韓国政府 小中高生に対する慰安婦教育を強化
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が小中高生に対する旧日本軍慰安婦関連の教育を強化する。
教育部は13日、国会東北アジア歴史歪曲(わいきょく)対策特別委員会の全体会議で、慰安婦教育関連の現況と推進課題を報告した。同部によると、現在、小学校の社会と中学校の歴史の教科書に慰安婦関連の記述はない。高校の日本史と世界史には慰安婦に関する内容があるものの、包括的な内容にとどまり十分とはいえない。
そのため教育部は、現在開発中の文系・理系の統合型教育課程で、日本による過去の侵奪過程の内容に慰安婦の人権問題を明記させることにした。
2015年度の韓国史教科書の執筆基準でも、慰安婦に関する内容を詳細に記述するよう指針をまとめる。中高校の教科書では「強制連行」や「女性の人権じゅうりん」など、より明確な表現を用いさせることにした。
また、小中高向けにそれぞれ動画やパワーポイントなどの授業用資料や教師用教材などを開発し、3月までに配布を終える計画だ。
関連記事
- 韓国知事 安倍首相と会談=慰安婦問題で前向き姿勢促す02-10 18:38
- 韓国次官が慰安婦被害者施設訪問 「問題解決へ努力」02-06 17:27
- 韓国外交部次官 6日に慰安婦被害者施設訪問02-04 18:18
- 慰安婦問題 韓日大学生の認識に大きな隔たり02-04 11:51