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ドバイで世界最大規模の食品見本市2月9日 4時13分
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経済成長と人口の増加が続く中東・アラブ首長国連邦のドバイで、世界最大規模の食品の見本市が始まり、各国企業に交じって日本の企業も参加して海産物や果物などを売り込んでいます。
中東最大の商業都市ドバイで8日から始まった見本市には世界120の国や地域から4800を超える企業が参加し、食品の見本市としては世界最大の規模だということです。
日本企業も専用のパビリオンを設けて合わせて24社が海産物や果物、和牛やお菓子などを出品しています。
JETRO=日本貿易振興機構によりますと、日本から参加した企業は去年よりも増えていて、渡邊全佳ドバイ事務所長は「中東、アフリカで市場が拡大し、日本企業の間ではドバイをビジネスの拠点にしたいという認識が広まっている。中東はテロのニュースが多いが、各国企業の進出競争はしれつだ」と話していました。
参加した大阪の水産会社は高知県のハマチや静岡県のキンメダイを空輸して展示し、日本の新鮮な海産物のよさをアピールしていました。
この会社の林律子部長は、「テロのことも心配したが、来てみるとドバイの町は活気があり、こういうところで販路を拡大してみたい」と話していました。
見本市は今月12日までで、期間中8万人を超える来場者が見込まれています。