それぞれ…ちょっと待ってこれ開けられない。
ごめんなさい、開けて。
え?開けられないんですか?年取ると開けられないのよこういうの。
すいませんね。
まず、しっかりと昆布の汚れをきちっと取ってお水から入れます。
それで弱火でゆっくり、煮立てない。
昆布がぐつぐついうと粘りが出てくるんですよ、昆布の。
で、まあ本当はこういうの取っているときに何か違う作業をすると料理上手になります。
手際よくね。
ということで大根を渡された石田さんですが…。
こうやってやるのが上手にできないんですが…。
いや、アメリカ人みたいでいいじゃない。
私も変形してますから。
それで面取りするときとかはペティナイフって、小っちゃめのナイフのほうがやりやすいのよね。
すみません。
いろいろご指摘がありました。
いつも適当に料理しているので基本の基をないがしろにしてきました。
昆布に気泡がぽつぽつついてきたら取り出してかつお節を投入。
かつお節が沈んだら、すぐにペーパータオルでこします。
そうそう、これで出来たでしょ。
それで、味見してみて。
本当に、すぐあげちゃうんですよ。
ぎゅっとしたりしないんです。
そのだしで、先ほど切った大根を煮てもらいました。
ああっ…。
ロケにまで行っていただきましてどうでしたか?とても勉強になりました。
だしはあれからとっているんですか。
学びましたけどまだ実践はできていません。
まだやっていないんですか。
ばたばたしちゃってああやって、だしをきちんと自分で取れる人に憧れがあって、どうしてもお料理上手になりたいんです。
どうしてですか。
かっこいいじゃないですか。
今まで、どうしてもなりたかったんですか。
どうしてもなりたかったんですけれど、常に自己流だったので常に理科の実験のように、料理をやっていて。
自分の中ではできるんですけどね。
ゆり子のエッセーを読んだことがあるんですけれど写真でものすごいキッチンにいろんな道具が下がっていて。
ありました、ありました。
ものすごくいろんな料理を作っている感じでしたけど。
あれは実験料理を作っているんです。
ただの道具好きじゃないですか。
家ではチャレンジはしているんですね。
チャレンジはしているんです。
でもこの食材に何を足したらおいしくなるだろうと実験している状態なんです。
本当に成功したことはあまりないんです。
そうなんですか。
王道できちんとだしを取るというよりは理科の実験みたいなんですね。
目からうろこの部分もあったんですか?おだしがあんなにおいしいものだとは思わなかった、それだけでスープになるぐらいおいしいですしかつお節を入れてすぐにふわっと煮たったら。
押してエキスを出さなくてはいけないんじゃないかなと思いますけどね。
桜井先生ありがとうございました。
ちなみに皆さんからファックスがきています。
30代の方です、料理が得意な石田さん卵とねぎと納豆を混ぜて焼いたのが、石田さんの好物と聞きました今でも作っていますか。
それは今も作っています。
実験の1つですか。
それは成功したものです。
ベジタリアンだと思っていましたがどうですかということです。
なんでも食べます。
お肉を食べないとだめですね。
週に何回ぐらいですか。
焼き肉いっちゃうみたいな感じですか。
お肉は基本的に毎日食べます。
何らかの形で。
食事は40代になると私たちは9時から5時というか、夕方の終わりの時間が決まっていますけれど女優さんはどうしているんですか。
外食とか1人で食べるときとか。
日が沈んで家に帰りたいと思っているので。
撮影中でも、遅くなったら帰りたいと思っているんですか。
本当に夜遅いのは嫌ですね。
本当にです。
できれば12時までは寝たいです。
10時ぐらいまでには終わってほしいと思っていますか。
基本的にはカラスが鳴いたら帰りたいです。
本当にそう思っています。
5時のチャイムね。
これだけ発言しても自分が天然だと分かっていませんか。
すばらしいですね。
女優さんとしてのお話を伺っていきます。
今回やった「悼む人」という映画なんですけれど、原作を読んだときにとても心をつかまれてしまってなんとか「悼む人」という世界に自分が入りたいと思ってしまって恐れ多くも立候補したんです。
誰に立候補したんですか。
誰に立候補していいか分からないので、天童荒太さんに原作の方にお手紙を書きました。
今までお手紙を通して交流があったので本の感想とともに私やりたいんです、できたら映像化することがあったら参加できないでしょうかという思いをしたためて出したんです。
ものすごく大胆なことだと思うんですけれどでも、もちろんだからといって決まるものではなくて、諦めていたところ、オファーをいただいて夢のようでした。
今までもこれはやりたいという役があったら手紙を書いたりしていたんですか。
いえ、ないですね。
初立候補ですか?立候補、初めてです。
読みながら、この役を私がというような感覚だったんですか。
