〜あっ。
(カンクロウ)どこへ行くつもりだ?この奥は風影の部屋だが。
(カンクロウ)待ちやがれ!貴様何者だ!我は風の国を正す者。
逃がすか!もう逃げ道はねえじゃん。
クッ。
天誅!
(テマリ)伏せて!ふっ戻ってたのか。
(テマリ)まったく…油断してんじゃないよ。
(我愛羅)改まって話とは何だ?
(カンクロウ)頼む我愛羅今度の中忍試験の監督官はやめてくれ。
お前を狙う連中の動きが活発になってる。
そこにノコノコ出ていったら思うつぼだ。
(我愛羅)そんなことはわかっている。
だがそれで俺がやめたらやつらに屈したと宣言するようなものだ。
そうかもしれないがたかが中忍試験じゃん。
(我愛羅)中忍試験は俺のすべての始まり。
俺はあいつのおかげでここまで来られた。
今回の中忍試験必ず成功させてみせる。
(シビレ)やっと着いた砂隠れ。
よし二次試験会場に…。
猿飛先生に夕日先生。
(紅)残念だけどキミたちはここまでよ。
(アスマ)到着が遅れた受験生は足切りだ。
木ノ葉の受験生は里に戻れ。
他の里の者たちもここで解散だ。
(シビレ)そんな…3日も走り続けてきたのに。
あなたたちここで愚痴が出るようなら失格になってよかったかもしれないわね。
えっ。
何しろここから先は生きて戻れるかわからない地獄だからな。
(リー)あっサクラさん皆さん無事に着きましたね。
(サクラ)さすがガイ先生のとこは体力あるわね。
(ネジ)アスマ班…紅班前回の主要メンバーは足切りに合わなかったようだな。
(ガイ)うむみんなよく頑張った。
三日三晩寝る間も惜しみ走りとおしたキミたちの努力に今先生は心から感動してる!思い返せば先生も中忍試験の頃…。
(キバ)先生その話長いなら…。
(チョウジ)早く休ませてください。
腹ぺこです。
ん…だな。
(リー)砂隠れって初めて来ましたが。
(テンテン)ほんとに砂漠しかないとこね。
正確にはここは砂隠れの里じゃない。
ここはずいぶんと里から離れている。
ネジは砂隠れに行ったことがあるんですか?一度日向家の使いでな。
ここは魔の砂漠の監視所だ。
(テンテン)なるほどね。
そこを使ってるのか。
何か他の里で受験するっていうのは緊張しますね。
二次試験の内容はどんなものになるんでしょう。
きっと前回と似たようなもんじゃないの?じゃあ次は他里との戦いですね。
可能性は高いな。
だとしたら用心しなきゃいけない班がありますね。
僕たちはずいぶんと飛ばしたのに一着になれなかった。
一着は滝隠れよね。
しかも俺たちよりずいぶんと先に到着したようだ。
いったいどんな相手なんでしょう。
(フウ)開けるっす!どうなってるっす?扉が開かないっす!
(トッチ)すまないがフウキミにはあすの朝までそこにいてもらう。
(フウ)えっ?どうしてっすか?
(クン)キミの行動はどうも読めない。
頼むから二次試験のために我々を少し休ませてくれ。
(フウ)えっ!?そんな。
それじゃみんなと遊べないっす。
だからその心がけがまずいのだ!
(チャイム)夕食の用意ができました。
受験者は食堂に来てください。
(サクラ)あれが砂隠れ。
(キバ)砂隠れの連中堂々とメンチ切りやがって。
目つき悪すぎだぜ。
ってキバ。
あんたの目つきも相当悪いわよ。
(いの)そしてあっちが雨隠れでどうやらあっちが草隠れみたいね。
(チョウジ)すごいよあの人。
ほんとですね。
ぽっちゃり系のチョウジ君が普通の人に見えます。
(いの)でもあの汗…マジドン引きなんだけど。
(テンテン)ねえちょっとやな予感がするんだけど。
うん?やな予感?あれだけの汗…もしあの人が料理に近づけば…。
あぁっ!
(ブラミ)さて晩飯食べ始めようかな。
う〜っ。
ひぃっ!うぅ…。
このままじゃ…。
俺たちの晩飯は…。
(みんな)うわぁ〜っ!だ…ギャ〜!
(キバ)しまった!キャ〜!八卦掌回天!た助かった。
いえ助かってないみたいですよ。
(ミコシ)キミたち僕らの夕食を!
(ユカタ)どういうつもりなの?
(カザミ)お前ら俺たちの仲間を!
