趣味の園芸「早咲き対決!アネモネ&ラナンキュラス」 2015.02.05


「趣味の園芸」…寒いこの季節外でのガーデニングは少し大変。
そんな時は室内で楽しみましょう。
そこで1週目の今回は「アネモネとラナンキュラス」。
どちらも一足早く咲いた株がたくさん出回っています。
美を競う早咲き対決。
あなたのお気に入りはどちら?
(テーマ音楽)おはようございます。
三上真史です。
今日は「インドアガーデン」という事で「アネモネとラナンキュラス」をご紹介します。
この時期園芸店に行くと美しい姿でたくさん並んでいますよね。
皆さんお好みはどちらでしょうか?今日は是非皆さんのお気に入りを見つけて下さいね。
教えて下さるのはこちらの方です。
おはようございます。
本日の講師は…富山県にあるチューリップのミュージアムでさまざまな植物の栽培を手がけています。
中でも専門は球根植物。
これまで育ててきた数は1,000品種以上!球根植物を知り尽くした渡部さんにご紹介頂きます。
渡部さんはじめまして。
(2人)よろしくお願いします。
はじめましてで言うのも何なんですが貫禄ありますね。
よく言われます。
ズバッと迫力があるんですけども。
とても花を触ってるとは思えないですよね。
そんな事ないですよ。
すてきですね。
すいません持って頂いて。
球根植物のスペシャリストという事でアネモネとラナンキュラスやはりもう小さい頃から育ててらっしゃったんですか?ええ。
ラナンキュラスなんですけれども小学校4年ぐらいの時に少ないお小遣いの中から買って植えました。
咲いた時の感動は忘れられないんじゃないですか?実はその時は失敗したんです。
その当時いろいろ本を調べたりしたんですがうまく栽培方法とかを見いだす事できなくていろいろ試行錯誤して追究できたというところはあると思います。
そのおかげで僕らは育て方のコツを教わる事ができるので。
アネモネとラナンキュラス球根植物の中でもやはり魅力的なお花ですか?そうですね。
春に咲いて初夏に終わるんですけれどもたくさんの花が今の時期に手に入れる事ができるので。
既に並んでますもんね。
この魅力をお伝えしたいと思います。
早咲き対決という事でアネモネとラナンキュラス今日はたっぷりとお伝えします。
まずは品種紹介。
それぞれ美しい花がそろっています。
お好みはどちら?続いては…長くきれいに楽しむコツをご紹介します。
そして…三上さん独自の視点で気になる疑問をぶつけます。
後半の「寄せ植えアプリ」ではラナンキュラスをキュートにまとめます。
お楽しみに!さあ今日は「室内で楽しむ」がテーマという事で。
でもこの時期花壇や外で楽しんでる方が多いと思うんです。
室内の良さってどんなところなんですか?長い期間楽しめるという事です。
室内の方が長い期間楽しめる。
どういう事でしょう?実はアネモネもラナンキュラスも生育適温が10℃〜15℃ぐらいなんですけどこの時期だと寒すぎて小さなつぼみが咲かなかったりあと雨や霜で花びらが傷んでしまう事があります。
室内でしたら適温下で一つ一つの花をゆっくり楽しむ事ができます。
春を室内にいち早く呼び込めるという事で。
ではそれぞれ特徴を教えて頂けますか?まずアネモネなんですけれども一重咲きが中心ではっきりした色合いが特徴です。
黄色以外全ての色があると言われています。
おしとやかに優美に咲く姿が印象的ですよね。
一方のラナンキュラスですけれども幾重にも重なる花びらが特徴になります。
まるでバラやシャクヤクを思わせるような豪華な花が特徴です。
実は僕ですねラナンキュラスが一番好きな花でして今日こんなものを用意させて頂いたんです。
ちょっと見て頂けますか?これ僕も自分で育ててましてこうやって紅白。
ほんとにこちらも原色が鮮やかなんでこうやって縁起良く紅白で植えたりとか寄せ植えにも適してるんですよね?そうですね。
こういうふうに青の花なんかを合わせるととってもラナンキュラスきれいに見えますね。
はい。
こうやって僕も楽しんだりしてるんで。
ですから正直僕はこの早咲き対決ラナンキュラスに1票入れたいなと思います。
いやいやちょっと待って下さい。
アネモネも負けてませんよ。
アネモネとラナンキュラス。
それぞれお薦めをご紹介しましょう。
まずはアネモネから。
こちらはおなじみの…花色が豊富で花もちが良いのが魅力です。
100年以上前に登場し今でも流通しています。
