バレンタインデーには愛する人に金を贈ろう-米需要が増加
(ブルームバーグ):投資家の金への愛情は冷めたのかもしれない。しかし、米国では景気回復の影響で14日のバレンタインデーに向けた宝飾品売上高が少なくとも5年ぶりの高水準に達する勢いだ。
昨年12月に昇給したロバート・ハラビさんは自信に満ち、バレンタインデーに2人の女性にプレゼントするため宝飾品を購入することを計画している。
「ここ数年ずっと母親のためにしか購入していなかった。今は恋人のために何か買おうと思える。景気改善について報じたニュースばかり目にしていたが、それがようやく自分の人生に反映されるようになった」。ニューヨーク市にある百貨店メーシーズの旗艦店で10日夕方、金のネックレスとイヤリングを見て回っていた不動産ブローカーのハラビさん(26)はそう語る。
米国では失業率 が低下し、消費者は燃料値下がりの恩恵を受けている。業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が12日発表したデータによれば、金価格が下落したこともあり2014年の金宝飾品の需要は5年ぶりの高水準に達した。
原題:Gold Is Back! At Least for Valentine’s Day Romance: Commodities(抜粋)
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更新日時: 2015/02/13 10:24 JSTニュース一覧
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