全然。
ただ作品を作るんだったらこの中の1人になりたいということですか。
こんなにハードルの高い役はないと思います。
女優という仕事をしてきて今まで自分から飛び込んだことがないのでこれで引退してもいいぐらいの役を演じたかったんです。
私、いつも環境に恵まれてきて何か、自分で精いっぱいやってきたつもりだったんですけれど何かがまだ出し切っていないという思いがすごくあって私にできるんだろうか、これをやりたいっていうのがありました。
本当に難解な役というか。
その映画なんですが少しご覧いただきましょう、こちらです。
天童荒太の直木賞作品を映画化した「悼む人」。
そんなあなたが確かに生きていたということを。
そんなあなたが確かに生きていたということを。
人が不慮の死を遂げた現場で祈りをささげながら旅をする青年・静人。
ただ悼ませていただくだけです。
そこが分かんないんだけどさ悼むって、つまり冥福を祈るってこと?自分なりの悼み方なので一般的な概念に当てはまるかどうかは。
そんな静人と出会う女性・倖世。
そこは、倖世が夫・朔也を殺した現場でした。
甲水朔也さんはどういった方だったでしょうか?どうって。
どういった方に愛されていたかどんな方を愛していたかどんなことをして人に感謝されていたか。
愛するが故に夫をみずからの手で殺してしまった倖世。
今も身近に朔也の存在を感じていました。
その方は、今もここにいらっしゃるんですか?いるわ。
何か言っていますか?あなたに殺してもらえって。
朔也さんと同じになりたいの!ともに旅をするようになる2人。
静人は、何のために見知らぬ人を悼み続けるのか?宝物だったか!褒めてあげたい。
まだ生きていくなんて…。
大切な人の生と死をどう受け止めるのか。
その意味を問いかける映画です。
この映画、どのような気持ちで、取り組まれましたか。
そうですね…私の演じた奈義倖世という人は絶対に追いつかないぐらいの重たい過去を背負っているんです。
想像して、想像してこれ以上考えられない、というところまで考えたらもう考えてはだめだと思ってこれはもう彼女に、自分の時間というか、撮影期間自分の生活を捨てて自分をささげて、やるしかないと思って。
私にそんな芝居をする技術もないですし集中力と気持ち、それでやるしかないと思いました。
そういうやり方を今までしたことがなかったので何かとても何て言うんでしょう忘れられない撮影期間ですね。
自分の生活を捨てるというのはこれで最後になってもいいという気持ちが、先ほど、あるというような話もあったじゃないですか。
やっぱりいつもと違いましたか?撮影現場の自分というか。
常に役の気持ちが、半分以上自分を占めていて自分の私生活でどんなことがあっても、あまり気持ちが落ちていかないという感じで演じるってこういうことなのかもしれないですよね。
そのようにしなければ人には伝わらないのかもしれないなって終わってから思いました。
つらくないですか?ハッピーな誰かの人生を受け入れようとしたらハッピーになりますけどいろいろな複雑なことばで表現できないような人を生きていこうとするのは。
すごくつらいんですけどでも同時に「悼む人」を演じた高良健吾さんとずっと一緒に撮影をしていたので高良健吾さんの演じる静人君の存在が、希望になる。
高良君がキラキラしたすばらしい方というもあるんですが、この人についていったら自分も救われるのではないかと許されるんじゃないだろうかという気持ちが本当に出てくるんですよね。
ちょっと疑似体験させてもらったなと。
映画のほうは、いろいろ上映会があって、今週月曜日には宮城県の気仙沼のほうに行かれたということですね、皆さんの反応はどうでしたか?私被災地に行くのが初めてでこの映画が本当に悲しい思いをされた方にどう受け止められるのかが、とても怖かったんですね。
だけど本当に温かく優しく迎えてくださってなんかことばにならなかったですね。
本当に、津波で息子さんを亡くされたお母様とか奥様を亡くされた旦那様とか。
本当に涙を流しながら私たちにありがとうとおっしゃるもうなんかことばが出なかったです。
と同時に映画でしか伝えられないことってあるなと思ってこの映画が皆さんの心に受け入れられたことがよく分かったのでそれは本当にうれしかったですね。
映画がすばらしいから拝見していて息をするのを忘れてしまうシーンもあるんですよ。
見てしまって。
最後の最後は、やっぱりああそうかってそうあったらいいなという気持ちになるじゃないですか。
それは何か救われる気持ちには僕はなりましたけどね。
ありがとうございます。
ただ、答えがない映画なので、いろいろな感想があるんですよ、それは決して簡単な映画ではないし、楽しい映画かと聞かれたら楽しい映画ではないです。
でも、なんでしょう見る方の人生にすっと入り込んで、寄り添う優しく寄り添うような映画で何か、見終わったあとに今まで自分が向き合ったことのないような自分の感情が湧き上がってくる。