草丈が20センチほどと低いのでコンパクトに飾りたい人にお薦め。
こちらは新品種の…アネモネには珍しい八重咲きタイプ。
ゆっくりと咲き進み長い間花が楽しめます。
続いてはラナンキュラス。
こちらは最も多く流通している…リボンのような軽やかな花びらが特徴です。
花が10センチ以上ある大輪タイプ。
草丈は30センチほどあり丈夫で育てやすいのが魅力。
花の縁に色が入るタイプ。
気温によって色の出方が変化します。
いや〜渡部さんこれだけ多彩な姿を見ているとアネモネにも惹かれてきました。
お店で悩んじゃうんですよ。
どうやって選んだらいいですか?実は私もこれだけたくさんあると選べません。
渡部さんでも悩んじゃう。
ただワンポイントとしてラナンキュラスの原種というのは赤なんです。
赤系の方が丈夫で育てやすい場合が多いです。
原種の何か強さというのを引き継いでるんですか?ええ。
それと私が育ててきた経験上からすると白と比べると赤系の方が2倍ぐらい花が違います。
言われてみると赤の方が強い印象がありますね。
これ見ても違いますもんね。
じゃあ悩んだ時には赤系を選ぶというのも一つの手。
一つの方法だと思います。
覚えておきます。
続いては…ではここからは育て方のコツをご紹介します。
アネモネとラナンキュラス育て方は違うんでしょうか?共通しているところとコツが少し違うところがあるのでそこをご説明したいと思います。
皆さん是非チェックしておいて下さいね。
まず置き場はいかがでしょうか?日の当たる窓辺で生育適温が10℃〜15℃ぐらいになります。
これはアネモネもラナンキュラスも共通したところになります。
共通ポイントですね。
でも10℃〜15℃っていうと人にとっては寒い温度ですよね。
室内が20℃ぐらいに暖房されていても窓辺だとより生育適温に近い温度になってると思いますので。
確かに。
窓辺は少し冷えてますもんね。
となると10℃〜15℃ちょうどいい温度になっていると。
他共通の管理方法をお伝えします。
まずは肥料。
花の色や大きさなど良い状態で咲かせられますよ。
10センチ以下のポット苗は植え替えが必要です。
根詰まりしている事が多くこのままだと十分に水や肥料の吸収ができないので一回り大きな鉢に植え替えましょう。
苗は植え替えるというところまでは共通のポイントなわけですね。
ここからが違ってくるわけですか。
まず植え替えに使う用土をご紹介します。
用土という事でこちらに2つご用意頂きました。
これはどう違うんですか?アネモネの方は一般的な草花用の培養土で大丈夫です。
一般の培養土ですね。
ラナンキュラスの場合はより水はけのいい土を好みますので…ヤシ殻チップがない場合は赤玉土や軽石でも大丈夫ですよ。
それではアネモネとラナンキュラスの植え替え方法をご紹介します。
この時に根鉢の上の方は崩さないようにして下さい。
ここに新しい根が張ってますので。
下だけ崩す。
根鉢を崩し終えたら一回り大きな鉢に入れそれぞれに合った土で植え替えましょう。
そしてもう一つ大事な作業は花がら摘み。
花がらを残しておくとカビの原因になるので株を清潔に保つために終わった花は摘みましょう。
アネモネの場合は地際で切ります。
ほんとに真下ですね。
ここでこのようにプチッと切ります。
アネモネは1つの茎に1つの花。
1つの花です。
さあそしてラナンキュラスはいかがでしょう?ラナンキュラスの場合は1つの茎から数本に花が分かれていますんで終わった花は分かれている付け根のところで切ります。
ちょうどこれが今。
終わった花ですね。
僕切らせてもらっていいですかね。
お願いします。
ラナンキュラスは分かれている場所で切るんですね。
こちらですね。
はいそうです。
じゃあ切っちゃいますね。
はい。
一つ一つ切っていくという事ですね。
そうです。
全ての花が終わったらその花茎の一番もとのところで切ります。
この茎2つとも終わったら…。
下で切ります。
風通しを良くしてあげましょう。
また古くなった黄色い葉も取りましょう。
清潔にしておけば薬剤を使わなくても済みますよ。
これまでお伝えしたように育てれば長い間花を楽しむ事ができます。
アネモネやラナンキュラスで一足早く春のぬくもりを感じてみませんか?まだ終わりませんよ!それではまいりましょう。
収録が終わってハッと気付く疑問や悩みを徹底追究!「聞きたい!知りたい!習いたい!三上真史の園芸アフタースクール!!」。
イェイ!
