ニュース詳細
首相 国連防災会議で防災・減災を世界に2月9日 14時24分
K10053245211_1502091443_1502091447.mp4
安倍総理大臣は、国連で防災部門を担当するワルストロム国連事務総長特別代表と総理大臣官邸で会談し、来月、仙台市で開かれる国連防災世界会議で防災・減災の重要性を世界に発信し、国際的な防災への協力を強化していくことで一致しました。
この中で、安倍総理大臣は、来月、仙台市で開かれる国連防災世界会議について、「3回目の日本での開催となるが、今までのわれわれの被災経験を生かし、防災・減災の重要性を世界に発信できる大会にしたい」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は、「会場となる仙台自体が先の東日本大震災の被災地であり、被災地から復興ぶりを発信していく機会にもしていきたい」と述べました。
これに対し、ワルストロム特別代表は、「この会議に対する世界の関心は非常に高く、6000人から8000人の方々が世界中から参加する見通しだ。日本政府が、防災の分野で引き続きリーダーシップを発揮することを期待している」と述べ、会議を通じて国際的な防災への協力を強化していくことで一致しました。
このあと、安倍総理大臣は宮城県の村井知事らと会談し、「国連防災世界会議については、世界を回って外交するなかで、ぜひ参加をしてほしいと各国に呼びかけてきた。いろいろな機会を捉えて、世界に復興の姿を発信していくのは大事だ」と述べ、国連防災世界会議に出席する意向を明らかにしました。