最新放送機器を紹介「ＮＨＫ番組技術展」

2月9日 13時36分

最新の放送機器や緊急報道に役立つ技術などを紹介する「ＮＨＫ番組技術展」が東京・渋谷のＮＨＫ放送センターで始まりました。

会場にはＮＨＫの全国各地の放送現場などで考案された最新の放送機器など２８点が展示されています。
このうち、高性能の４Ｋカメラを搭載した無人飛行機は活発な噴火活動が続く小笠原諸島の西之島の撮影に使われています。
ＧＰＳ信号を使って２６０キロの距離を自動飛行できます。
また、卓球のボールのように速く動く被写体を常に画面中央に捉えて撮影するシステムは、動くボールの回転など、これまで見えなかった映像を高画質で見ることができ、将来、オリンピックなどスポーツ中継に使うことを検討しています。
このほか、会場には夜間などで撮影できる遠赤外線を使ったカメラなども展示されています。
「ＮＨＫ番組技術展」は東京・渋谷のＮＨＫ放送センターで１１日まで開かれています。