(拍手)ありがとうございます。
突然何のこっちゃですよね。
すいません。
一人で盛り上がっちゃってましたけども。
実はですね「趣味の園芸」収録終わってから一人で帰ってると「あああれ聞いておけばよかったな」って後悔する事が多々あるんですよ。
きっと皆さんも知りたかっただろうなと思いまして。
今日はそれがないようにこういった補習コーナーを作って質問をさせて頂きたいなと思いまして。
もう少しおつきあい頂けますか?はい。
という事は質問があったわけですね。
是非お願いします。
ありがとうございます。
では最初の質問にまいりましょう。
こちら書かせて頂きました。
先ほど古い葉を摘むってありましたよね。
室内でラナンキュラス育ててるとどんどん早く葉が黄色くなっていってる気がするんですね。
あれは何なんでしょうか?それはですね置き場所の温度が高すぎなんです。
高すぎる。
適温が…。
10℃〜15℃ぐらいなんです。
20℃を超えるとそういう現象が起こってきます。
それで葉が黄色くなってる。
これどうしたらいいんですか?室内の設定温度が高いとどうしてもそういう現象起こりがちでいくら窓辺とはいえ温度が高くなってる事があるんですね。
そういう場合は少し涼しい場所に移動してあげるといいと思います。
より涼しい部屋に移動させるって事ですか。
そうか。
気温が原因なんですね。
でも春になると暖房なしでもどんどん暖かくなりますよね。
大丈夫なんですかね?それを忘れてました。
だんだん外の方が適温になってくる事が出てきますからそうしましたら外の様子を見ながら外に出してあげた方がいいです。
徐々に外に移動させるって事ですか。
分かりました。
ありがとうございます。
実はまだあるんです。
アハハハハ。
よろしいでしょうか?はい。
続いての質問なんですけどもどちらも球根植物という事でやはりこれを頑張ってみたい。
咲かせる事は可能なんですよね?ええ。
両方とも初夏に葉が枯れて夏掘り上げて球根を保管します。
ラナンキュラスの場合は乾燥剤と一緒に保管したりあと秋植える時に徐々に水を吸わせたりいくつかポイントがあります。
手間暇がかかるわけですよね。
そうですね。
なので手軽な価格で花つきの株が買えますのでそれを楽しんで頂くのもいいとは思うんです。
ただ来年も咲かせるっていう事をすると…でしかできない楽しみがあるんです。
それが知りたいんです。
何ですか?実は2年目も育てるとこちらに株がありますけれどもこのように鉢いっぱいにたくさんの花を楽しむ事ができるんです。
これ2年目なんですね。
確かに1年目で買うより大きい気がします。
これ同じシリーズの株なんですけどもこちらが1年目です。
こちらが2年目の株になります。
こんな大きくなるわけですね。
こういうふうに楽しむ。
花の数もたくさん出てきますのでこれは家庭でしか楽しめません。
しっかり掘り上げて乾燥させて秋にもう一度植えつける。
チャレンジしてみたいですね。
是非楽しんで下さい。
というわけで渡部さんもう満足でございます。
いや〜ほんとに室内で春を感じられるって事ですもんね。
室内だからこそできる今の時期に楽しめる花ですので是非ご家庭でゆっくり咲かせてきれいな花を楽しんで頂きたいと思います。
できるだけ長く楽しんで室内で一足早い春の訪れを是非。
渡部さん今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
今日の主役はラナンキュラス。
豪華な花姿はバラにも負けません。
気温が低いこの時期は花もちが良く寄せ植えにピッタリです。
今回はラナンキュラスでキュートな寄せ植えをつくりましょう。
担当講師はこの方です。
今回はピンクを使って一足早い春の寄せ植えをつくります。
一緒につくってみましょう。
淡いものから濃いものまでピンクといってもいろいろあるわね。
キュートなら花全体が濃いピンクがお薦めです。
薄いとナチュラルな感じになるので今回はこちらのピンクを使います。
赤に近い濃いピンクのラナンキュラス。
