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生保各社に外国国債の運用増やす動き
2月14日 4時18分

生保各社に外国国債の運用増やす動き
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日銀の金融緩和を背景にした低金利が続くなか、多額の資金を運用する大手生命保険会社の間では、運用で得られる利益を少しでも増やそうと、日本に比べれば利回りの高い外国の国債などへの投資を増やす動きが一段と強まっています。

「日本生命」、「第一生命」、「明治安田生命」、それに「住友生命」の大手生保4社の発表によりますと、去年末時点での日本の国債や社債の保有額は4社合わせて66兆5000億円余りで、去年4月からの9か月間で2000億円余り増えました。
一方、外国の国債や社債の保有額は、合わせて27兆1000億円余りで、9か月間で3兆6000億円余りの大幅な増加となりました。
これは、日銀の大規模な金融緩和を背景に国内で低金利が続いていることから、各社とも、運用実績を少しでも上げるため、日本に比べれば利回りの高い外国の国債などへの投資を増やしているためです。
生命保険会社の間では、低金利で利回りの確保が難しいことなどを背景に一部の貯蓄性の保険の販売を取りやめる動きも出ていて、運用実績をどう高めるかが各社にとって難しい課題になっています。

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