それが本当に人それぞれでこんな映画ないな、と私は思いますね。
これで最後でもいいと思うそれで臨んだということですが撮り終えてどうですか。
作ることを演技されて。
これで引退してもいいやと思ってやったんですけど引退できなくなりました。
そうやって皆さん続けていかれるんですね。
結局そうなんだなと思って、満足はできないし、自分のことをいいなと思ったことは全然ないんですけどただこの映画に関してはなんか今までにない感想をいただいて何でしょうスタッフの方とか映画に携わった皆さんが、とても喜んでくださるんですね。
映画を見て、人がありがとうと言ってくださるなんて本当に俳優は幸せな仕事だなと思って大変な仕事ですけど人の気持ちの隙間に入り込むことができる。
もちろんそれは頑張れば、ですけれども。
その瞬間がもうだめです、またやりたいと思います。
そうですか。
女優さんですけれども。
実はこれも聞きたいなということで女優さんを続けるかどうかという話があったじゃないですか。
そのあとに生命の危機、と書いてありますね。
そういう作品があったそうです。
2005年の映画「北の零年」です。
明治初期に北海道への移住を命じられ過酷な大地で懸命に生きる人々の物語。
主演は吉永小百合さんです。
ものすごく命の危機を感じるほど。
本当の命の危機を感じたということですね。
笑っていうことではないんですが私に撮影、この仕事の厳しさを教えてくれた映画です。
どんなところが?命が危なかったです。
このままじゃ命が危ないと思った。
寒そうだなと思いましたけれどもどの辺りですか?とにかく寒いんです。
そんなことは言ってはいけないと思うんですけれども、その常識を超えた寒さを私たちに経験させた監督がいまして。
あまりイニシャルでしか言えないんですけどY定監督です。
Y定さんですね。
Y定監督は見ていないと思うんですけれども、撮影が終わらないんです。
そんな寒い中でも終わらないんですか。
なかなか終わらないんです。
先ほどのシーンはお葬式の葬列のシーンでもちろん寒いという設定ですしつらくていいんです、しょうがなかったんですけど凍った湖の上をお葬式の一団が歩くというシーンでして監督はどうしても吹雪の中で後ろの山が消えるぐらいの吹雪の中を撮りたかったらしくてしかも引きで撮っているので2時間ぐらいは猛吹雪の中でほったらかされたんです。
そういったら怒られるかもちょっと違うかもしれないけど私はそう記憶しています。
2時間吹雪を待っていたんですか。
そうです。
足跡がついてはいけないので誰も入って来られません。
はだしなんですね。
ええ?明治時代なのかな、武家の話なので。
はだしで待っていたんですか。
ちょっと、Y定さん。
そのシーンみたいと思います。
雄之介!雄之介…。
これです。
これこれ。
凍った湖の上を。
これ、顔が凍っています。
本当に顔が凍っているんです。
表面が。
笑えない。
ちょっと待って、さっきの引きで撮った2時間待って撮ったシーンは一瞬じゃないですか。
その、一瞬のために2時間待たせるのが、Y定監督なんです。
Y定で通ってしまいましたね。
監督はどう思っているのか聞いてきました。
うそ!じゃあ見ているかな?イニシャルにしたのに。
生放送ですのでさっきのは取り戻せません。
これはいつですか?先日撮りました。
ひどい。
ということでしたけれどもね。
そっか。
でも感謝しています。
そうやって…急に感謝に変わったじゃないですか。
ありがとうございます。
行定監督。
試練を与えてくださる人には感謝をしています。
声が震えていますけど。
いえいえ。
また一緒に苦労しようという話でしたね。
ぜ、ぜひ。
やはり吉永小百合さんもいらっしゃる中で誰も言いだせなかったでしょうね。
限界でも。
誰も言えなかったですし小百合さんがすばらしくてあんなに寒いのに、皆さん撮影が終わったらお風呂が待っていますからね、とか大声で声をかけられるんです。
それがすばらしいリーダーシップで、私は自分の命を守るのに必死で。
震えているところを、小百合さんは自分の温かいものを子どもたちにかけてあげたりとか。
頭が下がります。
でも石田さんは自分を守るために。
私はもう、だめだと思って。
それは行定監督は気づいていなかったんですね。
ということで、次の作品を楽しみにしています。
Y定監督と。
続いてのお話です。
緒形拳さんからの贈り物というテーマですけれども、お持ちくださったものがあります。
はい。
お見せしていいのかな?私が10年以上前に自分の日記のようなものを本にしました。
それを出したときの読書カードなんです。
本についている。
緒形さんはこうやって書をしたためて思ったことをひと言書いてくださってポストに投函して出版社に届くんです。
しかも、このひと言だけ。
すごい。
どうして慈愛なんでしょうか。