鮮やかな色がキュートなイメージにピッタリ。
ラナンキュラスのピンクが映えるように落ち着いた色の器を用意しました。
その中でも丸みを帯びたものがお薦めです。
柔らかいフォルムがかわいい印象を出してくれます。
ラナンキュラスの花の丸みと合ったキュートな器ね。
脇役もピンクで決めましょう。
春に向けて次々と咲くお花を選んでみました。
育てやすく春に向けてたくさんの花が咲く…主役を引き立てる淡いピンクの…そして小花がキュートな…ここでワンポイント。
カラーリーフを1つ加えましょう。
寄せ植え全体に動きが出てすてきになります。
流れるような葉で動きをプラス。
生き生きとした春のイメージです。
それではいよいよ植えつけです。
今回は水はけを良くするために赤玉土を入れます。
まだ寒いので水はけがあんまりよくないと株全体が冷えて生育によくありません。
水はけを良くするため…元肥として緩効性化成肥料も入れておきましょう。
よく混ぜた土を鉢底石を入れた器に入れます。
目安は器の半分。
この時期は根の生育があまり活発ではないので根をあまり切らないようにして植えつけます。
草丈が高い植物は後ろに。
低い植物は手前に来るように植えつけ。
アリッサムはアクセントに。
根鉢を崩さないように植えつけます。
これで完成です。
ラナンキュラスでつくったキュートな寄せ植えが出来ました。
ピンクのグラデーションが新鮮!見ているだけで気分は春。
今後は寒いので室内で育てましょう。
次々と花が咲いて長く楽しめますよ。
まだまだ寒い日が続きますがこの寄せ植えで春を先取りしてみて下さい。
次回はスイセンでポップな寄せ植えをつくります。
今日は思い出あふれる庭を守り続けている方からのお便りです。
「3年前最愛の母を亡くしました。
母は北風の吹く寒い日も猛暑の中でも毎日庭に出て庭の手入れをしていました。
番組を楽しみにしていてメモをとりながら熱心に見入っていた姿を懐かしく思い出します。
『私にはやりたい事やり残した事がいっぱいある。
だからへこたれないで頑張るよ』入院中母はこう言って最後まで病気と闘いました。
以前のように花と触れ合う日を切望していたのです。
今私にとって花と過ごす時間は姿こそ見えませんが母と会話する時間でもあります」。
「秋に植えた球根と母が大好きだったクリスマスローズの開花が楽しみでなりません」。
今日ご紹介した「アネモネとラナンキュラス」そして「寄せ植えアプリ」は「趣味の園芸」テキスト2月号に掲載されています。
渡部さんがアネモネとラナンキュラスについて紹介しています。
花後の管理など詳しく載っていますので是非参考になさって下さい。
和風にも洋風にも楽しめる失敗しない育て方のコツをお伝えします。
2015/02/05(木) 10:30〜10:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸「早咲き対決!アネモネ&ラナンキュラス」[字]

2月特集“真冬のインドアガーデン”第一弾。春咲き球根の早出し苗を入手した場合の管理を紹介。<ミニコーナー>寄せ植えアプリ【ラナンキュラス×キュート風】/花信

詳細情報
番組内容
2月特集“真冬のインドアガーデン”第一弾。春咲き球根の早出し苗、アネモネとラナンキュラスの魅力と管理を紹介。キクに似た清そなアネモネに対して、ラナンキュラスは豪華なバラ咲き。基本は屋内管理だが、暖かい部屋では花の寿命が短くなる。早咲き苗の花を長く楽しむコツ。司会:三上真史(D−BOYS)<ミニコーナー>寄せ植えアプリ【ラナンキュラス×キュート風】間室みどり(園芸家)/花信〜わたしのメモリアル〜
出演者
【講師】園芸研究家…渡部哲次,園芸家…間室みどり,【司会】三上真史,【語り】笠原留美,恒松あゆみ

ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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