(リー)誤解です!僕たちは自分のご飯を守るためにやったんですから!自分たちの分だけ確保してあとはダメにする作戦だったそうでしょ?何言ってやがる!俺たちがそんな姑息な真似するか!
(キバ)そんなこと疑うなんて我愛羅のしつけがなってねえな!
(マツリ)あんた今我愛羅様の悪口言ったね。
絶対…許さないからね!この野郎!やめてください!皆さんやめてください!〜ちょっと!やめなさいよ!
(テンテン)ネジ止めないの?悪いが今は忙しい。
ブラミ落ちたもん食ってんじゃねえよ!ムヤミお前も手伝え!
(ムヤミ)いい僕人見知りだから。
皆さん落ち着い…ケンカはいけま…。
てめえ!うぉ…いい加減に言うことを聞いてください!だ〜っ!〜
(シラ)こんな狭いところでその技は大げさすぎる。
《手を抜いたとはいえ僕の技を片手で…》
(キバ)な何の音だ!?
(爆発音)フウ!
(2人)あっ!
(フウ)ジャジャジャジャ〜ン!
(フウ)おうもうパーティーは始まってたっすね。
みんな100人の友ができるかな?だ誰?滝隠れから来たフウっす。
《ネジ:こいつ…》あっし100人の友を作るために中忍試験を受けに来たっす。
みんな食事のあとは何する?
(フウ)トランプ?すごろく?イスとりゲーム?それとも…み〜んな一緒に風呂でも入っちゃう?
(キバ)何だ?お前。
(みんな)ハァ〜…。
これで晩ご飯抜きか…。
(チョウジ)もう帰る。
えっあれ?ちょ〜ちょちょちょ!ちょっと待ってよ!みんなあっしと遊ぼうよ!
(ネジ)しかしこの騒動をあんなバカで止めてしまうとはまるで誰かを思い出す。
ナルトね。
まったくよねリー。
あれ?リー。
(リー)あのう待ってください。
さっき触れたときわかりました。
キミは他の人とは違う。
キミは僕の技を軽々と受け止めた。
自分で言うのも何なんですけどあんなこと並大抵の人には絶対できません。
だからわかるんですあなたもすごい努力をしてきた人だって。
何が言いたい?つまりキミは僕と同じ。
キミのことは知っている。
木ノ葉のロック・リー。
俺は砂隠れのシラだ。
シラ君。
お前が何を感じたかは知らない。
だが生まれの不幸を嘆いても意味などない。
その不幸を含めて人生はひとつしかないからな。
人生の真実は俺にとってただひとつ。
人生の真実…。
努力は人を裏切らない。
シラ君…。
(カカシ)綱手様ただ今戻りました。
(綱手)ご苦労だった。
それで首尾は?
(カカシ)報告したように半蔵には直接会えませんでした。
(カカシ)密かに里に戻り内情を探ろうと思ったのですが。
この辺りに侵入者がいるはずだ捜せ!何!?もう感知されただと!?
(カカシ)こちらの動きが筒抜けのようでした。
あれはまるで死人の視線。
しかし…。
たかが中忍試験と思っていたがいざ始めてみれば各里のいろいろとおもしろいことがわかってきたな。
おもしろいこと?
(お腹の鳴る音)
(チョウジ)はぁ。
(いの)チョウジ。
何やってんの?いのねえあの建物は?
(いの)ん?あっ先生たちの宿舎ね。
先生の!?
(サクラ)あっ?ちょっとチョウジ?
(チョウジ)あそこに行けばきっとご飯を分けてもらえるよ。
夜はうろつくなって言われてるでしょ?腹ぺこで正常な判断力を失ってるわね。
連れ戻すわよ。
ヌフハハハハハハハ。
(チョウジ)ハハハハ!チョウジどこ?
(チョウジ)ぬわ〜!
(2人)チョウジ。
は〜友達。
(チョウジ)ぬあ〜!えっ?白眼。
何だこの影は。
(アメノ)今の声は?まさか。
(アメノ)誰か外に出たんですか?
(フウ)何すか?あっ!トランプ?すごろく!この季節は夜になると巨大なサソリが出るんです。
だから外に出るなって。
そんなやつがいるんすか!あっちょっと。
うわ〜!
(いの)チョウジ今助けるから。
うわっ何これ?ぬあ〜!滝隠れの旋風!うあ〜!うわ〜!フ〜やっふ〜!おもしろい!うわっくっやめて。
うぅ何なの?ちょっと遊んでないで倒しなさいよ。
え〜もう終わり?
(サクラ)危ないじゃないうっうわ〜!もうしようがないっすね。
ギュオ〜!サクラさん大丈夫ですか?