たぶん慈愛を感じてくださったんでしょう。
宝物です。
ちゃんと切手も貼ってご自分でね。
まあ、これはうれしかったんじゃないですか?すごくうれしくて震えました。
編集部の人も。
編集部の方がびっくりしていました。
本物かな?というからこれは本物ですと。
緒形拳さんとはデビュー作で一緒だったんですね、ドラマをされたんですね。
本当に何も分からない18歳のときに先ほどの「海の群星」というNHKのドラマでごいっしょして本当にカメラの位置とかどこに向かって芝居をするとか全く分からない私にお前、おもしろいなって。
お前何もできないのか、おもしろいなと言ってくださって。
それでどうかそのままでいてくれと言ってもちろんそのままでいていいとは思えませんが、何か変な芝居を覚えないでくれと心で思えば出るから型で芝居をしないでと言ってくださってそのことばが私は本当に大事でいつか緒形さんに褒められたいという思いで今まで生きているところがあります。
そのことばは、どういう瞬間に言われたんですか?例えば撮影中とか、合間なのか。
いつだったかな。
緒形さんがお茶でも飲もうって一緒にコーヒーを飲んだことがあったんです。
撮影の間に。
そのときに、わざわざそのように言ってくださったんですね。
でもとても厳しいんですよ。
本当にだめだと、ちゃんとやれ!と言われたりとかちゃんとやれとも言われましたすごく。
それでもそのことばが印象に残っているんですね。
これは私の宝物です。
それからも交流がずっとあったんですね。
そうですね、芝居をやったときはのれんを作ってくださったり石田ゆり子様、というのも緒形さんに書いていただきましたし、私にとっては恩人というか。
そういう方が2008年に亡くなられました。
そうすると、どういうふうに自分の中にいらっしゃるんでしょうか。
褒めてほしいという方が亡くなってしまう。
そうですね、今でも信じられないです。
でもきっと絶対に見てくれていると思って。
緒形さんに怒られないようにしようと。
褒められたいと思って。
それは、もちろんすべての作品だと思いますが今回の映画は特にこれで終わってもいいぐらいの気持ちでやってらっしゃるときに緒形さんのことばとか姿というのは、見えてくるものですか?そうですね。
なんかお前、ちょっとはましになったな、って言ってくれるとうれしいなと思います。
へえ、なるほど。
皆さんからもたくさんの質問がきています。
福岡県30代の方です。
石田ゆり子さん、本当に憧れます。
ファッションもすてき、落ち込んだときどう乗り越えていますか。
多々ありますけど、寝ます。
寝ますか、睡眠はいいですよ。
寝られますか?寝られます。
意外と寝られます。
今までの人生寝られなかった日は3日ぐらいしかないです。
天然じゃないですか、それ。
普通は眠れませんよそこ。
有働さんは?眠れなくてベッドで寝よう寝ようと思って、舌打ちします。
どうしてああいうこと言ったかなとか寝返り打っちゃいます。
お酒は飲まないんですよね。
そうなんです。
ほぼ、飲めないんです。
でも寝られるんですね。
寝る前にきょうは終わりあしたはあしたおやすみなさいと思います。
起きたら復活ですか。
大体そうです。
運動とかは、ピラティスとかは?ずっとピラティスをやっています。
それはありますか?呼吸が浅くなっているときは大体だめです。
なので疲れているときは呼吸が浅くなっているので常に鼻から息を吸って、口から吐いてそれをゆっくりと10分ぐらい繰り返すと大体すっきりします。
すごいですね。
10分か。
なるほど。
それから続いての質問福岡県30代の方。
以前元彼が、いろっぽいと。
ええ?びっくりした。
昔の彼からきたと思ったんですか。
そんなの読みませんよ。
だとしても。
大胆な。
元彼からと言ったら答えようと思ってくださったんですか。
久しぶりですねとかほんと天然ですね。
びっくりした。
色っぽいと思う女性は石田ゆり子さんと言ったら、やきもちをやいて怒られました。
どうしたらその色気が出せますかということです。
それは全然、色気はありません。
みんな色気があると思っていますよ。
自分では意識してこう出していこうと。
むしろ色気は欲しいと思っています。
それ以上増えるとまたみんなやきもちやく女性が増えます。
まずは道具から。
台車をね。
2015/02/06(金) 08:15〜08:55
NHK総合1・神戸
あさイチ「プレミアムトーク 石田ゆり子」[字]
プレミアムトーク 石田ゆり子
詳細情報
番組内容
プレミアムトーク 石田ゆり子【キャスター】井ノ原快彦、有働由美子
出演者
【ゲスト】石田ゆり子,【VTR出演】行定勲,桜井莞子,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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