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出典:言語復原史学会・加治木義博(歴史言語学者)
JINMU:ジンム・プロブレム
KKロングセラーズ<ムック>の本
【真説】日本誕生:虚構の大化改新と日本(やまと)政権誕生:37〜39頁
では本題である大化改新の部分は、
天武天皇当時からみれば現代なのだから、それを体験した倭人は大量にいる。
その生々しい事件を記録したのだから、ウソは全然ないのだろうか?
そうではない。
なぜならその部分こそ、
天武が最も書きたかったところ、
というより「書かなければならなかったところ」だからだ。
もしその事件が『日本書紀』を読んでうける
過去の印象のような小クーデターだったのなら、
いくら天武が逆賊であっても、
歴史を全部書き変えるなどという面倒な大仕事に手をつける必要はなかった。
なぜなら当時は、
それはありふれた出来事で、
中国の歴代政権に起こつた裏切りと流血の革命動乱に比べれば
「お上品」だといってもいいほどのものだからである。
しかし、事実は倭国とは統一日本の別名ではなく、
大化改新までは倭国は五彩圏連邦の一員に過ぎなかった。
それが革命後その五彩圏が崩壊して統一国家・日本が誕生した。
この新しい発見を知っていると、
大化改新とは最初に申しあげたように、
とても倭国内だけのクーデターではありえない。
それは連邦内部とはいえ別の信仰をもった国民で構成されている、
別の国による侵略であり、占領合併でなければならない。
それは『旧唐書』が
「日本はもとは小国だが、倭国の地を併合した」と
書き加えていることでもよくわかることである。
それなのに、『日本書紀』は、
倭国の皇子が専横な倭国の大臣を殺して倭国の政治を正した事件だった、としている。
その通りだったとすれば、
倭国の政治はそれで良くなったはずで、
栄えこそすれ、消滅して別の日本国などになってしまうはずがない。
ましてや『旧唐書』が「日本はもと小国」などと書くはずがない。
同じ国だったのなら、ただ「倭国が日本と改名した」だけでいいのである。
天武天皇と持統・元明両女帝は、大化改新の真相を絶対に書き残したくなかった。
なぜ、そんなにも真実を隠したかったのか?
それは事件が単なる暗殺でも、
やり方が非道だという程度のものでもなかったためである。
それだけでなくさらに、天武天皇なきあとの事実上の日本の支配者だった
持統・元明両女帝が天智天皇の娘であった、という特殊な事情がある。
それがさらにこの間題を複雑にし、
真相をわからなくさせた強力な原動力でもあったのである。
大化改新は、天武天皇一族が『日本書紀』を企画した原点であった。
この意味で『日本書紀』は大化改新を書くために生まれたといっていい。
人々が25年の歳月をかけて、史料を集め、難解な文字を解読し、
政治的要求を計算してフィクションを挟みながら、
知恵をしぼってまとめあげた神代紀からの長い記事も、
そのすべてがこの大化改新の真相を隠すための伏線であった。
大化改新こそ『日本書紀』全体の、
文字どおりのクライマックスだったのである。
当然全力をあげて、大化の真相を隠すことに、あらん限りの知恵がそそがれている。
それだからこそ不合理に満ちていながら、容易に正体が暴露されることなく、
1300年もの長い間、人々に疑いをいだかせなかったのである。
だがそれが作りものだったことは、これまで挙げた証拠だけでも、もう疑いの余地はない。
しかし事件後75年経って編集を終えた『日本書紀』に、
まるっきりのウソを書くわけにもいかなかった。
それは天皇自身がそんなに重視した程にショッキングな大事件だっただけに、
国民の多くもまたそれをよく知っていて、時が経っても容易に忘れなかったからである。
だから、登場者の名や立場は、本物が使ってある。
すくなくとも国民がもっている知識と食い違わない程度の真実性は残してある。
それによると犠牲者は「蘇我氏」だ。
彼らは舒明・皇極天皇に仕えた大臣の一族ということになっているが、
倭国には男王の舒明天皇がいるはずがない。
とすれば蘇我氏とは一体、何者だったのであろう。
それからみていこう。
《巧妙に隠された大化改新の真相》
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「画像」
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《ありえない継体−欽明の親子関係》
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「画像」
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《虚構の大化改新と日本(やまと)政権誕生》
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コメント(3)
お早う御座居ます。お久し振りです。御元気でご活躍の事とお慶び申し上げます。
本日の論考では「大化の改新」の実相は我々が教科書で習ったものとは全く異なるもので有る様で
すね。私らが習い知った後の天智天皇(ナカノオオエノオウジ)が専横を極めた蘇我入鹿を討ったクーデターと記憶
して居ましたが、真相はかなり違うものなのです
ね。勉強に成りました。有難う御座居ました。
ところで、最近、箸墓古墳が話題に成って居りま
すね。御稜の主が卑弥呼なのか、誰なのか。
倭迹迹日百襲姫は如何なんでせふか・・・・・。
2013/3/10(日) 午前 9:02 <<コメントに返信する
この論考を転載させて頂きたく思ひます。
宜しくお願ひ申し上げます。ナイスポチです。
2013/3/10(日) 午前 9:05 <<コメントに返信する
箸墓古墳とは(シリーズ番号)
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sk=0&sv=%C8%A4%CA%E8%B8%C5%CA%AF&p=2
上記のシリーズで閲覧ください。
箸墓古墳は長谷=百済王の墓
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/33785955.html
2013/3/10(日) 午前 9:21 [ mat**aneh*ra ] <<コメントに返信する