トップページBusinessニュースタイ暫定首相 経団連と経済協力で一致
ニュース詳細

タイ暫定首相 経団連と経済協力で一致
2月9日 13時06分

タイ暫定首相 経団連と経済協力で一致
K10053227511_1502091310_1502091313.mp4

来日しているタイのプラユット暫定首相は経団連の榊原会長と会談し、タイで計画されている鉄道などのインフラ整備に向けて協力することで一致しました。

タイのプラユット暫定首相は、去年、軍によるクーデターのあと暫定政権を発足させ、就任後初めて8日から日本を訪れていて、9日、経団連の榊原会長と会談しました。タイは、バンコクを中心とする地域に新たな鉄道やミャンマー南部に大規模な工業団地や港湾施設の建設を計画していて、榊原会長は「タイには日系企業がおよそ4000社進出し、経済発展に貢献している。日本の経済界としては、タイの一層の経済発展のために鉄道や港湾を含めたインフラ整備に協力していきたい」と述べました。これに対し、プラユット暫定首相は、「タイは今後予定されている議会選挙を通じて政治の安定化を図ることに、理解を深めてもらいたい。鉄道建設に向けても日本からの協力を期待している」と述べ、タイのインフラ整備に向けて協力することで一致しました。
プラユット暫定首相は9日夕方、安倍総理大臣と会談し、経済分野での連携強化などについて意見を交わす見通しです。

関連ニュース

このページの先頭へ