(サクラ)ええ。
(リー)あ〜でも血が出てます。
(サクラ)大丈夫だから。
(アメノ)動かないでください。
《この子私と同じ医療忍者?》
(アメノ)これで大丈夫です。
ありがとう。
《サクラ:いい腕してる》やっほ〜やっほ〜!やっほほいのほ〜い!まったく。
世話が焼ける。
《またあいつか。
どうやっていち早く駆けつけた?しかしあっという間にこんな化けものを倒すとは》
(ガイ)なっ何だこれは!いったい何の騒ぎだ。
(テマリ)夜の外出は禁止のはず。
(テマリ)二次試験は夜明け前に開始だ。
早く宿舎に戻れ。
すみません。
ガイ先生。
おっお腹が空いてるんです。
えっ!?まったくお前たちは。
とっとと戻らんか!心頭滅却すれば火もまた涼し。
あぁ。
人は1食抜いたくらいでは死なん!修業の一環だと思え!あぁ。
(フウ)えっえっえ〜!もうみんな帰っちゃうの?がっくしっす。
(我愛羅)お前はお人よしだな。
敵である他里の者を助けるとは。
放っておけばライバルが減ったものを。
だってあっしには敵とか味方とか関係ないし。
「100人の友が出来るかな」そうだキミたちあっしと友達にならない?トランプ?すごろく?
(2人)あっ。
(フウ)それとも一緒にお風呂に入る?
(クン)あの方たちは風影様と監督官の上忍様たちだぞ。
どんな口きいてるんだ!?100人!友達。
(トッチ)いいから戻るぞ。
(我愛羅)敵も味方も関係ないか。
どこか似ているのかもしれんな。
(テマリ)我愛羅?いや。
(我愛羅)楽しみが増えた。
今回の中忍試験。
少しはおもしろそうな連中が参加している。
(テマリ)ではこれより中忍二次試験の説明をする。
二次試験は魔の砂漠での巻物争奪戦をやってもらう。
つまり究極のサバイバル・バトルだ。
巻物には天の書と地の書の2つがある。
半分のチームには天の書を。
もう半分のチームには地の書を渡す。
この試験の合格条件は天と地両方の書を持って魔の砂漠の中央にある拠点まで行くこと。
期限は72時間。
食料は自給自足だ。
ここから先は死人も出る。
参加チームのメンバーは全員同意書にサインしろ。
メンバー全員の同意書と巻物を交換する。
なお開始早々の混乱を避けるため各チームは別々の場所からスタートする。
各チーム速やかにスタート地点へ向かえ。
(リー)ついに始まりましたね。
第二次中忍試験。
(ネジ)どんなことが待ち受けているかわからない。
気を引き締めて行くぞ。
(リー)はい。
(テンテン)うん。
レディースアンドジェントルマン。
今宵嫌なこと忘れて楽しみましょ。
イッツアショータイム!2015/02/05(木) 19:30〜19:58
テレビ大阪1
NARUTO疾風伝 ナルトの背中〜仲間の軌跡〜「二次試験、前夜」[字][デ]
二次試験会場は砂隠れの里。しかし砂隠れでは我愛羅の命を狙う者たちがおり、警護が手薄になる管理官の立場は危険だとカンクロウは我愛羅を止めようとする。
詳細情報
番組内容
マダラの圧倒的な力の前にナルトは死の危機に瀕する。木ノ葉の仲間たちは、ナルトがいつでも里の希望だった事を思い出し、時は遡っていく——。それはナルトと自来也が修業の旅に出ていた頃。木ノ葉の里では久々に砂隠れの里と合同で中忍試験が行われようとしていた。人柱力を狙って“暁”が活動を始め、砂隠れ内部でも新しい風影・我愛羅を巡り、怪しい影がうごめいていた。各里の思惑や野望が渦巻く中、新たな中忍試験が始まる!
データ放送
番組を見て、ナルトのチャクラを貯めると術が発動するよ!
リモコン<d>ボタンを押して参加するってばよ!!
出演者
【[声]】
うずまきナルト:竹内順子、うちはサスケ:杉山紀彰、春野サクラ:中村千絵、はたけカカシ:井上和彦、ヤマト:小山力也、サイ:日野聡、我愛羅:石田彰ほか
原作脚本
【原作】岸本斉史(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
【シリーズ構成】武上純希
【脚本】吉田伸
監督・演出
【監督】伊達勇登
音楽
【OP】「シルエット」
歌:KANA-BOON
【ED】「Spinning World」
歌:ダイアナガーネット
制作
【製作】テレビ東京、ぴえろ
ホームページ
http://ani.tv/naruto/
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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