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大竹しのぶら演技派4人が人間の業に迫る 13日・フジ系「黒い看護婦」

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大竹しのぶら演技派4人が人間の業に迫る 13日・フジ系「黒い看護婦」

直子(大竹しのぶ、右から2人目)に導かれ、犯罪を重ねていく

福岡の保険金殺人事件をドラマ化

 実際に起きた元看護師による連続保険金殺人事件を題材にしたドラマスペシャル「黒い看護婦」が13日午後10時、フジテレビ系で放送される。主犯格の直子(役名)を演じた大竹しのぶは「見てくださる方々がどうとらえるのか、想像がつかないですが、『なぜ、この人はこのような状態になってしまったんだろう』と感じてもらえたらいいな、と思います」と、期待を込める。

 福岡県久留米市で平成14年に発覚した保険金殺人事件を取材したノンフィクション作家、森功さんの『黒い看護婦-福岡四人組保険金連続殺人-』が原作。ドラマの犯人役は、大竹に加え、寺島しのぶ、坂井真紀、木村多江と、演技派女優が顔をそろえた。

 高級マンションの最上階に住む直子は、看護師仲間だったほかの3人の弱みを握って服従させ、犯罪の道へ引き込んでいく。寺島は「こういうことが実際にあったんだ、と信じられなかったです」と驚き、坂井は「ふとしたことでボタンをかけ違えてしまった登場人物たちの人間ドラマ」と評した。木村は「直子に洗脳されていく怖さとともに、人間は愚かで滑稽な生き物なんだ、という部分を感じてほしい」と呼び掛ける。

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